大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

G大阪とFC東京の類似性

2008-08-01 07:34:40 | サッカー全般
告知を一つ。ブックマークに、これまで何度か名前を出させていただいている、FC東京サポのコール氏のブログ「珈琲もう一杯」を追加させて頂きました。氏と出会ってからFC東京というクラブを意識し出したんですが、ガンバと同じ匂いを感じることが多いからなんですが。

ガンバとFC東京というのは、大阪と東京という違いを除けば、ホームタウンに共通性がある。それは、郊外の住宅都市であるということ。昨年味スタのアウェーへ遠征した際に思ったことだが、新宿から京王線で飛田給まで行くと、そこは大都会東京とは別の顔である、郊外のベッドタウンであることに気づく。東京には首都圏の遠征で必ず寄るのであるが、こうしたところへ行くことはあまりない。けど、それもまた東京であることには変わらない。

ガンバのホームである万博近辺もまた住宅都市である。万博に遠征して来られるアウェーのサポの皆さんは現地でお気づきになると思うが、東京のテレビ局が取り上げる、ありきたりのイメージの大阪-道頓堀のくいだおれ太郎やかに道楽-といったものとは全く違う大阪がそこにはある。1970年の大阪万博を皮切りに北摂地域の開発が進み、都市のドーナツ化現象に伴って人口が増えていった。そうした地域を基盤にして、今のガンバというクラブが成り立っていると言える。従って、象徴的なのは、大阪万博から始まった地域をホームタウンとするガンバが今、万博を本拠地にしているということではないだろうか?だからこそ、新スタジアムを造る上で土地をどこにするかという問題はあるにしても、万博の中で探すというのは、ある意味ガンバのアイデンティティを引き継ぐことにはなると思うのであるが・・・

ガンバが出来た時というのは、地元の人間からすればすごく新鮮な出来事であった。それまで付近においてスポーツの試合を見る機会なんてなかった。見ようと思えば大阪市内にまで出てこないといけないし、皆が好きな縦縞のユニの野球チームの試合を見ようと思えば、隣の県にまで梅田経由で足を伸ばさないといけなかった時期に、生活圏内にガンバというクラブが出来た。そうすると、自分の周りでも自転車に乗って試合を見に行った人たちが多くいた。もっとも、関西に一つしかないクラブの試合を遠方から見に来ようと思えば、当初は公園東口駅がなかった為、万博記念公園の駅から、エッチラオッチラ歩いて行かざるをえなかったのだが。その分関西に他のクラブが発足したら地元の人たちはそちらに流れたけども、ガンバはその地域性ゆえに地元の人たちからは支持を集められたのである。

話はだいぶそれてしまったのだけども、ガンバもFC東京も、大阪と東京という大都市の郊外のベッドタウンを本拠地にしているということが類似している。基本的に娯楽が揃った大都市を本拠地にしている以上は、見ていて面白いサッカーというのをコンテンツにして、地元の人たちにリピーターとなって貰おうと目論んでいるところも見事に類似しているんですがね。