大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

来季の山形遠征について考えてみる

2008-11-30 22:57:30 | サッカー全般
今日は相棒クンと一緒に滋賀は守山まで行ってBJリーグの滋賀レイクスターズの試合を見てきたんですが・・・まあ、結果は埼玉ブロンコスに完敗。個人の能力差(特に外国人選手の運動能力差)というのはいかんともしがたく、やっぱりバスケットにおいて黒人選手が一人も居ないというのはキツイなあ、と実感させられた。仙石さんが一応DJやっていたんだけども、リーグ開幕の時ほどの気張りは感じられず、少し経験を積んで落ち着いてきた感じにはなったとは思うが、欲を言えばバスケットを見る人にとって判りにくいルールやプレーなどをDJがもう少し判りやすく説明した方が日本においてはいいかな、と思うこともある(例えば、オフェンスのファウルで、スクリーンをセットする時に動いたらブロッキングのオフェンスファウルをとられるという場面なんかは)。

そんな中で携帯で知ったのが、山形のJ1昇格だった。後で録画を相棒クンに見せてもらったのだが、後半ロスタイムでも必死に前からプレスをかけて行き、ボールを奪うと一気にカウンターを仕掛けて、財前が切れ込んでシュートを放ちこぼれダマを豊田が押し込んだ決勝ゴールの場面なんて見事としか言いようがない。アウェーであっても引き分けで満足することなく最後まで勝ちに拘ったんだから、J1昇格に値するチームであったということをこの愛媛との試合において証明できたのであろう。

実は昨年J1の中断期間中に山形を旅行してみちのくダービーを見に行ったことがあったけども、山形とはつくづく縁がある。昨年天皇杯で山形とPKまで行ったし、今年は佐々木勇人を獲得し、勇人はすっかりチームに不可欠な選手になっている。そうなると、来季の山形遠征というのが楽しみになってくる(まあ、勇人にブーイングはしゃあないけどもね)。

その山形遠征であるが、考えておくポイントは、以下の2つ:

1.山形までどう行くか?

大阪からはJAL便があるけども、マイル使って行くとなると、便数が限られているのが問題か。山形へ遠征するに当たって、山形ではなく仙台行きの便を予約して、仙台から高速バスや電車で移動したセレサポが居るということを聞いたことがあるが、試合時間や空席状況を考えるとそういうことも考えないといけないのかな、とも思う。

これが関東からだと、確かに羽田からの便はあるけども、どちらかと言えば新幹線で山形へ行く方が便利かもしれない。

2.スタジアムへはどう行くか?

NDソフトスタジアムは、山形市ではなく、天童市にあることがポイントだと思う。距離的には山形空港から山形市よりは天童市の方が近い。前回旅行の際に、筆者は3時半過ぎに山形空港に到着し、山形駅前にとってあるホテルに行こうとして山形駅行きのシャトルバスに乗り込んだが、羽田からの便が到着するまで動かないらしい。そこまで待っていると空港からバスが出るのが5時半ぐらいになってしまう。試合に間に合わせる為に仕方なくタクシーに乗ったが、山形駅までで8千円近く取られたのは痛かった・・・orz それを思えば、山形空港から天童駅までタクシーで行き、そこからスタジアムまでのシャトルバスに乗るか、或いは直接スタジアムに行く方がより賢明なのかもしれないが。

あと、車で遠征される人たちならば、NDは駐車場がかなり広かった記憶があるので、車で遠征するということも選択の一つだろう。お陰でみちのくダービーだったらベガサポがスタジアムのアウェイゴル裏とバクスタのアウェイ側をジャック出来るんですなあ・・・これが浦和戦だったら3分の2くらいは真っ赤になるのだろうか?

それから、私のブログを読んでおられる秋田在住のサポさんへ。ついに貴方の住んでいる地方にもガンバがやってきますよ!

J聯賽 第33輪 大阪鋼巴 1-0 浦和紅寶石 ~我々にとって「消化試合」なんてものはない!

