サガン鳥栖さんってクラブの紹介を公式HPにて英語だけでなく中国語版でも載せてるんですね。それ見ると、文章は簡体字ではなく、繁体字で書かれているけどもサガン鳥栖の表記は今回の記事のタイトル通りにはなってる。
失点場面は情報の少ない樺山の個人技にしてやられたんで仕方ない所もある(その代わり黒川はその後のまた抜き対策で足を閉じていた)んで、今回の試合では2点目が取れなかったのが全てではある。
試合前からは、前節大敗した鳥栖は建て直そうと必死で来るわけなんで、今回の鳥栖は前節と同じで見ては行けないと、全体に戒める意味でツイートはしていた。
ただ、前半12分過ぎにオフサイドで取り消された武蔵による幻のゴール場面では、鳥栖側にはまだ前節の嫌な流れは残っていた(なので鳥栖公式ツイートでゴール取り消しを伝えた時にでも、川井監督にはちゃんとサッカーさせて欲しい、という抗議のリプがぶら下がっていたが)。そこらへん畳み掛けられなかったのがまだこちらの詰めの甘さではあるけども。
ただ、その詰めの甘さにしてもポヤートス監督のバランス志向も関係してるかもしれない。今朝も昨日の試合のブログ記事書く傍らDAZNの録画で福岡とセレッソの試合を流し見していたが、両者とも相手の最終ラインに割と強気の勝負パスを入れていた。それが撃ち合いに繋がり、カウンターのリスクはあるにしても、それやらないとサポーターは納得しないのだろう(余談になるが、途中出場の香川が76分にワントラップから振り向きざまのシュートや、80分にスライディングで奪った場面など見ると、マンUでプレーした才能は錆びついてはいないなと。まあ、ガンバザポとしてはそんなに興味持って彼を追いかけているわけではないが、ただダービーで対戦する頃にはコンディション上げて来ているのは間違いないのでそこは要注意かと)。
ちなみに、自分は最近、DAZNやらAbemaやら欧州の試合をPCやスマホで一瞥しながら作業ルーティンやってるけど、久保擁するレアル・ソシエダの試合なんか見ると、中盤が膠着状態の中でスイッチ入れる縦パス(ロングボールも含めて)入れてたりしてるんで、ポヤートス監督の求める理想形のように思えたりもする。そこでは久保がスイッチ入れる役割に収まってたりしてるけど、出来たら右足のシュート磨いて欲しいな、と思ったのがこないだのセルタ戦の後半で、折角久保がフリーでボール受けたにも関わらず左足に持ち替えたりしててシュートが遅れてしまったという場面。そのせいで、代表では堂安とタイプが被るため、この2人が交代する事になる事があるわけだが(そしてシュートの威力だけで言うと、堂安の方が現時点では上。もっとも、堂安がリーガでやれるかどうかはまた別問題ではあるけども)。
話を元に戻すと、今のガンバは勿論ラ・レアル基準で観るとまだまだ物足りない、というか比較するのが酷ではあるけどw ただ、2戦目になって前半から割とスイッチ入れる縦パスが増えてきたのは見て取れるし、リーガの試合と併せて見れば今のガンバの現在位置や目指す方向のゴールがイメージ出来て面白い(せっかくDAZN入ってるんなら、値上がりした分使い倒さないと損だし)。実際左サイドの山見へ展開してシュートという場面見ても分かるように、そういう形で前へ出してスイッチ入れる機会が増えた。
この試合を通して避けて通れないのが、ネタ・ラヴィの存在感で、自分がつけている俊輔のサッカーノートにも記してたが、前半38分の場面を改めてDAZNで見直したけども、中央で相手2人の間を抜いて左の山見につけて、最後宇佐美のポスト直撃弾に繋げたプレーは素晴らしかった。このプレー見ただけでこの試合のチケ代の元が取れた気分になる、と言いつつ観に行ってへんかったけどな(行かへんのんかい!w)。
