大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第23輪 大阪鋼巴 7-2 札幌岡薩多

2012-08-26 21:00:21 | ガンバ大阪
ご期待になるべく添えられる様に早めにブログ更新することにしましたが、試合から24時間たってしまいましたw こんだけ大勝してしまえば、サポの皆さんが首を傾げるような攻守を保つバランスの取る為の選手交代を正信が発動する事がないので楽ですねえ..まあ、こういう展開になって来ると、正直監督仕事なんてそうあるものではないわけですからね。下位との直接対決や、調子の出ないチーム相手には負けないことは証明出来たわけで、今後は競った展開で正信がスイッチを入れる采配出来るかなんやけどもね。

昨日の試合はと言えば、二点取られたけども、ガンバにとっては実質5-0の夢スコアですw 2本のシュートで2失点というところもいかにもガンバらしいw まあ、シュートに持っていかれるまでにその他は防いでいたと解釈しておきましょう。スタッツでは、シュートブロックしたものはシュートには入らないようですからね。

しかしまあ、これだけ献身的に動き、かつ点も取ってくれる佐藤に対して、B作とか、パンチとか、GGとかいうネーミングは何とかならん?w 蛾次郎さんを忘れてるよ、ってそっちかいw正信までがミーティングでパンチとか言い出したって...という話を竹島さんの番組で聞いたけどもw

アホなことばかり書いてないでw、試合を真面目に振り返りましょう。

今回は石さんが前プレではなく、引き気味でブロックを造る形で守備を固め、攻撃はセットプレーがロングカウンター頼みという選択をピッチ上から見た時には、石さんの苦労が想像以上である事が見て取れた。ケガ人続出で思う様にメンバー組めない(そのことはGKに出ていたけども、ホスンがアキレス腱やらなければねえ)中で、本当ならば柏でやっていた形を理想としながらも、途中で343に布陣変更しながらも懸命にやり繰りしていたのが伺えた。でも、大宮なんかもそうだったけども、こんなやり方って本当にガンバにとっては美味しいんだけども、そういうゲームプランで臨まざるをえないくらい厳しかったんでしょう。

まあ、どちらかと言うとこちらがスローダウンしたのはあるけども、後半の繋ぐ形の方がいい形には見えたけどもね...札幌にしてみれば、比較されがちなのが鳥栖なんだろうけども、鳥栖のようなロングボール放り込む形よりは、繋ぐスタイルとコンパクトな中盤にハイプレスという志向が石さんにはあるんだろうとは思うけども。だからまあ、今季の残留とかいうのとは別にコンサに対して何かを残したいと考えてやっているんだし、奈良の起用なんかも将来のことを考えてJ1で起用しているのかとも思ったりもする。

で、ガンバについてだが、今回はあまり言うことはありませんw ブロックの攻略方としてサイドで幅を取り、レアンがサイドバックとセンターバックの間に入ったり、はたまたサイドチェンジ使ってブロックを広げる形を取っていたのを観て、ああこれで得点は時間の問題やなとは思っていた。カウンターはあまり怖くないし、イヤなのが相手のセットプレーぐらいやな、と思ってたら案の定だった。

ただ、大勝したからこそ、課題をあえて指摘しておくと、岩下が中に絞ったり上がったりしている時の裏のスペース管理が気になるな。まあ、岩下は本職のサイドバックではないから、一度に多くのモノを求めるのは酷だけども、それ故に岩下かつり出された後の裏のカバーが出来てるかですねえ..

まあ、サイドバックの人材補強という意味では、アジア枠一人余してしまったのは勿体無いとも言えるんだけども、加地さんがケガする前は枠を使わなくても行けるという判断だったのでしょうねえ...