2008-11-30 09:22:37 | ガンバ大阪
うーん、なんて言えばいいのかな・・・前節で達也を1トップに据えたことはポストにならない1トップというのが敵将の意図だったのか、と思ったものだが。今回エジミウソンの1トップに変えたのはポストプレーを意識させたものだったのだろう。確かにポストならエジの方がいいには違いないんだけど、その分ゴールには遠ざかっていて、怖さを与えなくなってしまっていた。むしろ2列目から飛び出して来る達也やエスクデロが得点に絡んでいたのだから、ゲルトとしてはエジミウソンよりは2列目の得点力に期待していたというところか。

これに対してガンバも同じく4-2-3-1で対抗する。相手が4-2-3-1で中盤に人数をかけてくるならこちらも同じシステムで行けば、同人数の中盤で渡り合える。最初の立ち上がりは相手の出方を見極めるかのような慎重な出方だった故に少し相手に押し込まれていたが、徐々にペースをつかんでボールを廻し、佐々木がミドルを放ち、ルーカスとヤットのシュートがポストを叩き、そしてミチが走り込んでシュートを打つけど右に外す。相手に闘莉王のヘディングを除いては危ない場面というのはさしてなく、前半優勢で折り返せる・・・と思いきや雅人がバレーボールのスパイクみたいな形のハンドで2枚目のイエロー貰って退場。まあ、1枚貰っている選手がやるようなプレーじゃないわな、これは。まあ、故意ではなく、つい手が出てしまったんだろうと思いたいけど、ゴール前で手に当たという事実の前にイエローはしゃあないわ・・・

ただ、皮肉なことに10人になったことで、皮肉なことにガンバの守備意識が高まった。ルーカスを前に残し、4枚+4枚のブロックが出来上がり、中央は四角形のボックスで浦和の猛攻を食い止める。浦和にしても急に数的優位が出来上がったことで、普段はガンバにボールを持たれているのに急に持たされたような感じで、引いた相手を崩せない状態に陥る。エジミウソンが退場になるまでの時間帯は、どこか5月の埼スタでの試合内容と似ていた。エジの退場場面だが、まあ、本人が言うような撫でたという感じはリプレーで確認した限りはなかった。ただ、あれで中澤が倒れ込んでタンカで運ばれたけど、中澤クンももう少しフィジカルを鍛えるように言っておきますw

これで同数になり、スペースが使えるようになればガンバはボールを廻せるようになる。後半加地さんが見せたあのドリブルでの攻め上がりをたっくんは見たか?近い将来絶対代表に復帰するんじゃないか、という根拠なき確信を抱かせた瞬間やったな、あのドリブルは。気がついてみるとヤットとルーカスのような2トップになっていたし。ただ、浦和もエジが下がり、達也が1トップに入ったことにより、スルーパスで達也が抜け出す場面もあったりして、その辺がこちらからするとちょっとイヤだったんだけども、ガンバもラインを下げ気味にして裏を消し、藤ヶ谷もスルーパスには落ち着いて対応していた。ただ、それでも達也によってラインが下がり中盤のコンパクトネスがなくなるのがこちらからすればイヤだったわけだから、その後梅崎が入ったのは、この試合において、囲碁用語で言うところの「敗着」だったのかもしれない。

それで裏への抜け出される怖さがなくなり、ガンバも中盤高い位置でボールを奪えるようになった為に決勝点は、啓太のところで奪ってからカウンターでサイドへ展開し、最後加地が左足でクロスを上げ、なぜかどフリーになっていたヤットが頭で決めた瞬間は万博劇場が最高の興奮に包まれた。退場者を出して一時期数的不利に陥ったりした難しい試合でありながらも、耐えて勝つことが出来た試合。守備において耐えることが出来たのが勝因であったとは思うけど、この勝ち方は本当に興奮させられた。だからガンバの試合は面白いし、ガンバサポは皆大阪からある意味首都圏のチームのサポ以上に旅費を使ってアウェーには行くし、関東サポもまたホームの万博に「遠征」してくる。そう、目の前の試合をサポートする我々にとって「消化試合」なんてものはない!だから来週も新潟に行く。初めての鬼門突破に向けて気持ちを高ぶらせながらこのブログを書いています。