その反面その前の時間帯辺りから鳥栖にはネタの脇の所をつつかれだしたけども、これはポヤートス監督の設計する陣形における構造上の問題で、鳥栖のサッカーも、そのスタイルの源流が元々欧州のオーソドックスなスタイルの隙を付くように設計されていたのも関係しているだろう。まあ、かつてのガンバも例えばナベ仙台に勝ってた時は、あちらの設計上生じたスペースを上手く使ってた時があった。
これについて言えば、完全無欠なチームなんてのはなく、両者の噛み合わせでそれぞれの強みと弱みが浮き彫りになるのがサッカーなんだと思うので、失点が樺山の個人技だけで抑えられたのは良しとしないと行けないかもしれない。
逆に言うと、ポヤートス流のバランス取るリーガ式って最後のフィニッシュは札束で殴ると言う側面もあると言う事なんだろう。まあ、ベンゼマが居たら大抵の試合は詰みに持って行けるけどw それ言うてまうとおしまいなんでw ウチの最後のピースが今のところジェバリにはなる。
そのジェバリは途中交代ながらもポストプレーやキックフェイントで存在感を見せた。まだ90分やれるコンディションではないものの、これから多分彼の出番は増えていくのは間違いない。
そこで気になるのはプレーエリア問題で、ジェバリは真ん中から左サイド使いたがる傾向にあるような気はした。ゲーム終了間際の宇佐美のシュートの場面でも去年まで居たパトならもう少し右に開いていたのかもしれないし、そうなると宇佐美にはまだシュートコースあったのかもしれない。因みに宇佐美はスイッチ役とフィニッシュとで両方タスクは求められている意味ではポヤートス監督の象徴的な存在で、それ故に彼はキャプテンとして期待されてる訳でもあるけども。
まあ、プレーエリアに関してはポジションチェンジする際にジェバリが左に開いたら左にいる選手が中に入り、ボールロストしても同じ形を保って相手の攻撃を遅らせるのがベストなんだろう。
ここまで見て来て、ガンバは個々のパーツ見てると不揃いではあるんだけども、その中で奏でるハーモニーに光を見出せて行けばそれはそれで楽しみではあると言える。
失点場面は情報の少ない樺山の個人技にしてやられたんで仕方ない所もある(その代わり黒川はその後のまた抜き対策で足を閉じていた)んで、今回の試合では2点目が取れなかったのが全てではある。
試合前からは、前節大敗した鳥栖は建て直そうと必死で来るわけなんで、今回の鳥栖は前節と同じで見ては行けないと、全体に戒める意味でツイートはしていた。
ただ、前半12分過ぎにオフサイドで取り消された武蔵による幻のゴール場面では、鳥栖側にはまだ前節の嫌な流れは残っていた(なので鳥栖公式ツイートでゴール取り消しを伝えた時にでも、川井監督にはちゃんとサッカーさせて欲しい、という抗議のリプがぶら下がっていたが)。そこらへん畳み掛けられなかったのがまだこちらの詰めの甘さではあるけども。
ただ、その詰めの甘さにしてもポヤートス監督のバランス志向も関係してるかもしれない。今朝も昨日の試合のブログ記事書く傍らDAZNの録画で福岡とセレッソの試合を流し見していたが、両者とも相手の最終ラインに割と強気の勝負パスを入れていた。それが撃ち合いに繋がり、カウンターのリスクはあるにしても、それやらないとサポーターは納得しないのだろう(余談になるが、途中出場の香川が76分にワントラップから振り向きざまのシュートや、80分にスライディングで奪った場面など見ると、マンUでプレーした才能は錆びついてはいないなと。まあ、ガンバザポとしてはそんなに興味持って彼を追いかけているわけではないが、ただダービーで対戦する頃にはコンディション上げて来ているのは間違いないのでそこは要注意かと)。