中国から戻って名古屋戦を観て、様々なスタイルを認識出来た

2012-08-25 08:42:21 | ガンバ大阪
あんな夢スコで勝ったんだから、その試合のエントリを早く挙げて欲しかったなんていう声を多分今日万博行けば聞かれるでしょうw いやね、こちらは中国に滞在していて、休み明けでバタバタしていたのに無茶苦茶なこと言いはる方たちもいてはりますんで、録画観終えたんで書きますw

前半観た限りではよくこれで夢スコで勝てたな、とは思ったけども、サッカーでは最初に接戦だったのが終わって見れば大差が開いていたというのはよくある話ですけども、今回もそんな所だった。増川の退場は決定機の阻止という点では止むを得なかったが、それ以上にヤットが決めたPKもツキに恵まれていたか。あれは、雨が降った後で滑りやすいピッチでなかったら、ギリギリまで動かなかった楢崎に止められていたかもしれない。そのことはヤットもよく解ってたとは思うし、だからこそ決めてから自陣で相手のキックオフを待つ間に、野球のセーフのジェスチャーをしたのだろうな。

全般的には、今回名古屋の高さがなかった分、クロス入れられても中で対応しておけば良かった。その中で大きなサイドチェンジを入れられるのが名古屋では開始早々入れたようにダニエルだけとなれば、佐藤がダニエルだけにプレスをかけるという約束事だったか、それとも佐藤個人の判断だったのか?

いずれにしても、佐藤の運動量が、レアンがオフ明けということもあって基本的にはあまり運動量で負担を掛けられない分貴重にはなってくる。あとは、抜け出してからのシュートを決められたら本当に代表も夢ではないけども、そこら辺はイバノビッチやペドロみたいに、流し込みたいコースの逆を見てGKを意識させといて、逆をつくとかいう芸当は佐藤には難しいんだろうなあ...

まあ、そんな中でもセットプレーで名古屋のゾーン守備の攻略法というか、ニアからゾーンをズラしてレアんに決めさせたのと、あとゾーンの大外だコンちゃんから頭を合わせる形で点取れたのは大きかったけどもね。

守備においては、従来だと、名古屋にはサイドチェンジで広げられて、ケネディに落とされた所をやられる心配はなかった。そんな中でも1トップとしてプレーしていた永井の苦労も大変なんだろうけども、今回は名古屋の選手らの距離感の大きさに助けられていた。

名古屋から観た狙い所は永井が下がってボールを受けた所にコンちゃんを食いつかせてから空いたスペースを狙いたかったのかもしれないが、永井にしてみれば、五輪代表で東や清武なんかと共有していた違い距離での連動性がなくて1人でやらざるを得なかった所と、コンちゃんの寄せが思いの外早かったという所が誤算であったかもしれない。まあ、名古屋はフルメンバー揃えれば去年一昨年並の強さを発揮出来るかな、という気はするけども。逆に居ないなら居ないなりの戦術っていうのかな。前線の機動力や連動性を活かすっていうところが課題なのかもしれないけども、ピクシーってあまりそういうのをやりたがらないのだろうか?セルビア出身ならばどちらかと言うとイングランドみたいなワイドなポジショニングを基本形と考えるのかもしれない。

実はこのセルビアというか旧ユーゴのサッカーっていうのに中国は一番影響を受けているな、という風に最近思うところがあって(指導者の数も旧ユーゴ圏が一番多い)、今回の視察でもその意を強くした。今の旧ユーゴってオシムみたいなサッカーやっているチームというのは基本あまりないわけ。そう考えると中超では、FWは前線に張っとけ、サイドの選手はサイドに居ろというのが監督の指示の基本線で、岡ちゃんもそうしたスタイルへの対策を余儀なくされているわけですね。

まあ、だからこそ日本に戻って、フタや秋の、相手中盤とDFの間に入ってボールを受ける動き出しを見ると、日本に戻って来たな、という感じはするわけですね。

ただ、中超の中で例外的にFWが下がって受けてDFを釣りだして、その裏を相方のFWが追い越すという動きを見せるチームがあって、それが浦項でACL優勝を果たしたブラジル人のファリアス監督率いる広州富力だったりもする。多分監督の指示というよりも、前線の選手はある程度好きにやっていいよ、というフリーハンドを与えているのではないか?その結果、富力の南米系の選手らは彼らだけのコンビネーションで崩しを考えてああいう形が出来たのかもしれない。山東魯能との試合での3点目なんかはまさにそんな形だった。

あ、今日は札幌との試合か。こないだの大勝のことは一旦忘れて試合に臨もう。ハモンが出て来れば彼のところに集まるボールを狙えるけども、居ないと却って的が絞り辛いかもしれないな。まあ、ハモンは確かに上手い選手ではあるけども・・・