来季以降を考えると、やはり浦和は叩いておかないといけない

2008-11-29 06:12:02 | ガンバ大阪
今まで浦和戦の前には並々ならぬ決意をブログにおいて決意していたんだけども、今回はあまり湧いて来ないwまあ、それは今の両チームが置かれた順位だとかチーム状態というのもある。ただ、今の浦和のフォーメーションとか選手の配備とかいうものを考えると、やっぱり叩いておいて苦手意識みたいなものを払拭せねばならないとは思う。

今月に入ってからゲルトは4-2-3-1に移行した。まあ、なんで今になって突然そうなったのかは定かではない。3バックだとサイドを突かれて5バックになりやすいというのなら4-4-2という選択もあったであろう。実際2トップタイプのFWが居るし、ポンテのプレースタイルからすれば中央よりもワイドの方で張るタイプ、という感じだから4-4-2での2列目なら中にも入ればワイドでも張れるんだろうという感じはする。1トップをやるに当たって何がゲルトの頭の中で閃いたのかは判らない。

ただ、前節の清水戦において本来1トップというタイプではない達也を1トップに持って来たのは、代表における玉田や、マリノスの坂田が1トップに抜擢されたのと同じ理由と見てとれるかもしれない(ちょうどミランにおけるかつてのシェフチェンコやインザーギみたなもの)。即ち、起用する側はそうしたタイプのFWには必ずしもポストだとかつぶれ役だとかを期待しているわけではなく、あくまでも彼らが持っている裏に抜ける能力を買っているのである。彼らには常に裏を狙わせることによってDFラインを下げさせて、そこで空いた中盤のスペースを使って攻撃を組み立てる。ただ、そうした場合の前提として、

・本来FWが下がって行うポストプレーの部分を中盤で代行する(エスクデロが4-2-3-1の3のポジションに入っているのはポスト役か?)。あるいは、ポストに頼らずとも中盤で攻撃を組み立てる。

・1トップが片方のサイドに流れたら、2列目から誰かが前線に飛び出す。ここではMFが2ndストライカーとしての役割を果たさないといけない。それは、フィニッシュの部分であることや、或いは逆にポストとして前に出てサイドで起点を作ったりする時であるが

といった条件が必要になるのかもしれない。そういう意味ではセルヒオ君って結構ゲルトには目をかけられているんだろうなあ・・・彼は試合経験を積んでいけばいい選手になれると思うんだけども。

話を達也の1トップに戻すと、そうした意図があるとするならばそれを継続していかないと、清水戦でやった意味が無くなってしまうんだけども・・・実を言うとガンバからするとスピードのあるタイプのFWって結構イヤなんですねw それで高いラインコントロールが効かなくなってしまうことを考えると・・・あ、だからゲルトは1トップの達也アゲインということをやって来る可能性もあるんですがね。

ただ、本当に大事なのはボランチの組み合わせで、こっちからすると、細貝と阿部という組み合わせが一番手ごわいように思えるし、そうして来るはず。今の浦和で「サッカーのできる」選手というのはこの二人であって、阿部なんてACL準決勝第2戦で、こちらから見ていても頑張りが伝わっていた。千葉時代を思い出すかのようにボランチの位置から攻めあがって、サイドのスペースを突いてきた。チームの状態がああいう状態だったから、責めて自分で何とかしようという気持ちが感じ取れていた。まあ、総じてボランチやサイドの選手起用という問題を解決すれば、ゲルトは一応4-2-3-1という置き土産を残したとも言える。まあ、それも来年監督が代わっても路線が継続されないと意味がないのだが。

だから、その意味で今の状態の浦和というのは来季以降4-2-3-1のシステムを骨格として肉付けをしてくる可能性があるから、その意味ではここで負けて妙な苦手意識をまた持つようになってはいけないな、と思うわけです。

付記:というエントリを挙げた直後に、今朝の放置によると、4-4-2のフォメでなんとポンテをFW起用とかいう話しだそうだ。いや、ポンテには4-4-2が合っていると思うけど、2じゃなくて、4のワイドのところだろうよ・・・ゲルトってやっぱり策に溺れ過ぎやな。

天皇杯 大阪鋼巴・村上伸次聯合軍 3-1 磐田喜

2008-11-27 06:26:53 | ガンバ大阪
ジュビロ戦に限って伸次が主審するって何の嫌がらせなんでしょうw この人が笛を吹くと鬼門は関係あらへん、でFA?

