大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

大阪鋼巴 3-0 清水心跳

2006-10-30 00:38:08 | ガンバ大阪
今日スタジアムに着くと、「歌え万博」の仲間から、フェルナンジーニョの握手会が外で行われているのを聞いた。今日の試合、彼はベンチ入りすらしていない。ふと私の頭の中で不安がよぎる。3-5-2で行く場合にベストなのはフェルがトップ下で二川が左サイドではないのか。特に家長がアジア大会でU-21代表に招集されるとなると、リーグ終盤と天皇杯の戦いをこの布陣で行かざるを得なくなる。だからこそフェルをどこかで試さないといけないんじゃないかと凡人ながら考えていたのであった。もしかして、彼は干されてしまって今後起用されないのだろうか?

その他、DFだけで控えが3人(青木・実好・入江)がベンチ入りしている。これを考えると、攻撃に関してはスタメンの前のメンツで十分とれるという西野監督の意向が見て取れた。実際攻撃に関しては、後半の清水のペースがセレッソ戦と同様に落ちた(このことはある程度想定できていたことだが)こともあって3点もぎ取っている。

残るは、勝ち点3を得る為にいかにして失点のリスクを防いでいくかであった。したがって加地の調子に不安を残すのであれば、終盤守り切る為に青木を、左サイドの守りに不安がある場合は入江を入れて試合を閉めにかかろうという意図だったかもしれない。

だが、この日に限っては前節と異なり、サイドに関しては安心して見ていられた・・・と思いきや後半はやはり相手に右サイドから突かれている。ならばこれをどう防ぐかが今後の課題なのだろうか?そう考えると家長の左サイドにはいささか不安を残している。右サイドの加地はまずまず。ただしトイメンが山西であった。本来スタメンの森岡が累積でも負傷でもないのに、何故ベンチだったのかが理解に苦しむ(この辺り内部事情に詳しい人がいれば情報をお願いします)。山西も決して悪くはなかったのだが、セレッソ戦では森岡を下げてから追いつかれた教訓を長谷川監督は生かしていなかったように思える。

2点リードしてから、加地を下げて寺田を投入してバックアップをテストする余裕が生まれた。となると、次の天皇杯では終盤の戦いをにらんでテストが必要になってくる。ここでフェルを入れて試す絶好の機会ではないだろうか?終盤になれば必ずしも今の顔ぶれで戦えるとは限らない。負傷者が出ることもありうるし、明神・宮本・シジクレイ・播戸が累積警告数でリーチがかかっている。その際に代わりに出場する選手たちが如何にレギュラー組に負けないパフォーマンスを見せるかが、逆転優勝のカギを握るだろう。

甲府風林 0-1 大阪櫻花

2006-10-28 23:11:05 | サッカー全般
本日はとある場所で観戦した試合は緊迫感みなぎるいい試合だった。しかしなあ、ウチが勝てなかった鬼門の小瀬で弱い方の大阪が勝ってしまうとは・・・先週京都・大分戦の試合後にセレサポの女の子らには、「残ってももらわな困るで」と一応エールは送っておいたのだが、まさか連勝するとは。

試合開始から見ていると、前半のシュート数は7対2で甲府を圧倒しているではありませんか。甲府が全然本来のスタイルを出せていない!ナビスコの予選でも小瀬で勝ったことのあるセレッソだが、この日もその時と似たような試合展開。ひょっとして塚田さんは元甲府だけあって、彼らに力を出させない術を知っているのだろうか?

後半に入ると、甲府が前線からプレスを強め、ボールを奪うと速攻でチャンスを造り始める。だが、こうしたチャンスをセレッソのGK吉田(一応元ガンバの選手)が飛び出して防ぐ。特に左サイドでバレーが一人抜いてゴール前に迫った瞬間でも吉田が鋭い飛び出しでピンチを防ぐ。不運だったのはバレーのFKがゴールインしたのだが、ビジュの飛び出しがプレーの関与と見なされてオフサイドを取られたことだっただろう。

