大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

否決されるのは想定内なのに何故秋春制を提案したのか?

2012-05-29 07:56:38 | サッカー全般
今朝のスポーツ新聞の記事によるとJの実行委員の大半が秋春制の導入には否定的だとか。そらまあそうですわなあ。実際シミュレーションしたら試合数が減るのは避けられないわけで、雪国でなくても、試合数が減るとスポンサーへの露出が減ってスポンサー料が下げられるとかいうような理由でナビスコへのトーナメント制への意向に反対していたのが某大阪のクラブの社長さんだったわけですから

この件についてだが、秋春制に変えるのがいいと考えてる人たちは、現実的に頭の切り替えが必要ではないだろうか?早い話、利害が対立する相手を説得出来るだけの現実的な方法論を提示出来なければ前には進まない。にも関わらず自分たちの意見だけを声高に主張して反対している人たちを単に石頭と決め付けるだけでは通るものも通らない。まあ、こういう現象って何も今回の件に限らず、政治経済の分野でも古今東西色々と見られてきた事例ではあるんだけども。

具体的に今回の件での方法論とは何かというと、雪国クラブに対して冬場の試合や練習、交通機関を確保出来る為の設備投資だと考えられるんだが、それを試算すると最低でも200億円以上はかかるという結果が出ている。まあ、早い話そうした負担なんぞはJFAはハナから考えていない。この時点で最終的な結論はまだ出ていないにしても、この時点での状況からすれば、多数派工作が出来るとは思えないわけです。

だとしたら話し合うだけでも壮大な時間と労力の金の無駄遣いだと思うし、そういう状況というのをJFAのエラい方たちだって判らないで出しているわけではないんだと思うんだけども、それでも話を持ち出すって何かありそうな気がするな。

そう考えると、色々と見えてくるものがありますね。つまり、何年かに一度提案しないといけない状態になっているんだと。否決されるのは目に見えていてもポーズは示しておかないといけないんだろうなあ・・・ まあ、その背景には、シーズンを欧州と合わせることで選手の移籍をスムーズにしたいという代理人とか、欧州からシーズン開けの選手を獲得したいという一部のビッグクラブだとかが後押ししているんかは分からんけど。

ただ、もしこれが否決されるのであれば覚悟しておかないといけないのは、それでもJFAはオフなんぞ関係なしに代表選手を招集するから、お前ら文句言うなよ。あの時お前ら秋春制に反対したやろ、という無言の圧力なのかもしれないが。アメフトで言うところの、ヘイルメアリー行くぞ、と見せかけて実は空いたスペースに走りこんでファーストダウンを獲得してしまうようなw

J聯賽第13輪 大阪鋼巴 2-3 鳥栖沙岩

2012-05-27 07:49:14 | ガンバ大阪
今の順位を抜きにすれば内容はよくなってるというか、前半は今季で一番の出来。ただまあ、これは鳥栖がFWも含めてガンバのポゼッション時には自陣に下がっていた事もあるだろう。ガンバに対しではポゼッションを諦めていたのかもしれないが、失点を最小限に留めて僅かなスキを伺おうというゲームプランだったか?こちらのセットプレーにおいては基本全員が引いていたんだけども、一度だけ前に二人残したのが同点ゴールの場面。最後決勝ゴールを決められる前はリスク冒してでも点を取りに行ったんだけども、同点ゴール決められる前のコーナーなんかでも、無理せずにキープしておくという選択もあったかもしれないが、あえて点を取りに行った所からカウンターで一気に持って行かれたわけです。前に人が居ないと見せかけてのカウンター狙いだったとしても、こちらは戻りきれていないし、起点もつぶせてないというのがねえ。前に人数かけないぞ、と見せておいてカウンターを出してくる鳥栖の戦略にまんまとはめられたって感じ。

まあ、ここのところ点が取れていない状況にテコ入れすべくフタを入れたのは先行逃げ切りを意識していたかもしれないが、今回はクロージングの采配は上手く行かなかったんよね...秋の負傷というのが誤算やったろうけども、あれは後ろから当たられたんでないかい?審判さんよ。武井のあの動きのなさを考えたらチンでも良かった気がするけども。新人監督の正信に高対策で多くを求めるのは酷なんでしょう。

もっと言えばチーム全体がフツーに走り負けるっていうのがなあ・・・結局前体制の負の遺産を監督には背負って貰っているということを理解しているから、少々の采配ミスがあってもそこは目を瞑らないといい監督というのは生まれないということだろう。

それは当然前体制の負の遺産というところなのは言うに及ばずなんだけども、気になるのはフィジコのウェリントン氏が意外にも走らせていなかったことだった。この人セレッソでやっていた時には選手を走らせ過ぎて、08年の前半なんかは最終ラインを中心に野戦病院状態に追いやったと見られていた(それでセレッソは翌年からフィジコをホドウゴ氏に替えて、ケガ人を出さないことに主眼を置く練習メニューに変えたと聞いています)。今回あまり走らせていなかったのは、ウェリントンがセレッソ時代の反動からあまりフィジカルを追い込まなかったのか、それともセホロペの方針でフィジカルを追い込まなかったのか?多分、去年大事なところで離脱者が出た、というところから怪我人を出さないようにしようというところだったのかもしれないけども・・・この辺は誰かが敗軍の将にインタビューしてくれれば言い訳のオンパレードだろうけども色々と解って来るんじゃないかw

