大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第8輪 大阪鋼巴 3-2 山形蒙迪奧

2011-04-30 08:04:15 | ガンバ大阪
山形との試合って、なんでいつも接戦になるんだろうな・・・4年前のPK戦の時からあまり変わってないんじゃないかw 自分でも口にするのがイヤになるくらい、まさしくザ・ガンバな試合になってしまうとは。アドの先制ゴールなんてスタジアムのGビジョンとかでリプレイ出たけども明らかにアドの手に当たってたもんね。東城主審の位置からは手に当たっていたことが見えていなかったのか?実はこの人その前からこちらのサイドでも山形の選手の手に当たっていたプレーを流していたから、全般的にファウルを吹かないレフェリングを心がけていたわけなんだけども(多分なぜあれをファウル取ってくれない、という不満は双方からは出ているはず)。

試合開始早々は山形が4-1-4-1の陣形をコンパクトに保ち、ガンバがビルドアップする際にボランチにボールを預けるところから2人のインサイドハーフが激しくプレスに行き、ガンバにはなかなか前にボールを入れさせなかった。奪ったらジャンボにボールを預けるところから攻撃を仕掛けるサッカーはなかなかよかった。ただ、山形がまともにサッカーやってくれていた分ガンバには助かったという側面もあるわけで、2得点挙げてからバタバタした場面があったけども、ああいう時にはガンバが一番嫌がる縦ポンに徹すれば良かったんだが、それはこの試合あまり見られなかった。まあ、縦ポンやろうにも裏に抜け出るFWが居ないと出来ないわけなんだけども。だからグノのラッキーなゴールで勝ち越してからは、ミドルが正面を突いた以外は無事に試合をクローズ出来たわけで。コバやんが、ジャンボと長谷川を一緒に並べて4-4-2を使わなかったのは、同じようなタイプのFWを並べるバランスの悪さもさることながら、アンカー健ちゃんのところをあまり弄りたくはなかったんだろうと推察するけども。この試合山形で一番効いていたのは彼ではなかったか?

ガンバは、下平が、サイズのミスマッチを活かそうと流れてきたジャンボとの接触の際に足首を負傷して交代してから、スンヨンが入ったけども、守備に目を瞑ればスンヨンを左で使うのは、ミチを彷彿とさせる推進力があって面白い。その分守備において左のSHの選手の上下動が鍵を握るわけだけども、実は宇佐美がそれを献身的にやっていたからこそなんとか持ちこたえていたとも言えるわけで。攻撃におけるキレを欠くのはひとえに彼がそうしたアップダウンで精一杯だということを踏まえた上で、彼をFW起用するか、あるいは2列目でSBを助ける動きを求めるかの選択になってくるように思える。実際、宇佐美が下がってから2失点したというのが象徴的なわけで。ACLでは相手に研究されていない分サイドの綻びが見えつつもなんとかごまかせていることを考えると、次のメルボルン戦をどう乗り切るかですな。

ACL前の山形戦

2011-04-29 11:35:42 | ガンバ大阪
2年前万博でやった時も、ACLでインドネシアに遠征する前だったっけ?あの時も後半追いつくまでは山形の術中にハマっていたよなあ・・・

ただ、戦前の情報では長谷川を先発起用してジャンボ大久保との4-4-2で臨むという話があるけども、これはコバやんが仕掛けた情報戦のように思えるんだけどもね・・・というのも前節のセレッソ戦では、守備時における4-1-4-1の陣形で、4-4のブロックの他に更にもう一枚佐藤健太郎がアンカーに入っていたからこそ守備が効いていたと思っていたからだった。4-4-2というのは攻撃的に行くオプションなんだろうとは思うけども、もし頭からそれをやって来たらこちらには攻め入るチャンスが出てくるかもしれない。

で、電柱2トップというのは実は今のガンバにとってさほど驚異というものではなく、むしろ高いラインでゴールから遠ざけ易い。どちらかと言うとこの間広島の寿人にやられたように裏に抜けられる快速系のFWを置かれる方がやりにくい。

逆にガンバなんだけども、引いてガッチリ守ってくる山形だとあまり裏にスペースが無い。となると、こういう時こそショータが必要なんだけども、発熱でオフ明けの練習休んだって、何しとんねん・・・