そして、決勝点となるPKを取られた場面。右サイドからのクロスにセレッソ河村が飛び込んだプレーはPKと言うには厳しい。けど、ジャスティスや上川の判定は後方からの接触に対して厳格に取る傾向にある。川崎戦でもウチはこれに泣きました。
このPKをゼ・カルロスが落ち着いて決めて1-0。残り時間で甲府はパワープレーで反撃してくるものの、これをセレッソが守りきって勝利。

いやはや、サッカーってホンマに判らんもんやな、とつくづく思う。まあ、同じ大阪のチームを応援する者からして、最近5試合の隣人は、この位置にいるのが不思議なくらいの実力を発揮していらっしゃる。対戦したチームのサポだってそう思っているんじゃないだろうか。この間の清水だってミスで先制されてからは後半相手を押し込んでいたもんなあ。

だからこそ、清水はこの間の試合であの程度の実力、とかいう風に測ってはいけないと思うのである。



清水サポの皆さん、2度目の大阪遠征お疲れ様です

2006-10-28 09:21:02 | Weblog
えー、清水サポの皆さん、2度目の大阪遠征にようこそ。

考えてみればこの日曜日に対戦する清水のサポの皆さんは今月に入って2度目の大阪遠征となるわけです。「え~、また大阪かよ」と思いながら来られるのでしょうか?何しろ同じ大阪でも大阪市内ではなくて吹田でございますからね。あちらの大阪のチームのスタジアムと違って、典型的な大阪の雰囲気を持つ心斎橋や難波に近いわけではないですから。皆さんがイメージしておられる「大阪」を味わう遠征旅行、というのには適してはいないかもしれません。え、新潟や埼玉へ遠征することを思えば大阪の方が近いって?これは失礼致しました。確かに東京や大阪からだと飛行機で移動する手段がありますが、静岡からだと(あくまでも想像ですが)長距離バスや新幹線が一般的な移動手段になりますからね。

じゃあ一体こっちの大阪には何があるのか、と言えば万博公園とアメフトをやっているEXPO FLASH FIELD、それに太陽の塔ぐらいしかありません。新幹線で遠征される方々にとっては、京都で降りて在来線で茨木まで出ると交通費も時間も浮くでしょう。新大阪で降りられる方には試合前か、帰りに千里中央の中華街にある「刀削麺大陸」へ寄られることをお勧め致します。4月にはどこで見つけたのか知りませんが、ガスサポの方々もお見えになっておられました。

スタジアムはどうかと言うと、この間お宅の試合を見させて頂いた、長居第2に比べると万博のゴール裏は、傾斜がついている分少しは見やすいかもしれません。最もその見易さといってもあくまでも両者を比較した場合でしかありませんが。

日中戦の平山を見て思う

2006-10-26 01:32:19 | 中国サッカー
日中韓の対抗戦と名付けられているにも関わらず、中国と韓国の試合が行われる予定がない、と分かった瞬間から、試合そのものの意義についてかなり疑問を抱いていた。今日の試合を見てそれが一層深まってしまった。

もちろん、日本選手らが中国について異文化講習を受けたり、今回中国から招かれた大学生と交流したりといった経験は一つプラスにはなったとは思う。ただ、それが必ずしも今回の試合でないといけなかったかと言えば必ずしもそうではないだろう。また、反町ジャパンが12月のアジア大会に向けての調整という位置づけならば必ずしも中国が相手ではなく他にもう少し骨のある相手を探しても良かったのではないだろうか?

聞けば今回の企画は財界からの要請があって対戦が決定したという。財界とは協会のスポンサーと関係があるのだろうか?現在の複雑な日中韓の外交関係改善の為にサッカーを利用するというのはあまりにも不純な動機だろうし、そもそもサッカーとは競技の性質上、一番そういう役割に向かない競技ではないだろうか?

そのようなことを考えてしまうのは、今日の試合を見る限り、今の中国のサッカーの実力では代表・クラブとも日本のそれと比べると見劣りしてしまうという結論に達してしまったからである。

先日のガンバの試合ではまるきりいいところがなく、皮肉にも彼が下がってからFC東京は勢いを取り戻して逆転したのだが、この日の彼は下がってボールを受けてスペースを造ったり、振り向いてボールを持ってパスを出したりし、最後には中国の解説者から中田浩二同様のハンド疑惑を向けられながら肩でボールを当ててゴールを決めている。中超の上位チームの山東、大連、北京、上海の選手で固められた中国相手にこれだけ平山ができてしまうことに今の日中のレベルの差が現れているだろう。

したがって日本が本当の強化の為に相手を選ぶならアジアでは韓国か中東諸国でのアウェーを経験するしかないと思う(最もこの時期では中東はラマダンの関係上なかなか試合は組みにくいだろうが)。

中国の角澤が久々に吼えた 

2006-10-25 00:29:21 | 中国サッカー
えー、明日が日中戦だというのに全然関係ないことばっかり書いておりますw まあ、取り上げる話題というのは多少は関係があるかな?