杭州緑城の試合を観戦して~中国へ来てから色んなものを諦めた岡田監督

2012-08-19 23:59:09 | 中国サッカー
筆者が泊まるホテルでは、過去の映画、ドラマにスポーツの試合などが録画されており、オンデマンドで視聴することが出来る。お陰で、現地で観た試合だけでなく、直近の数試合分とも比較して、今の岡田監督のチームを分析する事が出来たのが大きい。

全体的には岡田監督はスカウティングを重視し、相手に応じてやり方を変えているように思える。基本は4231の形なのだが、前節のホームでリッピ率いる広州との対戦では、低い位置でブロックをしいて、マゾーラを前に残すのが形をとっていたが、今回対戦した天津泰達相手には、マゾヘナ(とあの二人を呼ばせて頂きます)をサイドハーフに起用するのは、前々節のアウェー上海申花戦と同じ(ちなみにこの試合もホテルのテレビで観戦したが、上海申花はマジで戦術がない。確かにドログバの前を振り向くスピードやボールの起き方は上手いけども、連携が全くとれておらず、むしろもう一つの有名でない方の上海の方が同じ縦に速いサッカーでもまだ連携が取れていた)。

まあ、マゾヘナのサイドハーフなんかはJでやるには時間限定でしか出来ないだろうけども、それを頭からやるというのは、岡田監督が中国で試行錯誤して来た結果なのだろう。因みに岡田監督は、試合中に頻繁に自らメモをとっていて、その都度修正を指示していました。

そういう修正は、試合中例えばマゾヘナのポジションにも現れていて、スタートは、マゾーラが右でヘナが左サイドでスタートしたけども、前半途中で2人の位置を入れ替えたと思いきや、後半また元に戻す形で相手の目先を替えようとしていた。

マゾヘナのサイドハーフの意図は何かと言えば、恐らくは、

・相手のサイドを制圧する(即ち、相手SBの上がりを牽制する)
・攻撃において、下がってボールを繋ぎ、更にデフェンスラインの中に入る動きをする

といったところか。これについては、マゾヘナはよく調教されており、マゾーラは一度前半に相手の左サイドバックとセンターバックの間を抜け出してGKと1対1の場面を創り出したが、左足しか使えないのが災いして惜しくも外れた。まあ、確かにこういうのを見てるとヘナの方が、まだ右足は使えたりするんだけどもね。

中超を見ているとゾーンの間を狙うという、プレミアでもよく見かける光景が再現されたりもする。マゾーラの抜け出しもそうだったけども、天津が挙げた先制点も杭州の左サイドバックとセンターバックの間に抜け出したものだ。この他のサイドバックが上がった裏などのケアも日本なら一方のサイドに絞る形で対応するチームが多い中でこちらはヤヤ甘い。まあ、だからこそ、スペースを広く使えると生きるFWにはあっているわけで、マゾヘナもその典型というわけか?

全般的には、戦術がドログバと化している上海なんかと比べたら、チームとしての形を持とうとする杭州の方が希望は持てる。

だからこそ、勿体無いのはセットプレーからの失点ということになる。相手のコーナーからのカウンターで得たFKから同点にして、相手も点を取りにきた状況を逆手に取り、杭州もスピードに乗ったカウンターも出だしてさあこれから、という時にセットプレーで折り返されて決勝ゴールを決められた。どうも、ゾーンで守ってるせいか、マークの責任が曖昧になる所を相手にも狙われてるように思える。まあ、山東に移籍した、俊輔のセルティック時代のチームメイトだった主将の杜威(ドゥー・ウェイ)が抜けてから、跳ね返す力のある個が不在なのを補うという発想から来ているようなんだが。

翌朝の新聞記事では三連敗だけども、絶対に降格はしない自信がある、という岡田監督のコメントがあったが、何処まで続けさせて貰えるだろうか?中国では負けが数試合込むとどんな実績のある監督でもすぐにクビが飛ぶのは珍しくないが、ここは正念場ですね。折角地元のサポーターからは、ガンティエン(岡田)コールして貰えるんだから、何とかクラブには思い留まって欲しいですがね。

