美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

30代独身女子の日々

2013年02月28日 06時48分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
2月の終わりは一気に暖かい日になりそう、島岡美延です。
やわらかい風を感じるような映画『すーちゃん まいちゃん さわ子さん(3月2日公開)』をご紹介します。
恋多き女や、闘う女、感情むき出しの表現すら得意にする3人の女優が演じた「悩み多き30代のこまごまとした日々」とは!?
原作は、益田ミリの漫画『すーちゃん』シリーズ。
すーちゃん(柴咲コウ)、34歳独身。カフェ店員で恋人いない歴5年。職場のマネージャー(井浦新)に片思い。ひとりぼっちの将来に不安を感じている。
まいちゃん(真木よう子)、34歳独身。OA機器メーカーの営業。上司のセクハラ、不倫、ストレス蓄積中。
さわ子さん(寺島しのぶ)、39歳独身。自宅でWEBデザイナーの仕事。女三世代で同居、祖母を介護。結婚願望あれど、母たちのことを考えると踏み出せない。
3人は10年来の友人。一緒に泣いたり、笑ったり。それでもお互いに打ち明けられない悩みもある・・・。
「ちょこっと」の幸せがあれば、明日もなんとか歩いていけそう!

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重荷を下ろしたい人

2013年02月27日 07時21分51秒 | 姿勢&見た目
雨は上がりそう、島岡美延です。空気への潤いは嬉しいですね。
明日で2月も終わり。
その区切りで、ローマ法王ベネディクト16世が退位します。自発的な退位は1294年以来! この決断に至るまで、どれほどの重圧があったことか。
ペースメーカーをつけた心臓は、教会の内外の問題で、ぎりぎりだったことでしょう。
次の法王は、また「コンクラーベ」で選ばれます。3分の2を超す得票者が出るまで投票が繰り返される・・・。
その様子をハートフル・コメディタッチで描いた映画『ローマ法王の休日』は、昨年夏に公開され、DVDが発売中です。
「神様、どうか、選ばれませんように」と祈っていたのに、選ばれてしまった新法王。なんと、大観衆を前にした就任演説直前で、ローマの街に逃げ出してしまう。
人々との触れ合いを経て、ヴァチカンに戻った法王だったが・・・!
今、その肩にのしかかっている「重荷」を下ろしたい人、下ろせない人に、あらためて見て欲しいような作品。
「ひと息つく」時間、自分で作りませんか?

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高度3万フィートで何が

2013年02月26日 06時53分52秒 | 姿勢&見た目
寒さは今日で一区切りかしら、島岡美延です。
昨日発表になった米アカデミー賞で、3度目の受賞はなりませんでしたが、デンゼル・ワシントン、やはりこの人は、どこまでも魅力にあふれています。
映画『フライト(3月1日公開)』をご紹介します。『フォレスト・ガンプ/一期一会』などのロバート・ゼメキス監督、12年ぶりの実写作品。
マイアミ発アトランタ行きの飛行機が急降下、ウィトカー機長(デンゼル)は、信じられないような操縦術で、草原への不時着に成功し、多くの乗客の命を救う。
まさに奇跡の着陸。彼は、一躍、時の人として押し上げられる。
ところが、調査委員会で、ある疑惑が浮上する。彼の血液中からアルコールが検出されたのだ。
ヒーローは、一夜にして地に堕ちた。
マスコミの前に姿を現さないウィトカー。彼は犯罪者なのか。
公聴会の日、高度3万メートルの上空で、一体何が起きていたのか。すべてが白日の下にさらされる瞬間がやってきた・・・。
スリリングな展開、人間の強さと弱さ。物語の行方を見届けて下さい!
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見納めの映画館の奇跡

