民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3010 世はさかしまの・・・

2015-04-25 00:06:00 | 老境ものがたり
世の中には理不尽な事が多い。
原発の問題、自衛隊の問題、基地の問題、TPPの問題、そして国民背番号の問題、
などなど数えればきりがない。

いくらゴマメが歯ぎしりをしても、強引に持ち込まれるのが落ちで泣き寝入りに終わる。
沖縄県知事への「権限を一時止める」の措置には背筋が凍る思い。
実際には自由も平等も日本には無い・・・と思って良い。
山ん中のご隠居にしては過激な発言かも知れないが、この所モヤモヤが鬱積している。

一番新しい話題の「背番号」で言うなら、あなた自身の財産も貯蓄も或は借金も
稼ぎも納税状況も健康状態も人生の瑕疵も、
ワンクリックで見られてしまう事にナルノデス
「便利ですよ」の五文字の裏側に隠れて・・・。
キットこの事にも誰も抗えない・・・ノデス。
これ以上言わないのは「お上のお縄に掛かりたくないから」




「世はさかしまの竹の杖」・・・がコレに当てはまると言うのでもない。
木とか竹は根の方を下に使うのが本来であると言う常識。
唯一違うのが「杖=つえ」である・・・木にせよ竹にせよ・・・。

山道散歩を止めてから随分になる。
再開しようとした矢先、放し飼い猛犬の事を小耳にはさみ躊躇した事も事情のひとつ。

さて、杖である。
昨日スーパーへ寄ったら「元気になりましたね!」と顔見知りが・・・。
「?????」・・・「前は杖をついて散歩してはりましたな」
この事は二人の村人にも言われた
「アレは野犬対策の杖だったんですよ」とは言ったモノの
世間じゃそう見られる歳なんやと思い知らされた
ンで・・・竹の杖・・・ナノデアル

同じ竹に生まれてもね・・・
高価な尺八に生まれ変わる物や・・・杖になってコキ使われるものや・・・
芽が出た途端に食べられて終うものや・・・世の中の皮肉そのものである。

さて、仙人はどんな竹であったのだろう・・・自嘲しきりのキョウコノゴロである。


コメント (4)
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