美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

5歳で迷子になった青年が

2017年03月31日 07時02分31秒 | 姿勢&見た目
夕方から冷たい雨となる今年度最終日、島岡美延です。
プレミアムフライデーですが、お花見予定の皆さん、気をつけて。
自分が意図せず、人生が変わってしまったら…。
ある男性の“奇跡のニュース”が2012年、世界に報じられました。
映画『ライオン 25年目のただいま(4月7日公開)』をご紹介します。
インドで生まれ、5歳の時、間違って乗り込んだ列車で遠い街へ運ばれて、故郷に帰れなくなった過去を持つ、サルー(デヴ・パデル)。
スラム街でなんとか生き抜き、施設を経て、オーストラリアの家族の養子になったのだ。
養母(ニコール・キッドマン)たちと幸せな日々を送るも、インドの家族への想いが募るようになる。
“Google Earth”を使って、家を探すことを思いつくが、インドは広い。
手掛かりは、5歳の夜に見上げた、わずかな風景の記憶のみ…。
圧巻の実話、現代と過去がスリリングに構成された見事な脚本。
オーディションで発掘された、5歳のサルーを演じた子どもの目、素晴らしいです。
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主人公は“あなた”という映画

2017年03月30日 06時50分33秒 | 姿勢&見た目
三月も終わるのに“一分咲き”以上の桜を見ていません、島岡美延です。
世の中の様々な出来事は、ほとんどの人には“他人事”。
テレビカメラに追われる“当事者”になることはまずない…。
では、映画の主人公になるのは!?
映画『ハードコア(4月1日公開)』をご紹介します。
キャッチコピーは「映画は“観る”から“同期(シンクロ)”する時代へ」。
つまり、この映画、戦うことを余儀なくされるのは“あなた”。
すべて、あなたの視点でアクション映画が進んでいくのです。
物語は、あなたが目覚めるところから始まります。
正確にいうと、一度、絶命したあなたが、サイボーグ化された、その身体能力を使って、誘拐された妻(と思われる、美女の研究者)を取り戻すため、戦う…!
まるでゲームの世界に放り込まれる感覚。
パンクバンドを率いるイリヤ・ナイシュラーが撮影・監督した全編“一人称視点”のミュージックビデオの動画が1.2億回以上再生された、というのがそもそもの始まり。
さあ、戦闘開始です。

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父親が森で育てた子どもたちと

2017年03月29日 06時57分14秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
一昨日の雪崩の様子が徐々に判明、島岡美延です。
気丈に取材を受けるご家族の姿がやりきれません。
栃木県内有数の進学校の山岳部員は、みな希望の星で、素晴らしい親子関係、友人関係が、まだまだずっと続くはずでした。
同級生の「これからも会えると思っていた」との言葉に胸がつまります。
そう、誰だって“今日が最後”なんて思っていません。
映画『はじまりへの旅(4月1日公開)』をご紹介します。
風変わりな家族の物語は、全米わずか4館で公開、口コミで広がり、600館、4ヶ月のロングランに!
父親ベン(ヴィゴ・モーテンセン)の独特な教育方針のもと、アメリカ北西部の森の奥で暮らす6人の子どもたち。
現代社会に触れず、狩りを含む訓練や難しい本による教育で、体力・知性は驚異的。
しかしある日、入院していた母レスリーが亡くなる。
レスリーの実家からは疎まれていたベンだったが、子どもたちのため、葬儀に出席することを決意。
世間知らずの一家、ニューメキシコへ2400キロの旅が始まる…!

