美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

情熱のドン・キホーテ

2013年06月30日 06時57分54秒 | バレエ
6月も最終日、島岡美延です。
2013年の上半期も、仕事とバレエの日々。
2月の発表会では、故障を押して出演した「ドン・キホーテ」。
昨日は、朝からレッスンを受け、新国立劇場へ。
発表会以来のプロの『ドン・キホーテ』鑑賞で、幕開きの音楽が鳴った瞬間、心も身体も踊る思いでした。
川村真樹のキトリは数年ぶり。前より艶やかな印象で、テクニックの安定感にもさらに磨きがかかった感じ。
95年にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。今、キャリア充実の時を迎えていることがよくわかります。
バジルは主役で踊るのを初めて見る厚地康雄。
スレンダー、長い手足でキレのある動き。華のある顔立ちで、茶目っ気たっぷりのバジル役にぴったり。
4組のキャストがあった中で、最も長身カップルだったかしら。日本人離れしたスケール感の大きな踊り、客席の興奮は本物でした。
初日の主役、米沢唯と福岡雄大で、踊り子とエスパーダを観られたのも嬉しかったし。
やはり、ドン・キは楽しい!
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25年、何もないわけがない

2013年06月29日 06時35分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
わりと過ごしやすい天気の週末、島岡美延です。
昨日の横浜は人が多いと思ったら、あちこちバーゲン初日。
景気回復の実感のほどは?
歌手生活○○周年、設立○○周年・・・、ふり返るとどんな日々かしら。
映画『25年目の弦楽四重奏(7月6日公開)』をご紹介します。
「フーガ弦楽四重奏団」結成25周年を目前にして、チェロのピーター(クリストファー・ウォーケン)が、突然の引退宣言。
パーキンソン病の告知に、動揺するメンバー。
天才肌の第1ヴァイオリン、ダニエル。第2ヴァイオリン、ロバート(フィリップ・シーモア・ホフマン)とヴィオラのジュリエットは夫婦。
最年長で父親的存在のピーターが、この「完璧な四角形」を支えていたのだ。
楽団の危機は、今まで抑えられていた様々なものを炙り出していく。
最後の舞台に選んだのは、ベートーヴェン弦楽四重奏第14番。
アタッカ(休みなく演奏し続ける)による7楽章。調弦する間もなく、狂っていく音程の中で演奏する、隠れた名曲。
「アタッカ」とは、人生そのもの!
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富士山をこんな角度で

2013年06月28日 06時35分07秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
ウィンブルドンが面白い、島岡美延です。
クルム伊達公子選手、3回戦はセンターコート?
富士山が世界文化遺産に登録され、この夏はどれほどの盛り上がりになるでしょう。
先日、「青木ヶ原」を取り上げている番組があり、その特異性に驚きながら見入ってしまいました。
実話から生まれた、映画『樹海のふたり(7月6日公開)』をご紹介します。
初主演を務めたのは、お笑いコンビ「インパルス」の二人。
富士山のふもとに広がる樹海で、自殺をしようとする人々を追うのは、フリーの落ちこぼれテレビディレクター、竹内(板倉俊之)と阿部(堤下敦)。
生活のため、視聴率の取れる番組作りのみを考えていた彼ら。だが次第に、取材対象者たちの人生に触れるうち、良心の葛藤を覚えるようになる。
さらに、自閉症の子どもがいる竹内と、独身の阿部の間に、少しずつ、考え方のズレが生じていく・・・。
数々のテレビドキュメンタリーを手がけてきた山口秀矢監督の丁寧な脚本・演出、インパルスの演技は期待以上。
「生と死」の物語、希望のラスト!
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選挙費用、8万4720円!