今は確かにフィジカルが足りないのは確かなんだけども、幸か不幸か、今のところスタメンでの離脱者は加地さんのみで、ベンチメンバーでは勇人と事実上戦力外の江戸さんのみ。てことは、フィジカル追い込んでいなかったが故に故障者を対して出さずに済んでいる、っていうのが何とも皮肉なところですねw 東京が降格した一昨年のシーズンなんて本当に傍から見ても悲惨なくらいに福岡系のフィジコに選手を潰されてしまっていたようなんで、ケガ人続出とまでは言っていないのはいいんだけども(これはこれでまだやりようがある、という可能性を残しているとも取れるんだが)、フィジカルって言うのはやっぱり追い込んでおかないといけないな、というのを高い授業料払って解ったということですわ。

今の順位とここ数試合の成績を見れば確かに厳しいのは解ってるけども、じゃあ、どうすればいいか、というところですね。

これについて自分の意見として読み流して貰えればいいんだけども、多分目先の残留とかを意識したサッカーに特化しても、ガンバには残留使用のサッカーに適応出来る選手は居ないだろうからうまくは行かないだろうなあ...それにそうしたサッカーで残留出来たとしてそこから来季以降どう繋げて行くかのビジョンが解らないんよね...

やはり、ガンバはガンバらしくあって欲しいと思うし、それは何処へ行こうとも変わらずそうあって欲しいとは思う訳ですよ。私はガンバが好きで、ガンバと死ぬまで添い遂げたいと思うには、相手にはそれだけのものを持つていて欲しい。そして、それを支えるサポーターも、ガンバサポらしくあって欲しい。

じゃあ、何を持ってガンバらしいとか、ガンバサポらしいというのかなんだけども、それはガンバサポには愚問というもんでしょうw 皆さん一人一人が思い付く姿、つまり普段着の姿というのがガンバらしさであり、ガンバサポらしさであるというものですよ。そうすれば結果は後で付いて来ると信じることにしよう。これはもう理屈を超えているけども、ただ自分は目先の事だけで、言ってるわけではなく、この先ずっと添い遂げる為、という視点で書いて入るわけですが。その為には目先の勝敗だけでは続けられないかな、とは思う。

ガンバにがガンバらしくある為にはシーズン中に選手の入れ替えは止む無しと思うけども、これについては、實好辺りが正信と衝突を覚悟で言わないといけないんでないかい?

ということを、土曜の朝までに考えをまとめて、書きためておくと、懐かしいレアンドロの名前が補強で出てきましたな。アル・サッドがラウルを入れる事が決まってるから、14年まで契約の残ってるレアンを借りてくれる所を探しているという所なんだろうかども。でも彼だとガンバらしさというよりは目先の勝敗優先という事になるんだろうけどもねえ。夏場はホームゲームが多くて、高温多湿な大阪においてならば省エネカウンターで勝ち点を稼ぐというのが現実的と言えばそうなんだけども・・・まあ、これなら誰かさんをベースにした形でもまだ判るっちゃあ判る。しかし借りるにしても結構なレンタル料が居るんでないかい?となると他の選手らも取引して金を作ることになるのか?

こういう話がこの時期に出てくるというのは、今年の中東のラマダンが7月に始まるんで、移籍等の重要案件の処理を例年より前倒しして済ませたいということなのかね・・・ちなみに来年はもっと早くなりますw 逆に言えば中東のクラブも今は欧州や南米からバリバリの助っ人を呼べるようになったということもあってJ経由で中東転売のビジネスモデルが少し揺らいで来ているのかな?てことはウチから選手が売れなくなるw

そう言えば、レアンって左によく流れる関係で、ルーカスのプレーエリアを食っていた印象が。まあ、そうなるとパウはレアンとの縦関係を維持したまま、純然たるサイドハーフで献身性を発揮してもらうということになるだろうねえ。でもそれはパウの持っている能力からすればちょっと勿体ないかもしれないけども・・今はそんな贅沢なんか言ってられない、というのは確かなんだけども、その後一体あんたらは何がしたいねん?とフロントには問いただしたくなるな。見えてくるのは今季だけでも糊口をしのごうということぐらいだし。

岡田監督の通訳の人について

2012-05-23 07:37:02 | 中国サッカー
サラリーマンが仕事を終えて、帰宅するとたいていの人は殆どそこで何かをするということを放棄してしまうもんで(だからまあ、家でお笑い番組を見てリラックスする人が多いんだろうけども)。ただまあ、筆者はその分知的作業というのは朝目が覚めたら手を付けるということにしているけども。テレビ番組というのは大体撮り貯めておいて、時間のある日に消化していくことになるわけなんだが、欠かさず録画しているのがNHK総合でやっている「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組。

ただ、今週は岡田武史氏を取り上げていたので久々に生で見ることにしたが・・・本当に苦労してはりますわ。その苦労は大体想像出来たけども、大きく蹴ることの多い中国において細かいパスを繋ぐサッカーを志向しようと思えば、全体で共有出来ていないイメージを作り出すところから始まるわけで。日本でのキャンプでの練習試合なんかでも、その葛藤の連続で中にはヘナみたいに個人プレーに走りだす選手もいたわけで。