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人工生命体の可能性

2017年03月28日 07時16分49秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
気温は上がって、桜の開花も進むかしら、島岡美延です。
今日は、作品ご紹介の前に、一つ訂正を。
25日のブログでご紹介した映画『光をくれた人』ですが、3月31日公開予定が5月に延期になったことがわかりました。
公式サイトに変更とお詫びの告知がありましたので、詳しくはそちらをご覧ください。
私も公開日変更に気づかずご紹介してしまい、申し訳ありませんでした。
では、久しぶりにソフトのご紹介です。
日本未公開だった映画『モーガン プロトタイプL-9』のBlu-ray、DVDがまもなく発売予定。
遺伝子操作によって生み出された人工生命体の試作品、モーガン。
誕生から5年、見た目と知能は若い女性。そのモーガンがある日、研究者に襲い掛かる。
本社からやってきた危機管理担当者がモーガンと対峙することになり…。
この無垢な少女のようなモーガン役、アニヤ・テイラー=ジョイにご注目を。
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督の5月公開最新作『スプリット』のヒロインです。

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超大作、チェコ国外で世界初公開

2017年03月27日 07時31分13秒 | 日記、その他
今日の寒さを乗り越えれば、お花見シーズン、島岡美延です。
国立新美術館周辺の桜もつぼみでしたが、『ミュシャ展(6/5まで)』へ。
ミュシャといえば、花々に囲まれた美しい女性のポスター、のイメージ。
ただ今回の最大の目玉は、チェコ以外で初めて一挙公開された超大作「スラブ叙事詩」全20点!
展示室の中は、体験したことのない空間。
最初の部屋の四面の壁に、まず7点。そのうち3点が、610㌢×810㌢で壁一面ずつ。
ヨーロッパが抱える複雑な民族事情、そのスラブ民族の苦難と栄光の歴史。
50歳で母国に戻ったミュシャが、約16年かけたプロジェクト。
第二次大戦中の1939年に亡くなり、この巨大な作品は、長い間、人目にふれることもなかったそう。
本当に、よくぞ東京にきてくれました…。
お馴染みのパリ時代のポスターも、貴重な作品が展示されています。
なお、国立新美術館では『草間彌生 わが永遠の魂』も開催中で、チケット売り場は行列!
事前入手の上、お出かけになることをお勧めします。
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月明かりに輝いたのは

2017年03月26日 06時35分09秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
箱根で雪景色のよう、島岡美延です。
桜、雪、満月、という奇跡の光景に出会うこともある季節。
今年の米アカデミー賞では、最後の作品賞で、まさかの奇蹟?
“こちらが本当”と発表されたのが…。
映画『ムーンライト(31日公開)』をご紹介します。
昨年のアカデミー賞の反動、トランプ政権への対抗、ではないでしょうが、黒人のバリー・ジェンキンス監督・脚本で、出演者全員が黒人。
主人公の小学校・高校・大人、それぞれの時代を3人の役者が演じます。
内気な性格で、“オカマ”と学校でいじめられるシャロン。
ある日、麻薬ディーラーのフアン(マハーシャラ・アリ=アカデミー賞助演男優賞)と出会い、彼を父親代わりのように感じ始める。
犯罪も日常茶飯事の街で、母親は相変わらず、麻薬中毒。
高校生になったシャロンは、幼なじみのケヴィンと月明かりが輝く浜辺で、お互いの心に触れ合う。
そしてある事件を経て、大人になって再会したのは…。
静かな余韻に浸って、自分の心に問いかけたくなる作品です。

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この夫婦が育てた子どもは

2017年03月25日 06時54分44秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
開花はあまり進まず、島岡美延です。
昨日は強い北風の中、わずか2,3輪咲いていた桜を見つけました。
どんなに強い風がふこうと、夫が妻を守るために下した決断は…。
映画『光をくれた人(31日公開)』をご紹介します。
ラブストーリーの傑作『ブルー・バレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が、ベストセラー小説『海を照らす光』を自ら望んで映画化。
孤島で暮らす二人を演じるのは、マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデル。
戦争から戻ったトムは、オーストラリアの孤島で灯台守となる。
前向きで美しいイザベルと出会い、手紙で想いを伝え合い、結婚する二人。
幸せに暮らすも、度重なる流産…。
ある日、島にボートが流れ着き、中には男性の遺体と泣き叫ぶ赤ん坊。
娘として育てたいという妻、それが過ちだと思いつつ、受け入れる夫。
4年後、愛らしい娘と幸せの絶頂にいた家族は、偶然、娘の本当の母ハナ(レイチェル・ワイズ)と出会ってしまう…。
この夫婦が歩んだ道、涙が止まりません。
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“JFK”が伝説になったのは

