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ペルシャ猫、遥かなるオリエント、それに続く東欧…

2007-09-30 | 旅行
僕の実家で暮らしてる女王様猫“ふく”。
僕の妹が学生時代に「持て余した知人」から譲り受けて、京都から遥々やって来た。
我が家の先住者のもぐさんも長毛種のチンチラねこだが、ふくも見事なフサフサ毛のペルシャ猫。
でも、性格は強情で雌なのに粗暴。温厚な好々爺のようなもぐさんとは正反対の超我儘ねこ。ねこ大好き人間揃いのうちの家族も「成程、こりゃ持て余す訳だ」とすぐに納得したという曰くつきの困ったちゃんである。

何か気に入らない事があると独りで唸りながら近付く家人にガジガジ噛み付き引っ掻くふくも、見た目だけは純血種のペルシャねこだけあって優美で愛らしい。もぐもオヤジっぽい性格と齢のせいか雰囲気は醤油味の日本猫に近いような気がするが、ふくと同じペルシャの血を引いている。
もぐやふくの何十代か前のご先祖様は、悠久のオリエントで砂漠に沈む三日月を眺めて暮らしていたのかと思うと実に不思議な気分になってくる。
目の前でお手をしながら煮干をねだったり唸りながらチャーハンに入れるハムの欠片を齧っている我が家のねこ達に、そんなエキゾチックな血筋が受け継がれているとはとても信じられないのだが。
「おまえさん達も、何の因果で日出づる国の我が家で暮らすことになったんだろうねぇ。。。」

さて、そんな異国のねこたちの深い水面のような眼を見ていると僕もまた外国に行きたくなってきた。
ねこたちの故郷オリエントへと続く、東欧バルカンの国々へである。
昨年暮れから年始にかけての東欧バルカン旅行を終えるときにイスタンブールで「次はアンカラエクスプレスに乗ってオリエントへ行こう!」と心に誓ったが、実のところはまだ先に進みたくない。まだ僕はバルカンに未練があるのだ。21世紀に入り完全に分裂し消滅したユーゴスラヴィア連邦を引き継ぎ独立した国々、それらを見ていきたい。いまだ独立の騒乱の影を引きずるそれらの国々、日本ではあたかも「バルカンの火薬庫」とでもいうようなきな臭い雰囲気で見られている感すらあるユーゴからの新興独立国群は、実際のところどんなところなんだろう?僕はまだ、セルビアの首都ベオグラードしか知らない。
「よし、また行こうバルカンへ!」

今のところ、どういうルートで旅するか考えながら現地各国の鉄道会社のウェブサイトを巡回してダイヤを確認している段階だが、列車の運転本数が少なく路線も限られることから大体のルートはすぐに決まりそうだ。というか、限られた日数ではそのルートでしか周れないというスジに自ずと落ち着くだろう。
とりあえず、早めにピーク時のヨーロッパ方面行き格安航空券を押さえる必要があるので、航空券の到着地となる周遊ルートの出発都市は決めた。
マザー・テレサの出身地、マケドニア共和国の首都スコピエから旅を始めることにする。
明日以降、ネットを駆使して現地情報の収集を行わなくては…
一人旅は、地道な情報収集から始まるのだよね。

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