大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

侍ジャパンのチケット

2009-01-25 09:21:00 | Weblog
WBCに出場する侍ジャパンの試合のチケットであるが、既に来月京セラドームで行われるオーストラリア戦の試合チケットは抑えた。あとは、プレリザーブで申し込んでいる、東京ドームの日本ラウンドの試合の抽選結果待ちである(月曜日にその結果が出る)。もし取れていれば、開幕が噂されているフクアリでのアウェーの試合後に見に行く予定。多分、相手は韓国になるんだろうけども・・・

NPBにとってWBCの位置づけというのはサッカーにおける日本代表とよく似ているのかもしれない。即ち、その大会で活躍することで日本野球の国際競争力というのをアピールしなければならず、もしそこでアッサリと韓国や中南米のチームに負けてしまうことになれば、それは次の国際大会まで名誉挽回する機会はない。

単純に考えれば、これから始まる長いシーズンを前にして選手が例年より調整を早めて大会に参加するというのは、コンディションやケガのことを考えると、選手にとっても、そして選手を代表に送り込む球団にとってもメリットがあることではない。また国際大会で韓国に敗れたからといって、韓国>日本という図式が成立してしまうほど単純なものではない。

但し、そうした国際大会の結果によって、世間的には日本の野球って所詮国際的競争力を持ち得ない井の中の蛙という印象を与えてしまえば、それは長期的に見てNPBの観客動員に少なからず影響してくることになるだろう(ラグビーなんかは正にそうで、今のラグビーを支えているのはまさにコアなラグビーファンだけであり、新しい観客層を開拓しきれていない)。余談になるけど、その観点からすれば選考において、国際競争力の観点からあくまでもメジャーを含めた最強メンバーで、ケガ以外の辞退・離脱を認めないとするか、それとも完全に若手やアマチュア選手主体で国際経験を積ませるしかないんだろうと思う(それであればボロ負けしても言い訳はできるんだが)。

その意味で3.7こそ今後の日本プロ野球の命運を左右することになる、野球版日本海海戦だと思われる。だからチケットを何としてでもゲットしたいんだけどなあ・・・

韓国について言えば、野球でもサッカーでもさして裾野の広さや選手層の厚さというのを誇っているわけではない。ただ、頂点に立つエリート集団の力でもって日本との国対国の対決に照準を合わせ、そこで最大限の力を発揮する。そして日本を負かせば、自国のメディアや国民に対して、「日本より上だ」という洗脳を行おうとする。サッカーで言えば去年のオールスターなんて正にそうした彼らの手口に我々はまんまと乗せられたのではなかったか?

代表戦の日に書く、諸々の事柄への雑感

2009-01-20 22:53:13 | ガンバ大阪
代表のイエメン戦はテレビ中継を見ることができなかったので(後で録画を見ます)、サカダイの記事とPSMの件について書いておきます。

1.サカダイで宮本が表紙を飾った件

インタビューまで載っていたけど、すっかり神戸の選手になっていたな。まあ、新聞報道では、宮本側からガンバへの復帰を打診したけどもガンバの構想(正確にはカントクの構想?)に入っていなかったので、結局神戸に行ったということなんだけど、個人的には今でも神戸に取られるんならガンバの方がまだ彼のプレースタイルには合っているかな、という気はする。宮本の持っている長所の一つにラインコントロールがあるのだけども、それは基本的にポゼッションが取れていることと、中盤より前の方でプレスが利いていることが前提で初めて可能になるものだ(その前提が崩れていたのがジーコジャパンであったが)。そうした条件を満たしているとすればむしろ神戸よりガンバなんだけどもね。まあ、神戸が今季どんなサッカーを志向しているのかは見えてこないけども、そのサッカーに合うかどうかはやってみないと判らない。いずれにしても本人が選んだ挑戦なんだから見守るしかないんだけども・・・

2.サカダイでのマグノへのインタビュー

カントクの口からこの件について語られることがないから、あくまでもマグノの言い分を聞くしかないのだけども、シーズン終盤のある日に、カントクから「マグノ、君は今年限りで退団だ」と言われたらしい。彼のガンバでの最後の試合は味スタで先制ゴールを決めたものだったが、言われたのはそれより少し前だっただろうか?もしそれが本当ならその通告から次を考えなければならなかっただろう。

