大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

AOQLO PEOPLE企画「ガンバ系ブロガーが選ぶ2010年ガンバ大阪MVP」

2011-02-24 06:23:06 | ガンバ大阪
というわけで、昨シーズンのMVP選考に参りたいと思います。別にAOQLOの管理人さんとは全然関係ないんですがw(しかし、MVP選考って去年もそうだったけども、なんか一言余計に言いたくなるなw)、自分なりの視点というのにこだわってみると、高木和道を推したいと思います。

選考理由としては、この人が4バックのCBとして出ていた時というのが、比較的チームの守備が安定していたということを挙げたい。まあ、これはシーズン開幕で智の怪我とか、再開後に智の状態の悪さということもあって、そこから定着したんだけども、夏場にはそこからチーム状態が上向いて行ったということを見逃してはならないとは思う。清水で主将を努めてきた選手が、移籍後なかなか試合に出られずに悩んだ時もあったとは思うけども、正直よくここまで我慢してくれたことへの感謝も込めてMVPに選出したいと思います。昨年は2年目ということもあり、ラインコントロールも少しずつ覚えて、アゲアゲの高いラインとまでは行かなくても、低すぎず高すぎずのラインを保った中でカバーリングの上手さを見せて度々ピンチを救ってくれていたわけだし。

その意味では、今年キャンプで怪我したのは痛いなあ・・・

そっか、ついにトルシエが監督に就任したか・・・

2011-02-23 07:07:15 | Weblog
トルシエ氏 中国クラブ監督に就任、再建に意欲(スポーツニッポン) - goo ニュース

正直トルシエが監督を引き受けるのは以外だった。今までこの人のもとには水面下ではいろんなところからのオファーがあったけども、引き受けなかったのはお金の問題ではなく(前にも書いたように、琉球からの報酬は決して高くなかった分、講演や評論の仕事や缶コーヒーのCM等の副業で稼ぐことは認められていた)、この人がもう監督をする気がないのか、それとも自分のやりたいことをやらせてもらえるようなクラブもしくは代表チームのオファーがないからだと思っていた。

だからまあ、アジアカップでも現地へ行っていたらしいが、多分中東からいくつものオファーがあったには違いないんだけども、カタールの代表監督でもう懲りてたんだろうな・・・あちらでも選手を殴って聞かせていたと本人が言っていたくらいだけども、それで選手が付いてくるわけでもない。日本にしても、02年以降選手の自我が芽生えていっている中で昔の指導法は押し付けられない。

そう考えると、中東でも日本でもない、中国というのが監督としてチャンスがあると考えてトルシエが飛びついたんだろうな・・・ただ、昨シーズン終了後に北京国安からも話をしていたらしいけども、こっちは来年ACLがない分だけ、リーグ優勝を厳命されていて、それが出来るか出来ないかで報酬が変わってくるなんていう条件だとさすがに二の足を踏む。その点、深センぐらいだったら丁度いいというところなのかもしれない。香港だって近いしね。あと、100万ドルと報じられている年俸は、今まで稼いでいた報酬と同程度か、それをやや上回る程度のものだろう。しかも、中国の物価水準を考えると、日本に居る時よりは実質数倍の報酬アップになるわけなんだが。

ともあれ、個人的にはどこかの監督をそろそろやった方がいいんじゃないかと思っていた分、頑張って欲しいと思う。興味深いのは、彼が今の戦術のトレンドの中であえてフラット3をやるのかなんだけども、中国って、なんちゃってプレミアで守備はきれいなゾーン(その分対人のマークが甘いことがある)で、攻撃は縦に急ぐというスタイルだから、そこに如何になじむかですな。あとは、中国特有のというか、オーナーが誰それ使えとか、選手の側から俺を使えとかいうような上下の圧力を如何にかわせるかなんだけどもw、あの人はそういうのを一番嫌っているんじゃないだろうか?

ガンバ欠乏症を治すべく鹿児島まで行っていた

2011-02-20 23:57:03 | ガンバ大阪
去年の年末から2ヶ月もの間ガンバを観ていなかったら、禁断症状が出てくるのがこの季節。ということで鹿児島まで行ってきました。昨日の好天とは打って変わって、今日はあいにくの雨ではあったけども、新戦力をチェックできたのあよかった。

試合自体はコアサポの連合が来ていない中にも関わらずゴル裏へ行っていたわけです。試合をあんまり見れるような位置ではなかったけども、徐々に連携を深めていっていることが見てとれた。とりわけ、

・金正也が結構対人の強さを発揮している

・フタは、ヤットとは違う意味での、縦に一発長いパスを出せるタイプのボランチになるかも?