その番組の中で個人的に気になっていたのは、岡田監督の通訳だった人。最初見た時には、あれ?この人どこかで見たことあるな、という既視感に襲われた。後で色々とググってみると、その人は、日中双方のメディアで取り上げられているから名前を出すと、鈴木稔という方だったことが解った。そうか、ACLアウェーで我々の案内役を務められた、あの鈴木さんだったのか。経歴といい、サッカー審判員の資格といい、通訳には申し分ない人だろう。

中国メディアの記事を拾っていくと、岡田監督が通訳で重視したのは自分の言葉を伝えてくれる上でニュアンスを解ってくれる人ということで、日本人通訳にこだわったらしい。そこでその鈴木氏に白羽の矢が立ったらしいけども、最初面談した際に岡田監督からはサッカーの話は一切出ずに過去中国でやってきたこととかを色々と訊かれたとか。

で、実際に通訳していて一番苦労されておられるのは、岡田監督の言葉が極めて抽象的すぎて日本人でも理解しにくい点があるということらしいが・・・まあ、この点は少し補足が必要だろう。岡田監督は、というよりは日本人は概して一から十までを全て事細かく言葉で言い表すという表現方法はとらない。まあ、その中で岡田監督は特に細かくは言わないで、短い言葉で伝えようとする。ただ、その言葉の言外に含まれた意味まで咀嚼して中国語に訳すというのが一番鈴木氏が苦労されておられる点だとか。

その中国メディアの記事を読んで思ったのは、そら難しいやろな、ということ。中国では逆に空気を読むとかその場の雰囲気を察するというような文化がないだけに、言いたいことをきちんと言葉で伝達しないといけないわけなんで。番組の中でも岡田監督が答えを与えてやったという練習場面があったんだけども、そこでもスペースがどこに空いてくるかを選手が考えろという風に言いたかったんだけども、当の選手たちは、もっと具体的にスペースがとこにあって、そこへ出すにはこうしろ、ということを言ってくれないと判らない状態だったんじゃないかと想像するわけです。

ただ、それでも岡田監督は選手らが自主性に目覚めてくれることを期待しているんですな。実はまあ、そうした指導法というのは日本代表においてもなされていたという風に感じ取ることが出来る。デンマーク戦での試合途中での布陣変更というのは正に選手の側から出た提案なんだけども、選手がそれを提案出来る土台というのはきちんと造っていたのは確か。それがジーコの時にはまったくそれがなかったわけではあるんだけども・・・選手にヒントを与えて答えを導かせる、というのが岡田監督の持ってる隠し味だったりもするわけです。

こう理解していると、選手にヒントを与える為に敢えて発信量を絞っている岡田監督の言わんとする意味を理解して中国語に訳すという鈴木氏の仕事ぶりには本当に頭が下がるわけですがね。

ところで、この間のACLにおいて、広州と柏の試合では、中方の方のポル語の通訳が選手についていた為に、ポル語から中国語への通訳がままならずに柏のネルシーニョ監督の会見が打ち切られたらしいですな。まあ、ラウンド16で鈴木氏を助っ人に読んだらどうかと思うけども、今は立場上チームを離れられないでしょうね・・・多分今度は上手くやってくれるとは思うんですが。

え、お前がやれって?いやいや、ワタクシ一方の言葉がまだまだ不自由なもんでw

J聯賽第12輪 横濱水手0-0大阪鋼巴 ~広報批判したスンヨルの運命は如何にw

2012-05-20 11:51:00 | ガンバ大阪
同じテンプレを使いまわすような印象を与えて申し訳ございませんw 何とか読者の皆様の興味を引く為にサブタイトルもつけてみましたがw 

水曜日に主力を休ませた成果というんですかね。相手の方も水曜日にナビスコやっていたというのがあるんだけども、昨日は気温が上がり、しかも日産の中は構造上暑くなりやすいこともあって、バテバテを最小限に抑えて勝ち点1をゲット。裏返せばマリノスに対して勝ち点3を与えなかったというところで、中下位の順位争いの圏内に一応留めておいたというところですか。俊輔のPKにしても、木村が動かなかったところが、藤ヶ谷と違って俊輔にはやりにくかったのかもしれない。そんなこんなでようやく得た勝ち点1というところで、アウェーでは最低限の結果を出した。ただまあ、それを言うなら次のホームゲームでは勝ち点3が必須ですが。

エルゴラもタックルラインが低いとかいう言い回ししているけども、ズバリその原因については踏み込めないんだろうなあ・・・昨日の試合でも斎藤学がPKゲットしたプレーの前に出たスルーパスだってやはりコンちゃん残っている、って。