ただ、それでも彼が無断で練習を休んでサウジに渡ったことには変わりない。これは1ヶ月前の猶予期間をのこして解雇通告を受けたからといって、正式な退職日の前までに無断欠勤していいというわけではないのと同じ理屈だろう。休むと言えば行かせてくれなかったから、黙って行ったというのは確かにそうかもしれない。ただ、それでも話したけども聞き入れて貰えなかったので仕方なく無断で休んだという方がまだ第三者は納得できたかもしれない。

まあ、今となってはマグノを金の亡者とか言うつもりもないし、彼の置かれていた立場というのも理解できる。一方、カントクとしては、それまでくすぶっていた確執の火種が徐々に大きくなって、ついには自身の構想から外れてしまったので、そのように通告したのかもしれない(まあ、その辺マグノの言葉だけなんでそれだけで真相を断定しようとしているのではないので念のため)から、マグノの発言が本当であるならばその考えも理解はできる。

結局、今のガンバではカントクが選手の上に絶対君主として君臨している以上、カントクの構想に外れたら選手が出るしかない(というかサッカーの監督と選手ってほとんどのクラブではそういう関係なんですがね)。

ただ、別れ方は残念だったけども、マグノに対する感謝の気持ちは変わりない。

3.プレシーズンマッチのダービー

こんな試合やらなくても高知で適当に試合やっとけば良かったのに・・・しかもモリシの引退試合のつもりで画策していたのにメモリアルマッチに格下げですか。

モリシは今でも首筋の辺りが痛くて日常生活においても痛みが引いていないんじゃなかったっけ?そうするとたった数分であったとしても走るということがどれだけの苦痛であることか。個人的にはモリシってもう3年前に引退したと思っているんやけどもねえ。

まあ、決まってしまった以上は、ガンバの都合でこの試合を利用するしかない。それは即ちシーズン開幕とACLに向けて補強戦力をチーム内にいかに溶け込ませるかのテストをこの試合でやることだ。このPSMダービーと翌週の富士ゼロックススーパー杯は勝ち負けとかよりもむしろこのことに主眼を置いてチームを熟成させることが大事。例年なら開幕してからの2,3試合の公式戦でそれをやっていたが、今年は折角入ったPSMをこれに当てて、選手の見極めをやって行くべきだと思う。

そうなるとフルパワーではないかもしれないけど、7,8割ぐらいの力でやることになるかな。その中でもモリシはプレーできるだろうか?

昨年重慶での日韓戦においてなぜ、中国人らはおとなしかったのか?

2009-01-18 21:39:21 | 中国サッカー
「韓国戦を筆者が観戦した時も試合中に不穏な空気はなかった。この点に関してはスタンド四方に警官を配し、ブーイングを行ったら即連行するといった恐怖をちりばめていたのだとは思う。」

上の文は、去年東アジア選手権で重慶へ遠征した後に書き記したものである。4年前のアジアカップの時と全く違う雰囲気にある種の不自然さを感じたものだが、最近やっとその謎が解けた。ジャーナリストの富坂聰氏が司会を務めた中国官僚の座談会を記録した、「中国官僚覆面座談会」(小学館)の中で、武装警察の関係者が次のように語っていた:

(131ページ目終わりから引用開始)
武警:確かに、中国はいま対日関係にはひどく気を遣っているな。この間もサッカー・東アジア選手権が重慶で開催されて、中国と日本の男子の試合(08年2月21日)で大荒れだったろう。試合では中国人選手が日本人選手に対してラフプレーを繰り返したり、会場でサポーターが日本選手にブーイングを浴びせたり罵ったりしたことが報じられていたが、これに対する上層部の対応は早かったよ。

司会:上層部がわざわざサッカーの試合に対応したんですか?

