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美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

バイク1台、カップルで地球一周

2025年06月10日 07時34分04秒 | 姿勢&見た目

2040年に所得5割超上昇といわれても、島岡美延です。今から15年後、誰が総理大臣で、氷河期世代も年金受給を迎え、成人式の参加者は減る一方――。

そんな未来、日本を飛び出す人も増えているのかも。映画『タンデム・ロード(13日公開)』をご紹介します。昨日のラジオに監督・撮影・編集の滑川将人さんと長谷川亜由美さんが登場。映画の演出部で活躍していた滑川さんと、アニメ制作会社で怒涛の日々を送り、限界だった亜由美さん。二人が1台のバイクで地球一周を目指し、427日間、走行距離60000㌔を旅した一部始終。

まず北海道からロシアに渡り、ヨーロッパを目座す。英語もカタコトながら、亜由美さんの出身地、福島の赤べこの根付を渡すと人々は笑顔に。入国トラブル、バイク故障、次々襲う困難。バイクの後ろに乗って一日に500㌔も走る過酷さは、どんどん彼女を追い詰め、ついにヨーロッパで別行動へ。約1か月後、イスタンブールで再会し、次は南米の最南端へ。怒涛の旅の結末、見届けて下さい。

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死刑囚の娘、差別された人生

2025年06月08日 07時15分09秒 | 姿勢&見た目

世界を巻き込んでケンカする米大統領、島岡美延です。敵だと感じたら、罵倒、拒絶。今はマスク氏に「報いを受けるだろう」と。

表向き、こんな発言をする政治家は日本にいないけど、国政進出を目指した宗教家はいました。映画『それでも私は Though I'm His Daughter(14日公開)』をご紹介します。「父が松本智津夫」とわかったら、合格しても入学拒否、銀行口座も作れず――、三女・松本麗華(リカ)さんのドキュメンタリー。

1995年、地下鉄サリン事件。オウム真理教の麻原彰晃が逮捕された時、アーチャリーと呼ばれた彼女は12歳。父親が裁判途中で言動に異常をきたしたため、死刑の前に治療をと訴えるも2018年、突然の死刑執行。「社会が父親の死を望んだ」と感じ、極度の悲しみと絶望の中、生きていく。

加害者家族の悲惨さを想像すれど、これほど差別され続けた人生があるのか。「加害者の親」ではなく「加害者の子」に責任を求める社会。よくぞ生きていた、そう感じました。

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リハビリの姿を見せてくれたスター

2025年06月04日 07時14分19秒 | 姿勢&見た目

号外も出た長嶋茂雄さんの訃報、島岡美延です。これほど多くの人が親しげに語る有名人の死ってもうないのでは。「巨人ファンじゃないけど長嶋さんは別」と語る人も多いよう。

現役時代は「昭和の映像」による記憶、監督時代の「メークドラマ」(1996年)は、優勝が決まる最終戦の中継をポケットラジオで聞きました。

私が最も強い印象を受けたのは、2004年に68歳で脳梗塞で倒れたあと。右半身の麻痺と言語障害は、野球一筋、多くの独特な言葉で人々を喜ばせてきた人にとって、どれほど辛かったか。特に有名人の場合、このような後遺症を抱えると人前に出なくなる人がほとんど。

毎日2時間、週4回という筋トレ並みのリハビリ。その動かない身体、思うようにならない発音でも人々に何かを伝えようと、テレビカメラの密着取材を受ける姿に感動を覚えました。奥様を2007年に亡くされて、本人とご家族のご苦労は想像を超えるものがあります。見事な89年の人生、多くのものを伝えていただき、感謝。

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傘をさす季節に周囲への気遣いを

2025年06月01日 08時04分35秒 | 姿勢&見た目

前日から並んだ人もいた古古米販売、島岡美延です。早朝来ても整理券すら手に入らなかったよう。

そんな騒動の中、6月に突入。梅雨入りの季節、今月の姿勢テーマは『傘をさす季節こそ、周囲に目を配って』です。

昨日もスマホからまったく顔を上げることなく歩いてきた小学校低学年らしき女の子とすれ違いました(大人の真似をしています!)。傘をさしながら歩きスマホ、なんて人がいないことを願いたいですが、少々の雨なら濡れても歩きスマホ、の人はけっこう見かけます。こうなると互いにぶつからないほうが奇跡かも。

