美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

“葉書”で訴え続けたのは

2017年06月30日 07時17分37秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
6月の最後は、梅雨らしい空、島岡美延です。
風邪を引いている人も多いので、体調管理につとめたい時期。
都議選のさなかに、まあ、出るわ出るわ…。
“一強”といわれる政治状況が引き起こした事態。
1940年、手書きした葉書で、“一強”に抵抗し続けた夫婦がいました。
映画『ヒトラーへの285枚の葉書(7月8日公開)』をご紹介します。
実在した夫婦を演じたのは、アイルランドの名優ブレンダン・グリーソンと、アカデミー賞女優エマ・トンプソン。
戦勝ムードに湧くベルリンで暮らす、労働者階級のオットーとアンナ。
夫婦のもとに一人息子の戦死の知らせが届く。
悲しみのどん底の中、ある日、オットーはペンを握りしめる。
「総裁は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と怒りの言葉を綴り、そのカードをそっと街中に置いたのだ。
ささやかな抵抗のカードの枚数は増えていき、夫婦にはゲシュタポの猛捜査が迫っていた…。
命懸けで記した“人間の尊厳”。
夫婦の運命を見届けてください。

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車椅子が断られない社会に

2017年06月29日 06時24分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今回も続投の判断、島岡美延です。
発言が違法である認識もない大臣が「撤回する」といえば、“なかったことに”できるみたい。
不祥事を起こした会社の責任者が「あれは、違いました」と謝らずに記者会見したら?
車椅子の男性に、腕を使ってタラップを上がらせた、格安航空会社。
この男性が、世界中を旅しているバリアフリー研究所代表だったこともあり、世界と日本の車椅子事情の差が浮き彫りに。
今回、問題となった会社も謝罪し、対策となる機材を導入することを表明。
衝撃的な報道でしたが、これが社会の問題解決につながっていくことには意味があります。
車椅子でヒッチハイク、と旅をしている若者がいます。
出会った人に“ちょっと押してもらう”活動です。
彼は、お城の天守閣で初めて、“ちょっと肩を貸してもらえませんか”と声をかけました。
一階ごとに、6組が肩を貸してくれて、最上階へ。
そこで彼と出会った私の妹は、一緒に出口まで降りたそう。
“ちょっと助ける”社会、少しずつ、動き始めています。
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地球外生命体、取り扱い注意!

2017年06月28日 06時39分12秒 | 姿勢&見た目
少しひんやりとした雨、島岡美延です。
またも、防衛大臣の“問題発言”騒動。
よく聞かれる“誤解を招く表現”という言い訳、政治以外の世界では、まず通用しません。
こんな日本だと、地球外生命体に対応する術はないかも…。
映画『ライフ(7月8日公開)』をご紹介します。
次々と日本人宇宙飛行士が重要な役割を担っている、ISS(国際宇宙ステーション)。
そこで、もし、こんなことが起きたら…?
6人の宇宙飛行士が、火星で発見した「未知なる生命体」。
ISSでは、その世紀の大発見を慎重に見守っていた。
細胞の微小な生命体が、“生き物らしい動き”を見せた大ニュースに、地球も大いに盛り上がる。
しかし、それこそ、かつて火星を支配した、宇宙最強の生命体。
“筋肉と脳”だけでできた生命体は、まさに無敵…。
最初のターゲットは、目の前の6人の宇宙飛行士。
これを“地球に行かせない”…、決死のミッションが始まる!
男性4名のうち、最年長、冷静なシステム・エンジニア役は真田広之。