なんでこんな風になったかというのを時系列に見ていくと、広島戦の後にコンちゃんが博打みたいな守備をしたくない、という風に言っていたところから始まっているんですな。で、次の川崎戦の試合後のインタビューをFM千里の日曜昼の番組で聞くと、監督は僕の言うことをよく聞いてくれるんで、とコンちゃん言っておりましたな。まあ、彼のコメントを拾っていくと、やはり彼の意向に沿った守り方になっているのが伺える(もっとも、大宮戦と比べると、サイドへ追いこむ守り方にシフトしつつあるが)。昨年の東京のように奪ってから一気に前に出すことができなかったらコンちゃんを活かす前提条件が成り立たないわけで。その意味ではコンちゃんを外すか、活かすかの選択は時間と労力を考慮すべきだと前から書いていたし、後者ならば無所属選手を含めて、前線の選手の補強が今すぐ必要だということも書いていた。

無所属選手で今思いつくのは、やかんぐらいか・・・その為には違約金覚悟で、エドゥアルドなんかの契約を今すぐ解除しないといけないんだけども。結局夏にならないと人は動かせないというところなんだろう。となると、時間が待ってくれないのならば、中断明けのリーグ戦は大輝をCBに据えて、コンちゃんは右に回すか、本人がCBしかやりたくないと言うならばベンチ要員として本人に移籍を促すとか・・・なんか陰険なやり方ではあるんだけども、これはそもそも合わない家に嫁がせてしまったことに対しする責任を感じているからなんですよ。今までセンターバックで起用していたのはあくまでも代表との兼ね合いであり、中断明けには本人にコンバートを打診し、それを受けないのならばそれぞれ別の道を歩むのがお互いにとってベストじゃないかとは思います。その中で補強資金を捻出するしかないかな。

という話をFM千里の番組聞きながら書いていると、実好コーチが・・・(以下自粛)

ちょっと話題を変えてみますか・・・番組のインタビューにおいてスンヨルがメロンパンナちゃんに似ているとペナ子が紹介していたことに対して、当のスンヨル本人が、広報の人が大嫌いですと答えていたんですがw このコメントを聞いて彼には是非とも頑張って欲しいけども、それで本人の今後の運命がどうなってしまうかが心配ですなあ・・・スンヨルの持ち味は本人が言っていたようにワンツーで抜け出すところなんだろうが(それ故にラフィーとはよく合うと言っていた)、そこら辺連携がもう少し上がればなあ・・・

2012亞冠小組賽最後一輪 大阪鋼巴0-2阿來聯合

2012-05-17 07:47:59 | ガンバ大阪
まあ、シーパスの代金はこの試合分も含まれていましたから、しっかり元はとったし、いろんな意味で興味深い試合でした。試合後にこちらに住んでおられるオージーとも少し話したけども、本当はそんな気分ではないけども、彼らを見ているとどこか憎めないのは、、オージーって、中国人と違い、コアサポであれライト層であれ、そんなにギスギスしたところがないからなんだけども(アデレードでも試合後彼らに巻き込まれて記念撮影しました)、こちらもそれに合わせようと思えば合わせられるからね。

勝てなかったのは残念ではあるけども、週末のリーグ戦に備えての温存でかつ、この大会で目標がなくなった為、メンバーを落として臨むということはこういう結果を受け入れないといけないのだろう(まあ、週末のリーグの為に温存するなら佐藤を使う事はなかったのだが、それでも使えば一応攻撃は形にはなる)。

収穫があったとしたら、まずは、センターバックとしての大輝で、今までが低かったというのはあるにしても前半ラインは比較的な高く保てていた。オフサイドの場面見ても、あの位置でオフサイドを取ったのを見たのは久しぶりやなあ...と思いながら見ていた。福岡においても、土地柄のせいかチームはアゲアゲのラインを志向していた為に大輝こそが智の後継者じゃないか、という考えは強ち間違ってはいないことは分かった。

ま、素人が気付くことは当然専門家も解ってるわけですがね。今回は寧ろ急造サイドバックに守備面では足を引っ張られたけども、本職の加地さんと藤春がいたら、何とかなるんでないかい、と思わせてくれる。まあ、そういうと、後は何が言いたいのかはカンのいい読者の皆さんはお判りですねw って、なんか同じ事をずっと言い続けてるんですがねw 

あとは、フタはこのメンバーでは別格ということですな。ボランチの位置でスタートしてフル出場出来たのは、二列目の時よりも上下動が少ないのと関係はあるのかもしれない。ただ、パスの受け手として、星原を、相手が引いて守る前に入れて見てみたいんよね...そうすればフタのスルーパスがもっと活きてたとは思うけども。

ラフィーはACLではまだファウルを取ってくれるけども、それでもあの出来は厳しいだろうなあ...そもそも彼には出来ない事をさせてるとは思うけども今のチーム状態では出来ないことでもやってもらわないと困る、ということなんだけどもね。

そう考えると夏場の補強に動かないといけないのは言うまでもないけども、今のままだとウチノ外国人を買ってくれる(あるいは借りてくれる)ところがあるかな、というのはあるけどもね。中東はもうじきラマダンなんだから早くオファーしてくれw あとは中国か。岡ちゃんは多分J経験者を欲しがるだろうな。てことはパウリーニョぐらいでしか納得してくれないか。彼も実は微妙なんだけども、今のコンちゃんのやり方に合わせるんなら、という条件付きでやれているんで根本的にガンバにフィットしているかは?なんよね・・・まあ、今更スタジアム
建設を取りやめるということが出来ないんなら(実はまあ、スタジアムというのが、ガンバの入場料収入を上げる為というのも目的だと思うのだが、どこか本末転倒になっている気はするけども)補強資金は作るしかない、ということには変りないんですが。