前回のアウェー戦を見ておられた方はお分かりのように出場選手の体格は中国選手の方が日本選手より上回っている。だが、実際中国人の成年男子の平均身長は日本人のそれを下回っている(どちらかといえば中国人が低くなっている)のである。

先日、中国の角澤こと黄健翔氏(ワールドカップでイタリア寄りの実況をしたことで物議を醸した)が清華大学で体育教育について講演した際に、中国の教育が日本よりも劣っている、と吼えたのであった。日本との比較に及んだ際に陸上・水泳・サッカーなどの学校における体育のプログラムが日本よりも劣っている為、児童の健康指標となる身長・胸囲・肺活量などの数値でここ10数年間ずっと日本に負け続けているということである。

え、でも中国ってオリンピックでも金メダルを多く取っているし、今回来日したサッカー選手って日本人よりも大きいはずじゃ、と思っている方も多いだろう。だが、それは平均が大したことのない中国において、一握りのエリートを育成するプログラムが効果を発揮したに過ぎないのである。

ただ、人口が多いにも関わらず、優れた人材を育成する上で底辺の分母が延びていない、だからレベルアップしないという焦りが恐らく黄氏にあってそれが先ほどの発言につながっているのだろうか? ちなみに件の発言後、同氏は国営中央テレビを離れることを厭わないそうで、それを覚悟の上で憂国の発言をしたとか。

ガンバサポ向け現実逃避用記事-本日の中超 上海申花が2位でフィニッシュ

2006-10-22 21:13:44 | 中国サッカー
今日は中国政府公認の中国語試験である、HSKを受験した為にガンバの試合は帰宅後情報をシャットアウトして録画で観戦。で、感想は、というと・・・まあ他の人のブログを参照して下さい。あんな結末では気持ちをすぐに落ち着けて観戦記は書けません。いや、別に現実逃避しているわけではないので後で書いていきますけどね、ここは阪神が負けた後の関西のスポーツ新聞の1面のように、違う話題を取り上げてみよう。

で、ガンバサポの皆さんには気分を切り替えて頂く為中超の最終節の結果を。何と、優勝を決めた山東魯能が2-3で長春亜泰に逆転負け。まあ、消化試合だもんね。

だが、特筆すべきは、上海申花がアウェーで遼寧を2-1で下し、北京国安がアモイに0-2で敗れた為に2位でシーズンを終えたことだろう。これで上海申花は2年連続2位でフィニッシュ。11月18日に行われる足協杯の結果如何ではACL出場の可能性が残されている。つまり、山東魯能が大連実徳に勝って2冠達成なら、AFCが規定した出場資格条項に基づき(即ち、リーグ戦とカップ戦の覇者が同じ場合、リーグ戦2位のチームがセカンドチームとして出場権を得る、とされている)申花が繰り上げ出場となる。

さて、山東魯能は10月になると完全なる気の緩みか、今月2敗目。ただ、先日の大連との直接対決では4-1と圧勝している。だが、1ヶ月空く試合間隔がどう影響してくるだろうか?下馬評では山東有利だが、カップ戦決勝の一発勝負だけあってどう転ぶかは判らないところだ。

京都不死鳥 1-1 大分三神 中払に巧!

2006-10-22 09:21:53 | サッカー全般
昨日公約どおり、大分の応援に出かけた。この試合は大分ゴール裏から見ると非常に審判に対する不満がたまるものだった。それもそのはずで、どちらかと言えば京都の方が岡田主審の判定の癖を巧く利用していたことがビデオで見直していて判った。

特に特筆すべきは中払だろう。トゥーリオに後ろから倒されながらも、「転んでもタダでは起きぬ」打法で、倒れる瞬間に反転してトゥーリオにヒジ打ちを食らわせており、それでいて相手のイエローもしっかり誘っている。その他大分の高橋がもらったイエローだって中払が後ろからちょっと手がかかったくらいなのだが、大袈裟に倒されて高橋のイエローを誘発している。こうやって相手をイライラさせる高等戦術に巧みです!

