美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

ブラジルに渡った沖縄の人々

2021年07月31日 07時04分55秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
五輪中継と首相会見、人々が見たのは…、島岡美延です。
開会式の頃は台風、緊急事態宣言は東京より長く発出中で、なお感染拡大という沖縄。
映画『オキナワ サントス(8月7日公開)』をご紹介します。
ブラジルで起きた「日系移民強制退去事件」の真実を追うのは、『花と兵隊』で“未帰還兵”たちの今に迫ったドキュメンタリーを撮った松林要樹監督。
第二次世界大戦前夜から戦中のブラジル。
ヴァルガス独裁政権は約20万人の日系移民に対し、日本語新聞の廃刊、日本語学校の閉鎖、公の場での日本語使用禁止などを命じた。
1943年7月8日、南東部の港町サントスで暮らす日系とドイツ系の移民に、突如、24時間以内の退去命令。
家財や土地を残したまま、ある者は収容所へ、ある者は家族と生き別れに。
しかし戦後70年以上、この事件は長らくタブーとされ、ブラジルの日系人社会で語られることはなかった。
一体なぜなのか、ようやく口を開き始めた人々が語ったのは…。
この映画作りで発見された資料も。
特に沖縄からの移民の辛い体験とは?
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1985年、大阪西成にいた先生

2021年07月30日 07時01分53秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
一日で1万人を超えた感染者、医療ひっ迫は全国に広がりそう、島岡美延です。
また緊急事態宣言の拡大、延長になる8月。
東京五輪2020では、メダル候補が出場できなかったり、力を発揮できなかったり。
五輪がなければ「メダリスト誕生」はなかったけれど、「不本意な五輪」と心に傷を負うアスリートも生まれなかった…。本当に複雑。
今から36年前といえば、今大会に出場している選手で生まれていたのは何人いる…?
現在公開中の映画『かば』をご紹介します。
1985年、大阪西成区。
世の中の矛盾が集まったような地域で、出自、偏見、校内暴力、すさんだ家庭…、過酷な環境の中で育つ子どもたち。
彼らと向き合い、正面からぶつかった実在の教師・蒲益男(2010年、58歳で死去)を知った川本貴弘監督が、企画から7年、ついに映画を完成させました。
金八先生などのドラマもあった80年代、学校は荒れていたけれど、SNSいじめなどある現在のほうが問題は深刻かも。
先生と生徒、人間と人間が本気で向き合う時間を取り戻さねば。


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夜の営業なし、定休日なし

2021年07月29日 07時24分31秒 | 日記、その他
全国で10000人を超えるのか、島岡美延です。
東京3177人、神奈川1051人、埼玉870人、千葉577人…、昨日のコロナ確認はいずれも過去最多を更新。
神奈川県知事が「神奈川独自の緊急事態宣言」といって、再び飲食店の酒類提供ダメ、としたのが7月22日、四連休の初日から。
これが政府の緊急事態宣言になって、具体的に何が変わるでしょう。
昨夜は体操男子個人総合、橋本大輝選手が逆転で金メダルを決めた瞬間を生中継で見守りました。
その一方、首都圏の感染急拡大も報じられていて、落ち着かない複雑な気分。
夫婦でお寿司屋さんを営むバレエ仲間は、まん延防止等重点措置の間は酒類提供なしで頑張ったけど、12日からの緊急事態宣言で、夜の営業を完全に停止。
代わりに、宣言期間中は定休日なしでランチのみにした、とか。
そのためレッスンに来られなくなった彼女は、寂しそうでした。
ただ、近所の居酒屋は夜遅くまで満席みたい…、と語る様子はもっと寂しそう。
飲食店の我慢が報われる現状になっていないのが悲しいです。

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これが“安心安全”な東京?