え、誰かのことを忘れていないかって? さあw・・・

ACL最終節~メンバーが入れ替わってもガンバはガンバだ

2012-05-15 07:52:46 | ACL/A3
敗退が決まってしまったACLの最終節がホームで残っている。クラブとしては一番動員が難しいところだとは思うし、単なるサッカー好きな人がふらりと見に行くとか、テレビにチャンネルを合わすという風にモチベーションを持ってこされるのは難しいかもしれない。

ただ、ガンバサポの立場から言わせて貰えれば、確かにナビスコの予選が他にあり、ACLの他のグループ(例えば同日に東京が突破が掛かった試合がある)のゲームがあろうとも、やはり見たいのはガンバだということになるのではないか。チームとしては本当に大事なのは週末のマリノス戦であるわけだから、控え中心のメンバーで試合に臨むことにはなるだろうけども、それでも試合に出てくる選手らがどれだけやれるか、を見守るというかサポートしてあげたいんですよね。

そして、アデレードまで行った者としてはアウェーでのリベンジをしたい(
キリッ)。 消化試合だとはいえ、最初から勝たなくていいということはないわけだし。

控え選手らがどれだけやれるか、ということで言えば、

・ラフィーやスンヨルの追試
・コンちゃん抜きの最終ラインの構成(内田なんかが入ってくるか?)
・横谷や沼田も見てみたいよね

という興味があるけども。ジョンヤが登録外というのはしゃあないけども、エドゥアルドは一度も見ずにサヨナラなのが残念。サイドバックで使えなくても一列上げて使えるんならこういう試合でこそ見たかったというのはある。

まあ、控え選手らがどこまでやれるかなんだけども、試合に出ていない理由というのが判るのかもしれない。ただ、そうだとしてもそれはやってみないと判らないし、そうしたことを含めて実際この目で確かめる為に万博には足を運ぶのは決して無駄ではないとは思う。勿論早めに行ける人は、いつものようにグルメを楽しむことも、仲間内でだべっていたりすることも出来るだろうし、それがある以上、ガンバはガンバなわけですよ。

J聯賽第11輪 大阪鋼巴 1-1 仙台維加塔

2012-05-13 14:01:35 | ガンバ大阪
ブログを更新する前に「貴方だけはネガってはダメよ」と強く釘を刺されてしまいました。自分らは 散々仲間内でネガるのになんで私はダメなんですかw

ということなら、昨日の試合のエントリを書く前に、サッカーから外れてみよう。最近、たまたまテレビのチャンネルをゴルフネットワークに合わせてみたら、有名なゴルファーである、フィル・ミケルソンの記者会見をやっていた。別にゴルフやるわけでもなく、ゴルフ中継を普段から見るわけでもないが、プロゴルファーが、インタビューにおいて場面場面で考えたこ とを自分の言葉で如何に語るかには興味があったんで、少し聞いてみると、唐突にある記者から、「ゴルフのどういうところが好きなんですか?」訊かれたのだった。PGAツアーでの記者会見でもこんな質問がよく出たな、と半ば驚きながらミケルソンの答えを聞いた。内容自体ははっきりとは覚えているわけではないが、彼は「ゴルフの全てが好きです」と答えたのだった。プレーすることは彼の仕事でもあるんだけども、プライベートでも自宅近くのコースで仲間内でプレーすることも好きだし、その仲間らと食事を楽しんだり、キャディとコミュニケートを取ったり、というゴルフにまつわる全てのことが好きだということらしい。

こういうゴルファーの含蓄ある言葉を聞くと、ゴルフをやってればもう少し理解出来るのになあ・・・と少し後悔したりもするんだけどもね。

その、ミケルソンの言葉をサッカーというかガンバに置き換えてみよう。「ガンバのどこが好きですか」と聞かれれば、おのずとガンバにまつわる全てが好きなんです、と。

例えば、ホームゲームにおいてなら、シーパスの先行入場に向けて、並ぶこと、その為に早めに家を出て万博に行くこと。美味Gにおいてグルメを味わうこと。いつも顔を合わせる仲間内との会話を楽しむこと、或いはスタジアムの外で用意されたアトラクションを楽しむこと。アウェーであれば遠征でサポートするだけでなく、その旅の過程を楽しむこともあるし、居残りならばスポーツバーで仲間と一緒に盛り上がることもあるだろう。まあ、挙げていけばキリがないくらい、ガンバにまつわる事はたくさんあるんだけども、それらも全て、ガンバを構成する一部分だということを覚えておけばいいかもしれない。そしてそのうちの一つにでも触れることによって、「ガンバを楽しんでいる」ということになるのだとも覚えておこう。

今のガンバを見ていると確かに内容がよくなって来ている、という手応えおはは選手もサポの皆さんもつかんで来ているとは思う。それは、大宮戦、仙台戦を見れば判る。そこで何が足りないか、というのが見えるくらいになってきた。後は結果が欲しい、というところまで来ているけども、勝利がまだまだ遠い。