試合前にテレビで磐田ベンチが映し出されたが、ベンチに座っているだけのオフトを見ていろいろと考えた:

・オフトの仕事はスタメンを決めてメンバー表を提出するだけ
・天皇杯の入れ替えメンバーのチームはずっとヤンツーが見ていた
・したがってリーグ戦とは全く別ユニットで4-2-3-1
・来季はヤンツーで行くんだろうけどもそれなら内山の後任でやらせても良かったんじゃないの?
・4-2-3-1という布陣を軸にするなら、来季のジュビロは4バックで前田の1トップか。となると、田中誠や加賀のような3バックタイプのDFは身の振り方を考えざるを得なくなるか?

その意味で、この試合のジュビロはリーグ戦とは全く別の顔を覗かせていた。中盤から前でのプレスなんていつもより効いていたわけやからねw また、名波は中盤でタメをつくり、スペースへのスルーパスは絶妙で、最初の失点なんてミチのところの裏を狙われた格好だけども、名波のパスがあったからこそ、右からのクロスに西に合わせられた。今年エコパでやられた時も西がいろんなところに顔を出していたっけ。名波のプレーは正に燃え尽きる前のロウソクといった感じか。

その後ガンバが徐々にボールを支配するようになり、この日は佐々木が裏へ積極的に裏へ飛び出したりしてよく頑張ってました。ああいうミドルシュートを決めてしまったりするんやからな。しかも後半2アシストか。智の勝ち越しヘッドへのクロスといい、雅人へのロングフィードといい、本当に山形から移籍してきて良かったな。来年は仙台から菅井なんかでも(コラ

播戸の不調ぶりというのは相変わらずではあるけども、この日はポゼッションが取れて、セカンドボールも拾えていたから3-1になった時点で今日はもう決まったと思ったし、あとは遠藤を温存しておいてOK。左サイドの守備は修正点ではあるかな・・・

この試合で選手を入れ替え、こういう結果になったことでお犬様が噛み付くのは間違いないけども、それを覚悟でやったんやからしゃあないね。まあ、過去の前例からして処分はないでしょうから、適当に聞き流しておいたら宜しいでんがな。

ただ、個人的にはヨシカツぐらいは出しても良かったとは思うし、彼であれば2点目、3点目の失点って防いでいたかもしれないかな、という気はした。それでも出さなかったのは、カタール返りの疲労というより寧ろケガがやっぱり怖かったんだろう。え、ガンバ戦で、ヤマハだからだって?そうでした、すっかり忘れておりました。

天皇杯の磐田戦を前にベストメンバー規定について考えてみる

2008-11-26 00:21:29 | サッカー全般
明日の天皇杯は1試合のみ。ガンバと磐田では自ずと明日の試合における位置づけが異なる。ガンバにとって来季のACL出場権獲得には天皇杯で勝つしかない。そのためリーグの川崎戦では途中で明神を下げてしまった。明日の試合に照準を合わせてカントクも遠藤も上海から戻って来る。一方の磐田は残留を確定させるため、水曜日に主力を出して彼らが疲労を溜めたりケガをしてもらっては困る。そうなると、スポニチの報道にも出ていたように大幅な入れ替えが予想される。まあ、大分や千葉に処分がなかったわけなんだから、入れ替えについてはある人物からブチブチ文句言われるだけで済むから多分やってくるんでしょう。

入れ替え自体が観客を裏切った、と言われるけども、少なくとも当事者のサポにしてみれば納得できることだろう。ジュビサポは当然として、今回は対戦相手であるガンバサポとしても相手の入れ替えというのは十分納得が行くことで、鳥栖みたいに抗議はしないですよw 今のウチの状態からして、相手がメンバー落として来ても勝てるとは限らんしw・・・まあ、勝負事ってやってみなければ判らんわけですがね。

ただ、サポと違って、その日たまたまBSのTV中継を見るような、ライトなサッカーファンの人たちの捉え方ってやっぱり違うかもしれない。例えば磐田なら日本代表GKが居るけども、その試合磐田の現在のリーグ戦の順位すら知らないような人が、川口が出るから見てみようか、と思い立ってチャンネルを合わせたらこの試合ヨシカツが欠場とかになったらさぞガッカリだろう。