嫌な思いをする前に、どうか歩きスマホは控えて。駅の構内なら自転車は来ないけど、床が滑りやすくなっています。濡れた傘はどうしていますか? おしゃれな傘カバーもありますね。ちょっとした気遣いで、ストレスを互いに減らしていきましょう。そして傘の持ち方、傘の先はちゃんと下に向くように。地面と水平、もしくは斜めに持って、後ろの人や小さな子どもを危険にさらしていませんか?

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古民家でひと夏を過ごした少年は

2025年05月31日 06時17分53秒 | 姿勢&見た目

今日も寒さ対策必須の雨の土曜日、島岡美延です。4月並みに下がった気温は、明日6月からまた夏日近くまで上がりそう。

夏の間だけ未知の場所で過ごしたという経験、ありますか? 映画『くまをまつ(6月7日公開)』をご紹介します。先日のラジオに長編デビューとなる滝野弘仁監督が登場。出身地である石川県小松市の古民家と石切場を舞台に、脚本家と少年のひと夏を描きました。

脚本家のややこ(平野鈴)は昨年亡くなった祖父・隆二郎の古民家に滞在し、祖父が遺した日記を題材に新作を執筆している。そんな中、姉の仕事の都合で、夏の間だけ甥の8歳のタカシ(渋谷いる太)を預かることに。これまで交流のなかった二人だが、ややこはタカシに昔の自分を重ね合わせ、執筆中の脚本に取り入れようとする。ややこの思惑も知らず、タカシは時折不思議な出会いを経験しながら夏を過ごす。やがて夏の終わり、タカシは深い石切場の奥で隆二郎の古い記憶に触れる。そしてややこは、執筆を通して自らの〈罪〉と向き合うことに――。

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大地真央、ある女性の生涯を一人で

2025年05月25日 07時29分20秒 | 姿勢&見た目

ハーバード大学から留学生を締め出す米大統領の措置を地裁が差し止め、島岡美延です。日本学術会議の任命問題に関する行政文書の開示を求めた東京地裁。司法こそ、国の暴走を止める存在。

戦前、戦中、戦後を生き抜いた女性の強さ。公開中の映画『ゴッドマザー コシノアヤコの生涯』をご紹介します。世界的ファッションデザイナー、コシノ3姉妹の母、小篠綾子さんの人生を映画初主演の大地真央が、娘時代からご臨終まで演じ切ります。

危篤になったアヤコの病室に駆け付けたコシノヒロコ(黒谷友香)、ジュンコ(鈴木砂羽)、ミチコ(水上京香)。3姉妹が見守る中、アヤコの前に現れたのは「行き先は天国か地獄か」を審判する場所に案内する天使(温水洋一)。ミシンへの憧れ、洋装店の開業、夫を戦争で亡くし、その後の人生で知った初めての恋、74歳で立ち上げたブランド、人生を振り返ると――。

恋人役に市川右團次。NHK朝ドラ『カーネーション』でも描かれた、岸和田のだんじりそのもののような人生。

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孤独な少女はマリリン・モンローに

2025年05月23日 07時16分25秒 | 姿勢&見た目

ひんやりとした朝、島岡美延です。日々の変化についていくのが大変。

昨日は沖縄を撮り続けた女性写真家、今日は「撮られる側」、時を越えて愛される女優のドキュメンタリー。映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた(30日公開)』をご紹介します。

男性たちの視線を浴び続け、「セックスシンボル」として広く知られたマリリン・モンロー。近年は新しい価値観のもと、再評価の呼び声も高い彼女。ファッションアイコンとして現代のインフルエンサーのように、自らのイメージを完璧にコントロールした「ビジネスウーマン」としての素顔も再発見されている。

