美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

銀河劇場で、戦時下のドイツ

2008年11月30日 08時31分57秒 | 日記、その他
昨夜は、冷たい北風を感じながらオリオン座の美しさに、しばし足を止めました、島岡美延です。司会、打ち合わせ、観劇取材と長い一日の締めくくりに、冬空を見上げるのも悪くないものです。星の観察は、寒いけれどやっぱり、冬がキレイ!

天王洲アイル銀河劇場で、劇団スタジオライフによる「死の泉(皆川博子原作)」と「パサジェルカ」という二作品が、それぞれWキャストで上演中です(12月14日まで)。ともに女性作家による第二次大戦下のドイツ・ナチズムを背景とした物語。特に、時代の中で傷つき、時を経ても癒されない女性たちを主人公にしている点に注目です。私は「死の泉」という壮大な物語を拝見しましたが、ドイツ人も先祖の血によって、複雑な「選別」があった事実に驚かされます。
また、「パサジェルカ」は、アウシュビッツ体験者の作品。男優集団スタジオライフの個性が、これらの難しい作品でこそ輝く!と確信しました。
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自分の姿を客観的に見る

2008年11月29日 07時33分59秒 | 姿勢&見た目
昨日、NHKに出演していたバレエダンサー森下洋子さんの話に驚きました、島岡美延です。3歳で踊り始めて、57年!というキャリアを可能にしているのは、「バーレッスンのときは、いつも一年生の気持ち」という初心を大切にする365日があってのこと。
彼女が団長・プリマをつとめる松山バレエ団の建物は、中に一歩入れば、通路、階段など、すべて鏡張り。常に全身が映し出されて、自分を客観的に観察する環境にあるのですね。ちなみに明日11月30日は「いいミラーの日」、鏡を見て健康を保ちましょう、ということだそうです。
我が家にあるのは、普通の姿見ですが、鏡で全身(後ろも)を確認する大切さを痛感しました。街中のショーウィンドーは「油断している日常の姿」を映し出してくれます。時には、自意識過剰(?)になって、自分の姿をのぞき込みましょう。
それはそうと、まだ見ていない松山バレエ団の舞台、大いに興味が湧きました!
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名前を間違えられないように

2008年11月28日 08時16分13秒 | 姿勢&見た目
ホッキョクグマのツヨシがメスだった、というニュースに驚きました、島岡美延です。でも、あえて「ツヨ子」などに変えることはしないとか。これで思い出したのが、私の名前にまつわる「誤解」のこと。
就職活動では、男子だと思われて資料が送られてきたり、カルチャースクールで「女性講師の方だったんですね」と言われたり! それ以来、顔写真がないパンフレットなどには、必ず「美延(みのぶ)」のように、ふりがなをつけてもらっています。
名前を間違えられた時、そのままにしていませんか? いつものことで諦めている、などと言う人もいます。でも、やはり自分を表す名前、大切にしましょう! 名刺にもひと工夫欲しいもの。アルファベット表記で確認できる場合もありますが、漢字にルビを振るのも印象に残って効果的です。コヤマさんか、オヤマさんか、という苗字も「間違えられるより、覚えられる」ように、ぜひ読み方を。
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丸暗記ではないスピーチ

2008年11月27日 12時54分17秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
六時に放送局に着いても、まだ暗い朝でした、島岡美延です。今日のゲストは、橋本芳子さん。「うたもの語り(12月7日、代々木上原ムジカーザ)」をライフワークにしている細棹三味線・唄・筝曲の奏者で、演奏はもちろん、彼女のやわらかい声のおしゃべりも魅力的。ワインつきの嬉しいライブです。

昨日は、プレゼンの発表者は、「原稿を読まない、原稿を丸暗記しない」ように、と書きました。原稿ではなく、スクリーンの項目を見ながら、話を進めます。
スピーチ全般についても、「丸暗記」はお勧めしません。なぜなら、一箇所忘れると、そこで真っ白になって先が出てこなくなる危険性が大きいからです。話したいキーワードを3~5程度に絞って、メモにしましょう。矢印なども有効です。
そのメモは、見るためではなく「絵のように」頭に思い描くためのもの。ただし、思い出そうとするあまり、ついつい、天井の方ばかり見ないように!?
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プレゼン発表者の役割

2008年11月26日 08時10分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
一雨ごとに冬になっていくのでしょうね、島岡美延です。それにしても北海道で11月に氷点下20度とは! 
今日は、プレゼンについて考えてみます。プレゼンの準備といえば、パワーポイントなど、説明に使うパソコンの画面作りに、かなり力を入れていることでしょう。でも、実際に拝見していると「説明資料を作った」段階で、安心してしまっているのでは?と思われるケースがとても多く、残念に思います。
発表者は、「自社の原稿を読み上げる」のが役割ではなく、「自社の提案を伝える」ために、そこにいることを忘れないで下さい! 多少、ステージが暗くなっていても、発表者は「見られて」います。
原稿を見ながら「自己紹介」する人は、いませんよね。視線はあくまで、聴衆かスクリーンへ。「原稿を丸暗記する」というのも、ちょっと違います。提案内容をぜひ「自分の言葉で伝える」という意識で、練習をしましょう。
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時間をかけて「変身」する

