試合自体は、中盤でのプレスが機能していたお陰もあって、神戸戦の時のように一発裏を取られるということがなかった。このことは、ソータがスタメンに戻ってきたというところにもよる。確かにパクどんのヘディングでの落としとフィードの上手さも捨てがたいけど、この日のソータだって一本ロングフィードを出している。その意味で、彼の復帰というのがラインの安定をもたらしていると言える。
だから、当分この最終ラインを弄る必要はないんじゃないかと思うんだけども、カントクは土曜の大分戦でどういう選択をするかな・・・今最優先すべきは、ACLアウェーの山東で引き分け以上の結果を残すことだという視点に立てば大分戦は多少の入れ替えはあってもいいと思うし、逆に山東ではドローでOKなら、ケガ持ちや疲労が抜け切らない選手なんかは思い切って遠征メンバーから外して日本で休養させるという選択もあり得る。まあ、多分カントクってどちらの選択もせずに、結局2試合ともガチメンで臨むんでしょう。結局メンバーを固定したがるカントクと調子のいい選手から使うと名言しているコーキチとどっちをとるかという究極の選択になってしまうんだけどもw
それにしても、レアンドロは着実に点取ってるね。左足でもこの間決めたけども、神戸時代よりも研鑽を重ねてきた印象がある。その辺、レアンに対して左足でのシュートも磨けということをカントクはシーズン前に言っていたのか?実は試合前にコール氏にお話したけども、この人が点取れば取るほど、どっか遠くに行ってしまうんじゃないかという不安にかられることがある。ただ、その行き先は中東ではなく、欧州の中堅かブラジルの名門クラブということになりはしないか?個人的には中東のオイルマネーに狙われるという可能性は低いと思うけども。
その理由であるが、彼がサッカー選手の家系に生まれており、扶養家族が多いというわけではないことと年俸が神戸時代より微増(去年が6千万で今年が7千万という推定)でしかないところから、お金よりも強いチーム、レベルの高いところでのプレーをこの人は望んでいるからじゃないかと考えるのが一つ。もう一つは、中東自体がお金以外に選手を引き付けるソフトが乏しく、競技水準や、生活習慣・文化の違いといったものがブラジル人選手たちの判断に二の足を踏ませてしまっているんじゃないかというもの(だから日本の文化だとか、人の礼儀正しさだとか、治安の良さとかいったものはブラジル人からすると貴重なもので、サッカーは技術戦術だけでなく、その国のソフトパワーを巡る戦いという側面もあるということが言える)。
勿論、中東のオイルマネーの脅威は完全に消え去ったとまでは言わないし、レアンがオイルマネーの魔の手?にかからないという保障はないけれども、そうした世間一般の通説というのがどんなケースにでも当てはまるかどうか、思考を停止させずに自分の頭で考えてみる必要があるとは思う。
試合は後半4点のセーフティリード故に、播戸を入れた。クロージングという観点からすれば、雅人を入れた方が前線からのチェイスは続けられたとは思うけど、ジェジンのポジションを考えて2nd TopよりはCFタイプのバンを入れたということか。まあ、カントクが播戸に求めたことは、この状況下でも前でしっかりと起点になり、かつ守備のタスクをこなすことなんだろうけども、あの出来では、カントクの心証を悪くしないか?