まあ、こういう時だからこそ言えることって、焦ってもしゃあないかな、ということぐらいなんですがね。勿論今は順位からして悠長なことを言っていられないというのは確かにそうであるんだけども、それ故に何かこう、精神的なゆとりをなくしてしまうと却って悪循環にハマりそうな気がするわけです。

だからまあ、サポとして出来るのは、こういう時だからこそガンバを楽しむというゆとりじゃないか、と思うんですね。

その仙台戦なんだけども、パウリーニョにはプレー選択には不満は多少あるけども、彼を入れることによって、コンちゃんを中心とした守り方から生じた攻撃の問題に少しは改善の兆しが見られた。まあ、それは仙台がラインを押し上げていた為にその裏をつくというものだけども。ラインの低さというものについてだが、仙台が奪ってから早いカウンターで攻めて来るスタイルである分については、却ってそれが幸いしたりもした。まあ、その分高い位置からのプレスは難しいため、後半はリトリートしてブロックを造るという形にせざるを得なかったんだけども・・・

また、仙台がサイドを使って攻めて来たことについては中をしっかり閉めていれば対応できた。ただ、一旦サイド開かれて中のディフェンスが分散するとそのスペースを使われてしまったんだけども・・・失点場面についてもリャンのクロスと赤嶺のヘディングが上手かったというのはあるにしても、付き切れなかったのはコンちゃん・・・これ以上言うと、なんかまるでテンプレを使いまわしてると言われそうなのでw まあ、コンちゃんって確かに彼の守りやすい形に合わすことで彼のパフォーマンスが上がっているのは認めるけども、問題は彼単体の能力とかではなく、彼が周りにどんな影響を与えられるかだと思うんですね(ちょっとタイプは異なるけども、名古屋における闘莉王も似たような事例だと言えるかもしれない。名古屋は闘莉王に合わせたチーム作りをする財力があったが、浦和は戦術面における彼のマイナス面を考慮して放出した)。

なんて言うのかな、ビジネス社会においては、コンちゃんが仕事の出来るビジネスマンということは認めるんだけども、彼がチームリーダーとして引っ張れるかというと?なタイプ。背中で引っ張るんだけども、その背中を誰も感じてくれないみたいな・・・

まあ、当分は今のやり方で行くというのは覚悟しているんだけども、幸か不幸かアデレードとの消化試合はコンちゃんが出場停止なんですよね。どのようなメンバーを組むのかは、ある意味すごく楽しみではあるけども、そこでコンちゃん抜きで守りにどう変化が出るのかを見守ってみたい。誰が出てもガンバはガンバなのだからやはりいつも通りに万博に行きたいとは思うし、いつも通りにガンバを楽しめばいいんじゃないかと。

前提条件を確認しないとどこかのクラブのようになってまうでw

2012-05-12 08:11:28 | サッカー全般
改めて、この間の大宮戦を録画で見なおしてみたけども、やはり守備の傾向としては、依然のようにサイドへ追い込むのではなく(クロスを上げられてもしっかり対応出来ていたのは藤ヶ谷を使う利点ではあったのだが)、真ん中へ誘い出して囲い込んで奪うという守り方にシフトしているな、とは感じた。まあ、これに似た守り方というのが、身近なところではなでしこジャパンであり、少し前だと南アでのオランダ代表ということになるのかな。ただ、なでしこはサイドからのクロスボールで競り負けるという弱点を補うべく、ノリさんがイガラシ、じゃなくて澤のボール奪取能力を活かす守り方を導入したし、オランダ代表の場合には彼ら自身世界有数の巨人民族であり、そこから生まれたファン・ボメルに加えて、彼らの中では小柄な部類だがフィジカルに優れたデ・ヨングの両ボランチが居るという前提条件があった。あの守り方でやられたのはブラジル戦でプレスの大外からスルーパスを出されて斜め走りしたロビーニョに決められた場面だけだったんだけども、興味深いのは、そうした守り方の強みの部分が弱点に転化しやすいということだろう。

つまり、真ん中へ誘い込むということは必然的にゴールと正体させることになるわけで(そこがサイドへ追い込むのとは発想が異なる)、スルーパスの出し手と受け手というのが捕まえられなかった致命傷を浴びせられやすいということが言えるのではないか?まあ、ブラジルにやられたのは本当にどうしようもない失点だったとしても、あの失点とこないだの大宮戦での失点で共通するのは正に出し手と受け手に対するケアが不十分であったということ。それを防ぐには前と後ろの距離をコンパクトに保ち、前の選手がしっかりと下がって常に追い込みの網を打ち続けるしかないんだけども・・・そうすると体力がなあ。まあ、大宮戦は序盤から時間限定でプレスをかけて先手を奪ったらスローダウンしてブロックを造るというプランだったのかもしれないけども・・・

いずれにしても、今の守り方ってコンちゃんが守れる為の前提条件というのを作り直しているという状態で、それは前提条件を確認せずに獲得してしまったツケを今払わされているということなんだけども。