個人的な見立てではあるが、岡田さんが中国へ来てから色んなものを諦めているとは思う。日本ではJ1から地域リーグにまで確率されているコンパクトな中盤とかショートパスを繋ぐスタイルとかいうのは諦めた。バックラインの押上げが上手く行かずに裏を取られてしまう為に、日本代表時代にやっていたハイプレスも諦めた(もっとも代表監督時代はハイプレスとセンターバックのミスマッチを放置してやっていたんだがw)。そして、主将を務めていた元代表のCBも放出して後ろの跳ね返し力も諦めた。そういうナイナイづくしの中で彼が懸命にやりくりしている様子が、昨日の試合でメモを取る姿に見て取れたわけです。

中国にて、ガンバの勝利に酔った夜

2012-08-19 10:48:52 | ガンバ大阪
名古屋戦の夢スコの映像はまだ観れてはいないけども、帰国してからの楽しみにしておきます。岡ちゃんの試合の詳細はまた別途書くとして、とりあえずはガンバの圧勝には、中国の地で昨晩観戦後一人でホテル近くの食堂で祝杯をあげました。こちらでは夜10時すぎるとあまり営業している店は少ないけども、たまたま近くに1件香港資本の店を見つけたんだけども、出された麺見たらやはり香港風やな、と。

まあ、今回ケネディも闘莉王も欠場で、天敵中村直志もいないという状況であれば、いつもなら名古屋にやられる典型的なパターンーワイドな構えでこちらが追いつけない位置からクロスを上げられてケネディの落としで空いたスペースに他の誰かに飛び込まれるーはあまりないだろうから、永井のカウンターに気をつけていればなんとかなるかとは思っていた。ただ、正直夢スコとは思わなかったけども。




昨日の国安戦を観て

2012-08-18 17:54:21 | 中国サッカー
只今杭州のホテルの一室から更新してます。こちらへ来てようやく大阪並の暑さを思い出しましたけども、今やこの町は武漢を差し置いて4大かまどと呼ばれる町の一つらしいです。

しかしまあ、あれですね。ゴンティにこだまする、北京国安のサポ見ていると、歌万に鎮座しているヤジ将軍様たちが可愛く見えてくるわw 相手の応援に対しても、リャオニンシャー○と被せてしまうわけやからね。

以前北京に在住しておられた、国安ファンの知人の方が昨日北京に着いたので一緒に観戦に出かけたんだけども、購入した席が入場ゲートは同じでも一階と二階に分かれてしまい、しかも公安が各階の入り口に張り付いていたので、別々で観戦せざるを得なかったのは残念。私の方は、一階の席であったけども、ゴンティの一回席は、座席の位置が低すぎて、全体を俯瞰出来るアングルが確保できないのが残念な所やね。

まあ、そんな中でも二年前にACLの河南遠征の翌日にきた川崎の試合の時程の厳戒態勢という雰囲気はなく、今回は街頭のバッタもん売り場もスマホケースから、かつてRYOBIが胸スポだった時のユニまでもが売っていたw 自分が購入したのは、この日の為に作られた隊刊(ドゥイガン)というマッチデープログラムで一冊10元のもの。ここのところ勝てておらず、前節アウェーで山東魯能相手に惨敗していたこともあって、監督インタビューから、歴代の国安監督や元選手らの提言なんかも載っていたのはなかなかのものだった。

試合の方はと言えば、北京が勝てない理由を探ろうとして観察していたけども、あまり開始からビルドアップがあまり良くなかった。センターバックとサイドバックが大きく開いて幅を取り、ボランチが降りて来る形は如何にもポルトガル人の監督が考える事だが、前から誰かが降りて来るわけでもなく、かといってミドルレンジの繋ぎが出来る技術もあるわけではないので、前線に運ぶ手段はロングボールか、1トップのレイナウドの裏への抜け出しに限られてしまう。

従って、対戦相手の遼寧宏運にしてみれば、国安の433に噛み合わせるように、4231で、ラインを深めに設定して裏をケアしつつ、バイタルエリアにはボールを入れさせず、ミドルは打たせておいてもどうせ宇宙開発だからほっとけ、という守り方で十分。なお、この試合では横浜FCから移籍してきた、キム・ユジンが先発のセンターバックで、前半は左CBで、後半は右の方で相手のエースに着いていたが、あんまり難しい事をさせずに、引いた状態で跳ね返す分には韓国人としての対人の強さを遺憾なく発揮していた。