2021年07月28日 07時05分02秒 | 日記、その他
台風8号は宮城県に上陸、島岡美延です。
昨日のサーフィン競技を見て感じたこと。
選手が荒れる波を乗りこなす技に驚くと同時に、台風接近の海は本来、遊泳禁止。
毎年のように大波を目指すサーファーが事故に遭う現実もあります。
五輪中継で「良い子は真似しないで」なんていいません。
東京五輪2020の5日目となった昨日、東京でコロナ感染確認が過去最多の2848人。
五輪中止の可能性を問われた首相は「人流も減っている、心配ない」。
7月下旬にこれまでを超える感染拡大の波がやってくる、という予測はかなり前から専門家が指摘していたこと。
“ワクチン接種が進んでいるから、心配ない”という希望的観測で開催強行。
4度目の緊急事態宣言が出されてすでに2週間以上、昨日の数字がピークと思っている人のほうが少ないのでは。
神奈川、千葉、埼玉も宣言が検討されるほど急拡大中。
連日のメダルラッシュと裏腹に、失われる健康、消える命を考えると“勇気、感動”と言われても…。
五輪開催中の「不要不急の外出自粛」が最大の策?

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政情不安、人身売買組織が

2021年07月27日 07時17分15秒 | 姿勢&見た目
台風8号で五輪日程に影響が、島岡美延です。
猛暑と多湿に悲鳴を上げる選手たちに“氷と水を準備している”という組織委員会、台風への備えは?
日本のメダリスト中心に見ている五輪、世界にどう届いているのかと、ふと思います。
映画『名もなき歌(31日公開)』をご紹介します。
1988年、政情不安に揺れる南米ペルー。
貧しい生活を送る先住民、20歳のヘオルヒナは妊婦に無償医療を提供する財団の存在を知り、首都リマのクリニックで無事に女児を出産。
しかし、一度も我が子を抱くことなく院外へ締め出され、娘は何者かに奪われてしまう。
警察や裁判所に訴えても、有権者番号を持たない夫婦は相手にされない。
新聞社に押しかけたヘオルヒナの話を聞いた記者ペドロが調べ始めると、権力の背後に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇が…。
実際に起きた事件を基に映画化したのはペルーの女性監督メリーナ・レオン。
モノクロの画面でとらえる母親の絶望…。
貧困と格差、民族差別という社会問題を抑制のきいた演出で浮き彫りに。





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金メダルの喜び、医療ひっ迫の懸念

2021年07月26日 07時13分29秒 | 日記、その他
緊急事態宣言中というより夏休みの光景、島岡美延です。
昨日は東京で「日曜過去最多の1763人」のコロナ感染確認。
1週間前なら、専門家がこの急拡大を分析し、医療現場のひっ迫を伝えるニュースにもっと時間を割いていたはず。
見る競技に迷うほど、東京五輪2020の生中継があり、金メダルに沸いた五輪最初の日曜日。
大橋悠依選手の金メダルは生中継で見守って嬉しかったし、スケートボードのルールはよくわからなくても、堀米雄斗選手が初代王者に輝いたのもすごい。
「兄妹で金メダル」の8年越しの物語を見事に完成させた阿部一二三、詩選手にも拍手。
選手インタビューでは「五輪があるかどうかわからない中で…」「とにかく開催されてありがたい」という言葉が続きました。
今日も注目の選手たちが戦います。
でも、医療現場は「感謝されてももう限界」という事態を迎えているかも。
緊急事態にもまん延防止にも慣れきった中、ワクチン予約もままならず…。
選手が搬送され、昼間の試合はムリと声があがるほどの東京の暑さ、その対策は?

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コロナ感染拡大中のスポーツ

2021年07月25日 07時04分55秒 | 日記、その他
東京に緊急事態宣言が出されている中、競技が続く東京五輪2020、島岡美延です。
早くも“試合出場後”にコロナ陽性となった選手が。
「五輪選手はしっかり対策しているから大丈夫」の希望的観測で選手村に集まった世界のアスリート。
日本に辿り着く前に陽性が発覚して五輪で戦えないアスリートも次々明らかになっています。
17日間の大会期間中、選手村の陽性者、濃厚接触者は増え続けます。
高校野球神奈川県大会でも驚きの事態が。
甲子園春夏連覇を目指していた東海大相模の登録メンバー17人が感染し、準々決勝不戦敗。
20代、30代の若い世代に爆発的な感染拡大が起きる中、10代も例外ではなく、ひとたび感染者が出たら部活などであっという間に拡大…って、去年春から繰り返されてきたこと。
コロナ感染ではないけれど、体操の内村航平選手の鉄棒の落下、水泳の瀬戸大也選手の予選敗退って、金メダル候補に起きた「1年延期ゆえの事件」と思えてなりません。
まもなく東京に向かってきそうな大型の台風8号、さらなる危機管理は大丈夫?
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リアルRPGで街を救え