そう考えると今日の試合は単に対山形というだけでなく、対メルボルンの高さというのを想定したラインコントロールに注目してみることにするか。まあ、あんまりライン高くすると去年NDでやられたようにロングフィードからの失点という怖さはあるけどもね。ただ、ソータと和道だとそうした失点が割と多いのに対して智との組み合わせだとその点何とかなりそうだとは思うけども・・・

J聯賽第7輪 大阪鋼巴 1-4 廣島三箭 

2011-04-25 05:54:12 | ガンバ大阪
ヤクルトの無失点記録が止まったように、対広島への連勝記録だっていつかは止まるもんなんです。けど、止めたのは奇しくも同じ広島のチームだったとはね・・・

試合前にショーキに代わってアフォンソが帯同したと聞いて、カントクは每年シーズン序盤のどこかでやっているような見極めの為にアウェーの試合で何か試そうとしているな、とは思っていた。だからその意味では負けというのは長いシーズンの中ではカントク的には想定内なんだろうけども、06年のA3の蔚山戦以来の救いようのない試合を見せられたのにはなあ・・・それでも、最初の入り方を間違えなければなんとかなるんじゃないか、試合前には考えていたんだけども、見事に4年前の天皇杯みたいに立ち上がりからやられて追いかける苦しい形になってしまった。それで広島の守備が引き気味になって裏へのスペースが消されると崩しきれなくなったのが痛い。やはり去年公式戦で勝ち越した相手との試合の陣容を比べると、両サイドが裏を取られ過ぎる(ACL以上に相手により研究されてしまっていもる)、そしてマイルドなライン設定がカバーリングが出来ていた和道
が不在だったことがマイナスだったか。まあ、智と和道って守り方が異なるけども、今のガンバの生命線が高いラインに戻ってしまっているとなると、寿人のように裏を取れる選手がいる相手だとやはり分が悪い。ここらへんをどう対処していくかでしょうね。

カントクが見極めようとしたポイントは、

・武井の起用(主に右サイドでスンヨンを助ける上下動の動き)
・宇佐美のFW抜擢

というところだったんだろうけども、前者の場合は開始早の失点は戻りきれていないとしても、加地さんのスタメン復帰がまだ時間がかかるならそうしたオプションはありだと思う。ただ、追いかける展開となるとこのプランは攻撃力に目を瞑るのが前提だけに苦しくなる。後者については、彼が単独で持ち込んでというのなら有りうるんだけども、勇人なんかとは連携がイマイチ合っていない。むしろ、川西が入って前でポイントが出来たというのが収穫だったか。最後は秀作がポロリをやって、西村主審のお目こぼし?でファウルすら流された中で脚に当てて押し込んだのは、大阪から遠征に来たサポに対してのお土産だったか。今のウチのFWの中では貴重なタイプなんでもう少し出場機会を増やせられないかな・・・と考えたらショーキがますます出られなくなるw アフォンソは結局使わなかったのはショーキを発奮させる為だったんだろうか?

ただ、ショーキを活かそうにも今のガンバって彼の居場所が段々なくなりつつあるのが現実ではある。彼の場合、ポストプレイとか前線からの献身的な守備とかいうものを免除して待ちに徹したら、得点力を発揮するというタイプなわけで。ガンバで色んなタスクをFWに求めすぎるん
よね・・・これはビジャがバルサへ来てから守備を献身的に行うあまりに代表に居る時よりも得点率が下がるのと似ている(それでもメッシは別格として点は結構取っているけども)。まあ、あんまりショーキについて言い過ぎると、FW不足に悩むお隣に持って行かれるからこのぐらいにしておこうw

野球の引き分け考&再開緒戦の広島戦

2011-04-24 07:59:36 | Weblog
前日から広島入りして、マツダスタジアムで野球の試合を見ていた。広島とヤクルトっていうと、個人的には試合が壊れやすいというイメージがあって、3回に広島が大量点を取っても、この試合はこのままでは終わらんやろな、と思っていた。結果的にはその通りとなったのは、お互い谷間同士の先発だったから、ということなんだろう。まあ、この2チームの対戦って谷間同士の先発になりやすいから、球場行けばそれなりに打撃戦が楽しめるんだけどもね。

唯一消化不良だったのは、9回裏に時間切れで引き分けに終わったこと。20年前に逆戻りしたような気分だったかな。確かにこのルールのお陰で最後にチャンヨンが投げるところを見られたんだけども、本来ならクローザーとして勝っている状況で出ないといけない選手ではあるんだけどもね。これは、ナイターの帰宅時間とか選手の疲労というのを考慮してのことなんだろうけども、試合時間は却って長くなってしまっていないだろうか?