流石に北京もこれではダメだという事が解っていたせいか、ビルドアップの距離感を縮め、442の2トップにして、中盤と前線の距離が近くなればバイタルエリアで繋げられ、右サイドも効果的に使えるようにはなってた。

試合の方はと言えば、遼寧がオフサイドギリギリを抜け出してクロスに対してヘディングで合わせて先制。この時自分の周りでやたらと副審に文句言う連中はいたが、前半から的確にオフサイドの旗を挙げてる副審に文句はおかしい。けど、彼らにしてみれば、前半旗挙げてたのに失点場面で挙げなかつたのはなんでやねん、というところで、この辺は何処かでも良くない、見かける光景ですw

まあ、遼寧は割り切った戦いをしていればACLのプレーオフで勝ち抜いて来た時には結構やりにくい相手だったかな、と思う。でも、試合はともかく遠征地としては瀋陽よりアデレードが良かったけどもねw 北京は確かに縦への速さはFWにあるけども、国内で引いた相手の崩し方を模索しているように思えた。多分それがイ・ジャンスに替えてラテン系の監督にした理由かもしれないが。

電光掲示板の上には、「文明観賽事 理智対輸赢 」と書いてあるけども、裏返せばそれはどんな現実があるかはわかるようなスローガンですな。

ところで今日はガンバか。サイドバックにもし岩下を起用するというのは、攻め上がりという視点からなら、岩下>今野と正信が考えてるのかもしれない。ただ、これは前にも書いたけども、フロントの強化のベクトルとはやはりズレがある事は否めない。正信をサポートするとしたら梶居氏との話し合いが上手く言っていないということかもしれない。まあ、フロントにしてみれば、監督を替えようにも、実はこの時点で目ぼしい候補に断られてる、という事なのかもしれないな。

となると、正信には現実の戦力に見合った戦い方やメンバー選びというのが求められると思うんだけどもね...彼を支えると言っているフロントにしてもなんか考え方にズレがあるように思えるし。

さて、ガンバの試合が見られないのはもどかしいけども、岡田さんの試合を観に行きますかね。なんかこちらも今日負けたら3連敗とかいうところなんで正念場らしいです。北京から杭州までの飛行機の中で読んだ新聞観たけども、岡田さんが記者会見上に記者よりも早く来たんでガラガラの記者席のところで本読んでた写真が載ってたのにはワロタw

北京にて

2012-08-17 11:30:11 | Weblog
時事問題なんかでは、何かと騒がしいようですが、こちらは至って平穏。今日はゴンティ(工体、工人体育場の略称)で、北京と遼寧の試合を知人と一緒に見に行く予定です。今思い出したんだけども、キム・ユジンが遼寧に居るんですが、果たして試合に出るかな?三ツ沢で見ていたけども、ホールディングPK取られたあの試合のことが思い出されます。 

ガンバは今週末に名古屋との試合だけども、こちらは遠征する人たちに魂預けておきます。今回の名古屋は高さというよりはむしろスピード対策に絞っておけばいいかな?そうなると今まで高さでやられていたよりはやりやすいとも言えるし、本来名古屋のようなチームには高さは別にしてスタイル的には相性は悪くはないんだけども。

DFラインについては岩下のSBよりは岩下をセンターに持ってきて、コンちゃん右サイドの方が現実的ではあるとは思うけどもどうだろう?

実はフロントが岩下を獲ってきたのは、正信に対して代表だからといって別に遠慮せんでもええぞ、というメッセージを送っているんだと個人的には解釈しているんだけども、コンちゃんのCBに拘るのは監督の判断なんだろうかね?正信的にはボランチとして見たら比較対象は明神なんだけども、今明神がやっているような展開力を今見せられるかという問題がある。となると、後はサイドバックに回せるかというのが監督の判断となるんだろうけども。多分守備専門としてはいいけども、攻撃参加となるとどうか、というところだから、使うとしたら最近色々と言われているジョンヤ投入の時だけサイドにコンちゃんを廻して藤春特攻隊作戦だというところか(余談になるが、ダービーでの特攻隊作戦の唯一の成果は、ソアレスに3枚目の攻撃カードを使わせずに、酒本アウト船津インの選択をさせたことなんだが・・・)。サイドバックとして使うには攻撃参加のところにもの足りなさを感じているから消去法でセンターバックだというところか。