2021年07月24日 07時21分59秒 | 姿勢&見た目
東京五輪2020が終わる時、医療現場の状況は…、島岡美延です。
21日時点で11839人の選手がエントリー、コロナ陽性や濃厚接触者になったりして、どれだけの選手がこの舞台に立てなくなるのか、聖火の炎を見ながら、ふと考えてしまいました。
選手入場はゲーム音楽、日本のサブカルチャーの象徴でしょうが、一方で「誰かを傷つけて周りが笑う」という土壌が、この国にずっとあるという現実。
開会式に関わった人物の相次ぐ辞任はその象徴になってしまいました。
それでもエンターテインメントは続いていく…。
映画『都会のトム&ソーヤ(30日公開)』をご紹介します。
はなみねかおる原作のジュブナイルミステリーの映画化。
一見平凡に見えてサバイバル能力のある中学2年生の内藤内人(城桧吏)。
学校一の秀才で御曹司の竜王創也とともに、正体不明のゲームクリエーター栗井栄太の新作ゲーム「エリアZ」のテストプレイヤーに応募する。
街中を舞台にしたRPG「エリアZ」を攻略し、制限時間6時間で街を救え!
はたして二人の運命は?

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パンケーキ政権、五輪へ

2021年07月23日 07時18分32秒 | 姿勢&見た目
3時間半の開会式に選手、ボランティア、国民は何を思うのか、島岡美延です。
今日にも東京の感染者が2000人を超えそうな中、東京五輪2020開幕。
まさかの前日に開会式演出ディレクター解任。
“始まれば盛り上がる”と突き進んだ政権が考えるのは秋の総選挙のみ。
映画『パンケーキを毒見する(30日公開)』をご紹介します。
『新聞記者』『i-新聞記者ドキュメント』などを手がけた河村光庸プロデューサーによる“政治バラエティ映画”。
菅政権が誕生した時、記者たちと「パンケーキ懇談会」なるものを開いて、参加した会社、しなかった新聞社と、対応が分かれたことを覚えていますか?
“総理密着”のドキュメンタリーではないですが、長い付き合いの与野党議員の言葉、これまで表に出てこなかった証言や、過去の答弁を徹底検証して、この“スガ政権のスガオ”に迫る意欲作。
ブラックユーモア、風刺アニメで笑いつつ、この国の“変なところ”も突き付けられる104分。
ふわふわのパンケーキの中身は…、そんな政権を選んだのは誰?



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台湾の負の歴史、ゲームから映画へ

2021年07月22日 07時36分37秒 | 姿勢&見た目
海の日で大暑、サッカーが不戦勝とはなりませんように、島岡美延です。
無観客でも日本選手の活躍を伝える五輪報道、「第3波より深刻」と訴える専門家の声はかきけされそう。
大洪水、山火事、暴動…、「五輪どころじゃない」国や地域があちこちに。
こちらは、蒋介石率いる国民党独裁政権下だった台湾。
映画『返校 言葉が消えた日(30日公開)』をご紹介します。
40年にも及んだ白色テロ時代を描いた大ヒットホラー・ゲームの映画化。
1962年、台湾では市民に相互監視と密告が強制されていた。
女子高生ファンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、学校には誰もいない。
校内を彷徨うと、政府が禁じた本を読む読書会メンバーで彼女を慕うウェイと出会い、脱出を試みる。
外に出られない二人は、学校で起きた政府による暴力的な迫害事件とその原因を作った密告者の哀しい真相に近づいていく…。
まさにゲームに取り込まれる感覚。
2019年度の台湾映画No.1ヒット、昨年の台湾総統選挙にも影響を及ぼしたと言われる本作、驚きです。

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