東京について言えば、前の試合ではラインが安定していないと思っていたけども、なかなかどうしてこの試合ではラインを高く保ち、しっかりとコンパクトなエリアで勝負を挑んで来てくれました。まあ、そのコンパクトにした分彼らだってボール廻しにおいてガンバの網に引っ掛けられたとは思うけどもね。だからまあ、後半残り10分でガンバの脚がとまりラインが下がり気味になって中盤のプレスが緩んだところで2失点したわけだけども、1失点目については、石川の突破を褒めるしかない。
だから石川クン、来年ウチに来ないw?一応元東京の関係者だって約3名居るから違和感なくやれるよw 東京で一番良かったのが石川だけに、尚更そう思ってしまうけどもね。俗に、やられた選手を獲りに行くというのはよくあるパターンだけども、それって大概外れることも多いのが心配だけども、一昨年やられたルーカスが昨年今年と古巣相手にやってくれていることを考えたら・・・ゲフンゲフン。
まあ、それは冗談ですが、この日の東京は4点取られながらも皆あきらめずによく走っていましたよ。ただ、戦力・戦術に上積みがないチームが今季低迷しているというのが今季のJ1におけるある種の傾向だとすれば、あとはどこかで必要なピースを入れるか、もしくは今のサッカーに修正を加えていくしかないのかもしれないのだけども・・・
まあ、そういうわけで、はるばる遠征に来られた東京サポさんにしっかりお土産を渡し、4-0で弛緩し切っていた雰囲気を締めて最後までハラハラドキドキさせる万博劇場は今年も健在。それで試合後の東京サポさんらの気持ちを幾分か救ったわけですから、正にかつてカントクがいみじくも語った「ザ・ガンバ」な試合だったんじゃないでしょうかw BJのお父さんを連れて行ったのは完全な私の判断ミスでしてw、東京サポの皆さんにはお詫び申し上げます。千中へバスで帰る途中でいっつもあのオヤジと一緒のバスになってしまうから逃げられなかったんです(汗)。
自分がこうして他サポの知己を持つというのは、サポというのはとにかく自チーム中心の見方に偏ってしまいがちで、それが時には過剰なネガりや隣の芝が青く見える症候群を生んでしまいがちな中で、そこで彼らとの交わりの中で自分が気づかなかった見方というのを発見させてくれたりすることがあるからだ。だから彼らの側から見たガンバの視点というのはガンバサポとはズレがありながらもそれなりに貴重ではあると思う。逆に言えば自分だって東京サポと付き合うからには、自分の視点で見たFC東京の評価を、彼らに与えてあげるギブ・アンド・テークが大事だと思うわけですね。今回は隣があのお父さんだったんであまり東京サポさんらとお話できなかったですが、来月西京極でのナビスコ予選には見に行こうとは思っています。
だから、当分この最終ラインを弄る必要はないんじゃないかと思うんだけども、カントクは土曜の大分戦でどういう選択をするかな・・・今最優先すべきは、ACLアウェーの山東で引き分け以上の結果を残すことだという視点に立てば大分戦は多少の入れ替えはあってもいいと思うし、逆に山東ではドローでOKなら、ケガ持ちや疲労が抜け切らない選手なんかは思い切って遠征メンバーから外して日本で休養させるという選択もあり得る。まあ、多分カントクってどちらの選択もせずに、結局2試合ともガチメンで臨むんでしょう。結局メンバーを固定したがるカントクと調子のいい選手から使うと名言しているコーキチとどっちをとるかという究極の選択になってしまうんだけどもw
それにしても、レアンドロは着実に点取ってるね。左足でもこの間決めたけども、神戸時代よりも研鑽を重ねてきた印象がある。その辺、レアンに対して左足でのシュートも磨けということをカントクはシーズン前に言っていたのか?実は試合前にコール氏にお話したけども、この人が点取れば取るほど、どっか遠くに行ってしまうんじゃないかという不安にかられることがある。ただ、その行き先は中東ではなく、欧州の中堅かブラジルの名門クラブということになりはしないか?個人的には中東のオイルマネーに狙われるという可能性は低いと思うけども。
その理由であるが、彼がサッカー選手の家系に生まれており、扶養家族が多いというわけではないことと年俸が神戸時代より微増(去年が6千万で今年が7千万という推定)でしかないところから、お金よりも強いチーム、レベルの高いところでのプレーをこの人は望んでいるからじゃないかと考えるのが一つ。もう一つは、中東自体がお金以外に選手を引き付けるソフトが乏しく、競技水準や、生活習慣・文化の違いといったものがブラジル人選手たちの判断に二の足を踏ませてしまっているんじゃないかというもの(だから日本の文化だとか、人の礼儀正しさだとか、治安の良さとかいったものはブラジル人からすると貴重なもので、サッカーは技術戦術だけでなく、その国のソフトパワーを巡る戦いという側面もあるということが言える)。
勿論、中東のオイルマネーの脅威は完全に消え去ったとまでは言わないし、レアンがオイルマネーの魔の手?にかからないという保障はないけれども、そうした世間一般の通説というのがどんなケースにでも当てはまるかどうか、思考を停止させずに自分の頭で考えてみる必要があるとは思う。
試合は後半4点のセーフティリード故に、播戸を入れた。クロージングという観点からすれば、雅人を入れた方が前線からのチェイスは続けられたとは思うけど、ジェジンのポジションを考えて2nd TopよりはCFタイプのバンを入れたということか。まあ、カントクが播戸に求めたことは、この状況下でも前でしっかりと起点になり、かつ守備のタスクをこなすことなんだろうけども、あの出来では、カントクの心証を悪くしないか?