2013年06月27日 06時24分38秒 | 姿勢&見た目
まもなく参院選、島岡美延です。
東京都議会選挙は、低い投票率の特徴が現れた結果に。
「とにかく、選挙に行ってください、お願いします」。こんなことを訴えた候補者が、かつていました。
映画『選挙 2(7月6日公開)』をご紹介します。
「観察映画」という手法で、世界の映画祭で喝采を浴びた想田和弘監督の『選挙』。
2005年、川崎市議会補欠選挙で、自民党の落下傘候補として当選した「山さん」こと、山内和彦氏に密着したカメラは、2011年の統一地方選挙で、再び彼を追いかけることに。
ただ、撮影はしたものの、そのままになっていた素材を監督自身が「映画にするべく編集」したのは、昨年の衆議院選挙の直後からだったそう。
2007年、自民党公認を得られず、統一地方選不出馬。
2011年、小さな息子を育てる「主夫」となっていた山さんは、脱原発を訴える候補者がいない、と急遽、無所属で立候補。
参院選の前に、「考える」ヒントとして、ぜひ!
「撮られたくない」候補者たちと、想田監督との攻防も必見。
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勇ましい歩き方の主は

2013年06月26日 06時57分15秒 | 姿勢&見た目
昼から傘の出番、島岡美延です。
スマホなど見ながら歩くと「顔は真下を向き、速度も遅く」なりますね。
世の中、「美しく歩く人」、本当に少ないです。
先日見かけたのは、「ちょっと勇ましい歩き方」の女性。
まず目に付いたのは「つま先を外に向けて」歩いていたこと。「内またでペタペタ」とは対極。
スピード感もあり、颯爽と前を向いているのですが、残念だったのは「膝」。
膝上のタイトスカート、両膝の間隔は、「開きっぱなし」。
つまり、足跡が「幅のある一本の線をはさむ(踏まない)」形になっている「男性の歩き方」のよう!
歩き方には「男女差」があったほうがいいですね。
女性は「一本の線の上をかかとの内側が踏んでいく」イメージを持ちたいです。
後ろの脚を前に運ぶ瞬間、両膝が触れ合うようにすると、エレガント。
「一本の線上を歩く」意識だと、モデルウォークのようで、日常の歩き方としては脚がクロスしすぎ。
あの勇ましい彼女、もしかするとダンサー? バレエの人は、常に膝が外を向いているのです。
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過激すぎる「桜姫東文章」

2013年06月25日 06時01分44秒 | 姿勢&見た目
晴れ間はあるかしら、島岡美延です。
先日、新しい歌舞伎座地下の「おみやげ売り場」に立ち寄りました。
夏は『四谷怪談』などコワい演目が人気ですが、同じ四世鶴屋南北の『桜姫東文章』がスクリーンへ。
映画『桜姫(29日公開)』をご紹介します。
雷鳴轟く、夜。名門吉田家の娘・桜姫(日南響子)は、突然、権助(青木崇高)に襲われる。
抵抗しながらも、初めて知る歓びに身体をゆだねる桜姫は、男の右腕の「釣鐘の刺青」を目に焼き付ける。
最悪の出会いのはずが、名前も顔もわからない男を「運命の人」と恋焦がれるようになった桜姫は、家を飛び出し遊女になり、男を捜し続ける。
新入りで、ダントツ一番人気になった「風鈴お姫」こそ、刺青を彫った桜姫。
落ちぶれ坊主・清玄(でんでん)から、その評判を聞いた権助が遊郭に出向き、ついに再会を果たす二人。
しかし、権助こそ、吉田家家宝の掛け軸を盗んだ張本人だった・・・。
歌舞伎って、実はスキャンダラスな演目の宝庫。
『探偵はBARにいる 2』の橋本一監督の過激な手腕に注目!
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いかだで渡った8000キロ!

2013年06月24日 05時51分06秒 | 姿勢&見た目
梅雨空が戻ってきそう、島岡美延です。
先日、太平洋横断を目指していたテレビキャスターの辛坊さんらがヨットで遭難し、救助されました。
「海を渡る」ことは、大きなロマンをかきたてられますが、いつの時代でも危険が伴います。
「8000㌔の横断」を成し遂げた歴史的大冒険が映画化されました。『コン・ティキ(29日公開)』をご紹介します。
1947年、ノルウェーの若き学者トール・ヘイエルダールは、ある仮説を証明するため、無謀な挑戦を行う。
南太平洋のポリネシア諸島の人々の文明は、南米インカ文明との相似点が多い。彼らの起源は、古代南米人なのではないか。
古代人が海を渡ったとすれば、「いかだ」だったはず。
仮説を否定する人々に対し、古代に入手可能な材料でいかだを作り、現代的な装置は、無線機のみで太平洋を渡ってみせようと、ヘイエルダールは5人の仲間と、ペルーからポリネシアへ向かった!
彼の偉業は、著書『コン・ティキ号探検記』で全世界に知られました。
過酷な101日間の冒険をリアルに再現!
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こんな立ち読みって!

