大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

広島ACL初勝利で刺激を受けた

2010-03-31 06:58:40 | ACL/A3
昨日は仕事が終わって、ACLの広島vsアデレード戦を後半から心斎橋のCURVAにて観戦したけれども、結構リキ入ってましたねw 先制した広島が5-4でリトリートして構えて危険なスペースを消していたけども、それでも個の力で突破したり高さで競り勝って来るアデレードはやっぱり怖い。まあ、体格で上回る相手に引いて守るというのは結構危険ではあるけれども、広島の選手も体を張ってよく守ったし、集中は最後まで切れることはなかった。ACLでは相手のパワープレーやセットプレーの高さにやられていた反省を活かして最後はミシャが寿人に替えてチュンソンを入れるなどして高さ対策を考えた交代で逃げきってACL初勝利。ガンバから移籍してきた雅人なんかも縦に突破する動きなんかが良かったわけで、こういうプレーというのが今のガンバには必要だろうな、と思ったりもしたんですがね・・・まあ、これも舶来2トップに頼りすぎてきたツケなんだろうね。

しかし、クラブでも代表でもオージーとやるのって面白いし、リキ入ってしまうわ。ガタイで負けてしまうっていうのが日本人にとっては、中韓に負けるのと違う意味で悔しいわけでね。その意味では、フィジカルの違いというのが日本にとっての課題ではあるのは判っているけども、今簡単にそれが埋められないからこそ、広島とかガンバなんかでやっている方法論というのが必要なんだろうけども。

ともあれ、広島ACL初勝利おめでとうございます。ポハンが山東相手に連勝してしまったんで、突破の可能性があるとすれば、次のポハンvsアデレードの試合でどっちかが勝つしか可能性がないんやけども、今それを気にしていていもしゃあないわけで、一戦一戦全力で戦うだけ、という当たり前のことを昨日の広島を見て改めて思いましたね。だから今日のガンバはヤットが欠場でソータが出場停止。となると智と和道のコンビで行くん?まあ、これはこれで見てみたいとは思うんやけども、智にはあんまり無理して欲しくはないな、とは思いますけどもね。

あと、山東へ遠征される広島サポの皆さんは去年私が書いた以下のエントリをご参照下さい:

http://blog.goo.ne.jp/minkoku/c/191a77c6fdfd160dcfd81d2898f0cef6/2

これに補足するとすれば今は北京南駅から済南までは新幹線が出ているということですかね。去年筆者はGW連休中だったので、試合の3日前に北京入っていたもので、その日に切符を買いました。今回広島から遠征される方というのはどういうルートで行くかはよく判らないですが、北京から陸路で行かれる方は新幹線も視野に入れてみてはどうでしょう。

さてと、昨日の広島の勝利に刺激を受けたんで、今日はウチらが頑張りますわ。

ACL第4節展望 ~ヤットの起用法、広島仮免中、中韓骨肉対決など

2010-03-30 07:35:28 | ACL/A3
さて、ACLの一次リーグも第4節を迎えることになるけども、ガンバとしては、ヤットと怪我明けの智には温存しつつ、若い戦力を試しながら勝つということが求められるだろう。ヤットを周一ペースで使うとなると、4月には水原、河南相手に出ることにもなるし、おまけに代表戦も待っている。となると、序盤の天王山というのは間違いなくホームの水原相手の試合ということに成って来るなら、欧州CLの前後の試合で主力をベンチスタートさせるというような措置が、大宮戦や清水戦でも求められるような気がするんだけども、なんせ率いているのがウチのカントクだからなあ・・・

シンガポールでは暑さと人工芝のピッチに戸惑ったところはあったと思うけども、ホームでならスカっと勝てるはず・・・なんでこんな歯切れ悪いんやろw 

で、その他のグループについても少し。鹿島についてはもう問題ないっしょ。川崎はメルボルンアウェーか。メルボルンが既に戦意喪失しているならば勝てるチャンスはあるけどもテセが出場停止というのがどう響くか。今のシステムってテセありきで造っているところがあるだけにね。で、このグループはやはり「ウランド16」で戦う相手が居るということでどこが一位二位で抜けて来るかが気になるかな・・・