・宇佐美惜しかったな。あれはヨシカツを褒めるしかないんだけども

・下平はジウシーニョとの1対1で落ち着いた対応をした

・アドリアーノはキレキレ(後半抜けだして倒されたのはPKではなかったか・・・)

・スンヨンは左のポジションなのに決勝ゴールではなぜか右にいた(これは流動的なポジションチェンジを意識しているから?)

というところが目を引いたかな。まあ、それも磐田の方が前半早々に那須が負傷したせいというのも差し引かないと行けないだろうけども。後半藤田がボランチの位置に入ってからはあまりやりたい放題こっちは出来なくなったんよね・・・まあ、それでもこの時期にある程度仕上がっているということは確認でき、ガンバも勝ち、かつ鹿児島グルメ(黒豚を選ぶところはガンバサポw)を堪能することが出来たのは何よりでした。試合後空港の足湯でまったりもしましたよ。

あ、忘れては行けないのがご当地でのヤット人気。まあ、普段からJリーグ見ない人たちの間でも絶大な人気を誇っていましたからね。即席のサイン会とかやっていたら大混乱起こしていたよな。鹿児島で試合をやるにあたって、鹿児島出身というだけでは、岩下や大迫の所属クラブとの対戦も実現しにくいか。結局ジュビロ主催で試合組みやすいのがウチだったということなんでしょう。ヤット出ないのに鹿児島でやってどうするんだと思ったけども、試合に出なくても試合後に場内一周することで温かい声援がもらえたということならば、今となっては本人にとってはよかったと思いますね。

【AOQLO PEOPLE】ガンバ系ブロガーが選ぶ2010年ガンバ大阪ベストゴール

2011-02-13 23:29:03 | ガンバ大阪
やっぱり、一番印象に残ると言えば、ホーム浦和戦での後半ラストのプレーでヤットが決めたミドルですね。あれだけ目に焼き付いた美しいミドルは今後お目にかかれないかもしれない。最高の誕生日プレゼントをありがとう、ヤット!

次点では、ホーム大宮戦での宇佐美のゴールかな。あのゾーンが彼の得意のエリアと言ってもいいかもしれない。

ガンバ系ブロガーが選ぶガンバ大阪ベストマッチ ~最高の試合は相手があってこそ

2011-02-11 23:34:37 | ガンバ大阪
「最近ブログ更新してないんじゃないですか」って言われることがあるんだけども、単にネタがまとまっていないだけです。時間があれば、日豪戦の意義といったものについてもじっくり書こうかとは思うんですが、その前に片付けておきたいと思うのが、この企画。

自分が選んだのはアウェーの川崎戦。この試合は現地には行っていない。等々力のアウェーゴル裏が非常に見づらいというのを言い訳にしてしまっているが(そもそもゴル裏ってしっかり試合を観るには不向きな場所ではあるけどもね)、現場で見た試合だけに限定すると、ガンバ的な意味でのベストマッチというのを落としてしまうかな、ということでテレビ観戦ながら、この試合を選びました。それは野球で言えば1988年の10・19のダブルヘッダーをテレビで見ていたけども、多くの野球ファンがこの試合を最高の試合に推す感覚にどこか似ている。

每年最高の試合を定義する上では相手も輝いていることを基準に選ぶわけだけども、それを考えるとまさにこの試合こそが、勝敗を超えた所に面白さがあったと言えるし、今後はガンバvs川崎は間違いなく第三者に対してお勧め出来るコンテンツであることを証明したのではないかと思える。お互いが持ち味を出しあい、プレーが途切れることが少なく、攻撃的な両者が死力を尽くした好試合だった。

ただ、審判の判定というのが後味を悪くしたという点は否めない。そら、もっとスッキリとした勝ち方はしたかった。審判に助けられたなんて言われたら勝った方としてはあまり気分が良くない。ただ、全然嬉しくないかと言えばそうではない。それは、ガンバを勝たせる為に応援しているからこそ、「MAJOR」で草野が佐藤に言った言葉ではないが、勝ちたい気持ちには嘘は付けないからだ。

これは勝てば何でもいいというのとはまた違う感覚だ。むしろ、この試合のような高レベルな試合においては微妙な部分が勝敗を分けたのは否めないとしても、裏返せば川崎の力を認めているからこそ、彼らに勝ち切ったことを喜びたい気持ちではある。

マジですか?! あののど輪王子が今年は天津にいるなんて・・・

2011-02-06 22:36:11 | 中国サッカー
いやあ、こんな悪い冗談やめてくれ・・・夢なら覚めて欲しいわ、というタイトルを付けて恐縮ですが・・・

今年ACLで対戦する予定の天津泰達に来よったんですわ。あの退場王が。天津のオフィシャルを開いてみたら、ちゃあんと公示されとりましたな。で、実際に旧正月中に行われた賀歳杯にもユニを着て出場しております。。