2008年11月25日 08時30分03秒 | 姿勢&見た目
勤労感謝の日を含む連休が終わると、気分はぐっと冬モード、島岡美延です。吉野を歩いた時、桜の枝に花芽を見つけました。これから厳しい寒さを乗り越えて、春の絶景を作り出します。実は、吉野の山は、紅葉(もみじ)と桜のバランスを考えて、手入れされており、放っておくと、桜は紅葉の日陰になって枯れてしまうのだそう! 吉野の景観は、何百年もこうして守られています。

「見た目の印象」は、一瞬で変わるものから、長時間かけて変わるものまで、色々あります。「一瞬」の代表は、表情や姿勢の瞬時の変化。年齢や性格まで変わって見えるので、大いに研究する必要アリ! 
「長時間」の代表は、体型。ダイエットも短期間すぎると、かえってリバウンドのもと。さらに、歩き方や姿勢のクセを長期間かけて美しい自然体にしていくことで、身体が根本から変わり、自信になります。じっくり「変身」しませんか?
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紅葉の世界遺産を歩く

2008年11月24日 18時08分37秒 | オススメ
法事のため、世界遺産の吉野へ行ってきました、島岡美延です。片道六時間ほどというのは、飛行機なら北海道や沖縄にも行ける感覚ですよね。
昨年と同じ吉野荘湯川屋にお世話になりました。西行鍋という吉野葛を使った料理は絶品! 数日前、雪がちらついたこの地で、身体を温めてくれます。
そんな夕食の前に、二時間ほど、落ち葉のハイキングコースなど歩きました。しばらく忘れていた足の裏の感触。赤や黄色の紅葉、もちろん、吉野を埋め尽くす山桜も、優しい色づきを見せています。名所とはいえ、観光バスの団体客などは見当たらず、のんびり歩けるので、桜の時期よりおすすめかも。
いつも金峯山寺国宝蔵王堂周辺を散歩するのですが、今回は、後醍醐天皇陵へ足を伸ばしました。本人作と伝えられる木像が如意輪寺で特別公開されていて、南北朝時代が急に身近に感じられました。
今朝、蔵王堂で引いたおみくじが大吉で、今年ももうひとがんばりできそう!
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生の舞台という幸せ

2008年11月23日 00時01分04秒 | 日記、その他
バレエに続いて、今度は仮面舞踊の魅力に吸い寄せられた、島岡美延です。南洋神楽プロジェクトの「龍の棲まうところ」は、インドネシア舞踊の第一人者を本国から迎えて、ガムランなどの奏者、俳優が、影絵(これもジャワでは有名な芸術)ともコラボレーションするという、繊細で多様な「色彩」を持った見事な舞台でした。
「映画は総合芸術」という言葉があります。確かに、関わる人は多岐に渡り、製作費も膨大になる映画には、演技、美術、音楽、時には季節の移ろいまで、あらゆるものが詰まっています。そんな「映画」が、どうしても「舞台」にかなわないこと・・・、それは「生身の人間がその時間を生きる芸術」だということです。
新国立劇場バレエ団と、南洋神楽プロジェクト。その規模は違っても、「舞踊」「演技」「音楽」・・・、その奇跡の総合芸術に立ち会った幸せは、どちらも私にこの上ない喜びをくれたのでした!
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「アラジン」は魔法の舞台

2008年11月22日 08時38分20秒 | バレエ
昨夜は、新国立劇場でバレエの魔法にかけられた、島岡美延です。2010年から舞踊部門芸術監督に就任予定のデヴィッド・ビントレー振付「アラジン」は、世界初演にして、今すぐもう一度見たい舞台となりました!
プリンセスの本島美和は、なんと昨日が誕生日。山本隆之のアラジンと、身分の違いを超えて結婚した幸せを全身で表現し、また斬新で複雑なリフトを次々と成功させるコンビネーションに目を見張りました。彼女の美しく正確なポジション、豊かな表情は本当に魅力的。
アラジンが魔法のランプを手にする洞窟では、「宝石」が次々に登場。群舞のスピーディな展開、タイトなフォーメーションのまばゆさと言ったら。跳ぶ、回る、走る・・・、一瞬も目が離せない、技術の高さと切れ味のよさが、バレエ団の隅々まで行き渡る舞台は、世界に誇れること間違いなし! 音楽、衣装、舞台美術も想像以上で、魔法のじゅうたんが空を跳ぶ夢空間に、ブラボー!!
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スポーツクラブも「姿勢」

2008年11月21日 08時32分55秒 | 姿勢&見た目
「この秋一番」の冷え込みを日々更新するような朝ですね、島岡美延です。ついにストーブを使ってしまいました。もちろん、ひざ掛けなども併用しています。

近くのスポーツクラブの会員募集のチラシを見ていて、「姿勢」という文字に気づきました。あるところは「姿勢が変わればもっとキレイに」、また別のクラブは「姿勢こそが秘訣」といった内容のキャッチコピー・・・。
そう、まさに私がずっと言い続けていたことを「身体づくり」のスポーツクラブがいっせいに、大きな声で発信し始めたのです! そこには、体重を減らして体型を変えるだけではなく、身体のアウトラインへのさらなる意識を感じさせます。
同じ体重・身長でも、人の姿勢はさまざま。制服など、同じ衣装に身を包んでも、まったく別の印象を与えるシルエットになります(これは、一人の人間でもシャキッとしたり、ダラッとしたり・・・)。「体型より姿勢」ですよ、皆さん!
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