広島の場合はもっと厳しい状況で、突破の為には3連勝するだけでなく、ポハンが1勝2敗でなおかつ最終節の直接対決では2点差勝利がノルマとなる。勝ち点並んだら直接対決での勝ち点、得失点差が重要に成って来るわけだし、それで同じなら最後は全試合トータルでの得失点差で、マリノスは04年これでやられたんよなあ・・・まあでも、広島の場合には今は逆転突破云々よりも一戦ごとに全力で戦うことが大事なんじゃないかな、とも思うわけですね。それを積み重ねた結果最後突破ということにつながればいいし、仮に無理だったとしても今やれることはやったと胸を張れるんじゃないでしょうかね。広島について今回厳しかったのは、元日に出場が決まってから準備し始め、キャンプ始動を前倒ししたということだったと思う。その意味ではガンバ・鹿島・川崎には結果が求められているけど、広島はまだACL仮免中、ってどっかのクラブの試合で見たダンマクやなw

で、最後に中韓骨肉対決なんだけども、中国でやっているのに韓国勢に前節は全敗しているんだけども、らしくないですねw 最近中国もやたら八百長事件の取締にはうるさくなっているから、レフェリーを接待しにくかったのかなw まあ、それだけに尚更日本勢だって中国で負けるわけには行かなくなりましたね、皆さん。

J聯賽第4輪 大阪鋼巴 2-2 仙台維加塔

2010-03-28 22:41:44 | ガンバ大阪
仙台、PK2本で引き分け=Jリーグ・G大阪-仙台(時事通信) - goo ニュース

えーと、まずBJの皆さん、バーベキューに呼んで頂いてありがとうございました。これやった時にあまり勝てた記憶がないけどもw、こうやって皆さんと集まってワイワイガヤガヤやれるののは貴重な体験だと思います。

さて、試合の方は本日町会長としての最後の用事があったので、自宅でテレビ観戦してから会合に出席することにしていたので、後ろ髪を引かれる思いで万博公園から帰宅して、家でJスポーツの中継を見ていたけども、相手の2つのPKの内、2本目は明らかに智のハンドであるのは明らかだけども、最初のPKというのはかなり微妙な判定。あれがPKだったらその後にジェジンだってPAエリア内で押されていた・・・ってあれは相手DFも手では押してなかったか。それでもフィジカルコンタクトの基準がゆるいプレミアではチェルシーとシティの試合でさえも、体で押しただけでPKというのもあったっけなあ。

家本主審って結構個々のプレーは見えている方で、松崎審判員長が著作の中で書いていたところによると、08年のゼロックスでも概ね正しい判定だったらしい。それゆえに彼は試合をスムーズにコントロール出来ていないかも。もっとも、前半仙台の攻撃の時にフェルが倒されても笛を吹かなかったけども、あれはあれで「ああ、またコイツ勝手にこけてファウルもらおうとしてるな」という先入観がなかったっけ?まあ、フェルが過去散々やって来たことだからある意味自業自得ではあるんだけどもね。だから、PKでチャラだったのか・・・つーか、なんで俺は昔いた選手のことばかり話してるんだろうw

まあ、家本主審には去年のホーム磐田戦では随分とお世話になったからな・・・だから最初のPKはフェルに中に入られるようになってしまった守備が問題かな。最近2列目からの飛び出しというやつにあんまり対処出来ていないような気がするからね。

相手のカウンターもポストやバーに助けられていたとは言え、2点目勝ち越した時点では勝たないと行けない試合だっただけに勿体なかったとは思う。それでも、ショーキが決めたことでFWに彼が定着しつつあることと、智が戻ってビルドアップがかなり良くなったのは明るい材料。テレビで見ていると、サイドに展開し、その後智に戻った後にヤットに預けて、更にヤットから加地へという一連の流れを見ているとああ、ボール回しが良くなっているなとは思った。

けど、引いた相手を崩すにはもう少しサイドを深くエグってというプレーが必要だったかな・・・その意味でカントクが守備に難があってもミチを今まで使っていたというのはそうした部分に期待しているからだということはなんとなく判る(まあ、和道のサイドバックでそうした守備面でのリスクは減った、というか仙台も左サイドの裏をあまり執拗には狙ってこなかったのだが)。こういう攻撃はバルサ帰りの村松尚登氏が著作の中で書いていたことではありますね。まあ、村松氏が言うような両サイドバックを同時に上げるというのは流石にガンバでもやっていないし、イタリア的には無謀だと思ったが、それはさておき。