それと気になるのは、80年代と違って最近引き分け廃止論というのが聞こえてこないことなんだけども・・・10・19の近鉄はまさにあのルールのお陰で散っていったわけなんだが、そうした声がメディアの中で聞こえてこないのは、ひとつには、引き分けがないのは、米国の特殊なスポーツ文化だということが認識されてきたということなのかもしれない。

サッカーでなぜ引き分けがあるのかといえば、ひとつには点があまり入らない競技であるということと、あと欧州においてホームとアウェーの差が大きいためアウェーチームにも引き分けに持ち込むという戦術が容認されているという土壌のためだと思うわけ。

まあ、その意味では日本という国は米国だけでなく欧州のスポーツというものも輸入されて、その両者が共存しているという意味では世界でも稀有な国ではあると思うんだけども、その中において、野球でも引き分け制度というのが残されているんじゃないかと思ったりもするわけでね。ただまあ、デーゲームならもっと延長して試合できないかな、と思うけどもダメ?w

さて、今日は再開緒戦の広島戦。引き分けでいいなんてことは考えておりません。当然勝ちに行きます。焦点はやはり寿人とガンバ守備陣のラインの駆け引きで、これによって最終ラインの設定や中盤のコンパクトさが左右されてくる。去年はあえてラインを下げて和道しっかりと寿人を見てくれたんだけども(その意味で広島相手なら、和道の方が合っていたりする)、今回は高いラインコントロールがどう出るかなんですなあ・・・

亞冠小組賽第4輪 大阪鋼巴 3-1 濟州聯

2011-04-21 07:24:11 | ガンバ大阪
同じ勝つにしても、2-1と3-1で勝つのとでは気持ちがやっぱり違うな、と思ったのは、後半終了間際の武井のゴールを見た後に感じたものだった。3点目が欲しかったけども、なくてもこの試合は2-1で勝つ。そうなると、勝ち点が並んだ場合の順位決定方法を考えると当該チーム同士の直接対決での勝ち点も合計スコアでは並ぶけども、最後メルボルン相手にホームで5点取ったことと、負けたとはいえアウェーで1得点ずつ挙げたのが効いてくる、つまり全試合トータルの得失点差や得点がモノを言うんじゃないかということを追加点が入るまでボンヤリと考えたりもしていた。それぐらい後半は厳しかった。前半からラインをコンパクトにしてガンバばりの高いラインを保って、サイドチェンジを混ぜながらも長短のパスでつないできたチェジュはどちらかと言えば、ゲームから遠ざかっていて立ち上がりがあまりよくなかったガンバには幸いしたんだけども、後半サントスを下げてパワープレーを仕掛けて来られると、代わりに入った選手に楔となられて失点。その後もガンバのDFラインの裏に放り込もうとしてきたチェジュに対してガンバはライン設定を上げすぎず、かと言って下げすぎずといった形で対応出来た。下平の高さのミスマッチのところを狙われたけども、右に加地さん入って、左にスンヨンを廻したことで何とか持ちこたえられた。

チェジュはパスサッカーを標榜するなかなかいいチームだったことも付け加えておこう。試合が終わった後に、センターサークル付近からではあるけども、ガンバのゴル裏にきちんと挨拶していった姿には好感が持てた。これが中国のチームだったら、味方のサポにすら挨拶しないでスタコラ帰っていったチームも万博では見たからw(ただ彼らの名誉の為に翌日チームの主将がジアヨー応援団の代表に謝罪したことは付け加えておこう)。

次の相手はメルボルンか。さすがに次ぐらいは学習してまともに対策してくるだろうw でないとこちらとしても歯ごたえはないわけだし。パワープレーとかになるとオージーはアジアでは最強なんだけども、それに打ち勝ってこそ次のステージに進める力がついて来るとは思いますね。冒頭にも書いたようにチェジュには2試合トータルで4-3としたのは最後の最後で効いて来るかな・・・