武警:ああ。あの試合の後すぐに重慶のナンバーツーである王鴻挙市長が北京に呼び出されたんだ。それで、十七回大会(引用者注:全人代のこと)の二中大会の真っ最中だったにもかかわらず、温家宝総理自らが王市長を三十分間にわたって叱り飛ばしたって聞いたよ。

司会:総理がどう言って叱ったんですか。

武警:説教の中身については、詳細は伝わってきてないんだが、ただ総理は、「あんなマナーの悪い試合をしたら中国のイメージが傷つくだろう。あれが、あと数ヶ月でオリンピックを開催しようとしている国のやることなのか。話しにならん!」ってかなりの剣幕だったということだ。

(引用終わり)

早い話、オリンピックを前にしたメンツのことを気にしていたのであって、それでは中国でなぜああいうラフプレーが相変わらず続いているのか、という問題やなぜ君が代に対するブーイングがなくならないのか(あの日韓戦でもあった)、という問題への根本的解決にはならないだろうな・・・

いずれにしても、あの時の静けさが人為的に抑えつけられたというものであったことはよく判った。ただ、逆にアジアカップの時のあの空気というのもどこか人為的に煽られたものではなかったかな、という気がする。確かに一般的に中国人は潜在的には戦争(というか歴史教育による)から来る反日感情というものはあるんだけども、あそこまで露になるというのは特定の勢力によって煽られ、それに呼応しやすかったサポーターというのがあの時あの場所にいたんじゃないかという風にも推測してみたりもする。というのも、あの後にも代表でもクラブでも日中戦が行われていたものの、あそこまでヒートアップするものではなかったからなんだが。

宮本の神戸入りの件だが

2009-01-15 23:29:04 | ガンバ大阪
神戸に入れて良かったな、と言っておこう。ガンバだって、神戸からシジ、播戸、レアンドロと選手を引っ張ってきたのだから、神戸にだってやりたいことをやる権利はある。まあ、ボンバーと宮本の二人に声を掛けていたのだろうけども、かのチームのフロントがどんなサッカーを志向しているのかが見えて来ないが、多分考えがあるんでしょうね、あの社長には。

選手としての宮本を見た場合、今の彼はこの先キャリアを続けられるか瀬戸際にあると言える。3バックのリベロとしてやって来た彼は今4バックが主流となっている中で居場所を失いつつある。まあ、これは彼に限ったことではなく、今まで3バックタイプのDFとしてやって来た選手全てに言えることだろうけども、4バックの中で順応することができるか、それが出来なければSBかボランチに居場所を見つけるしかない、ということは前に書いた。神戸がどういう戦術でどういうポジションで彼を使う構想があるのかが見えて来ないが、どのようなポジションであれ、宮本は選手として自分の居場所を見つけなければならない。それはとてつもなく厳しい競争だろう。まして今回の入団によって、彼は今まで以上に人気先行のレッテルを貼られ、周りから色眼鏡で見られるかもしれない。そういう中でどれだけやれるか。経済と同様世間の見方も厳しくなっている。

宮本は上背は確かにないけども・・・あ、神戸にはかつて土屋が居たからタッパはあまり気にしていないのか?ポジショニングと読みの上手さでJレベルの電柱系に関しては上手く守ることができる(かつて平山や久保を抑え切ったように)。また、自陣の低い位置からならロングフィードを出すことができ、ビルドアップではチームを助けることができるだろう。ただ、その分スピード系への対応がアチャーなのであって、それゆえ彼を間合いを置いた状態で1対1にさせないようにするしかないのだけども。その辺はボランチとの連携が必要になって来るんだろーな。

2011亞洲杯預選賽 敘利亞 3-2 中國

2009-01-14 23:16:30 | 中国サッカー
女子サッカーの4カ国対抗戦が広州で行われていて、今晩中国対韓国の試合が行われるということだったから、ネット中継で見ようと思ったら、なんと男子のアジアカップ予選の試合に差し替えられていた。しかし、男子の試合なんて前から日程判っていたんだから、女子の試合をわざわざ同じ時間帯に持ってこなくてもいいのになあ・・・と思うんだけどもその辺の整合性が全然取れていないのが中国なんだよな。女子の試合を中継しようとした背景って何だろうか?

