昨日は東北新幹線の停電で大混乱、島岡美延です。
人間が作ったものは修理も必要だし、自然は抑え込めない…。
ドキュメンタリー映画『赤浜ロックンロール(5月2日公開)』をご紹介します。
先日のラジオに、小西晴子監督が登場。
最大22㍍の津波と火災で、町の85%が喪失した岩手県大槌町に、2011年の夏頃、ボランティアに行った小西監督。
映画の登場人物は、誰もが家族を亡くしていて、放送局で働く彼女も、三回忌を過ぎるまで、カメラを回せなかったそう。
国の「高さ14.5㍍の防波堤を作る」案に対し、“赤浜の復興を考える会”の川口会長は「人間が作ったものは壊れる」と拒否。
妻と孫を亡くした彼が「防災に強い町づくり、という言葉は嫌い。防災に強い子ども、人間を作らねば」と語る眼差しが印象的。
「自然をないがしろにして復興はない」というのは、若き漁協組合長・阿部さん。
復興の同情ではなく、海産物の確かさで買ってほしい、と。
国と町で生きる人との、深くて大きい感覚のズレ。知って下さい。
人間が作ったものは修理も必要だし、自然は抑え込めない…。
ドキュメンタリー映画『赤浜ロックンロール(5月2日公開)』をご紹介します。
先日のラジオに、小西晴子監督が登場。
最大22㍍の津波と火災で、町の85%が喪失した岩手県大槌町に、2011年の夏頃、ボランティアに行った小西監督。
映画の登場人物は、誰もが家族を亡くしていて、放送局で働く彼女も、三回忌を過ぎるまで、カメラを回せなかったそう。
国の「高さ14.5㍍の防波堤を作る」案に対し、“赤浜の復興を考える会”の川口会長は「人間が作ったものは壊れる」と拒否。
妻と孫を亡くした彼が「防災に強い町づくり、という言葉は嫌い。防災に強い子ども、人間を作らねば」と語る眼差しが印象的。
「自然をないがしろにして復興はない」というのは、若き漁協組合長・阿部さん。
復興の同情ではなく、海産物の確かさで買ってほしい、と。
国と町で生きる人との、深くて大きい感覚のズレ。知って下さい。