2013年02月25日 05時58分14秒 | 姿勢&見た目
まもなく米アカデミー賞の発表、島岡美延です。
そんな日にご紹介するのは映画『インターミッション』。見たこともない、奇跡のような作品!
耐震性の問題から、3月31日で半世紀以上の歴史に幕を閉じる銀座シネパトスで、一昨日から上映中。
撮影もそこが舞台となりました。
数多のCMを製作し、映画評論家、映画コンクール審査員としても活躍する樋口尚文氏の監督デビュー作。
自主映画コンテストに入賞した高校生は、テレビで大島渚監督と対談。作品を絶賛されて以来のご縁だったと、先日、ラジオに出演した樋口監督は思い出を語ってくれました。
「インターミッション」とは、大作映画の途中の休憩時間。
少し明るくなった客席で、交わされる会話。いくつもの映画のタイトルをはさんで、様々な人物が登場します。
映画館支配人役に秋吉久美子。そのダンナに染谷将太。
25年ぶりに映画出演の小山明子。香川京子は「本人役」で出演し、黒澤監督の思い出など語ります。
ドキュメンタリーのような、夢のような。
「映画って何でもあり」なんです!
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「ジゼル」の世界に酔う

2013年02月24日 07時21分53秒 | バレエ
快晴の日曜日、東京マラソンに知人が出場、島岡美延です。
新国立劇場でバレエ『ジゼル』を観てきました。
主演3組のうち、イングリッシュ・ナショナル・バレエのプリンシパルがゲストの日で、「新星発見!」という驚きと、感動に満ちたステージ。
心臓が弱くても踊りが大好きなジゼル。その可憐さを登場した瞬間から見せたダリア・クリメントヴァ。
アルベルトは、ワディム・ムンタギロフ。彼は、入団したての19歳だった2009年のバレエ団公演で、主役に抜擢されました。
その際、相手役の女性が病気降板で、急遽、看板ダンサーのダリアと組むという、世代を超えた『ジゼル』が実現。
これが大喝采、彼は一気にスターの道へ。
2006年のローザンヌ国際バレエコンクールで入賞し、英国ロイヤル・バレエ学校に招かれたバレエ人生。今年はアメリカン・バレエ・シアターにゲスト出演も!
まだ可愛さの残る顔で長身。ぶれることのない回転技。王子役もぜひ見たい!
もちろん、一糸乱れぬウィリたち、堀口純のミルタも素晴らしく、大満足の夜でした。
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のれんの向こう側では

2013年02月23日 07時47分40秒 | 姿勢&見た目
記録的な積雪のニュースが続いていますね、島岡美延です。「まだ寒い」なんて言っては申し訳ないかも。
さて、本日公開の映画『TOKYO てやんでぃ』をご紹介します。初回上映後の舞台挨拶も。
先日、神田裕司監督がラジオに出演。映画『下妻物語』『姑獲鳥の夏』などの企画、プロデュースをつとめ、今回、監督デビュー。
とにかく映画を語ったら、めちゃくちゃアツい江戸っ子。
目をつけたのが「寄席の楽屋」。春風亭昇太の新作落語を原案にした舞台『悲しみにてやんでい』の映画化です。
入門から9年5ヶ月たってなお前座の立花亭ピカッチ(ノゾエ征爾=2012岸田國士戯曲賞)。日々、楽屋を仕切ることに奮闘している。
出番が迫っても楽屋入りしない人が・・・、高座に穴が開きそうで、楽屋内は大混乱。女性誌の記者(南沢奈央)や予想外の来訪者まで入り乱れ、さあ、どうなる?
安達祐実は女席亭、小松政夫、ラサール石井、でんでん、真野響子らは、寄席の出演者。
私たちが覗くことのできない「のれんの内側」って、ホントにこんな感じ!?
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彼が近くにいてくれたら

2013年02月22日 07時12分08秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今日も冬晴れのような冷たさ、島岡美延です。
心が温かになる物語もこの季節には必要。映画『横道世之介(23日公開)』をご紹介します。
『パレード』『悪人』などの吉田修一の原作。不器用な男のまっすぐな生き方が、なんとも愛おしい。監督は『南極料理人』『キツツキと雨』などの沖田修一。
長崎県の港町で生まれた横道世之介(高良健吾)は、大学進学で上京したばかりの18歳。
嫌味のない図々しさ、頼み事を断れない人の良さ、どこか不思議な言動で、人を惹きつけるのだ。
ひょんなことで入ったサークルでの人間関係、お嬢様育ちのガールフレンド・与謝野祥子(吉高由里子)との交際。
損得勘定などない世之介のふるまいが、周囲に風を起こしていく。
物語は、「それから16年」たった時間と、行き来するように描かれています。
愛しいあの日々、優しい記憶の数々が、鮮やかにそれぞれの心に響きだす・・・。
「青春」という言葉が、あなたの胸にも迫ってくるはず。
大学1年という「大人への日々」、思い出してみませんか?
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その人が書いた「書」は