つまり、サッカーという競技は何もコアサポだけに支えられているわけではないし、そういうライト層というのも取り込んでいかないといけないのが今のJの営業上における目標ではなかったのか。確かに選手起用を決めるのはチームの専属事項であって、全ての人を満足させるのは難しいかもしれない。しかし、世間において目当ての選手が出ないという現実を目の当たりにして落胆する人というのも大勢いるのは現実だし、またそうした主力選手を出さないということが勝つ気がないと取られても致し方がないというのが日本の現状ではある。というのも、欧州クラブのように圧倒的な選手層を誇り、同程度の能力を持った選手を入れ替えていくターンオーバーというものと、日本のクラブが行う大幅な入れ替えというのは全く似て非なるものであるわけであるのだから。

誤解のないように言っておくと、磐田が入れ替えることの私は反対ではなく、むしろ対戦相手のサポとしても入れ替えを理解している。また、入れ替えたこと自体に対して制裁を下すとかいう、お犬様の言動を支持するものでもない。ただ、入れ替えに対してはいろんな見方があり、今後JFAは様々な嫌がらせをしてくるだろうと予想されるから、やるなら腹を括れと言っているに過ぎない。

ま、せめてヨシカツぐらいは出してあげても別に疲労はないだろうとは思うんだけども、実際どうなのだろう?多分オフトにしてみれば試合に出して怪我されることが一番怖いから出さないのかもしれない。まあ、そうすると磐田の明日の試合の位置づけは大体決まったか。

PS-あえてJFAに注文をつけるとすれば、大体毎年この時期にAFCアワードの日程が挟み込まれてくるのだから、この試合なんかは延期するようなことを考えても良かったとは思う。こちらも遠藤を表彰式にとられて練習できなかったのだから。

気分転換のヒマネタ-中国の退場王の移籍先にガンバの名前が挙がっていた件

2008-11-25 07:09:59 | 中国サッカー
ま、このエントリのカテゴリーはガンバよりも中国サッカーの方に入れるべきでしょう。レコードチャイナでも紹介されていたが、武漢をクビになった例の退場王が日本に来るかもしれないという噂があった。ソースは以下の記事:

http://www.stnn.cc:82/sport/200810/t20081020_882514.html

中国ネットを徘徊していると、例の退場王のJ移籍先に、

大 阪 鋼 巴

と名前が挙がっとるがな。。中国選手の移籍先っていうと必ず名前に出るのは、最初にカーさんをプレーさせていたつながりなんやろなあ・・・

で、上記の中国語の記事によると、GOALというサイトの取材において、一位和大阪鋼巴隊有聯繫的知情人(ガンバとコネのある事情通)曰く、ガンバがあたかも退場王に興味を持っているという風に語っているが、その事情通って一体誰やねん!プレミアのチャールトンでプレーしていて移籍金ナシのタダ同然で安いからといろいろ理由つけているけど、タダでも要らんって。これはサッカー界でよくある代理人による売り込み&リークってヤツですか・・・

もっともこの話しに対し、「浦和に買わせれば、鈴木啓太と毎日のど輪ができるのに」とネットに書き込んだガンバサポが結構いたとも記事では紹介されているw
大阪球迷官方論壇上(ガンバサポオフィシャルの掲示板)での書き込みってなっているけど、本当は2ちゃんでの話しじゃないのw

ところで、退場王の実力なんだけども、退場する癖を除いては能力の高い選手であるとは思う。中国代表にも選ばれ、受け入れクラブの対中国営業戦略とは言え、プレミアでも経験がある。どうしようもない中国サッカーでも、アジアレベルにおいては長身のセンターバックは排出している。それは彼だけでなく、セルティックでもプレーしていた杜威(ドゥ・ウェイ)も然り、ガンバと対戦していた大連のCB二人しかり。

ただ、退場王の前科を考えるとさすがにどのJクラブだって彼を買おうとは思わないだろうな。どちらかと言えば杜威の方がマシだとは思うんだが、現実的に中国人が日本に来る可能性は低い。

