大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACL決勝の裏でガンバのリーグ戦が行われる件についての考察

2023-04-28 12:42:54 | ACL/A3
この記事を挙げた2023年4月28日の時点で、ACL決勝に向けてサウジ入りした浦和サポさんの様子を一瞥したり、DAZNでもハッシーが解説をする、彼自身が現場にいたACL決勝の試合の試合を彼の解説付きで視聴したりすると、日本のサッカーファンというかJリーグ好きの間でもACL決勝の関心が高まって来ていることが伺える。

けれども、埼スタでやる2nd Legの試合の1時間後になんと我らがガンバ大阪はアウェイで名古屋とのリーグ前の試合が組まれているんですよ^^; 同じ日に行われるJリーグの試合は他に札幌-東京があるけどもこちらは昼間の試合ですからね・・・J2やJ3においても5月6日(土)に予定されている試合はないし。これをどう解釈したらいいんですかね?

もしかして過去のセバハン事件とかの影響で、「お前ら黙って試合しとけ、浦和の応援に水を差すな」ということなのかは知らんけどw 名古屋は名古屋でこないだ色々あったけども、それは別に日程決める時点では分からへんかったしw なのであまり恣意的な感じはしないけれども。多分もし決勝を見られる状態になれば、ガンバサポの見方は十人十色だろうけど、多分セル爺の呼びかけには反する発信をSNSでする人は多いとは思うw 

今回はこの日程重複の件について思うところを書いてみたい。

まず、ガンバ的には、「ダービー」後の中二日の試合は結構キツいかなと。というか、ダービーをよりによってGWに持ってくるのか、とは思うねんけどもw

まあ、決まった以上、この時期において行われるダービーで営業したいというクラブの意向はは解る。また、チームとしても調子が中々上がらない中で、「ダービー」という特別な一戦に勝つだけでなく、勝利をきっかけに浮上したいとも思っていることだろう。だからこそ、自分の友人から持ち込まれた、彼の友人をガンバゴル裏に接待する案件に対しては、まずダービーで戦う覚悟を問うたのは、その意味を理解せずにゴル裏に来る地蔵を増やす事になるかもしれないと危惧したからだ。それが、普段のリーグ戦ならまだしも、今回は「ダービー」であるだけに、ゴル裏サポは精鋭で固まって欲しいからだ。

なので彼らとゴル裏との温度差が心配なので、指定を連番で買うことを提案したけども、彼はそれを選ばず(つまり、一人あたり3,600円するカテ4のチケを買うことで、同時に時間を買うことを選ばなかった)、彼の友人を連れて早めにスタ行くことを選択した・・・となると、シーチケ保持者による先行抽選が既に行われてる以上、彼の友人らは仮にスタジアムに早く来ても、フランスの病院みたいに重病者以外は数時間待ち、というのは大げさにしてもw 入場までかなり待たされるだろうし、入場出来るタイミングでは殆どの席が埋まっているかもしれないという忠告はしておいた。後のことはワシャ知らんw

それだけクラブもサポも「ダービー」に賭ける思いが強いだけに、今度はダービー後遺症が心配になってくる。今回のダービーも結果はともかく、選手たちはサポの後押しを受けてしっかり戦ってくれるとは信じているものの、過去ダービーで勝利した後に調子を落としたことがあったことも理解しているし、今回もGWの連戦に加え、完全燃焼した中二日での試合はなかなかキツいかもしれない・・・

それとは別に、ACL決勝の試合とほぼ同じ時間帯において、リーグ戦を行うという、かつて日本シリーズの最中にひっそりとパ・リーグの消化試合を行うようなことをするのはACLの盛り上げという視点からするとどうなのだろう?w

というのも、欧州CL決勝でのバイヤンとペエジェ(PSGをフランス人は早口でこう発音する)の対決なんかも、同国人だからかならずしも自国の代表を応援するとも限らず、寧ろこの2チームは自サポ以外では全国民の敵扱いになっているしw 結局、アンチを含めた人たちを巻き込んでしまうのがクラブチーム同士の対決の醍醐味なんじゃないかと。その視点で考えると、浦和を応援しない可能性のあるガンバサポが見られないという、今回のマッチメイキングの意味はどう考えるべきなのか?

多分、解っている人は解っているだろうけども、実はJリーグは何かを考えているようで実は何も考えていない、行き当たりばったりな計画が多すぎるのが問題なのだ(J1拡大決定の後にシーズン制移行問題の議論開始の両方を同一のチェアマンの任期中に決定されたという点然り)。今回の日程重複の件が意図しているものかは不明だが、もしそうだとしたら、皮肉にもシーズンの捻じれがあるからこそ実現したのだと認めざるを得なくなるもののw、多分Jリーグはそこまで深くは考えてはいないだろう。だから今回のような日程重複があり得るのではないか?まあ、複数の事項を決定するにあたり、各案件でのワーキンググループや意思決定の過程が異なるため、同じ組織の中でも「縦割り」であったりするのだろうと推察できるけども・・・

なので、「ACLのカレンダー変更に伴うシーズン移行の検討」が空しく聞こえてくるかもしれない。仮にそれを唱えている人たちがどれだけ本気であったとしても。というかシーズン移行を唱える殆どの人たちは、ACLのカレンダー変更になる前から唱えていたし、仮にACL日程が変更にならずに日本だけがシーズンをいじることは、寧ろそうした捻じれをわざわざ作りに行ったのではないか? 

結局これは、一見するごもっともに思える意見を主張する人たち(特に権力の側にいる人たち)は、その主張の中に冷徹な打算を忍ばせているということの一例なのだろう。まあ、今回のシーズン移行における「方便」に隠された真の意図は、いずれ明らかになるのかもしれないけども・・・

と、ここまで書いていて思ったのだが、今回取り上げた友人のことを、自分とは正反対な性格ながら、なぜか嫌いになれないのは、少なくとも彼はその性格故に、裏表がないからじゃないかと(;^_^A まあ、世の中裏表がありすぎて疲れたりすることがありますからねw