ま、その意味でコンちゃんの場合は、こちらが勝手に彼のことをポリバレントと思い込んでいたのが悪かったんじゃないかとは思うんですね。コンバートを考えようにも、コンバート先で今居る本職と比べると見劣りする、というのが正信の判断なんだろうけども、それはあくまでも彼の見立てでしかないわけで、これがどこまで正しいかは新しい監督が来てからでないと判らないわけですがね・・・

J聯賽第21輪 大阪徳比 大阪鋼巴2-2大阪櫻花

2012-08-12 21:52:31 | ガンバ大阪
あの大雨でメモも取ることもできず、Jスポでの録画も確認出来ていないんで、書ける範囲というのは限られていますが。

加地さんのケガが色んな意味で試合を動かしてしまったか。代わりに入った岩下はスクランブルながらよくやってくれました。悔やまれるのは最初の失点場面でトイメンの児玉に軽率にタックルに行って交わされたこと。センターバックでやっている時みたいに周りに誰かが居るならカバーしてもらえるのかもしれないが、サイドだと1対1ですからね。まあ、児玉とは清水で一緒にやっていた分、ここで取れる、と思っていたのかな?ただ、そんな岩下でも同点ゴールとなったクロスでは失敗を挽回してくれた。

まあ、最初の失点も加地さんなら飛びまずにディレイさせていたかもしれないから防げたかもしれないが、同点ゴールのクロスを加地さんが上げられたかどうか、という点についての解説は加地さんブログの方にお任せしますがw

正直この試合、という最近のセレッソのスタイルからすればあまり試合は動かないんじゃないかって思っていた。実際、セレッソはウチにボールを持たせてボランチに入ったところからカウンターで素早く攻めるという割り切った形が(ただ、その形で行くのならFWケンペスで行くのはシンドイなと思った。ボギョン君の移籍金があるのなら前に一気に持っていけるFWを取りにいけたと思うんだが?)、皮肉にもウチ相手にハマってしまった。それが2つの決定機で2点ですからね。1点のビハインドならまだ何とかなると思っていたが、2点となると厳しいな、と思っていた。

だからこそ直後に1点返せたのが大きかった。このゴールは記録上は佐藤でもレアンの個人技が大きかった。まあ、こういう得点を挙げる為にカネかけてるんだと言えるわけで、ちゃんと結果出さなアカンで、正信君。勿論ゴールに詰めていた佐藤の泥臭さも忘れてはいけないけれどもね。

勝ち切れなかった原因とされるのは交代策か。スペースに対する動き出しが必要な中で家長というのはある意味攻撃を止めてしまう形にはなるだろうな。セレッソが後ろでスペースを埋めてしまっている中では彼はあまり機能しないだろうし。3人目のジョンヤというのはもう恒例の交代パターンにはなってしまった。これについては色んな声があります。ただ、批判するにしても、単純にこの状況で後ろの選手を投入するからダメだというのではなく、

1.その意図は何か。交代によってどのように布陣が変化したか
2.交代によって敵味方にどう影響を与えたか
3.他にどんな手が考えられたか

といったポイントは整理しておく必要はある。1,2は試合見ていれば大体判る。問題は3なんだけども、あの状況でパウリーニョというのは個人的には微妙。というのも個人でゴリ押しはできても闇雲にシュートを放ってしまうのと、あとレアンとプレーエリアが被ってしまうということでリズムが悪くなる可能性はあった。あえてパウを使うとしたら頭から使って相手をかき回しておいてから佐藤投入ということの方が良いように思える。今回佐藤を頭から使ったのは、シンプリシオを見ろということだったのかとも思ったが、結果的には反撃の狼煙となった1点目見る限りでは、今回のスタメン起用は当たったとも言える。