というのも、現在の中国代表クラスの選手というのは中超でも3000~5000万円くらいの年俸を貰っている。実際移籍交渉となると、ここで日本のクラブと中国人選手との間に、お互いのニーズにズレが出てくる。つまり、日本のクラブは中国人だからということで安く買い叩こうとする。一方、中国人選手らは日本のクラブに対して中国で貰っている水準以上の年俸を要求する。ただ、日本において中国以上に年俸を得たとしても、日本と中国の生活費格差-在日中国人の間では日中のその格差は10倍というのが相場である-を考えると多少多くもらえても生活水準が大幅に下がる(特に住居費などの固定費用などにおいて)。それに日本のクラブだって中国人に高いカネかけるくらいなら、もう一声かけてブラジル人を獲得した方がよりよい投資になるだろうし、或いはアジア枠ならドラフト破りの韓国人を獲得した方がよいということになる。

まあ、退場王は、移籍金もかからずタダ同然で獲得できるチャンスであったんだし、前科がなければ飛びついていたクラブがあったかもしれない。だから彼は自分の将来を棒に振ってしまったとは思う。

J聯賽 第32輪 大阪鋼巴 0-4 川崎前鋒

2008-11-24 09:45:54 | ガンバ大阪
「動あれば反動あり」というのは、確か国際政治学者の中西輝政氏が物事への見方において大事な要素だと言った。その意味では、連敗から脱出した川崎なんかこの見方が当てはまるだろうし(逆に次節反動が来る可能性だってあるが)、ガンバに関しては現在の選手層でACLを最後まで勝ち進んだ反動をモロに受けていたとも言える。

二川、遠藤、そして山崎不在というのは正にACLで最後まで勝ち進んだことで、直接であれ間接であれ、疲労が溜まってケガというものに繋がったということは否定できない。だからこそ、バックアップの整備というのが必要になってくるのではあるのだけども、倉田と寺田の二人が天皇杯でスタメン出場して芳しくなかったのが結局今回のスタメンにおいて安田を前に上げて下平を左サイドバックで使うという選択に繋がったのだが・・・結局のところ左サイドを狙われ、安田と下平の守備の連携もイマイチで後半は二人ついていたのにも関わらず抜かれてしまっていた場面が見受けられただけに、サッカーにおいて1対1で負けない、という基本的な部分で川崎に負けていたとは思う。

失点に関しては、前半セットプレーでテセに決められるまでは、(それまでにテセがドフリーの場面で合わせ損なう場面があったけど)集中して挟み込んでボールは奪えていた。まあ、後半は前がかりになった反動でカウンターを食らったわけだから完全に崩されてはいない。ただ、攻撃においてヤットもフタもいないとなるとポゼッションというのは著しく下がる。これがカウンターの温床にもなりやすい。ガンバの場合元来守備力で跳ね返せるチームではない分、ポゼッションというのは単に攻撃するだけでなく自らの守備時間を減らす役割を果たしていたのだけども、この二人が居なかったら攻撃面での影響もさることながら、守備面での影響も出てくるということが露呈されてしまったと言える。前半は遠藤不在時の攻撃という課題においてサイドを使うという回答を出そうとしていたんだけに残念といえば残念。あ、加地さんの攻撃参加の場面って久々にハッとさせられましたなあ、なんて書くと何だかたっくんのブログみたいになってきそうですがw

川崎にしてみれば正に注文通りの展開。ただ、この試合は彼らの得意なカウンターがハマッたというものであって、これだけで本当の強さというのは測れないだろうなあ。ガンバとやる前には真逆のパターンで相手にやられていたわけであるんだし。ただ、川崎が来年ACLに出るとなると、来年出場する為に今季1年間を準備に費やしたということが言えるかもしれない。監督が代わり、4バックに移行し、外国人3人を揃えて4-2-3-1のシステムを構築。その意味ではACLに出たらガンバ同様に前回の経験を生かせそうなのは川崎かな、と思うんですね。

某フロサポのブログの中で淀川より北の連中に勝つのは気持ちいいと書いてあるのを見て、苦笑してしまった、いやそんなところで苦笑したらイカンのでしょうけども(まあそういうところに拘るのが大阪人らしいねんけどもね)、なぜそう思ったかと言うと高畠って高槻出身やからw・・・あ、だからその人高畠もあまり買っていないのか失礼しました(ちなみに筆者は、元々淀川より北の地域で育ち、今はセレッソの練習場から徒歩で20分程度のエリアに住んでますが何か)。