その意味では後半佐々木の投入で攻撃は活性化したし、2点目の低いクロスなんかお見事。ただ、勇人使うんならジェジンを残しておいても良かったかな・・・確かにジェジンには不満が残るんだけども、勇人となら合いそうなんだけどもね。ぜ・カルロスについては・・・山本説明せい!でいいんじゃないでしょうかねw

気になるのはACLを挟んだ連戦が来月末まで続くということでこれをどう乗り切るか。そろそろ連戦で出てきた選手の疲れが見え始めて来ているとは思うのだけども。そうすると、SAF戦では、ヤットは休ませるのだろうけども、木村、菅沼、下平、武井、大塚・ドドといった選手にもチャンスを与えるという選択肢もあると思いますが、率いているのがカントクであるからなあ・・・(付記:ドドはACLの出場選手登録に入ってなかったのでした、スミマセンorz)。

昨日の長居、そして中超開幕

2010-03-28 08:01:12 | サッカー全般
昨日は長居にセレッソと浦和の試合を観に行ったけども、この時期はやっぱり肌寒いという感覚がぴったり来ますね。試合内容もアレだったし・・・まあ、少し振り返ると、前半から高い位置で浦和がプレス掛けていたのが功を奏して、1点目は上本のミスだったけども、それを呼んだのは浦和の高いプレスだったか。後半はセレッソの3バック広げるかのようにエジミウソンがサイドに動き出し、システムもエジミウソンの1トップにした4-1-4-1で徐々にセレッソの弱点をつくようになったものだから、これやられるとセレッソはキツイな、と思ったりもした。

1点リードされると相手が1トップなものだから、セレッソが1枚DF削って家長を投入し、擬似4バックの2バックにして攻めに打って出たけど、家長がまた空気みたいなものだったな・・・ただこの形にしてからの方がセレッソは良かったのは確かではあるんだけどもね。やっぱり3-4-2-1だと広島のようなサッカーが出来ないセレッソにとってはアドリアーノの個人技しか得点のにチャンスがないわけなんで、攻守のバランスを保つには4バックとは思うけども、そこら辺バランスを意識出来ないのがあちらの監督さんなんやろうなあ・・・多分今は羹に懲りて膾を吹く、といった状態なんだとは思うけども。最後はリード奪った浦和が堀之内投入して試合をクローズして実力通りに逃げきりましたとさ。あ、播戸は前節の失態で当分出番は回って来ないかな?

帰宅してから中超の開幕戦をネット観戦。上海申花と長沙金徳の試合だったけども、上海のユニが赤というのが違和感感じるな。てっきり青が上海でラインがメチャメチャ深いな。相手の中盤ポゼッション時にラインがPAの内側まで引いてるわ、と思っていたらこっちが長沙だったというオチw ホームのサポが大きな太鼓を10台以上は置いてドンドンと叩いているのは迫力あったけども、試合自体は中国特有の中盤がないハンドボールみたいな試合やっていましたな・・・だからこういうリーグのクラブにはJのレベルにかけて負けられないと思うんだけども、彼らはゴール前での高さはアジアレベルでは強いから、広島なんかはそういうのにやられてしまったのは確かではあるんだけども。それにしても上海の赤のユニって思いっきり違和感あるし、青だったユニを赤に替えられたサポの気持ちって一体・・・

そういえば、五輪代表のリーグ戦参戦の話の続報があって、一応3節までは見送ることになったらしい。で、この間の記事の訂正ですが、今季の中超は16チームの偶数。となると、国奥隊(五輪代表)入れると、どこか1チームが日程空くということになるから、ワケ分からん・・・第一このやり方で招集された選手が元のチームに対して「八百長」を働かないという保証がない、という話をしなければならないのが中国らしいところか。

さてと、今日は自治会長、というか対外的には町会長としての最後のお勤めで、参戦は出来ず、自宅でテレビ観戦した後に、退任の食事会に行かないと行けないのですが、一応サポ仲間にはヤマハのチケを渡しに一旦万博には行きます。

PJの造反事件で改めて思った現場と編成との意見不一致 ~PJ的造反有理 !?

