天燈茶房 TENDANCAFE

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かぐや、Fly Me to the Moon…はやぶさ2も連れて行って!!

2007-09-23 | 宇宙
(画像提供:JAXAフォトアーカイブス/池下章裕)

H-IIAロケット13号機により2007年9月14日10時31分01秒に種子島宇宙センターから打ち上げられた月周回衛星「かぐや」(SELENE)は、以下の運用を正常に実施しました。(JAXA宇宙科学研究本部トピックス)

かぐや(SELENE)は今のところ正常に月への旅を続けているようだ。
打ち上げを見送る事は出来なかったが、まずはめでたい。
このまま無事に月周回軌道に乗って2つの子衛星を分離し、本格的な月の科学探査を開始して欲しいと心から願うばかりである。
それに何より“宇宙科学の語り部”こと的川先生の提案で実現する事になった史上初のハイビジョンが捉える月から昇る地球の出の映像、早く見たいぞ!

しかし、残念ながらそんな浮かれた気分に冷や水をぶっかけるようなニュースが飛び込んできた。
僕たちが応援している「奇跡の宇宙船」こと小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」の状況が更に厳しくなっている様なのだ。

はやぶさ2が危ない (2) 「外国のロケットを使うよう指示されている」CommentsAdd Star(「はやぶさまとめはやぶさまとめニュースby hayabusafanさん)
日本が世界に誇る超高性能液体燃料ロケットH-IIA。
普通に常識で考えれば、「はやぶさ2」はこのH-IIAで打ち上げられる…と誰もが思っていた筈。ところが肝心要のJAXAはそう考えていなかったらしい。
これは一体どう解釈すればいいのか?
「はやぶさ2は勝手にやれよ。でもH-IIAは使わせてやらないからな。まあ精々外国のロケットを探してお情けで打ち上げて貰えや」と言われているのか!?

…正直、JAXAが何を考えているのか解からない。
誰も見たことも考えたこともなかった小惑星の世界に挑み、凄まじいまでの成果を上げた「はやぶさ」の後に続くものを、JAXAは疎んじて放り出そうとしているのか!?
世界を震撼させ熱狂させた「はやぶさ」の後継機が必ずや手にするであろう、既に約束され与えられるであろう栄誉を、みすみす外国に譲り渡そうと言うのか!?
我々「はやぶさ」を愛する者達の必死の応援は、一体なんだったのか…

中秋の名月も近付く今宵、僕は職場の茶道サークル主催の月見茶会に参加した。
満月にはまだ少し有余があるが、それでも初秋の夜空に浮かんだ膨らみつつある月を愛でながら雅な一刻を過ごすはずが、あの月に向かい旅を続ける「かぐや」(SELENE)の事を想いながらも僕の心は晴れなかった。

はやぶさプロジェクトはこれからどうなっていくんだろう?
それでも、僕に出来ることは草の根の応援だけだ。またJAXAにメールを送らなくては…
「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーン
という訳で、「はやぶさ2」が日本の力で宇宙に羽ばたくその日が来る事を信じて、
天燈茶房TENDANCAFEは「はやぶさ2を実現させよう」勝手にキャンペーン2007を応援しています


小惑星探査機「はやぶさ」情報:提供 JAXA宇宙科学研究本部
天燈茶房TENDANCAFEは日本の小惑星探査機「はやぶさ」を応援しています