大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

女子サッカーにおいては、本当の意味での「日中激突」になる

2008-08-14 07:25:15 | サッカー全般
一昨日中国から帰国した直後に女子サッカーの日本対ノルウェー戦を見た。その勝利の後に次は中国と当たるわけなんだけども、この試合はちゃんとテレビ中継してくれるのだろうか?テレビの番組欄を見るとどうもなさそうやねんな・・・

女子の結果を見てみると否応なく男子の惨敗の結果と比較する向きが出てくるかもしれないが、「女子に比べて男子は情けない」と言う言い方をする人たちは、中国人と同じ穴のムジナであることを指摘しておこう。中国人って男子のサッカーに対しては絶望している以上、女子のサッカーこそが希望の星だと考えているんだけども、男女のサッカーの結果を比較すること自体どだいムリがあるのではないか?

そもそも世界中でこれだけサッカーが普及しているにも関わらず、女子のサッカーが競技として普及している国がどれだけあるか考えてみるといい。男子のサッカーにおいて勝つということは女子に比べれば難易度が数倍も高いということを棚に上げているのが中国人だ(驚いたことに中国でサッカーを知悉している人たちからそうした男女比較論が出てくるのである)。

逆に言えば、女子サッカーが盛んなのは、女性がサッカーという競技において見たりプレーしたりする機会に恵まれている国において見受けられる現象である。欧州において基本的に女性はサッカーに対して男性ほど興味がない。まあ、スタジアム自体が女性がおいそれと近づける場所ではないんだけれどもね。
だからまあ、個人的には日本で女性がスタジアムに足を運べるということは、ある意味安全のバロメーターだと思っているわけですが。

いずれにしても、明日当たる日中戦における中国人の態度というのは男子の時とはまた違うものになる。男子だと、負けたとしても「ああ、やっぱり弱えーなあ」で終わるんだけども、女子のサッカーは比較的強いと彼らは思っている。

従って、明日の日中戦は本当の意味での「日中激突」になる、面白い組み合わせだと思うんだけども、これでもテレビ中継ってないのだろうか?