ガンバにしてみれば残るは天皇杯だけとなったわけで、途中で明神を休ませたりというような試合を投げたような交代をしてみせた。藤ヶ谷の交代というのは個人的には微妙。確かに出来の悪い選手は途中交代させられても仕方がないし、GKとて聖域ではないだろう。チームが上手く行かなかった次の試合ではGKを替えたりするカントクのことだから、試合中にやってもおかしくはない。藤ヶ谷はこの試合でもいい反応を見せてピンチを防いでいたけどもGKの仕事って何もセーブだけではなく、味方DFへのコーチングの仕事とかがあるのだし、代わりに入った松代が飛び出しの良さをアピールしていたのだから、J's goalに載ってあったカントクのコメントが交代の理由としては妥当なのだろう。

ただ、気をつけるべきは、こうした交代というのが周りからすれば、「4失点したから代えられたのか」という風に捉えられてしまうということだろう。それは野球で言えば、守備があまり上手くない外野手の守備が不安だからイニング途中で代えるみたいなもので、「アイツ守備が下手だもんな」という視線が突き刺さり、代えられる本人にしてみれば酷く屈辱的ではある。こういう形での交代ってサッカーの試合では珍しいものだけに、藤ヶ谷もプロである以上、今後の奮起を望みたいところだけども・・

最後に審判に対するゴール裏の態度についてなんだけども、試合中の何もかも上手く行かない状態で審判の判定に声を荒げる気持ちは判るけど、ただそれをやるのなら、逆に言えば審判を褒めることも大事なのではないか。これは、試合後日帰りで帰阪してからその足で神戸に行って東京サポさんらと飲んでいた時に出た話なんだけども・・・「アホの審判」とか「ク○審判」とか叫んでいる時に状態は芳しくはないしそれが好転することもないだろう。それよりも審判団がゴール裏付近に来た時に拍手するくらいのことをやっておいても損はない、という話しまでしたわけなんですが。

ちなみにこの試合の西村主審というのはまあ、まだマシな部類に入る方のレフェリングではあったと思う。ところどころおかしなところはあったにしても。

しかし、今回またしても去年同様4点取られて負けか・・・もうこうなったら勝つまで等々力には絶対行ってやる!・・・って言う人間をカモと言うんでしょうなw

歓喜、落胆・・・等々力には思い出が詰まっている

2008-11-22 20:48:33 | ガンバ大阪
さて、明日は等々力で川崎戦がある。等々力といえば、3年前のリーグ優勝を迎えたあの瞬間が真っ先に思い浮かび、今でも昨日のことのように覚えている。かと思えば昨年1-4で屈辱の大敗を喫したこともあり、悲喜こもごものスタジアムとも言える。

そして今年もまた、等々力へ向かいます。やはり行かずにはいられないと思わせてくれる何かがあるんですよね、ここには。

ということで、今年も性懲りもなく等々力へ行ってきます。

他サポからのFAQ: ガンバサポはセレッソをどう思っているのか?

2008-11-21 07:54:08 | サッカー全般
先日、東京戦の試合後に東京サポの人たちと飲んでいた中で表題の質問をされた。ガンバサポから見てセレッソはどうなのか、と。訊いてこられている方だってヴェルディとの因縁というものがあるし、丁度質問があったのが、静岡ダービーをテレビで放送中だったということもある。そんな中で私個人の意見を言わせてもらったのだけども。まあ、あの場所で答えたことについてもう少し補足をしておきたいと思う。

ガンバから見たらセレッソというのはダービーの宿敵として倒すべき相手ではあり、ダービー限定で歌うチャントというのが存在する。そのチャントはダービーだけでなく、セレッソが他のチームとやって負けた時にスタジアムでゴル裏が歌っていたこともあったっけ。まあ、降格してからさすがに別のカテゴリーのチームにそれやるのはかわいそうだということで止めてしまった・・・かどうかは定かではない。