2013年06月23日 06時42分42秒 | 日記、その他
富士山、ついに世界文化遺産登録、島岡美延です。
三保松原も一緒で、良かったですね。
スマホなどを歩きながら操作すると危険、と電車内で呼びかけられています。
小学生が自転車に乗りながら、操作するのを見たばかり。
先日、「危険じゃないけど、マナーは?」という光景を目撃しました。
若い女性が視線を落としているのは、スマホの画面ではなく雑誌。
そう、彼女は本屋で立ち読みをしている真っ最中です。
信じがたかったのは、左手に雑誌、そして右手で「パンを食べて」いる! 
むき出しのままの菓子パン(袋に入っていればいいわけではないけど)。
どれくらいの時間いたのかわかりませんが、食べ終わるまで、立ち読みし続けたでしょう・・・。
電車では、「第三のビール」を立ったまま飲む男性を見かけました。
立っている人の身体が触れるかどうかの混み具合。
ドアの手すりあたりに立つ、ポロシャツ姿の40代くらい。
気遣い?なのか、ipadのような端末を顔の横に持ち、「隠すようにしながら」飲んでいたのでした。
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善悪の判断が暴走する

2013年06月22日 06時35分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
久々に晴れの朝、島岡美延です。
「振り込め詐欺」「架空の投資話」の報道を聞くたび、「なぜ、信じてしまうの?」と思います。
アメリカでは電話による恐ろしい事件が、起きていました。
映画『コンプライアンス-服従の心理-(29日公開)』をご紹介します。
金曜日で朝から賑わう、とあるファストフード店。
警察を名乗る男から「若い女性店員が金を盗んだ」という電話が入る。
店長のサンドラが、該当しそうな店員を奥に連れてくると、身体検査を命じる警察官。それは「信じがたい行為」の始まりにすぎなかった・・・。
実際に2004年、ケンタッキー州で、従業員だった少女は、窃盗の濡れ衣を着せられた上に、身体検査と称して裸にされ、性的行為を強要されたのです。
善悪の判断を超えて、人はなぜ権威に服従してしまうのか。
なお、少女だった被害者は、のちに店を提訴。危機対策の不備などで、企業に6億円の賠償が命じられ、女性店長も処分されました。
恐るべき電話を何十件も繰り返していた容疑者は、証拠不十分で無罪・・・!
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禁酒法時代の三兄弟

2013年06月21日 06時35分21秒 | 姿勢&見た目
夏至も雨、島岡美延です。
満員電車で、濡れた傘はトラブルのもと。あの法律のストレスはどれほどだった?
アメリカが最も危険だった禁酒法時代。不死身と呼ばれた実在の三兄弟の人生は「小説より奇なり」。
映画『欲望のバージニア(29日公開)』をご紹介します。
1931年、バージニア州フランクリン。争いと裏切りが絶えない町で、ボンデュラント3兄弟は、密造酒ビジネスで名を馳せていた。
野心旺盛な三男ジャック(シャイア・ラブーフ)は、大規模取引への転向を目指しながら、牧師の娘パーサ(ミア・ワシコウスカ)を熱心に口説く。
次男フォレスト(トム・ハーディ)は、シカゴから流れてきたマギー(ジェシカ・チャステイン)に心奪われ、家に迎え入れる。
新任の特別取締官レイクス(ガイ・ピアース)が、高額の賄賂を要求してきたが、拒否するフォレスト。
その直後、腐敗した権力VSボンデュラント3兄弟の壮絶な戦いが始まった・・・!
仲間と愛する女のために、不屈の精神で生き抜いた男たちの物語。
旬のクセモノ俳優、豪華共演!
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