2010-03-27 08:32:54 | ガンバ大阪
ジュニオール謝罪も…西野監督“使わない”(スポーツニッポン) - goo ニュース

昨日ツイッターでエルゴラでおなじみの永田淳氏が予告していたように、今朝各紙でPJが造反事件について謝罪したという記事が出ていたけども、カントクには直接謝罪はないということだとすると、PJも本心から謝ったというよりは促されたから皆の前で謝ったという感じかな・・・

ちなみにサブタイトルには、毛沢東ではないけども、「PJの造反に理はあるのか?」とつけました。余談になるけども、造反有理という中国語は少し硬い感じがするらしくて、確かに正しく言えば「造反有道理(造反にも言い分がある)」じゃないかと思うわけです。まあ、それをあえて硬い言い方に言い切ってしまうというのは、その言いまわしがもたらす言いやすさ(4つの音節で言い切れる)というのが文革のスローガンとしては最適でそれが扇動的な言葉として伝えられるという効果を狙ったものだったのだろう。毛沢東語録なんていうのは日本語訳にしてしまうと、中国語が持っていた破壊的な語感というのが失われてしまっているらしいし・・・おっと話がだいぶそれましたね。

両者には埋めがたい溝があるのは確かだ。カントクはPJが去年から自分の指示した通りに動いていない、性格の問題があるのかもしれないけどもチームの中で溶け込んでいないと考えているわけで、そうした昨年からの一連の流れの中で今回の事件が決定的なものとなってもう使わないと言っている。

一方のPJからしてみれば、確かに自分の出来が悪かったというのは認めるけども、途中出場でありながら替えられたというのが、公衆の面前で恥をかかされたという思いがあったのではないだろうか?もっとも、別にユニをを投げつけた行為について弁護するつもりはないけどもね。ただ、もしそうだとすればこれは文化の問題ということになるのかもしれない。かつて野球においてもエラーをした外国人選手を、後に選手に食生活の大切さを説く為に自ら反面教師となって痛風にかかった大監督がイニングの途中で懲罰的な交代を行ったんだけども、それがその外国人選手には、巨人戦で全国中継されている中で替えるというのが屈辱以外何ものでもなかったわけで、ベンチの中では物凄く荒れていたらしい。まあ、その場合は結局その外国人選手との契約があり、かつチームの主砲ではあったので、大監督によればその後和解したらしいけども・・・

今回の件で言えば、カントクが使わないと言うことはあの行為だけではなく、戦力としても構想外だと言っているようなもんだろうね・・・それはそれでいいのだけども、逆に言えば何で今までチームに序列をつけて外国人FWを優先して使って来たのかが問われて来るのだけども。結局そうした舶来2トップ志向にこだわり過ぎていたし、その傾向があったからこそアホ弱化部長はチームに合う合わないを無視した補強をしてきたわけだから。つまり、山本山には、カントクには外国人FWが居ないとダメだと思われているわけよ。

ところで今、一番忸怩たる思いをしているのは、他ならぬ山本山なのかもしれない。自分が良かれと思い、レアンドロが抜けてチームが弱体化するのを避けるために獲得し、引き抜きを阻止する為に高額の違約金を設定しておいた。その選手が謝罪したにも関わらず使わないとは何事だ、という怒りを押し殺している(のは、カントクがカナモリから絶大な信頼を置かれているから)。確かに放出するにしても今までとはことなり投資した分を回収できないわけだからカントクが構想外としたからといっておいそれとクビにはできないだろう。だからまあ、PJは多分夏までには飼殺しか、あるいは国内のどこかに貸し出して見本市状態にして中東からオファーが来れば転売という形に持って行きたいんだろうな・・・

改めて浮き彫りになったのは現場と編成との意識の乖離(というか実は犬猿の仲に近い)だろう。山本山は補強した選手を使いこなせいのはカントクが悪いと思っているし、カントクはカントクで、毎年アホ弱化部長が敢行する「補弱」に対して自分が尻ぬぐいさせられていると思っているに違いない。

こうした状態に対して、本来ならカナモリ社長がきちんと手を打たないといけないのだけども、彼は今スタジアム建設の為の交渉に奔走しているという状態でサッカーの部分には手が回らない。というか、本当はあの人だってこういう状態はもうとっくにお見通しではあるんだけども、サッカークラブの社長に就任して2年しかたっていない状態であり、サッカーを十分知っているわけではない。だからこそその立場というのを自覚し、自分は企業経営には全力を注ぎ、サッカーに関しては前からその道でやってきたエキスパートに任せているのかもしれない。確かにこれは企業のトップとしては合理的ではある。自分が強くない分野に関しては、その道のエキスパートに任せる。内部に居なければ外部から連れてくる、という風に割り切っているのかもしれない。