前提条件ということで話をするなら秋春制にも言えることだろう。まあ、日程のシミュレーションについては、以下の東京サポさんのブログがよく分かりやすい:

http://yuman.cocolog-nifty.com/log/2012/05/post-4b26.html

興味深いのは、現行の試合数を変えないとなると、開幕時期がしっかりと夏休みが始まるような時期にまで早まってしまうわけです。恐らくJクラブは中超やロシアリーグのようにスポンサーやオーナー企業の補填に依存できないが故に、夏休みの営業というのにますます依存するようになるだろうとは思う。ナビスコにしても、今まで色んな改革案が出ては消えたのは、ナビスコからのスポンサー料であり、グループリーグのゲームもまたクラブにとっては大事な収入源だからだろう。だからその意味で、シーズンカレンダー自体は今までとはあまり変わらなくなる。となると、秋開幕のメリットとして挙げられている、夏場のゲームを避けるという点に関してのメリットはあまりなくなるだろう。だからまあ、小倉会長にしても、本当はそんなことが解っているけども、一応8月開幕って言っているのは、あくまでも呼び水でしかないんじゃないか?本当は別のところに目的があるんじゃないか、という風に勘ぐったりもするわけです。これに関しては、本当に得をするのは誰なのか、というのを突き詰めるていくと面白いと思うけども・・・個人的には秋春には反対ではない(けど、雪国クラブの関係者やサポの皆様が反対するのは理解出来る)のだが、実際にはあまり変わらないだろう、とは思うわけで、これを変えれば何かが大きく変わるという幻想は抱かない方がいい。

あとはACLねえ・・・実は9月開幕でもグループリーグに関してなら従来の春秋の方が却って調子がいいと思ったりもする。これは欧州CLでのロシア勢の成績が証明しているわけで、チェスカやゼニトは勿論のこと、ルビン・カザンがバルサ相手にカンプ・ノウで勝ったりしたのも開幕時期の違いから来る、コンディションの違いも一つの要因じゃないかと思ったりもするんだけども。だって、ロシアリーグのレベルなんて、徳島にいたドゥンビアが得点王争いい絡んだりするような程度で、戦力的に欧州でも図抜けていたわけではないだろう。ただ、ノックアウトステージに入るとオフ明けというのが響いてくるわけで、ここを変えたかったんじゃないかと推測するけども。まあ、それによってグループリーグで勝てないなんてことがあるとこれ以上の皮肉はないけどもw まあ、これに関してはどこに目標を置くかによってシーズン開幕が決まるんだが、秋春に変えたら、相変わらず春秋の中韓に負けたりしないようにしようw

ついでにロシアリーグについて言うと、わざわざ秋開幕に替えるということはその分6,7月の試合を捨てるということだが、君等国内リーグでの動員を諦めているやろw まあ、確かに本田絡みでチェスカのゲームをテレビで見ると、アウェーはガラガラだし、ホームゲームに至っては、バクスタを全く映さずに、三重にもピッチ外に立っている広告ばかりを映し出している。まあ、彼らの収入源は主にスポンサーからの広告費だろうというのは容易に想像つくのだけども、それなら国内リーグよりもCL優先になるだろうし、実際CLから得られる収入なんてハンパないもんね。ただまあ、そういうのと比べるとACLとJリーグの関係って全く違うよね、と言えるのかもしれないが。だからこそロシア云々というのなら、前提条件をまず確認しましょうよ。それを確認しないで突っ走るとどこかのクラブみたいになってまうでw

中国がこんなに難しいと思わなかった、とこぼす岡ちゃん

2012-05-08 07:39:52 | 中国サッカー
毒殺日記さんとは、禁断の交換日記ですか(オイオイw)・・・まあ、人間って、自分だけの意見だと不安になることがあって、どこかで誰かが似たようなこと書くと結構安心したりするってことがあるわけで、そこら辺私と氏との間である種繋がっているように感じるのかな。

ま、基本今のガンバに対する見立てというのは青黒系のブロガーさんらの間ではあまり大差はなかったりするわけですがね。コンちゃんを外すか、それとも彼を活かすか、という中で考え方が別れるわけですから。

ところでツイッターでも取り上げた、公衆浴場、じゃなくてw 杭州緑城の岡田監督が苦戦している件。チームが今降格圏にいる中で、岡田監督は、中超がこんなに難しいとは思わなかったとこぼしているらしい。本来はボールを繋ぐポゼッションサッカーを目指していたが、かの国ではむしろロングボール主体のチームが多くて戸惑っている、って正に去年トルシエが挫折したパターンですなあ。DFラインにスピートがなく、かつGKの守備範囲が狭いと裏取られまくってズルズルラインを下げるというパターンで前プレも効かなくなるという悪循環。

と書くと、岡田監督は正にかつて率いていたマリノスみたいなサッカーにやられているということが言えるんだろうけども、多分マリノスで初期にやっていたことって、彼の監督人生の中では、日本代表や札幌では志半ばで(特に代表監督としてはバッシングも受けていた)去った後に結果を出さないとこの先ずっとダメ監督だという危機感みたいなものがあったのかな、とも思える。つまり、まず結果を出して、それから自分のやりたいスタイルというのを出していこうみたいなものをマリノスでの監督時代に感じていたわけです。