ただ、パウが途中出場としては微妙というのは、あくまでも此方側の視点であるのかもしれない、と試合後にセレッソ系のブログとか掲示板とかを徘徊して思ったのは、あちらからしたらパウを出される方が逆に怖かったという声を見かけるからだ。それは恐らく長居でのダービーでFK一発やられた記憶というのもあるかもしれない。采配というのもは相手が嫌がることをするということも考えておくならば、色んな選択肢が考えられるだろう(去年までのダービーでは小松塁なんかがこちらからしたら嫌な存在ではあったように)。

今回の収穫は、2点のビハインドから追いついたこと。セレッソには勝ち点で離されなかったこと。そして、ソアレスを続投させたことw とはいっても、ブルペンで肩が出来上がるのを待っているのかもしれないが・・・とりあえずセレッソは五輪組が戻ってどう変わるかを、今一度彼には猶予与えるんでしょうね。9月の代表中断期間までにどこまで差を縮められるかですけども。ウチは3試合負けなしで監督解任しにくい状況となっているのが痛いorz

ダービー当日

2012-08-11 08:03:27 | ガンバ大阪
ヤットの代表招集に難色を示したかと思えば、拘束出来ないというのを知って断念したって言う辺りに正信も余裕がなくなって来ているのか、という気はするな。本人から自発的に辞退をして欲しかったというところなんだろうけども、ヤット自身にとって代表に選ばれ続けるというのがルーティン化してしまっているからな・・・まあ、そこら辺ペース配分は解っている人ですからねw

まあ、確かに補強はしてあげているんだから、これで結果を残せなかったのなら監督の責任というのが問われてもおかしくないし、五輪が終わる頃になって色々とうるさくなって来るだろうけども。あ、お隣さんもなんか色々と・・・まあ、この話題はこの辺にしておきますw

さて、本日のダービーなんだけども、セレッソの試合を見る限りでは、基本ガンバに対してカウンターを仕掛けたい、出来れば高い位置からという狙いが見えてくるんだけども、その為には神戸同様スタメンFWは後半2枚替えを前提として、立ち上がりからプレスかけてかき回して来るというプランか(これは札幌相手にはハマっていたし、ハモンに入ってくるところを奪ってゴールにも繋げていた)。

藤春、解っているな?村田とは大学で一緒にやっていたんだし、紅白戦ではトイメンで当たっているだろうから、絶対に抜かれないように・・・って歯切れ悪いな、オイw

これについてだけども、相手に奪われてからシンプリシオに大きく展開されるのを避けたいところだが、こちらは前プレは放棄して2トップの守備のうち、レアンは基本ゴル前で仕事してもらう為に守備タスクの負担は軽減されている。となると、佐藤やパウがどこまで見てくれるかなんだけども・・・

DFラインについては今のところ前の大宮戦のラインをいじる必要はない。というか、大宮戦見なおしてみると、大輝が割りとボールを持って上がる場面というのが見受けられていたんで、大輝は今のところ外したくないな、とは思う。となると、次節の名古屋あたりから岩下を入れるとなると、どういう使い方をするかだけども、それはダービー終わってから考えましょう。

あと、セレッソで気になるのは、未知なる要因としてだが、ヘベルチだろう。開幕アウェー大分でのデビュー戦での印象が強烈で、その後新潟アウェーの翌日に草津まで寄ってチェックしたけども、この時は開幕以降からマークされ続けているな、という感じはした。今回のダービーのイヤなのは、こちらが全く知らないままで、切り札として出てくるということだろう(これは去年の長居のダービーでこちらが最後の交代カードで大森を起用して丸橋のトイメンにぶつけて抜いてしまった、というのに似ている使い方だが)。

ちなみに、彼パウリスタ出身ですか。ということは、セホロペ解任でウチはその辺のコネがもうなくなってもうてるんやな・・・余談だけども、誰かさんをクラブの中に一応置いている意味っていうのは、彼が曲がりなりにも築いていたつながり、というのを当面維持する(特に下部組織とか、地域のジュニアチームに対してとか)ということだろうと思うんだが、国外に対してはもうなくなっている、ってそらそうやわな。

とりあえず、ヤツの左足は要注意な。ラフィーと比べると左足の強烈な一発は持っているからねえ・・・

決戦は土曜日に

2012-08-09 07:31:53 | ガンバ大阪
正信の頭にあったのは土曜日のダービーということだったんだけども、だからと言ってあからさまにメンバーゴソっと入れ替えるというのは、プロスポーツの試合においては、観客に対して失礼に当たるから、ということで、放課後に金森君が校長室に呼ばれて説教されるかもしれないw スタメンをある程度入れ替えられたのは、アウェーというのもあるかもしれない。