ただ、相手チームに対する好き嫌いは別にして、今のセレッソのサッカーというのを自分は認めているということは書いておこう。やっているサッカーがガンバに似通っていることもあるのだけども(細部を見ていくと違いは出てくる)、J2というと大体引いてカウンターというスタイルのチームが多い中でポゼッションを高めるパスサッカーやっているセレッソというのは異色ではある。そしてもしJ1に上がってやれるチームがあるとしたらこのチームしかないだろうという可能性を思わせてくれる。まあ、だからこそ、こういうスタイルのチームってガンバもそうだけども、カウンターのサッカーに対してハメられやすいんだよな・・・だからJ2ではもがき苦しむんだけども。

それでも、降格した06年においてもそうなんだけども、彼らが一貫して目先の残留だとか昇格だとかいったことに囚われないサッカーをしてきたということは我々に対しても考えさせてくれる。サッカークラブにおいて結果を出すことは確かに大事ではあるけれども、それ以上に長期的には自分たちのスタイルというものを確立し、それを武器にして戦って行くということ。それによってクラブのカラーというものを打ち出し、それをサポーターに支えてもらう。そしてそうしたスタイルを武器に異なるスタイルを持ったチームと戦っていくということが大事なことだと思うからである。

だから前にも書いたんだけども、ガンバが10試合続けて勝ちなしという状態だった際に残留だの降格だのといった可能性がチラついた時に(こういう時期もありました)、もしあの時サッカーのスタイルを大きく転換したならば二度とセレッソのことを笑えなくなってしまったし、彼らに対しても頭が上がらなくなってしまったかもしれない。

逆に言うと、今季もしセレッソが昇格を逃したとして、来年以降昇格するためだけにかつての横浜FCや札幌みたいなスタイルに転換するようなことになると、その時点でセレッソはクラブとして大事なカラーというのを失ってしまうだろうとは思う。まあ、上がれなかったら選手に出て行かれるから何としても上がらないといけない、と切羽詰まってそうした転換が行われるようになるにしても、である。

気になるのは、そういうスタイル転換の兆しがないわけでもない、ということだ。よく降格した年にセレサポがよく言うのは、あの年に4バックを止めるべきではなかったということであるが、今だって正に4バックから3バックに変換している。一昨年も4バック続けようにも居たのが、前田、ブルーノ、柳本のような3バックタイプであり、選手らも3バックの方がやりやすいのでそちらを望んだという話をチラホラ聞いていたのだけども(まさか今回の3バックってあのゴリゴリ前田君の為に変えたんじゃないだろうねw?)、3から4へ替える時の最大の障壁は、3に慣れしたしみ、3でしか生きられない選手たちであるわけですな。

世界杯預選5強賽 日本 3-0 中國之哨

2008-11-20 04:16:49 | サッカー全般
「中国の笛」をモノともせずに3-0で圧勝したんだが・・・あの中国人の審判はヒドかったな。カタールの選手は玉田や大久保相手に平手を入れてしまっているのにお咎めなし。ヤットに対しても後ろからアフター気味にタックル入ってたぞ。さすがに終了間際にはカードを出していたけども、もっと早い段階でカードを出して基準を示すべきじゃなかったのか?主審の国では「殺鷄給猴看(鶏を殺してサルに見せる、の意味)」という刑事罰がまかり通っているんじゃなかったっけ?カタールのプレーが結構荒っぽかった責任はコントロールできなかった主審にある。

試合に関しては、全体的に引き気味に守り、前から追いかけることを止めて低いラインでブロックを作ったことで、カタールのカウンターの芽を摘み取った。セットプレーの守備もカタールに高さがない分引いて守っても闘莉王と寺田で問題なく対応できる。だから、この試合敵はカタールではなく、審判だったということではあるんだけどもね。

え、俺が現地へ行って主審に文句言えばよかったって?

その意味ではカタール対策にぬかりはなかったのだけども、次のオーストラリア相手にどうするかだろう。ガンバはACLで高いラインを築くことでオージー対策を示したとは思うのだけども、代表はどちらかと言えば低いラインでありながらも、長身のCBで跳ね返すという感じなのだろうか?バーレーン相手に最後決めたブレシアーノのゴールを考えると、ロングボールからのパワープレーというのが一番警戒すべき点だろう。ただ、ガンバと違って代表の守備の仕方だとまともに相手の土俵に乗ってしまいかねない。そこが気がかりな点ではある。