やっぱファンボは駄目だったか・・・

2011-04-20 07:10:15 | ACL/A3
FCソウルには少し注目していた。その理由は監督が大分を率いていたファンボカンだからなんだけども。もし、この人がソウルへ来て結果を出せるとしたら、戦力の整ったチームに対してならば結果を出せる監督ということが証明されるんじゃないかと思って昨日名古屋との試合を観て思ったんだけども、あいにく監督さんはベンチ入り出来ない状況だった。ただ、その中でもソウルが持っている強さというのは攻撃面において感じたけども、攻撃自体がサイドの突破に頼ったままで、いかんせん個人任せで中を名古屋に固められると手詰まりになる。逆に2年前にガンバが対戦した時にも感じたけども、後ろの連携がいまいち上手くいっていないようで、2失点目にしても完全なミスだったけども、その伏線となるようなバックパスを狙われかけた場面はその前にもあった。なんか見ていて、まともに勝負して散っていったという感じで、韓国勢が対日本に対してやってくるロングボールを多用するとかいうような嫌らしさあまり見受けられなかった(まあ、もっとも名古屋だって決して面白いサッカーというわけではなく、ピクシーは1年目のサッカーがSBがどんどん上がっていく面白いサッカーだったと思うが、それでも結果を出したのはお見事)。ソウルはKリーグでもACL優先しているせいとはいえ、現在中位か、うーん。

そう考えると、ファンボのチームって結局そのチームが持っている地力というのが良くも悪くも現れるような気がする(いや、その地力以下のチーム状態にしてしまうとか言うのだけはやめとこうw)。05年の大分なんていうのは監督交代までがまさにそうだった。これに対してその後監督を引き受けた大佐とか軍曹とかいった人たちは、方法論は違えども、地力で劣ったチームを如何に勝たせるかということに腐心したわけです。

まあ、戦力が整ったチームならやれるという監督というのならば、少なくとも大分においてもやりたいことは判るんだけども、実際の選手の能力や適性がそのやりたいサッカーに追いついていないな、ということを万人に分からせないと行けないんだけどもね(実際、そういう例は過去Jリーグにはいくつかあった。スタイルは違うけども、千葉のミラー、浦和のフィンケたそうだったし、そして最近で言えば浦和のペトロとか清水のゴトピがそれに当てはまりつつあるかもしれない。まあ、後者の2人はもう少し様子を見る必要があるけども)。けど、トリサポの友人らに訊くと結局何がやりたいのか解らなかったとか言われる始末だったからな・・・

しかし、FCソウルがこの人をなんで監督にしたのか、というと過去現役時代に実績があったから、というような理由ぐらいしか思い浮かばない。本当に監督としての能力を精査したければ、大分時代どうだったかということを大分の関係者に訊いてみればいいと思うんだけども、案外そういうのってないんだろうなあ・・・これはリティがドイツで監督が出来たのとどこか似た傾向にあるように思える。ただ、リティって福岡時代にやろうとした、オージーを集めたパワープレー中心のスタイルといのは、プレミアの中位以下やイングランド2部、或いはAリーグなどでやればそれなりに成功したとも言えるわけで(この人が監督として結果を出したのがシドニーFCというのが象徴的ではある)。

さて、今日はガンバの試合か。パスゲームでやれば負けないというのは前回のアウェーの戦いで証明できた。問題は前線でのプレスが弱まった時に相手からロングボールを放りこまれた時の対処か。後半それやられることが多いけども、その分前でフレッシュな選手を投入してプレスを続ける必要があるかな・・・

3連敗したんだから、トルシエもF1見ている場合じゃないと思うんだが・・・

2011-04-17 22:00:59 | 中国サッカー
中超も3節が終わった。ACL組は来週ミッドウィークのACLに備え、金曜に試合が行われ、天津がホームで山東を破ったんだから、結構このチームやりますね。山東はと言うと・・・まあ、これでイバンコビッチの解任が早まれば、彼を日本で引き取れるかな、と前向きに考えようw

で、申告なのがトルシエ率いる深センレッドダイヤモンズ(名前を直訳するとこうなるんですが)。何とアウェーで上海申花に0-2で負けていてうち一点がオウンゴール。トルシエも苦しくなったか?日本代表もそうだったけども、この人のやり方って根付くのには時間がかかるわけです。開幕前でも時間が足りないとこぼしていたくらいだから、選手らもまだまだついて行けていないか・・・その意味で巻と楽山を入れたのは、オシムの申し子である彼らなら戦術理解も早いという期待を込めてのものだったとは思う。ただ、今の状況を高い出来なかったら、降格だってチラついて来るわけだから、どれだけクラブが我慢出来るかですね。

今までトルシエに対しては色んなところからのオファーがあったけども、彼は短期間でカンフル剤打ってチームをそれなりに仕上げるボラと違い(その代わりボラに長期的なチーム作りは求められないが)、仕込みから時間をかけてじっくりと熟成させていくタイプ故に、すぐ結果を求める雇い主との条件がマッチしなかったからこそなかなか監督になれなかったんじゃないかと思ったりもするわけです。