それだけ京都がこの日なりふり構わず勝ちに来た、ということの表れだったのだろう。この日は守備をしっかり固め前線・中盤からチェックを行い、大分の梅崎に仕事をさせない。ボールを奪ったら素早く前線にボールを入れてカウンター攻撃を見せ、前半中払がカウンターから中へ切れ込んで、パウリーニョとクロスする形でヒールで流し、それをパウリーニョが右スミに叩き込んだ。そう、ここまでは守備から入り、わずかなチャンスをカウンターでモノにした後その虎の子の1点を守りきるというゲームプランだったのだ。

対する大分は前半なんとシュートなし。京都大久保のオウンゴールがなければ、この試合0-1で京都のゲームプラン通りに敗れていたかもしれない。わずかに惜しい場面と言えば後半三木のヘディングシュートがオフサイドの判定を取られてノーゴールだったところ。高松の足に当たってボールが宙に上がった時点で三木はオフサイドの位置にはいなかったのだが・・・どちらかと言えばボールが出た方向に対する他の選手がオフサイドの位置にいたからだったからなのか?

大分も九石で見たときとは全然違っていた。ガンバに対して押し気味に試合を進めていた時とは全く別のチームのようだった。自陣でボールを廻していた場面が多いようにバスのつなぎが見られず、出すところがなくなるとロングボールを放り込むような展開。わずかにサイドを利用して裏に出したパスに攻撃の糸口を見出そうとしていたが、この日はなかなか攻撃の形を作って決定的な場面にまで持っていけなかった。

そんな中で高松がサイドで苦しみながら起点となってポストプレーをこなしていた。この日の彼は厳しいマークにあっていたが、それでも後半にポストの起点となったり、マークを振り切ってシュートを打つあたりは、フリーにすると本当に怖い選手であることを伺わせた。ちなみに同点となったオウンゴールはラッキーだったものの、彼のチェイシングが効いていたから、とも付け加えておこう。

チェルシーvsバルサ戦を観戦

2006-10-20 18:55:58 | サッカー全般
昨晩、ネタバレを避けるべくスポーツニュースをネットからテレビに至るまで全てシャットアウトして向かったのが心斎橋のスポーツバー「アズーリ」。ここで欧州CLの注目のカードをじっくり観戦致した。

では、試合内容ですが、上級大将さんの観戦記を参考にして下さい(笑)。じゃなかった、一応書いておかないといけませんね。ひょっとしたら、またチェルシーとやるのか、と食傷気味に感じて何も書かれないかもしれないので。

何か観ているとチェルシーが圧倒的な強さを見せた、というよりはバルサの方がイマイチだった感じが強い。チェルシーはシェフチェンコが殆どフィニッシュに絡めていないし、バラックもバイエルン時代のように彼中心にボールが廻って来ないためにあまり目立たない。辛うじて前半CKでバルサのマークがズレたためにフリーでヘディングを打ったものの威力がない。でも、ドロクバってキレキレやったよなあ。あの後半開始のヒールで切り替えしてのゴールは彼を褒めるしかないという感じやったし。

しかし、どうもチェルシーのサッカーって好きになれん。あれだけ金かけて選手とってもリアクションサッカーしか出来んのか?やっぱガンバの試合を普段から見ているとシンパシーを感じるのはバルサの方になってしまう。

だが、バルサも前半惜しい場面は幾度とあったものの得点できず。後半先制されてからは攻勢に出るも引き気味のチェルシーの厚い守備陣の壁に跳ね返されてしまう。ロナウジーニョのドリブルにも精彩がなく、幾度と突破を試みるも逆にカットされてしまう。

