北京五輪でのバスケット男子でアメリカチームの戦いぶりを見ていると、かなり準備して対戦相手のスカウティングをしてきたんだな、と感じていたが、それを裏付けているのが、バスケットボールライターの宮地陽子さんのブログである:
http://www.basketball-zine.com/miyaji/
まあ、これを読んでいると2年前の日本で行われた世界選手権もある意味五輪における準備であったとも言える。それだけでなく、出場選手には、イラクに出征した兵士らにも合わせたりしている。こういう方法に関して賛否はあるだろうが、選手たちには彼らなりに国を代表して戦う、という意識を植え付けることには成功したらしい。
そう、かつてはほとんど準備もせずに試合に臨んで圧勝した時代はもう遠い昔のことであって、今NBAのスター軍団を揃えたチームでもこれぐらいやらないといけないことなのだ。
そう考えると、日の丸には何の感慨もない、という風に言い切ったダルヴィッシュ君に欠けていたのは、国を代表して戦うという気概かもしれんなあ、と思ったりもする。イラン人の父親を持つ彼にそうしたものを完全に求めるのは酷かもしれないが、ブラジルから帰化したラモスにはもっとそうした気概があったんだけどもね。
まあ、一度米国のバスケットはアテネでの失敗を糧にしたんだから、そのRedeem(
挽回)の過程を検証してみることが日本のスポーツ界にとっても役に立つのではないだろうか。その意味で宮地ブログというのはとても参考になります。
http://www.basketball-zine.com/miyaji/
まあ、これを読んでいると2年前の日本で行われた世界選手権もある意味五輪における準備であったとも言える。それだけでなく、出場選手には、イラクに出征した兵士らにも合わせたりしている。こういう方法に関して賛否はあるだろうが、選手たちには彼らなりに国を代表して戦う、という意識を植え付けることには成功したらしい。
そう、かつてはほとんど準備もせずに試合に臨んで圧勝した時代はもう遠い昔のことであって、今NBAのスター軍団を揃えたチームでもこれぐらいやらないといけないことなのだ。
そう考えると、日の丸には何の感慨もない、という風に言い切ったダルヴィッシュ君に欠けていたのは、国を代表して戦うという気概かもしれんなあ、と思ったりもする。イラン人の父親を持つ彼にそうしたものを完全に求めるのは酷かもしれないが、ブラジルから帰化したラモスにはもっとそうした気概があったんだけどもね。
まあ、一度米国のバスケットはアテネでの失敗を糧にしたんだから、そのRedeem(
挽回)の過程を検証してみることが日本のスポーツ界にとっても役に立つのではないだろうか。その意味で宮地ブログというのはとても参考になります。