親の愛を知らず、祖母や実母とも難しい関係だった孤独な少女時代。圧倒的な「男性優位主義」だった映画業界で、自分を信じ、自身を愛し、女優として意欲的に突き進んでいったマリリン。まさに時代と闘った勇気ある存在は、今なおまぶしい。

謎めいた最期、でも彼女の生きた証は鮮やか。

 

 

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映画館の最期を撮影したのは

2025年05月22日 07時11分43秒 | 姿勢&見た目

大阪地検元検事正の直筆「口止め手紙」に衝撃、島岡美延です。組織を壊すなという脅迫、被害女性が受けた恐怖にまた言葉を失います。

沖縄返還は1972年5月15日、戦後復興期の1950年に建てられ、地域文化を担った沖縄最後の木造映画館、首里劇場。その最期をカメラに収めていく写真家もまた、老いと病を抱えて――。映画『劇場が終わるとき(24日公開)』をご紹介します。

映画が斜陽となり、成人映画専門館になった首里劇場。三代目館長の金城政則氏は老朽化した映画館を引き継いで20年近く守り続け、2021年に名画座へと転身。しかし翌年、癌のため急逝し劇場は閉館。幽霊屋敷のようになりながら解体を待つ。そんな中、沖縄を代表する写真家・石川真生が、閉ざされた劇場に足を踏み入れ、人々の記憶、気配をフィルムに焼き付けようと試行錯誤。そしてついに解体の日――。

スクリーンの前で踊る女性を撮り続ける石川さん。彼女の身体は悲鳴を上げているけれど、撮るから生きていられる、と。

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霧深い森に生きる、あの存在?

2025年05月20日 07時26分19秒 | 姿勢&見た目

昨夜の涼しさから一転、各地で今年一番の暑さ予報、島岡美延です。真夏日どころか猛暑日予想もあるって、まだ5月。

昨日は縄文時代に関する本をご紹介しました。その時代に生きる人間ならではの知恵と工夫に満ちた私たちのルーツ、縄文人。こちらは祖先というより未確認生物? 映画『サスカッチ・サンセット(23日公開)』をご紹介します。『ミッドサマー』などのアリ・アスターが製作総指揮、ジェシー・アイゼンバーグ主演(特殊メイクで顔はわかりにくい)の映画史上最も奇妙な意欲作。

北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチ。彼らは寝床を作り、食料を探し、交尾するといういつもの営みを繰り返しながら、どこかにいると信じる仲間探しの旅を続けている。絶えず変化する世界に直面しながら、生き残りをかけて必死に戦う彼らの運命とは――。

見た目はビッグフットというか、けむくじゃら。セリフらしいものはない88分。「不条理な自然界を生き抜く」野生動物のドキュメンタリーを見ているような感覚?

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服装も姿勢の印象で変わる

2025年05月15日 07時26分23秒 | 姿勢&見た目

ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の訃報、島岡美延です。ドキュメンタリー映画で見た彼の質素で幸せそうな自宅。「貧乏とは無限の欲があり、満足しない人」と語り、「質素」とは違うことを実践して教えてくれた89歳の生涯。在職時の給与のほとんどを寄付した元大統領。今、各国のリーダーは「どこまでいっても満足しない人」ばかり。

さて、今月の姿勢テーマ『髪や肌を気にするなら、姿勢にも意識を』を実践していますか? 特に後ろ姿への意識などなかなか難しいもの。ましてスマホ歩きをしていたら、ショーウィンドウに映る自分の歩く姿を見ることもないはず。先日は、3人がほぼ横一列でスマホだけ見ていて、その間をすり抜けて歩きました。周囲に気を配る様子のない人々、犯罪に巻き込まれませんように。

夏への衣替えが進む中、せっかくの素敵な服装もその歩き方、座り方では残念、という人が多いです。片足に体重をかけすぎない、首を前に突き出さない、電車で座るならもう少し足は閉じて――、すべて普段の生活習慣。

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