現時点でトルシエはクラブからの圧力は否定しているから、すぐ解任ということはないか。でも、こんな時期にトルシエは試合の翌日に上海に残ってF1の上海グランプリを観戦したらしい。確かに試合翌日はオフで、夜の便で深セン戻れば練習再開には間に合うし、F1だって招待されて観戦するんだろうけどもね・・・ただ、のんびり観戦している場合ではないと思う、というのは大きなお世話でしたね。

結局はなし崩し的になるかもしれないが・・・

2011-04-13 07:25:18 | サッカー全般
南米選手権「日本のために」と熱意…選手ら複雑(読売新聞) - goo ニュース・・・

南米連盟が言っていることは所詮空手形だろう。ただ、過去クラブの以降で招集されなかったのが、一部のビッグクラブの選手らであったことを考えると、きちんと交渉すれば出してくれる可能性はどのクラブでも結構高い。招集拒否を貫けるのが一部のビッグクラブぐらいだろうし。そのビッグクラブでもインテルなんかは過去サネッティ等の例を考えると長友の招集には比較的協力的かもしれない。まあ、それが出来るようになるには、長友がしっかりとクラブでの地位を不動のものにすることが必要不可欠になるんだけども・・・

あとは、南米組と東南アジア組もって、本気でそれ考えてるんですか?w いや、財前なんかタイから招集したら絶対応援したいんですけどもねw まあ、普通に難しいだろうな。ただ、この人がスーパーサブで出てくるようなチームっていうのが本当は強いと思うんで、アジア組を招集するとしたら財前だろうな。巻や楽山の中国組は、コパ・アメリカの間でもリーグ戦やっているから難しいだろうな。

結局現実的には、欧州組がメインで、足りないポジションのところで国内組の若手を経験の為に補充ということであれば、それなりにチームとしての体をなせるのではないだろうか?

ボランチに関しては、長谷部、細貝に、更に阿部ちゃんを必要に応じてアンカーで使うことが出来れば何とかなるか。けどまあ、それでもザックって今まで現場監督でもあったヤットをやっぱり呼びたがっているかもしれないんだけどもね。本人は出たがっているかもしれないけども、日程を中断しない状況でホイホイ代表に出すというのにはやはり個人的には反対するしかない。それは、戦力ダウン云々とかではなく、公平性の問題でもあるんだけどもね。

NFL選手のサッカー転向挑戦で垣間見た米国のある種の風潮とは?

2011-04-11 06:56:59 | サッカー全般
最近の話ではあるけども、一応これもサッカーの話題ということで、NFLのスター選手がサッカーに挑戦したという話。まあ、アメリカの場合はNFLがかつてはトニー・メオラ、デヴィッド・ジェームズに、ブロック・レスナー(あ、日本からもお兄ちゃんが行ってたな)らの挑戦を受け付けていたということもあるし、マイケル・ジョーダンについては言うに及ばずで、割と他競技の選手の挑戦を受け付けてくれたりもする。今度はNFLからサッカーという転向パターン。これはNFLがロックアウトに入っている関係ということもあって実現した話ではあるんだが、NFLのシンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバーのチャド・オチョシンコがMLSのカンザスシティのトライアウトに参加したけども結局不合格だったという話(ちなみにオチョシンコ本人はバルサファンにも関わらず、メレンゲ軍団の練習を視察に行ったという訳の解らんことをする)。

こう書いていると、単なる話題作りの為だったという感じは否めないんだし、オチョシンコのように他の分野での有名アスリートでなかったら今回の話が実現したかと言えば?だろう。それにオチョシンコ自体もロックアウトに入ったから挑戦するというのではサッカー転向への本気度が疑われても仕方がないし、単にコンディションの調整だったんじゃないかと言う気がする。更に穿った見方をすると、受け入れるMLS側も、サッカーはそんなに甘くはないよ、ということを誇示したがっていたんじゃないかとも思うわけ。特に米国ではサッカーって女子のスポーツと思われているわけだから、サッカーは運動能力だけで出来るものではない、ということを示したがっていたような気もする。もっとも、どんな競技でも経験とか適性とかいうものがあるから、他競技からのとらばーゆ(古い言い方だ)が甘くないのは分かりきっているんですがね。