2017年03月24日 07時18分59秒 | 姿勢&見た目
これが解明の始まりになるのか、島岡美延です。
一方から聞くだけでは不公平…、子どものけんかから、贈収賄事件まで、ごく当然の話。
首相夫人とは、ただの“○○さんの奥さん”とは比べ物にならない名前であることは確か。
歴代アメリカ大統領夫人の中でも、彼女の存在を強く記憶している人は多いでしょう。
映画『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(31日公開)』をご紹介します。
1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺。
あの日、何があったのか。
ジャクリーン・ケネディが乗り移ったかのような最高の演技を見せたのは、ナタリー・ポートマン。
アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた『ブラック・スワン』を超えたといってもいいと感じました。
暗殺直後から、法にのっとり、次の大統領が着任する…。
その最中に、妻が考えたのは“どうしたら、夫の名が後世まで語り継がれるか”。
葬儀までの4日間、ファーストレディの真実。
あの葬儀がなければ、キャロライン駐日大使はなかったかも。
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今こそ、30年前の作品の輝き

2017年03月23日 07時16分13秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
決勝はアメリカの初優勝を応援…、島岡美延です。
“ここぞ”という、差だったのかも。
今日は証人喚問、果たして何が飛び出すか、国会議員の“質問力”にも注目したいです。
1988年、いわゆる「リクルート事件」が世間を騒がせていた時代に劇場公開された作品が、今、注目を集めています。
映画『ゴンドラ』をご紹介します。
伊藤智生監督が先日のラジオに登場。
フィルムからリマスター版を作り、記念上映するつもりが、今年1月の劇場公開が連日のヒット。
25日からさらに公開されることに。
「28年前に何回も劇場で見た、というお客さんが来てくれた」など、様々なお話を伺いました。
物語は、青森出身の若者が都会の高層ビルで“ゴンドラ”に乗って窓ふきの仕事をしていて、ある時、部屋の中の11歳の孤独な少女と出会う、というもの。
会話の少ない二人、だからこそ、そこに絆が生まれます。
“映像で伝えたい”とこだわる監督。
水やガラス越しの光、色、表情…、それが雄弁に心に訴えかけてきます。


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浅見光彦シリーズ、完結へ

2017年03月22日 07時30分56秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日、東京で桜開花宣言、島岡美延です。
今年の桜はゆっくり、楽しめるでしょう。
作家の内田康夫氏が“休筆宣言”をしたというニュースを見ました。
82歳の内田さん、2015年夏に脳梗塞になり、小説の執筆が難しくなったとのこと。
新聞連載中だった「浅見光彦シリーズ」の最新小説『孤道』を未完のまま刊行し、続編を公募して完結することになったそうです。
私もシリーズのファンで、どれだけたくさん読んだことか。
また、テレビの浅見光彦、といえば、あなたにとって誰ですか?
2007年に、シリーズの中でも初期の名作『天河伝説殺人事件』の朗読劇が行われ、私もその舞台上に!
1991年の映画版光彦役だった榎木孝明氏、当時のフジテレビシリーズ光彦役だった中村俊介氏、そして内田康夫氏、三人のトークショーの司会をしたのです(DVDで発売)。
何を聞いてもいいという内田さんの笑顔が、懐かしい思い出。
プロットも作らず、どんどん物語が出てくるという、驚きの執筆術も脳梗塞には勝てなかった…、残念です。
コメント (2)
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