そんな中で後半?な選手交代があった。バルサのライカールト監督がチェルシーから移籍したグジョンセンを下げてジュリを入れた、まではいいのだが、何とロナウジーニョが真ん中に流れて来てしまった(いや、別にそれもいいんだけど、それは彼本来の持ち味が出せればの話)。終盤になるとさすがにロナウジーニョは左サイドに戻った。エトーが抜けた穴はこんなにも大きいのか、前線のターゲットが不在。でも、サビオラもいるんだけど。今日は彼完全にお茶をひいていた。

その後、左サイドバックに代えてイニエスタを投入したのだが、画面を見ると3バック気味に見えた。慌ててDFを投入して4バックにしたんだが何とプジョルが下がるという不可解さ。結局守備ラインがチグハグしたのが災いしたのかチェルシーにあわや追加点というようなカウンター攻撃を幾度と許してしまっている。この日のバルサはベンチの迷走がチームの調子を物語っているように思えた。

結局終わってみれば1-0というスコアでチェルシーの勝ち。ただ、自分が見た限りチェルシーは本当の強さをまだ見せていない。それはシェフチェンコとバラックがフィットしていないという問題が残っているからである。結局お互い決してエンジンがかかっているわけではない状態での試合であり、それを隣に座っていたアーセナルファンの男性がほくそ笑みながらこの試合を見ていたのであった。彼にしてみれば両方つぶしあって欲しいというところなんだろうけどね。

全北が決勝進出できた理由を考えてみる

2006-10-19 07:08:40 | サッカー全般
昨日はいろんなブログで取り上げられたこの話題。試合を見ていないので記事による経過だけでしか判らないのだが、全北は開始15分以内に2点先行している。これは、第1戦2-3とホームで敗れた為に、アウェーゴール2倍ルールの下では2点差をつけて勝つしかない、と開きなおって開始早々から攻勢に出たということだろう。

逆に蔚山はこれまで今季これまで4度対戦して2勝2引き分け。シーズン前のスーパーカップでも1対0で下し、リーグ戦2度の対決も引き分け(しかも10月1日にはホームで引き分け)。こうした相性の良さが、どこか心にスキを作ってしまったというのは言いすぎだろうか?対戦相手に自信を持つのはいいことではあるけども、一歩間違えれば過信につながってしまう恐ろしさがあるんだろうか?両チームと対戦したチームのサポとしては、蔚山の方が実力的には上だったような気がするのだが・・・

全北はこれまでの対戦とリーグでの不振からしてこの試合に全てを賭けて来たということなのだろう。蔚山は今まで見た感じではリアクションサッカーを得意とするチームなのだが、試合の入り方を間違ってしまうとこうなってしまうのか?

試合を見ていないのであくまでも想像であるが(違う、という方がいらっしゃったらご指摘下さい)、

1.開き直って攻勢をかけた全北が先制
2.勢いに乗って追加点
3.ここで初めてトータルリードされた蔚山が前がかりになって攻め込む
4.逆にそのスキを突かれて失点を重ねる

というパターンだった気がするわけです。

これで蔚山への臥薪嘗胆はどうなる?Kリーグで年間4位以内に食い込めばプレーオフには出られる為残りリーグの試合では是非頑張って欲しいのだが、それも微妙か?だが、全北が優勝すれば来年は彼らへのリベンジは残されている。最もその為にはグループリーグを突破しなければならない。

何ィ!全北がACL決勝進出だって!

2006-10-18 23:13:26 | サッカー全般
いやはや、これは恐れ入りました。今日は帰宅が遅くてACLの結果はネットで知っただけですが、何と蔚山をアウェーで(アウェーですよ!)4対1で破って合計6対4で決勝進出を果たしたという。全北ってKリーグ後期の順位は何位だっけ?それがガンバにA3で大勝した蔚山に勝ってしまうなんて・・・いやー、さすが去年のカップ戦を勝ち抜いたチームだけあって、こうしたトーナメントにおける勝ち方を知っているのだろうか。

翻って、わがガンバがもしGLを勝ち進んでいたら決勝まで行けたか、となると蔚山相手だと心ともないが、それでも全くチャンスがないわけではなかったかもしれない。

ただ、全北の強みというのは、第1戦で現れた課題を確実に修正することができることのような気がする。大連・上海戦しかり、この日の蔚山戦しかり。

こうなったら、全北を世界クラブ選手権で見届けようや!