逆にセレッソはガチメンで行ったのは、あちらは1-0ならば勝ち抜けという可能性があったのも確かにあるけども、あとはホームゲームだったというのもあるかもしれない。まあ、リードされた時点でシンプリシオを下げたのは週末を睨んでのことだったんだろうが。

そう考えると、観客に対して失礼という論理は、応援してくれるサポーターに対して失礼、とも言えるわけですね。とはいえ、昨日の日立台には関東サポさんが駆けつけて下さったわけですから、一応スタメン入れ替えながら、途中で主力を投入するという形で勝ちに行くという姿勢は見せたという意味では、上手くこのナビスコを使い倒したということにはなる。多分この辺りの用兵の意図というのは、柏側にも見透かされているでしょうね。けど、ネルシーニョなんかのコメント読むときちんとガンバを警戒していたようなので、そこら辺はある意味救われました。

その意味では、今回柏さんにも申し訳なかったとは思います。こうなったのもウチが情けない状態に他ならないんですがね。今年の状況なんかを見て、ついつい3年前にレイソルさんが行なっていたリスクマネジメントって見事なもんだったな、と感心したりもするんですが、それに比べるとウチなんかはねえ・・・まあ、その分11月の日立台でのリーグ戦は思いっきりガチメンで行かせて頂きます。

最後にスタメンで出た、武田、エド、家長について。武田は危ない場面がありながらも相手がシュートの枠外に打っていたのは、ディープなネタで申し訳ないですが、徳島に君臨したノリヲ様を思い出したw 仙台相手に放っていたオーラのせいで、仙台のシュートが枠に行かなかったのを思い出したけどもw あ、ネタに走って申し訳ありませんでした(ペコリ)。

エドさんは、相手が何も警戒していなければ、ジェレミー・リンみたいな驚きを与えられる、というのは言い過ぎかw ま、ジェレミー・リンもだいぶ研究されたけども。

家長は相変わらずですね。まあ、彼の場合どこを評価するかによって評価が人によって分かれやすいんですが、預けどころとしては悪くはないかな、というくらいですね。走らないけども、味方を走らす王様プレイは相変わらずですw

録画していた清水の試合を見てちょっと岩下をチェックしてみた

2012-08-08 07:52:18 | ガンバ大阪
清水の試合を全部が全部見れているわけではなく、あくまでも自分が見た範囲内での感想ということでご容赦頂きたいのですが、タイプとしてはチャレンジ&カバーの関係では、カバーの方かと。相方では去年のボスナーや今年のヨンアピンなんかが前に行きたがるタイプということで岩下は後ろを意識してカバーに廻っていた。これは相方のCBとの関係でそうしていたのか、或いは自身がカバータイプなのかははっきりはしないですけども。ラインコントロールはそんなに高くはなく、マイルドなライン設定が妥当。あまり上げすぎると、万博での試合で佐藤に裏を取られて林が飛び出してPK与えたような形っていうのも考えられる。

そう考えると、清水での使われ方から見ていくと、ウチではコンちゃんと組ませるというのが妥当かもしれない。これでコンバートの構想は・・・いや、なんでもないw

ただ、個人的には大輝を使うようになってからDFラインが安定してきたし、ラインコントロールも高いところではなくてもそこそこ出来るようになったというのを考えると、そこはあまり弄りたくはないな、とは思うんですね。ただ、大輝の場合もう少しビルドアップについては求めたいと思うんで、そこに岩下を持ってきたいという意図なのかもしれないが、清水では前に付ける役割をボスナーやヨンアピンが担っていたというのも考えておく必要があるか。欲を言えば、岩下にはドリブルで持ち上がるっていうのを期待したいところではあるけども。

そう考えると、ダービーではあまりDFラインをいじる必要はないとも言える。ただ、今月の最大の難関とも言うべきアウェーの名古屋戦では高さが必要になるんで、そこをどう考えるかですよね・・・岩下の相手の体に当てて防ぐ守りっていうのがやはり名古屋相手には必要かもしれないけども。