で、今のところ「強化」部のテコ入れをしないというのは彼自身が今の人事がベストではなくても、外部から適任者を探して来るアテがないか、あっても現任の担当者と比較してどうなのかという判断がつかないからなのかもしれない。そこら辺は不満がないわけではないが少なくとも中途半端な理解の元に口出ししてくるところがないわけだし、現に今回の件でもカントクが絶対だと支持を打ち出しているのだからカントクにとっては非常にやりやすいのかもしれない。

実は、今のカントクの体制というのはそうしたカナモリの支持で持っているところがあることを理解しなければならない。それがなかったら、多分弱化部長は去年の契約切れでもってカントクを切りたかったんじゃないかと思っているんですね(表向きは続投を匂わせていたけども・・・)。専門誌によれば最初にオファーした金額はダウン提示だったらしいし・・・

その意味では、現場に口を出さないでカントクに任せるという社長のスタンスには救われてはいるんですね。現場と編成との意見不一致を放置しているのはどうかと思う反面、今のガンバはかろうじて現場力で支えられており、それを支持しているのが社長であると思うとなんとも複雑な気持ちになるんだけども。

今年の中国アウェーの遠征プランを考えてみる (2) ~稲本を北京で見ることが出来るか?

2010-03-26 07:16:54 | Weblog
前回は、来月の河南遠征で、鄭州までの行程について書いた。問題は、ビズエクスプレスで予約入れてもしょっちゅう出発便だの時刻だのを変更してくる中国の航空会社で、行きの国内便さえ確保できればあとは問題なし。帰りは新幹線だってあるから欠航とか時間の大幅な遅れがあってもそっちで対応出来るかと楽観的に考えとりますが。

で、鄭州行って、いったれいったれ~(誰かさんのブログではないが)やった翌日の予定ですが、北京に移動して一日滞在予定。午前の便で移動する為に、昼は北京の王府井で北京ダックでも食べようかとも考えております。それで晩まで自由行動してからゴンティで北京と川崎の試合でも見ようかと思案中。

ゴンティ(工体、工人体育場のことを地元の人はこう呼ぶ。あ、俺は地元人じゃないですよ)は、北京の空港からは割と交通のアクセスが良い。北京の町自体、日本で言えば京都のような感じで、歴代王朝の首都らしく、碁盤目状の道路を造っているわけで、地下鉄もそれにそって、碁盤の縁をなぞるかのようにぐるぐる循環している路線がある(丁度山手線や大阪環状線、あるいは名古屋の地下鉄に似ている)。だから、空港から直接スタに行くんだという川崎サポさんがいらっしゃれば、空港からモノレールで東直門(ドンジーメン)まで行き、そこから例の環状線地下鉄(といっても東直門からはそれしかないが)に乗り換えて一駅先の東四十条(ドンスーシーティアオ)で下車すればそこから15分ほど歩いて行けばゴンティに行けるわけです。

まあ、その時の川崎がどの位置に付けているか判らないけれども、消化試合になっていなければ、稲本をそこで見れるな、とも思ったりもしているわけです。あと、試合がカンフーにならないことを祈りたいけども・・・去年名古屋の杉本がラリアットを食らっているところなのが心配ですねw 稲本が出るような状況であれば見に行こうとは思ってます。さすれば、瀋陽や天津でお会いした川崎サポさんにも再開出来るかな・・・

試合が終わった後の脱出方法だけども、地下鉄が走っているぎりぎりの時間帯ではあるけども、ホテルはその東四十条あたりで取るのがいいかな、と考えていたら、結構いくつかのホテルとかが満室になっていたりするのは、関係者や川崎の応援ツアー向けに押さえられているのかと思ったりもする。丁度前日の河南がそうであるように。

一応これが北京に寄ったときの最初のオプションですね。あ、ガンバサポの方で、川崎なんかよりも北京の町をぶらぶらしてみたいと言う方の為に次回はプランBについて書きますね。

広島にはホロ苦い、けれども貴重な経験となるACL

2010-03-25 07:38:29 | ACL/A3
鹿島が3連勝=広島は3連敗-ACLサッカー(時事通信) - goo ニュース

昨日は残業していたので、生では見れず、BS朝日の録画を見たのだけども、広島惜しかったな・・・けれども、ストやん退場のあと一人少ない中で一時は逆転したのはよくやったとも言えるし。