ちなみに、自分は最近、DAZNやらAbemaやら欧州の試合をPCやスマホで一瞥しながら作業ルーティンやってるけど、久保擁するレアル・ソシエダの試合なんか見ると、中盤が膠着状態の中でスイッチ入れる縦パス(ロングボールも含めて)入れてたりしてるんで、ポヤートス監督の求める理想形のように思えたりもする。そこでは久保がスイッチ入れる役割に収まってたりしてるけど、出来たら右足のシュート磨いて欲しいな、と思ったのがこないだのセルタ戦の後半で、折角久保がフリーでボール受けたにも関わらず左足に持ち替えたりしててシュートが遅れてしまったという場面。そのせいで、代表では堂安とタイプが被るため、この2人が交代する事になる事があるわけだが(そしてシュートの威力だけで言うと、堂安の方が現時点では上。もっとも、堂安がリーガでやれるかどうかはまた別問題ではあるけども)。
話を元に戻すと、今のガンバは勿論ラ・レアル基準で観るとまだまだ物足りない、というか比較するのが酷ではあるけどw ただ、2戦目になって前半から割とスイッチ入れる縦パスが増えてきたのは見て取れるし、リーガの試合と併せて見れば今のガンバの現在位置や目指す方向のゴールがイメージ出来て面白い(せっかくDAZN入ってるんなら、値上がりした分使い倒さないと損だし)。実際左サイドの山見へ展開してシュートという場面見ても分かるように、そういう形で前へ出してスイッチ入れる機会が増えた。
この試合を通して避けて通れないのが、ネタ・ラヴィの存在感で、自分がつけている俊輔のサッカーノートにも記してたが、前半38分の場面を改めてDAZNで見直したけども、中央で相手2人の間を抜いて左の山見につけて、最後宇佐美のポスト直撃弾に繋げたプレーは素晴らしかった。このプレー見ただけでこの試合のチケ代の元が取れた気分になる、と言いつつ観に行ってへんかったけどな(行かへんのんかい!w)。
その反面その前の時間帯辺りから鳥栖にはネタの脇の所をつつかれだしたけども、これはポヤートス監督の設計する陣形における構造上の問題で、鳥栖のサッカーも、そのスタイルの源流が元々欧州のオーソドックスなスタイルの隙を付くように設計されていたのも関係しているだろう。まあ、かつてのガンバも例えばナベ仙台に勝ってた時は、あちらの設計上生じたスペースを上手く使ってた時があった。
これについて言えば、完全無欠なチームなんてのはなく、両者の噛み合わせでそれぞれの強みと弱みが浮き彫りになるのがサッカーなんだと思うので、失点が樺山の個人技だけで抑えられたのは良しとしないと行けないかもしれない。
逆に言うと、ポヤートス流のバランス取るリーガ式って最後のフィニッシュは札束で殴ると言う側面もあると言う事なんだろう。まあ、ベンゼマが居たら大抵の試合は詰みに持って行けるけどw それ言うてまうとおしまいなんでw ウチの最後のピースが今のところジェバリにはなる。
そのジェバリは途中交代ながらもポストプレーやキックフェイントで存在感を見せた。まだ90分やれるコンディションではないものの、これから多分彼の出番は増えていくのは間違いない。
そこで気になるのはプレーエリア問題で、ジェバリは真ん中から左サイド使いたがる傾向にあるような気はした。ゲーム終了間際の宇佐美のシュートの場面でも去年まで居たパトならもう少し右に開いていたのかもしれないし、そうなると宇佐美にはまだシュートコースあったのかもしれない。因みに宇佐美はスイッチ役とフィニッシュとで両方タスクは求められている意味ではポヤートス監督の象徴的な存在で、それ故に彼はキャプテンとして期待されてる訳でもあるけども。
まあ、プレーエリアに関してはポジションチェンジする際にジェバリが左に開いたら左にいる選手が中に入り、ボールロストしても同じ形を保って相手の攻撃を遅らせるのがベストなんだろう。
ここまで見て来て、ガンバは個々のパーツ見てると不揃いではあるんだけども、その中で奏でるハーモニーに光を見出せて行けばそれはそれで楽しみではあると言える。