ただ、米国の場合、こういうケースが得てして起こりうるのは一方で話題作りという側面はもちろんあるにしても、他方で瓢箪から駒という可能性を常に探っていたりしているんじゃないか、とも思えるわけです。もともと難しいのは解っているけども、他競技で充分稼いでいる選手たちなら金銭的なリスクを冒さずに(もっともメオラの場合は生活がかかっていたんだけども)、彼らが持っている運動能力をテスト出来るというもの。そういう風潮が米国にはある。その風潮の延長線上で行くと、例えば18歳前後の若者で、運動能力が優れていれば野球やアメフトからスカウトされたりするというケースに行き着くわけ。つまり、競技における技術はあとで教えられても、運動能力というのは先天的なものだという風に考えられているわけです。

その意味では、オチョシンコの挑戦っていうのはダメモトというのは解っているけども、瓢箪から駒を探っていたという一面が垣間見えて個人的には興味深かった。それに簡単にサッカーでもプロになられたらこちらの立場もないわけだしw

亞冠小組賽第3輪 大阪鋼巴 1-2 濟州聯

2011-04-06 07:19:01 | ガンバ大阪
アズーリ神話なんてものは最初からなかったわけです、以上。

というのでは身も蓋もないんでゲームについて書くけども、試わ合見た限りでは負ける相手ではなかったけども、前半ガンバ相手にパスゲームでゲームを支配された相手(サイドチェンジを多用していたが)が後半採ってきたロングボール対策にガンバの最終ラインが対応出来なかったのが全て。こういうと、アジア相手にロングボール対策が必要になってくるのは言うまでもないんだけども、その一つには相手のセンターバックがロングボールの供給源になっているのでそこにきちんとプレスをかけることかな、と言う気はする。今回は相手とは初めての対戦だったけども、ホームでの再戦ではこのことはかなり重要にはなる。

そうなると、前線の構成というのがこれでいいのかということになるんだけども・・・去年まで前線のチェイシングをやっていたルーカスは居ないわけでね。アドやグノがそれをどこまで出来るかというのも鍵になるか。いっそのことロングボール対策でラインを下げるという手もあるけどな。チェジュ相手なら基本高さでは負けてはいなかったわけなんだし(むしろオージー相手に高いラインが必要になる)。

そうすると、和道にはちょっと高いラインというのは厳しいか。いや、この人もかなりラインコントロールを覚えてきたし、最初の失点場面も最初ロングボールが出た時点ではオフサイドだったという感覚があったに違いない。それが取ってもらえなかったことで、次のロングボールでは相手のFWをケアする形でついてしまったんよね・・・この辺は彼個人の高いラインへの適性というよりは、キャンプで出遅れた分充分連携の練習に参加出来なかったことが痛かったように思える。つまり、和道はちょうど去年の智のような状態だとも言えるかもしれない。

出来れば前半の時点で2-0にはしたかったな。カウンターでグノが持ち込んで最後アドにラストパスを出したけどもアドがふかした場面なんか見ているとお互いの連携というかコミュニケーションが充分取れていないように感じた。多分この辺同じブラジル人の同僚がピッチに居ない分彼が欲しい時にボールをもらえていないというイライラがあるから、いざ貰った時にシュートが力んでしまうのだろうか?

そう考えると、前線の連携、守備とかいうものを改善するべく前線をいじってもいいようには思えるんだけども・・・ショーキが後半途中から入ったけども、裏にスペースが無い状況では生きないし、入れるんならリードしている時間帯でのカウンターかな。むしろ川西辺りにチャンスを与えて欲しかったとは思うけどもね。

とはいえ、後半カウンターで相手に突き放されかかったところを1点差負けで終えたというのはある意味幸運でもある。勝ち点が並んだ時には最後当該チームの直接対決における勝ち点や2試合のトータルスコアが影響することを考えると決して悲観するものではない。半分折り返した時点でホームでは勝ってアウェーで負けている状態。次からは全部勝つしGWのメルボルンは行きまっせ。

ただ、楽観も出来ないのが今のガンバなわけで。智だけでも次の試合間に合わないかな、と。和道には軽傷であって欲しいけども、使うんならラインの高さを再考する必要がある。スンヨンのサイドバックはACLだけならごまかしは効く。情報が少ない分、チャリティーマッチの神戸戦までは相手は偵察していなかったように思える。加地さんが間に合うのにはこしたことはないんだけども、難しいなら無理にホーム再戦で強行出場は避けた方がいいとは思うけどもね。