だからまあ、初期のマリノスでのスタイルって確かに一部ではおもんないという批判はあったけども、そういうことはやっている本人が一番解っていたんじゃないかって(こういう反応は去年マリノスの監督だった人物もしていましたが)思うんですね。だから今回は最初から理想に走っていったら、それが中国での現実に即していなかったという壁にぶち当たったということ。

そこから先に岡田監督がどう軌道修正するかですね。まあ、現実路線への転換はこの人が一番得意とするところなんだけども、それを続けることに本人がどこまで持つか・・・南アでも、デンマーク戦のスタートの布陣には監督としての理想主義みたいなものを垣間見たんですが、試合中にヤットの進言で救われたというところがある。まあ、残留が目標というのに切り替わればそれなりに修正は出来るんだろうけども、途中で投げ出してしまわないかな・・・あ、選手を欲しいというのならウチの外国人選手なんかはどうですかw

J聯賽第10輪 大宮松鼠 1-0 大阪鋼巴 ~正信、あと一息だぞw

2012-05-06 23:28:32 | ガンバ大阪
えーと、遅ればせながら、鹿島戦の後に書いたエントリにリンクして頂いた毒殺日記の管理人様には厚く御礼申し上げます。コンちゃんが守れる前提条件について書いたことについて詳しく掘り下げて下さって誠に有難うございます。えっと煮干しラーメンがツボでしたか?いやまあ、あれは元々東京が発祥の地だと思うんで、関東の人たちにとってはあまり珍しくないとは思いますね。こっちはもともとそういう魚介系のスープを味わう機会がなかったもんなんで、3年ほど前に発見して以来割りと通ってますね。大阪のミナミなんかで仕事関係とか仲間内で飲み行って、深夜過ぎて小腹が空いたな、と思って帰りにタクシー拾う途中で道頓堀にあるラーメン屋に寄るんですが、その時はいつも煮干しラーメンの一択になるわけです。なんでそこまで拘るのかと言われれば自分でもよう分からんのですが、某レッズ系ブロガーさんみたいにあちこちラーメンを食べ歩く趣味がなかった自分が、個人的には飽きることなくハマってるんですよね・・・

さて、大宮戦を振り返るとなんだけども、コンちゃんの弱点とも言うべき裏を大宮があまりついてくるやり方を取らず、相撲に例えればちゃんと組んでくれたにも関わらず勝てなかったのは勿体無いんだけども、やはり自分たちのスタイルに対する拘りというのを見せた方がいいのかな、とは思った。

今のやり方だとまず負けないことを優先して結果を出そうとしているのは判るし、中盤や前線における人選も守備重視から入っていることは判るんだけども、その代償は勿論ついて来るわけで。ゲームになっていたのは2トップのプレスバックと2列目の運動量がついていけていた前半で、後半前線での運動量が落ち、大宮が自陣から対角線にフィード入れてくるとやはりラインを下げた形での守り方になる。コンパクトネスを保とうと前が下がってくると、今度は奪ってからの運び方が難しくなる。そうなるとゴールが遠いし、フィニッシュの機会も限られてくるわけですね。ヤットと佐藤には浦項戦と同様それぞれ一回ずつ決定機が廻って来たけども、もともとヤットってあの辺で決定機を発揮するタイプというのでもないし、佐藤も少ない決定機を決めるというタイプでもない(その分楔では頑張ってくれているけども・・・)。

まあ、シュートが下手なのはアドやバレーを見てきたけども、彼らは一応数撃ちゃ当たるタイプだったんでゴールを量産出来たわけ。その意味では、ボクシングで言う一撃必殺が無理ならせめて手数を多くするというのが必要になってくるのかと。この辺ポゼッション型で行くのか堅守速攻型で行くのかはっきりさせられないのがガンバにとっては厳しいところではあるんやけどもね・・・

その為にはやはりチーム作りのロジックを整理して考えないといけないのかな、ってなんかここ数週間同じことばっかり書いてるなw その辺りはラフィーをパウの二人をスタメンから外した松波監督にはあと一歩やぞ、とエールを送りたくはなりますねw まあ、直接的な言い方は避けておきましょうw

昼間にセレッソと神戸の試合を見ていると、神戸だってスタイルはガンバとは違いはあるけども、前からプレスに行くというのと低いライン設定で跳ね返すというコンセプトには共通項がある。ただ、神戸の場合には奪ったらダイレクトにトップに入れる形で攻守の切り替えを行い、手数を掛けずに一気に攻めこむということで、奪う位置の低さというのは気にしていないどころか、そのやり方に併せて和道を外して対人系の北本と韓国人で跳ね返すようにしている。それだと一応ロジックは整理できている。

とここまで書くと、監督代わってからの神戸のやり方にジャストフィットするお方が約一名居らっしゃるんですがねw なんか上手くトレード出来ないかな、と思ったりもしているわけです。日本代表ブランドを差し上げる代わりにハッシーと和道を引き取らせて貰えませんかって?結構これ真面目な話ですがね。勿論FWを補強は必要だけども、その他にも、今のメンツだと智程ではないけども、ガンバで身につけた和道のラインコントロールや(大輝をスタメンセンターバックで使わないのは能力的に考えてのことだとすると誰かを出す代わりに別の誰かを補充する必要が出てくる)、ハッシーの推進力が必要じゃないか、って思うんだけども。