2013年02月21日 06時47分32秒 | 日記、その他
梅も咲くのをためらう寒さ、島岡美延です。
東京国立博物館平成館の特別展『書聖 王義之(3月3日まで)』に出かけました。
中国4世紀の東晋時代に活躍した王義之(おうぎし)。従来の書法を飛躍的に高め、没後も歴代の皇帝に愛好されました。
「書聖」と呼ばれ、書道を志す者なら、必ず聞く名前。しかし、王義之の「真蹟」は、一つも残されていない! 
唐の太宗皇帝は、全国に散在する王義之の書を収集し、宮中に秘蔵し、精巧な複製を作らせた・・・。「模本」の製法にも驚きます。
楷書、行書、草書の美しさに目をこらしました。
そして、最高傑作と言われる「蘭亭序」。「拓本」の過程で、少しずつ変化した様々な「蘭亭序」が集められていて壮観!
書道に励んでいた10代の頃を思い出しました。難しいと思いながら「蘭亭序」「集王聖教序」を手本に練習したことも。
グッズ売り場では、筆10本まとめ売り(超お買い得!)があって、久しく筆を持っていないけど、「欲しい」と思ったりして。
墨で書いた文字は、まさに、時空を超えます。
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これが「芝居」ってもの!

2013年02月20日 07時28分32秒 | 姿勢&見た目
昨日の寒さは本当に堪えました、島岡美延です。
雪はやみ、北風吹きつける錦糸町、スカイツリーを見上げる場所へ、『幻冬舎Presents つか版・忠臣蔵 スカイツリー篇Returns(3月3日まで)』を観にいきました。
その劇場、すみだパークスタジオ倉を駆け回った劇団扉座の躍動感、最高です。
作・演出の横内謙介氏が、つかこうへい氏への追悼として、去年上演した舞台を観た、幻冬舎社長、見城徹氏があまりに感動。「再演の際は、手伝わせて欲しい」と申し出て、今回、扉座の公演に「冠」がついたそう。
「歴史的快挙の舞台を多くの人に見てほしい」と、チケット代、安くなっています!
曽根崎心中は、近松門左衛門が芝居を当てるために「仕掛けた事件」、そして忠臣蔵の仇討ちは、近松に傾倒した宝井其角が、「筋書きを作って」赤穂浪士をそそのかした、というのが『つか版・忠臣蔵』。
これに「江戸に出来た空の木」も視点もからめて、なんとも「アツい芝居」ができました。演劇、じゃなく「芝居」!
お腹に響く、音楽とセリフが気持ちいい!
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世界最後の桃源郷へ

2013年02月19日 07時14分13秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
雪がちらつきそう、島岡美延です。
年を重ねると、人生を左右する出会いなんてもうない、と決め付けていませんか? 
ある出会いから「桃源郷」を目指す、大人のための素敵な寓話、映画『草原の椅子(23日公開)』をご紹介します。
バツイチで年頃の娘と二人暮らしの遠間憲太郎(佐藤浩市)に、50を過ぎてから三つの運命的な出会いが。
取引先の社長・富樫(西村雅彦)に「親友になってくれ」と頼まれる。
偶然に見かけた、素敵な女性・貴志子(吉瀬美智子)の雰囲気に惹かれ、彼女の店に通い始める。
さらに、憲太郎の娘が、親に見放された幼子、圭輔と関わりを持ったことから、その子の面倒を見るようになる。
憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごす仲に。
心に傷を抱えた大人たちと、幼くして深く傷ついてしまった少年。
ある日、4人は「世界最後の桃源郷」へ旅立つ・・・。
パキスタン・フンザでの日本映画初の本格的な長期ロケ。山岳地帯と砂漠が織り成す不思議な光景。
何かが変わる旅へ、あなたもぜひ。
コメント (2)
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