なるほど。サッカーではまともに勝負にならないから、カンフーによる異種格闘技戦に持ち込んで試合を無効にしてしまう魂胆ですか(オイオイ)。本当に燃料投下してくれますなあ・・・まあ、こういうシチュエーションって言うのは却って望むところではあるんだけどもね。

ところで、お隣りの皆さんらはACL初挑戦ということもあって、なにやらDJ氏が主導で色々と現地で企画をしているらしいです。その中で試合が終わってからなおも、相手をリスペクトするような幕を掲げようとかいうのをDJさんが言い出しておられるようです。別にそれを止めるつもりはありませんよ。ただね、君らが今度行くところは、こちらの善意とか言うのが通用しない、ということを中国アウェー経験者としてアドバイスしておきますので、覚えておいて下さい。その善意が解ってくれる人間って少なくともスタジアムにはまず居ない。だからあれは誰に対してやろうとするんだろうなあ・・・多分かつてなでしこジャパンがやったことの二匹目のドジョウ狙いだけども、あれはきちんとアップで映ったということと、好意的な反応を示したのはスタジアムには来ていない一部の中国人らで、それを日本のメディアが少し誇張して報じたに過ぎないからね。

あれま!マランが失格の可能性!?

2011-02-05 09:28:48 | ACL/A3
ブログネタを貯めておいて週末に一気に書き上げようと思っていたら、お隣りが対戦するアレマ・マランのお国のリーグが分裂状態でFIFAが制裁示唆しているという話。ただ、ACLの出場権剥奪、というのは報知がどこまで裏をとって書いているかは判らないから静観するしかないか。ACLではないけども、過去にもある国の制裁の話が出たと言えば、南米のチリの国内リーグでのゴタゴタが原因でW杯出場権剥奪の可能性が出てきた、という話だったけども、あれだって結局最悪のケースを極端までに想定したセンセーショナリズムだったんじゃないだろうか?これと似たような論調と言えば、ヤットのコロコロPKがペケ(という風に言うのが関西人)になるかも、というような記事だったと記憶しているけども、あれだって松崎氏がPKでの助走を中止するフェイントPKが禁止になるという中で、コロコロPKは問題ないと思うがこれが禁止になるかが日本にとって気になると言ったまでなんだが、その後何もフォローがなかったからなあ(だからあれで、コロコロPKが禁止されたと誤解している人が結構いる)。

個人的には、少なくとも去年は分裂していない状態だったわけだから、そこでリーグ優勝したアレマに対して出場権を剥奪するのは可哀想に思える。ただ、分裂の状態をこのまま続けるとなると、どちらが一国を代表するリーグであるかが不明となるために、インドネシアからの一枠を見直さざるを得なくなるかもしれないとは思う。まあ、最終的にはどちらかがFIFA傘下リーグになるかをFIFAが裁定を下すのかもしれないが。

で、もしアレマが失格となったら、セレッソにとっては有利なのかどうかという話なんだが、確かに日程における負担は減る。しかし、その一方で中国勢がここ数年東南アジアアウェーでヤラカシて来たことを考えると、三つ巴というのは山東を有利にさせてしまう点では不利になる。2年前に山東が最後スリウィジャヤ相手に2点リードしていながら4点取られて逆転負けしたのはメシウマだったけども、山東の選手らは最後足止まっていたからな・・・

その意味で、アレマが失格になって困る人たちというのは、賭博で稼ぐチャンスを失った中国人らに(オイオイ)、GWにインドネシア遠征を考えていた筆者の周りにいるセレサポさんたちなんだけども、その人たちの楽しみを奪わないで欲しいもんですw

他国の例というのをもう少し引き合いに出すと、アメリカなんかではMLSの他にUSLという独立リーグが存在するわけですね。現在の組織のあり方に疑問を持って飛び出していったチームが、新リーグを結成したのは日本で言えばバスケのBJリーグさながらではある。バスケではFIBAからはリーグの統合を求められているし、サッカーにおいてもFIFAは不快感を示しているだろう。ただ、出て行ったチームにだって相応の理由があって出て行ったわけだから、それを一概に否定出来るものかどうか・・・個人的には今回の件で出場権剥奪というのはやり過ぎのような気はするし、それよりFIFAのやることと言えばどちらかをFIFA公認のリーグとして公認することで、その上でインドネシアからACL出場権の一枠を残すのがいいのかを今後議論するべきなのかもしれない。