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“好き”だから、強くなれる

2017年06月27日 06時47分10秒 | 姿勢&見た目
昨日は朝から、藤井聡太四段、一色、島岡美延です。
29連勝と将棋の歴史を塗り替えました。
この間まで“平成生まれの若者が…”などと言いましたが、“21世紀生まれが快挙”という時代になったんですね。
彼の強さの秘密は「詰将棋で鍛えた」土台にあるよう。
紙と鉛筆さえあれば、どこでもできる頭のトレーニング。
いわば“お金がかからない勉強法”で、親の資金力も関係なし?
でも、これこそが地味で大変で、誰もが根気よく続けられるものではないとか。
偉業を成し遂げたアスリートが、小学校の卒業アルバムに「金メダルをとる」と書いてあることは珍しくないですが、藤井四段の場合は、幼稚園の時の決意!
将棋教室に通い始めたのが5歳。そして6歳の誕生日カードに「おおきくなったらしょうぎのめいじんになりたいです」。
そこから、約8年でプロに。
“好き”の推進力に、ただただ、驚き。
彼が子どもの頃に使っていたパズルが品薄だそう。
親御さんたち、お子さんの“好き”を見守ってあげて下さい。


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司馬遼太郎の“想い”に触れる

2017年06月26日 06時15分41秒 | 日記、その他
サニブラウン選手、2冠の快挙、島岡美延です。
陸上も10代の飛躍!
将棋の超新星・藤井四段が歴代単独一位なるか、今日、注目の対局です。
横浜のそごう美術館で開催中の『没後20年 司馬遼太郎展「21世紀“未来の街角”で(7月9日まで)』を観てきました。
先日、代表作『竜馬がゆく』最終回などの自筆原稿発見というニュースがあったばかり。
そごう美術館でも、多くの自筆原稿を展示。
最初から、一枚の原稿用紙に、ごく少ない文字数。
何色かの色鉛筆を用いながら、加筆修正が激しく行われていた痕跡に、圧倒されます。
私が最初に出会った司馬遼太郎作品は、『国盗り物語』。
学生時代、父の本棚の時代小説をたまたま手にしました。
そこから夢中で、何十冊と読破。
『竜馬がゆく』は、2回は通して読みました。
子どもたちに向けた『二十一世紀に生きる君たちへ』の抜粋の大きなパネル。
その前で、思わず、司馬さんに謝りたい気持ちに…。
「道徳的緊張=モラル」が見えない、21世紀の、“この国”。
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“加害者の現在”が暴かれた時

2017年06月25日 06時03分58秒 | 姿勢&見た目
朝からひんやりと雨、島岡美延です。
先日、週刊誌という“活字”から、ワイドショーの“音声”となって、白日の下にさらされた、女性議員の暴言、暴行。
移動中の車内の音声は“他人の目がないところでのパワハラ”の動かぬ証拠。
家庭内DVの加害者も外では優しい、ということが少なくないですが、想像を絶する暴言でした。
人間は、何かのきっかけで変わることがあるかもしれない、でもその本質は…。
映画『クロス(7月1日公開)』をご紹介します。
ジャーナリスト(斎藤工)が、ある事件の“加害者の現在”を記事にしたことから、追い込まれていく人々…。
夫・孝史と娘と、幸せに暮らしていた知佳。
孝史は、ジャーナリストから、“集団リンチ殺人事件の加害者”だった妻の過去を知らされ、どうしていいかわからなくなった時、仕事と家も失ってしまう。
飼えなくなった犬を里子に出そうとして、もらいに来た、真理子。
その彼女は“償った過去”を背負って生きていた。
欲望、葛藤、その先に再生は…?




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死してなお、愛を捧げるジゼル

2017年06月24日 06時52分26秒 | バレエ
小林麻央さん逝く…、島岡美延です。
彼女のブログの前向きな言葉。
読み上げる声のトーンやニュアンスは、番組によって様々で、麻央さん自身の声を再び聴ける日が来なかったことが、本当に悲しいです。
「愛している」と言って旅立った…、昼夜二回の舞台の合間に会見して、そう語った夫・市川海老蔵。
そんな昨日、“愛と死”をテーマに、ダンサーが全身全霊で挑むバレエへ。
Kバレエカンパニー『ジゼル』は、東京文化会館で、明日まで。
ヨーロッパのバレエ団で長く活躍していた中村祥子が、最も踊りたかった役の一つだったというジゼル。
満を持しての初役です。
1幕では、病弱ながら踊ることが大好きな少女。愛したアルブレヒト(遅沢佑介)は貴族で、裏切られて狂乱、死の悲劇。
2幕では、死してなお、愛を貫き、彼を守る…。
技術以上に、ジゼルの愛をどう表現するか。
トウシューズの音をさせまいと、一つ一つの動きに魂をこめた渾身のジゼルに涙…!
麻央さんのことも頭に浮かび、忘れられない舞台になりました。
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“5歳”の日々があった・・・