中国人と話ししていると、男子のサッカーなんかにはもう期待しない。女子の方に期待すると彼らは一様に話すんだけども、この試合中継の選択というのはある意味そうした声を代弁したものに違いないけど、さすがに男子の代表戦を中継しないわけには行かなかったということで急遽差し替えられたらしい。だけど、試合内容見た限りでは、女子の試合を放送した方が良かったと思うけどねw

開始早々、セルティックで俊輔のチームメイトだった杜威(ドゥ・ウェイ)がいきなりCKで相手と競り合っている最中に右腕で相手を押さえつけたと主審に判断されてPKを獲られた。これをシリアは、コロコロならぬフワリPKで先制(ちなみに中国の解説者は杜威が腕を広げていた為に妥当な判定だと言っていた)。その後中国がペースを掴んで攻めるも決め手を欠き、逆にカウンターからミドルを食らってシリアがまさかの2-0とリード。この時相手に当たりにいかずに下がってしまったDFには大いに責任があるわな。そして、3点目もまたもや後ろから杜威が引っ掛けてしまってPK。これを先ほどとは別のキッカーが決めて前半だけで3-0とシリアがまさかのリード。

後半最初に、杜震宇(ドゥ・チェンユ)が右サイドでキープして縦にパスをだし、クロスにエースFWの郜林(ガオリン)が合わせて1点を返したもののその後得点が奪えず、このまま3-1逃げ切りかと思いきや終了間際に、左サイドからのクロスに途中出場の劉健(リウ・ジエン)が合わせて1点返したが時既に遅し。シリアも最後前でキープする技術がなくても前に蹴り出しておけば1点は失わずに済んだんじゃないかと思ったりもしたけどもね。結局3-2でシリアが勝ったわけですが、シリアも決して強くはない。その相手にアウェーとは言え負けるのは、点の取られ方の問題。郜林も4-2-3-1の1トップに入っているんなら、下がらずにもう少しボックスの中でプレーして欲しかったとは思う(終了間際なのに自陣まで戻って守備しているのは献身的だけども、もう少し得点への貪欲さを見せても良かった)。ただ、杜震宇は右ワイドでプレーしたけどもやはりボールを収め、スペースに出す左足のパスの上手さは際立っていた。

総じて、両チームとも中盤でプレスをかけるというスタイルではなく、中盤から出るクサビのパスを自陣深い位置でカットするという守り方なため、双方ともボールを持っている時は中盤で廻るんだけども、そこから先が・・・という感じ。まあ中超の試合だって大体こんなもんですよ。

それにしても、シリアでの試合のキックオフが日本時間の夜9時ということは現地では大体午後3時過ぎということか・・・皆長袖の服装をしていたということは、あちらでも決して暑くないどころか、夜が冷え込むからこの時間に試合を始めたということなのかもしれない。

例の退場王が山東ではなく、水原三星に移籍

2009-01-13 23:28:08 | 中国サッカー
去就が決まっていなかった、喉輪王子こと退場王・李瑋峰(リー・ウェイフォン)であるが、一時期は山東魯能移籍なんて噂が出て、おいおい勘弁してくれと思っていたが(何しろACLで出て来られたらたまらんしね)、結局水原三星へ行くことに落ち着いた模様。これにて一件落着・・・なんて言ってられんね。ACLで当たる鹿島にしてみればこんなヤツに削られたくはないだろうし、パンパシに出場する大分だって決勝もしくは3決で当たる可能性があるのだが、シーズン前にケガなんかさせられたらたまったもんじゃないだろうなあ。本当にご愁傷様・・・なんて言ってる場合じゃないですね、失礼しました。

聞けば移籍決定まで紆余曲折があったらしく、当初は武漢光谷との契約だって切れたのだから、ゼロ円ならぬゼロ元移籍が成立しそうになったのだが、タダで出て行くのはまかりならん、と武漢が怒り出して最終的には、退場王本人がクラブを訪れて謝罪し、結局レンタル移籍することで落ち着いた模様。なんだ、結局保有権は残っていたのか?それとも一旦武漢と再契約結んでレンタルなんていう、NBAみたいなサイン&トレードでもやったのか?