ACLで3連敗というのは日本のクラブでは初めてだけども、だからといって広島を弱いというつもりはない。というかそれ言ってしまう人たちというのは結局のところ回り回って自分自身を蔑んでいる、ってことに気づいて欲しいもんですがね。広島がこういう結果になったんでいろんな雑音が聞こえてくるけども(まあ、日本の恥とか言う人たちは結局自分自身に対して唾吐いているということを自覚した方がいい)、そうした声を聞くということは、逆に言えばそれだけの注目を浴びている立場に居るということを一つの経験と捉えてそれを今後に繋げて欲しいとは思う。それが、結果的にACLをプレゼントした立場の者から言えることかな(まあ、別にガンバは広島の為に天皇杯を戦ったわけではないけども)。

広島は力のあるチームだけども(実際ここまでJでは2つ勝っている)が、経験こそがACLを戦う上で足りないものだと言えるのではないか。今年の元日にようやく出場が決まった初出場クラブが山東やポハンやアデレードといった、昨年一昨年には既にACLの経験値のあるクラブと戦うというところが厳しいところだったかな。それはJとは異質のスタイルのクラブと戦うといったサッカーだけの問題ではなく、長時間の移動とか、現地の宿泊施設やそこでの食事、あるいは判定基準の異なる審判といった様々な要素が経験の中に含まれているわけで、その意味で言うと広島は今年いい経験をしているのだとは思う。だから、日本の4枠のうち、1枠がビギナー枠でもそれはそれで意味のあることだとは思うし(その分今年のウチは広島以上に結果が求められる立場にあるわけですが)、毎年その1枠に、ACLに経験してみたいというモチベーションを持ったクラブが入って来ればいいと思いますよ。そうやって国際試合の経験値が今のJ1クラブでほぼ一巡し出した頃に、日本のサッカーというのが一段底上げ出来るんじゃないかと思ったりもするわけです。

例えて言うなら、生まれて初めてビールを飲んだ時の味に似ている。最初はやっぱりホロ苦いものではあるけども、飲んでいる内に美味いと思える時がいつかは来る。最初に経験したことが今後に生きてくる。それが今の広島にとってのACLなのかな。

亞冠小組賽第3輪 大阪鋼巴 4-2 新加坡軍團

2010-03-24 00:54:15 | ガンバ大阪
亡き母のお彼岸の墓参りで行けなかったけど、現地行ってた人たちを羨む、なんてことはなかった。というよりむしろ、参戦していた、「お父さん」なんかは多分今頃嬉しさのあまりマーライオンによじ登って、天地の創造主の怒りに触れてしまい、ガブリと右腕一本食べられたんじゃないかと、と思ってますけどもねw(当ブログを読んでいるBJの皆さんは本人に通報するのはやめて下さい)

試合はと言えば、開始早々から相手が中盤であまりプレスをかけてこずに、引いて守ってくるのは想定内の範囲だった。というよりは、彼らのゲームプランでは失点を最小限に抑えることで試合をコントロールし、セットプレーやカウンターなどの少ないチャンスをモノにするという弱者のゲームプランをきっちりと遂行してきたところが厄介だった。まあ、これだって失点前にきちんとチャンスをモノにしていれば苦しむことはなかったんだけどもね。

そういう中でハットトリックを達成したショーキはとりあえず2トップの一角を不動のモノにしたと言えるかもしれない。まあ、2点目なんかはごっつぁんだったけども、相手GKとDFが交錯したので、ファウルではなかったことと、ショーキの位置はオフサイドだったけどもシンガポールの右サイドの選手がゴールラインぎわに残っていたことが幸いしていたか。全般的にはガンバもプレスを押さえ気味にしてハーフェイライン付近でプレスを開始するような形で、省エネのサッカーを貫くことが出来たけども、これが中国の選手なら暑さに参っていたところやろうねえ・・・あ、河南は水原に負けたんですか?しかも退場王がゴール決めたとか?