東京について言えば、前の試合ではラインが安定していないと思っていたけども、なかなかどうしてこの試合ではラインを高く保ち、しっかりとコンパクトなエリアで勝負を挑んで来てくれました。まあ、そのコンパクトにした分彼らだってボール廻しにおいてガンバの網に引っ掛けられたとは思うけどもね。だからまあ、後半残り10分でガンバの脚がとまりラインが下がり気味になって中盤のプレスが緩んだところで2失点したわけだけども、1失点目については、石川の突破を褒めるしかない。
だから石川クン、来年ウチに来ないw?一応元東京の関係者だって約3名居るから違和感なくやれるよw 東京で一番良かったのが石川だけに、尚更そう思ってしまうけどもね。俗に、やられた選手を獲りに行くというのはよくあるパターンだけども、それって大概外れることも多いのが心配だけども、一昨年やられたルーカスが昨年今年と古巣相手にやってくれていることを考えたら・・・ゲフンゲフン。
まあ、それは冗談ですが、この日の東京は4点取られながらも皆あきらめずによく走っていましたよ。ただ、戦力・戦術に上積みがないチームが今季低迷しているというのが今季のJ1におけるある種の傾向だとすれば、あとはどこかで必要なピースを入れるか、もしくは今のサッカーに修正を加えていくしかないのかもしれないのだけども・・・
まあ、そういうわけで、はるばる遠征に来られた東京サポさんにしっかりお土産を渡し、4-0で弛緩し切っていた雰囲気を締めて最後までハラハラドキドキさせる万博劇場は今年も健在。それで試合後の東京サポさんらの気持ちを幾分か救ったわけですから、正にかつてカントクがいみじくも語った「ザ・ガンバ」な試合だったんじゃないでしょうかw BJのお父さんを連れて行ったのは完全な私の判断ミスでしてw、東京サポの皆さんにはお詫び申し上げます。千中へバスで帰る途中でいっつもあのオヤジと一緒のバスになってしまうから逃げられなかったんです(汗)。
自分がこうして他サポの知己を持つというのは、サポというのはとにかく自チーム中心の見方に偏ってしまいがちで、それが時には過剰なネガりや隣の芝が青く見える症候群を生んでしまいがちな中で、そこで彼らとの交わりの中で自分が気づかなかった見方というのを発見させてくれたりすることがあるからだ。だから彼らの側から見たガンバの視点というのはガンバサポとはズレがありながらもそれなりに貴重ではあると思う。逆に言えば自分だって東京サポと付き合うからには、自分の視点で見たFC東京の評価を、彼らに与えてあげるギブ・アンド・テークが大事だと思うわけですね。今回は隣があのお父さんだったんであまり東京サポさんらとお話できなかったですが、来月西京極でのナビスコ予選には見に行こうとは思っています。