ただ、彼の年俸が40万ドル(昨年に比べると30%アップだとか)というのが韓国では驚きで持って捉えられているらしい。これは韓国の記者らが中超で有名選手らが貰っている年俸水準を知らないところから来る無知によるものだろうけども。まあ、退場王にしてみれば年俸はあまり下がらずにすんだのは吉報だったが、その代わり中国と韓国の物価の差異を考えると実質的には損してることになるのかもしれないけども。

しかし、こういう選手に対して韓国のクラブが飛びつくというあたり、韓国でも主力選手のJ流出が相当申告なんだろうな・・・特に水原なんてJにゴッソリ持って行かれたわけだし。車範根監督なんて自分からクラブに自身の減俸を申し出ていたらしい。

ACLで楽しみな点があるとすれば、彼の所属していた上海申花が水原と同じグループに入っていることで、遺恨マッチが盛り上がることか。そこでカンフーvsテコンドーみたいな試合をやってしまう・・・ことはないか。

BJ季賽 滋賀湖星 93-96 福岡雷神

2009-01-12 11:24:22 | Weblog
西地区4位と5位の試合ということで接戦が楽しめるだろう、と予想して昨日滋賀まで出かけた甲斐があったと言える。一時期ゲーム終盤で10点差を付けられたにも関わらず最後連続3ポイントでよくレイクスターズは追いついた。だからまあ、よく延長まで持って行った試合ではある。この試合外からのシュートもフリースローも不調で、頼みはセンターのレイ・シェファーのインサイドでの得点力となれば、やはりオフェンスは苦しい。外から入らないと判ればライジングの方も中を固める守備に切り替えて徹底して中を潰そうとする。そういう試合だと、ゴール下での接触が多くなる肉弾戦ゆえにファウルアウトする選手が続出するのもやむなしか。

フリースローが入らない試合ということで自分のバスケ観戦歴で思い出すのが、ブルズと対戦した時のニックス、と書き出せば、何となくフリースローが入らないのかが納得してしまうんですな。確かあの時もニックスの選手たちはブルズの攻撃を押えたりするのに体を張ったプレーが多かったけども、その分体力の消耗も激しかったし、ましてあれだけ激しく動き回った後に停まった状態でシュート打つという動作は素人が考える程優しくはない(ジムでランニングや自転車をこいだ後に、体が前へ流れていく感覚というのに似ている)。ただ、それでもシュート技術というのがしっかりすればかなりの確率で得点できるチャンスであるというのは、過去のNBAを見ても、プライスやホーナセックが証明している(ジョーダン、マジック、バードについては言うに及ばず)。

ゲーム全般を振り返ると、序盤に福岡のプレスに対応できなかったのはひとえに滋賀のチーム構成にあるのかもしれない。やはり藤原なんかがPGではプレスに対応しきれず、パスも読まれやすい。出来ることなら落ち着かせることのできるPGの外国人が一人居れば大分変わるとは思う(余談になるがエヴェッサはナイル・マーリーの存在が大きく、ガードに外国人を置くには、波田野のような日本人FWの存在が大きいのであるが)。あと、フロントラインには走れる選手が欲しいな。今の外国人選手って奇しくも皆白人選手ばかり。まあ、世の中には、跳べる白人選手(かつてのレックス・チャップマンやトム・チェンバースみたいな)・走れる白人選手っていうのが居るから一概に白人黒人による能力の棲み分けはあまりしたくない。ただ、昨日の試合の福岡の3番、マイケル・パーカーのような、運動能力もアウトサイドシュートにも長けた選手というのを見ていると、やはり走れる選手は来季には必要だと感じてしまう。まあ、今のチーム編成ってフロント主導なのか、それともピアースコーチの意向なのかがよう判らんのやけども・・・

まあ今季はもうチームをいじれないから、現行戦力で何とかプレーオフに行ける4位以内には残って欲しいもんです。今の不景気のご時世では行政もスポンサーもいつまでも待ってくれるとは限らない。また、観客が一番正直で、昨日の試合も開幕の頃のご祝儀人気も一段落してしまってまばらではあった。前日見に行ったエヴェッサの試合では府立体育館は一杯とまでは行っていなかったけどもそこそこ入っていたから、チーム成績を上げないと厳しい。

だからこそ昨日の試合滋賀は勝っておきたかったし、苦しい試合をモノにできていればその後が違っていたとは思うんだけども・・・けど、4Q終了間際に同点に追いついた時に会場総立ちになる程の興奮を覚えた観客の皆さんがまた見に来ようと思って足を運ぶことを願わずにはいられない。