あえて課題を挙げれば、開始早々にもセットプレーで相手のマークを空けるような場面があったように、セットプレーで不用意な失点をしてしまう可能性があるところ。そこら辺次の仙台なんか結構精度の高いセットプレーをリャンが蹴ってくるんでそこら辺しっかりケアしないといけないし、それを許すと相手の術中にハマってしまうわけやからね。まあ、ヤットを日本に残した分、週末には休んだ成果を見せて欲しいところですが。

途中出場のぜ・カルロスはなんか微妙ですな。スピードはあまりないしドリブルも上手くはない。動きもまだまだ重い。しかし、シュートはポストに当てることができるから結構上手い。ただ、使うとなると前線で彼が蓋になってしまう可能性はあるから、使い方の難しい選手ではあるけども、一つのオプションとしては使えるか。けれども、2トップは今のところジェジンとショーキになるか。

ま、今季初勝利を挙げたところで、まずは吹っ切れましたかな。Jリーグでの初勝利はまだだけども、休んでいたヤットとのフィット具合が鍵になるかな。セットプレーについては勇人がコーナー蹴る、下平がFK蹴るというオプションはもっとあってもいいとは思うけども。あと、智も復帰するんだって?まあ、あんまり無理しない方がいいかな、という気はするし、どうしても出すんならリーグではなくホームでのアームドフォース戦で試す方が無難かとは思うけども。その試合ソータが出場停止だから丁度いいんじゃないかな・・・

で、問題は自分自身が参戦出来るかなんですが、町会長として最後の慰労食事会とやらが晩に入っているわけですわ・・・夕方5時キックオフでなければ参戦できたんですがね。ただ、万博には行く予定です。ええ、お父さんにはしっかりと昼間っから予定を押さえられていますからね(泣

今こういう状態、というのも含めてサッカーを楽しもう

2010-03-22 23:12:58 | ガンバ大阪
今季に入ってから勝てない状態をいよいよここまで引っ張って来た。けれども、こういう状態だからこそ、自分自身に問うてみたくなるのが、「サッカーを楽しんでいるか?」ということだ。

勝てないこと以上に、見ていて楽しくない、という風に感じておられる方たちって多いかもしれない。けれども、楽しくないとか面白くないとかいう気持ちは、自分の気持の持ちようでなんとでも変えられるものではないだろうか?確かにチーム状態が良いとは言えないが、サポとしてそうした状態に対して良い方向に導けるように影響力を行使できることってあんまり大したことがないのかもしれない。

ならば、視点を変えて、こういう状態にあるガンバというのを楽しんでみよう、という風にも考えてみるわけですね。こういう考えに至ったのは、ロッテの前監督で、今でもファンの間でも支持が絶大なボビー・バレンタイン監督には野球をまず楽しもうという考えがあったのをこの間引退した小宮山の本を通して理解したからだ。勿論それは試合に勝つということを忘れたわけではない。ただ、結果に汲々としてしまっていつの間にか見失ってしまったものがあることを思い起こさせる。勝たなくてもいい、というのとはまた違う。勝つことも負けることもゲームの一部。だからこそどんな状況でも楽しむことが出来るか。その上で勝つことは負けることよりはもっといいことだという風に理解できることではあるし、負けたとしてもその気持を切り替えて次に備えることが出来るということなのだろう。ガンバのゴル裏でも、ロッテの応援を掛け持ちしてやっている人もいるから、こういう考えは理解出来るのではないだろうか?

だからまあ、勝てない試合が続くとどうしてもイライラや不安が募ってくるのは仕方のないことではあるけれども、それについてネガったところでどうにかなるものではないわけだし、むしろこういう時だからこそ、本来の自分のサッカーライフというのを維持し続けることだし、焦ることなく、むしろこんな状態でも自分は楽しめるんだというくらいの余裕ってヤツを持ち続ければ結果は後でついてくる・・・と思いたいところだが、やっぱり歯切れ悪いなw ただ、一昨年去年と勝てなかったどん底の時期の自分の過去のエントリを読み返すと不思議とネガる言葉を並べてはいなかった。それはチームを信じていた、というのがあるのは勿論だけども、ネガり続けていた周囲に対する反発というのがあったのは確か。

話を元に戻すなら、今回は現地に行けないけども、行かれている皆さんはシンガポールの観光地を回って見聞を広めるというのもいいと思うしそれはサッカーのアウェー遠征の醍醐味ではないでしょうか?試合を観るにしてもヤットやルーカス、それにPJが居ないけれども、代わりに出てくる控えがいいかどうかは未知数だけども、出来不出来を含めてどこまでやれるのかを見るという楽しみというのはあるでしょう。そういう部分を楽しめばいいと思うわけですよ。

相手のシンガポールアームドフォースは負傷者5人に出場停止1人ですか。水原との試合のダイジェスト動画を見た限りにおいては、ラインを下げて対応していたけども、ボールホルダーに対する寄せはやや甘いかな。中盤でプレッシャーかけてこない分やりやすさはあるけども、やはり問題はフィニッシュですな。相手守備をこじ開ける手段の一つにはセットプレーだと思うけども、フタの方が今期待は持てるかもしれないし、遠目の距離ならぜ・カルロスに打たせてもいいかなとは思いますね。あ、PKのスペシャリストは二人も居ないか。まあ、そこはFWの誰かかフタに蹴らせれば外さないっしょ。

そう考えると、明日の晩が待ちきれなくなってきた、って思いませんか?