2017年06月23日 07時57分31秒 | 姿勢&見た目
すでに梅雨明けした沖縄は今日「慰霊の日」、島岡美延です。
24日公開『ハクソー・リッジ』では、その激戦ぶりが描かれています。
目の前の“外国人”に個人的な恨みはなくても、銃を向け合う虚しさ。
日本では第二次世界大戦後、戦争をしていませんが、世界では武器も戦いも…。
ベトナム戦争やカンボジア内戦を背景とした、1980年代のオーストラリアの子どもたちを描いた舞台を観てきました。
劇団スタジオライフ『THA SMALL POPPIES)』は、新宿シアターサンモール、7月1日まで(ダブルキャスト)。
オーストラリアでは、5歳になると小学校に入る前の準備学級に入る…、5歳の子どもを演じる役者…!
10代前半の揺れる時期を演じることも多い劇団ですが、さすがに初めての挑戦。
様々な国から移民や難民を受け入れていたオーストラリア。
子どもたちは、言葉も通じない相手とも“仲間になる”大切さを肌で感じ取っていく。
誰もが、5歳なりに感じて、行動していたんです。
あなたも、私も。

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やっぱり、強い人が出てくると

2017年06月22日 06時44分25秒 | 姿勢&見た目
昨日は、台風のような夏至、島岡美延です。
早めに帰宅したら“相棒”の再放送。
AIが名人と対局する、というドラマが終わる頃に、「藤井聡太四段が28連勝」の速報が!
将棋の神様は、半年足らずの出来事を“読んで”いたかしら。
昨年12月24日のプロデビュー戦は、“最大の年の差”が話題になりました。
プロ棋士最年少記録を持っていた、加藤一二三九段との対局を制してから、連戦連勝。
超新星の14歳に、将棋を知らない人も夢中。
ひふみん=加藤一二三九段の現役引退の翌日に成し遂げられた、歴代1位タイの28連勝。
もはや負ける姿が想像できない、“マンガ”のよう。
奨励会からプロ棋士、という天才の集合体の中で行われる対局。
誰が14歳を倒すのか、が最大の興味になろうとは!
世の親御さん、ゴルフやテニス、卓球もいいけど、これからは将棋を我が子に習わせたい?
強い人が出てくることこそ、注目され、裾野が広がるきっかけ。
さて、明日から陸上。
男子100㍍、ついに9秒台なるか?

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“忘れては大変”、だからこそ

2017年06月21日 07時14分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
大分で昨夜、震度5強の地震、島岡美延です。
最近、“大きな地震が起きる日本”を忘れがちだったかも。
揺れているのは、過去の“言った、言わない”問題。
森友学園の各所に、強制捜査。
メモ一枚に至るまで、大阪地検特捜部が持って帰ったことでしょう。
ただし、「国有地8億円値引き問題」につながる文書は、出てくる?
一方の加計学園に関する文部科学省の新たな文書。
昨年10月に文書が作られた、とされる時には、2017年6月に新聞の一面トップを飾ることになるとは、誰も思ってもみなかったでしょう。
仕事に限らず、買い物メモだって、“大事なことを忘れないため”。
仕事では立ち話での指示もあり、すかさず、メモを取る。
“誰が、誰に”“何を”など、特に間違わないように、メモしておく。
時には、“指示のニュアンス”も含め、周囲と共有する。
役人じゃなくたって、新入社員も「報告・連絡・相談」から!
まして、国を動かすような仕事をする役人たちが、うろ覚えの不正確さの中で仕事をしますか?
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