誰よりも早く、ACLアウェーの準備をしてみた-韓国編

2009-01-11 04:12:57 | ACL/A3
前回の中国編に続いて今回は韓国へ行く準備。こちらはANAマイルを使ってスターアライアンス系のフライトで行くことにした。この方が選択肢が多いんだけども、ANAだけだと1万5千マイルで行けるところが1万7千マイル使わざるを得なかったのが痛いか。でもまあ、開催日が火曜日で翌朝早い便で帰国して午後から仕事に向かう身とすれば仕方がない。

実は最初組み合わせが決まった時点で、水木と休めば週末3連休と併せてじっくり韓国旅行できるかと思い、水曜出発の土曜帰国(リーグ戦が日曜にあると想定して)のフライトを押えた。ところがその後火曜開催であることを知り、これは休みがあまり取れないので、火曜出発の水曜朝帰国の便に替えることにした。ただ、一度予約入れるとネット上では復路しか変更できないため、往路変更の為にANAに電話して変えて貰ったのだけども。

幸いにも、火曜の昼前と水曜朝の関空-金浦間を飛ぶアシアナ往復便が取れた。その予約に使ったのが、約1万円の手数料のみ。ソウルでは安宿に泊まれば、航空券+ホテル代(1泊2日)併せて1万5千円以内に押えられる計算になる。オヒサルで弾丸ツアーとかがあるかもしれないけど、サーチャージを込みにするとここまでは安くはならないやろなあ・・・

残念なのは、火曜開催の為に去年と同様、行って試合見て帰って来るという旅になってしまい、ゆっくりする時間があまりないことだけども、それはまた別の機会に譲ることにしよう。

誰よりも早く、ACLアウェーの準備をしてみた-中国編

2009-01-10 07:51:39 | ACL/A3
ACLの組み合わせと日程が決まってから早速動いたのがアウェー遠征の手配であるが、まずは中国編から。

Jリーグの今季日程では、直前にリーグ戦は5月2日に行われる。従って、5月3日から渡航を開始することになるんだけども、とりあえず3日に関空から北京へ出発する便と7日に北京から関空に戻る便をJALマイルを使って押さえた。この時期だとJALでは、ディスカウントマイルのキャンペーンをしていて、通常中国線は2万マイル必要であるのに、この時期は1万7千マイルでOK。他の向け地だとGWの期間中はこうしたディスカウントを止めているのだけども、中国へはその例外がないのでかなりお得ではある。

で、そこから山東の済南に向けて移動することになるんだけども、試合が6日の晩(多分そうだろう、もう中国では5月の大型連休は短縮されてるわけだし)ということを考えると、それまで時間が余っているから、いろんなところを廻ろうかとは思っている。

オプションとして考えているのは以下のもの:

1.北京定点観測

2,3年に一度はやっていることではある。北京にはなんじゃかんじゃ言って毎年行っているんだけども、時間がゆっくり取れない(去年五輪に行った時も、北京で五輪があるにもかかわらず滞在したのがたったの1日。他はサッカーの関係で天津だった)。まあ、去年できなかった定点観測というのは、例えば自分がかつて短期留学したことのある北京語言のある五道口のあたりだとか、市内の中心にある前門だとか、あるいは王府井から東単・東四といった、昔ながらの北京の風情があるエリアを観察し、どのように発展し、どのように保存されているかを見るのが目的である。それによって、北京というか中国という国の発展の形というのを垣間見ることができると思うからであるが。その他盧溝橋だとか、天壇公園だとかも行ってみたいとは思うんだけども、そう考えると、見たいところを廻るには2日以上かかるから、如何にポイントを絞って行くかが大事だろう。

2.天津で川崎の試合を見る

川崎がガンバの前日の5日に天津で試合するから、天津で同じ日本を代表して戦う川崎を応援するというのも面白いか。天津は去年五輪でも行ったから街のことは判っているし、川崎で言えば谷口が五輪で天津を経験しているのが心強い。ただ、スタジアムが五輪の会場とは違う所で行うはず。天津泰達のホームは確かモノレールで郊外まで出て、駅の近くにあったんじゃなかったっけ?まあ、五輪の時は陸上トラックがあったけども今回は専スタなんでかなり見やすいとは思うんだけども・・・ACLだからって市内の五輪スタを使うなんてことはやめて下さいw