中国サッカーがますますシュールで目が離せない展開になっている件

2010-03-22 08:52:13 | 中国サッカー
シンガポールへ行くガンバのことは今晩にでも書くことにして、中国サッカーがますますシュールで目が離せなくなっている件について。それは前代未聞の2点がそうさせているのだけれども:

1.審判の割り当てを抽選で決める

この間中国のラジオをネットで聞いていると、中超の審判の割り当てをなんと抽選で決めたというニュースが飛び込んで来たので、その詳細をネットで確認してみると、3節までの審判の割り当てをなんと抽選で決めたらしい。記事によると中国国内だけの措置で国際試合でFIFAは禁止しているなんて書いていたけども、そもそも審判をクジで決めるなんて話は世界中どこでも聞いたことがないから、禁止云々以前の話しだと思うが・・・

まあ、こういうことをした背景には、中国サッカー協会が審判の人選についての「透明性」を持たせようとする狙いがあったとは思う。何しろ八百長事件で、審判部のエライさんが捕まったり(実はトカゲの尻尾だったりする)するような状態となれば、世間に対して公平な人選をしていますよというアピールが必要だったと思われます。

ただ、事前に審判が決まっていたら、予めターゲットが決まっているんで試合前に接待するなんていうのが却ってやりやすくなったorz・・・まあ、「上有政策,下有対策」のお国柄がよく現れていると思うけどもね。というか試合前にならないと決まらないようにすることこそが本来そうした裏工作を抑止できると思うんやけどもね。

その割り当てられた審判の中で目を引いたのは、国際試合でも度々ガンバや日本代表の試合(最終予選のアウェーカタール戦)で笛を吹いた、中国の中でも比較的マシ(あくまでも中国基準ですよ)な国際主審、孫保潔(スン・バオジエ)がどの試合でも外れていて、1試合のみ第4審判に入っていたということであった。オイオイ、これやとマトモに笛吹けるヤツがおれへんやんけw

2.ロンドン五輪代表がリーグ戦参入

この話はサッカーに詳しい中国人から聞いてびっくりした。今季の中超のチーム数が奇数で、毎試合ごとに試合のないクラブが1チーム出てくるというJ2みたいな状態ではあるんだけども、その試合のないチームのホームに乗り込んで五輪代表が試合するというプランが上がっているらしい。えーと、中超の開幕っていつからやったっけ?今からこんな話が出てきても、間に合うんです! 中国だからw

これは、五輪代表の選手らが所属クラブでの出場が少ないという懸案を解決するために、招集するのはあくまでも、代表選手でも所属クラブで控えという選手だけらしい。これについては北京国安や山東魯能といった強豪クラブも賛同の意を示しているらしい。まあ、試合が開いている時には次の試合までの試合間隔が空くというクラブにとっての懸案は解決できるか。

確かに世代別代表の出場機会をどう確保するかというのは日本でも懸案ではあり、故にナビスコに年齢制限を儲けようなんていう話が出たりはする。中国の場合は、いろいろとゴタゴタがあり、日本みたいにカップ戦がない分、リーグ戦でどれだけ試合に出せるかが問題とはなるのだろうけども・・・ただ、これだと試合には出せるけども、継続して五輪代表の強化につながるかと言えば?ではある。所属クラブでもシーズン途中で対象となる選手をどこかで使いたいと思うようになるし、勿論そうなるとクラブ優先になるとは思うのだが(これも怪しいけども)、それだと代表にとって呼びたい選手を読んで継続的なチーム強化するという計画が立てられなくなるだろうな。

だから、選手の出場機会を確保するということは、代表の強化の為の一つの手段ではあるけども、手段が目的化してしまう本末転倒になってしまわないかとも思うんだけどもね。

まあ、今の段階では協会のエライさんがアドバルーンをブチあげた段階であって、最終的には協会内部で承認されないといけないんだけども。いずれにしても、中国サッカーがますますシュールになってきて目が離せないことは間違いないですねw