余談ではあるが、ガンバのいるグループFと川崎のグループHのチームがラウンド16で対戦することになっているのだが、川崎とそこでは当たりたくはないな・・・もっと上のところでやりたいから、お互い1位突破できるように頑張りましょう。

3.山東を観光して廻る

川崎の試合見るのも悪くないんだが、折角中国へ来たんだから山東省の済南近辺を観光して廻るというのもいい機会だと思う。だから天津行くかどうか迷うんだわな。

山東ということで思い出すのが泰山で、毎年魯能が必勝祈願でこの山に登る。行くとなるとまる1日かけて、えっちらおっちら登って行くことになるのかな・・・

他には、孔子ゆかりの地である曲阜だとか、それで物足りなかったら水滸伝にゆかりのある場所を尋ねて行く超ディープな旅というのも考えたりもするんだが・・・なんかこっちの方にどんどん惹かれていくw いや、川崎の試合に興味がないという訳ではなく、折角の機会をもっと有効活用しようという発想にすぎませんがね。そうなったら川崎の試合は現地のテレビで見させて貰います。

今季も中超は3月下旬より開幕 -ACLにどう影響するか?

2009-01-09 03:41:56 | 中国サッカー
ACLアウェーの準備を進めて行くといきなり壁にぶち当たった。テレビ中継のせいで火曜と水曜との分散開催だって。日本の出場クラブのオフィシャルと朝日に出ている日程と中国のそれとを比べるとバラバラなんですが、ここは日本側の情報を信じた方がいいんかなあ・・・

山東初めとしたACL出場の中国クラブの情報を集めようとして、中国ネットを徘徊している中で今季の中超日程を調べようと思っていた。いや、中国アウェーの遠征でもし山東行く前に北京・天津あるいは青島あたりで中超の試合があるのならそこもついでに見に行こうかと思っているんだけども、どうも今季も3月末から始まって10月下旬には終了してしまうらしい。これって、W杯3次予選でオーストラリアと対戦してから(その時にFWトンプソンがケガをして、ACLのガンバとの試合には出られなかったのだけども)やっと開幕した去年と同じパターンやな。

まあ、なんで3月下旬スタートなのかというと、やはり長春のような寒冷地を考慮してということなのか?けど、今まで3月初旬開幕していたシーズンでは、長春は最初の2試合くらいはアウェーでやっていたわけなんだから、そこらへん日程の工夫の問題だとは思うのだけども・・・ちなみに前半は6月下旬までで、7月に1ヶ月間中断して8月から後半戦が再開らしいのだが、それなら8月なんて南は一番暑い時期なんだから8月休んだ方がいいと思うけどもねw どうせ今季はW杯予選も何もないわけで、中国サッカーにとっては一番のんびりできるわけだから。ついでに言っておくと、足協杯も再開したらどない?日本では試合数が多すぎるのが問題なのに対し、中国では試合数が少ないのが問題だとは思うからであるが。

そうなると、ACLに出場する中国のクラブにとっては、ACLこそが今季初の公式戦ということになる。第1節でガンバが山東と、川崎が天津と対戦し、2節では鹿島が上海と、名古屋が北京と当たるわけであるが、彼らはその間休養は十分あるとしても、試合勘が十分ではない可能性があり、日本勢としてはそこが付け込むところかもしれない。勿論実際にはホームとアウェー、移動の負担や現地の気候など様々な条件によって左右されて来るわけだから、そんなに単純ではないとは思うのだけども、個人的には、日韓と同じ時期に開幕し、ACLの直前のホームの試合を日程変更して来られる中国の常套手段の方がイヤではあるんだけども。

ちなみに、去年のACLで3月の中国勢の試合結果を調べてみると・・・相手が弱すぎて参考にならないw 強いて挙げれば、長春がアウェーでアデレードと0-0で引き分け。まあ、この時アデレードだってオフシーズンだったのだからあまり参考にならないか(どちらかと言えば、ノックアウトステージに出てきた時のオージーの方がシーズン中ゆえに警戒すべきではあると思うが)。