大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

意外と面白かったチャリティーマッチ

2011-03-29 23:34:15 | サッカー全般
いやいや、本当にお見それしました、というべきかな。花試合、という言葉でくくるには、お互い気持ちがこもっていたし、そこそこ体のぶつけ合いもあった。最も、真剣勝負並の接触は避けていたし、けが人で試合の中断がなかった分、西村主審も後半アディショナルタイムをあまり取らずに終了のホイッスルを吹いたわけだけども。

試合として観ていられたのは前半であって、やはり半年かけてチームを作ったザックジャパンと急造のJ選抜との差がやはり出たと言うべきか。守備に対する約束事が違う為に、代表の方がプレスをかけて奪っては縦に素早く出す攻撃でペースを掴んでいく。そうした流れの中でヤットも前に上がって行きやすかったし、一度ああいうプレーをガンバでもやってくれって言うのがあったしね。代表の方は前半の出来で十分このチームが簡単に負けないということが解っただろう。後半はメンバー入れ替えたんでオマケですな・・・どっちかと言えば後半はむしろキングのゴール以外は試合内容としていはダレ気味ではあったけどもね。

一方、選抜の方はやはり守備の約束事が徹底していなかったのは致し方ないか。それでも、後半俊輔が出てザックジャパンのウィークネスとも言うべき、ボールサイドに偏る陣形に対してサイドチェンジを通したりするところはよかった。まあ、こういうプレッシャーの掛からない状況だと俊輔ってやっぱり王様になれる。どうだろう。この人にももう一度代表のチャンスを与えてもいいと思うけども、世界のホンダとの共存が可能かとなるとそれは難しいかな。

で、我らがショーキなんだけども・・・正直ハーフナー・マイクとキングの2トップで、サイドハーフ気味のポジションではあまり生きなかっただろう。もしかしたらピクシーは3トップを意図していたのかもしれないが、結局のところ関口が左のワイドに入ってしまうとショーキがただただ、クラゲのごとく漂っているしかない。途中で関口とサイドを入れ替えられないかな、と思ったりもしたし、関口が外した場面ももしショーキだったら、とガンバサポ的には思わずには居られなかったけども(まあ、こういうとベガサポさんには申し訳ないけども)。ショーキに関してはちょっと可哀想な使われ方ではあったけどもね。

そんな中でもキングはやっぱりキングだった・・・あの一瞬の得点感覚はやはり健在。つか、あの場面GKの東口が前に出てきたいたわけで、これが播戸師匠ならキーパーに当てていたかもしれないし、小松塁に至ってはキーパーが居なくても外していたかもしれないw まあ、これでキングはあと2,3年は赤帽体制の元でもプレーし続けられるかもしれないな。

今回はテレビ観戦だったけども、結構面白かったですよ。

本日の代表チャリティーマッチに対して期待すること

2011-03-29 06:01:33 | サッカー全般
今日の長居での行われる代表のチャリティーマッチにはチケット争奪戦に敗れたので行く気がなくなったし、どんなことをしてでもチケットを手に入れようという気持ちも無い。一つには、代表の試合での長居の混雑ぶりというのをよく解っているし(今回の列整理でもいろいろと揉めているらしい)、もう一つには、普段Jで見ている選手たちが、代表とかJ選抜とかで衣替えしたという理由だけで見ようとも思わないということなんだけども。

基本的にチャリティーで行われる試合なんだから、リーグ戦とか、ましてアジアカップのような、白熱した試合というのを期待して観に行くものではない。このことは試合を見に行かれる方達はよく理解しておく必要がある。土日の西京極や万博の試合でもそうだったように選手らはフルパワーでやるわけでもなく、体の接触を極力避けるようにプレーすることが考えられる。言うならばJリーグのオールスターみたいな試合とでも言うべきか。

ただ、だからこそ、そうしたプレスが掛からないような状況だからこそ、持っている選手の技術というのを楽しめたら、それはそれで意味があるだろう。J選抜の中から出場する選手では、小野伸二とか中村俊輔なんかは、そうした状況ならば周りを上手く活かして楽しませてくれる選手なんだし、その中でショーキが彼らのパスに反応してゴールを挙げてくれれば、とガンバサポ的には期待したい。

と、こう書いていると、なんかJのオールスターが懐かしくなってきたw 収益を慈善事業に寄付するという形でいいから、あのお祭りを復活させたらどうかな、と思ったりもするんだけども・・・

え、こう書くと自分も見に行きたくなったんじゃないかって?ん、まあ、ちょっとだけですがねw ただ、サッカーの試合って、基本はやはり真剣勝負においてこそ本当の面白さがあると考えているわけですからね。だから何がなんでもという気にまではならないですが。

あとは、Jリーグ選抜の選手らが、今回の試合でどれだけザックにアピール出来るかじゃないですかね。伸二、俊輔、それに満男なんて実力的には今でも代表でもおかしくはない。ただ、彼らは、自分がチームの中心にいてこそ初めて輝く選手ではあるわけで、代表において自分がベンチを温めてスーパーサブとして途中からゲームの流れを変える役割を担えるかがなんだけども・・・

本日のチャリティーマッチ

2011-03-27 21:38:53 | ガンバ大阪
なんかもう、前座試合だけで十分入場料元取れそうだったけどもねw 取りあえずなんちゃってマラドーナ(スタンドでは京都の選手でもないのにディエゴなんて勝手に呼ばれていたがw)は、本物の動きを研究してるし、左足で蹴るところなんかもサマになってました。後ろから引っ張ってイエロー貰うところなんかも、スペイン大会の時の彼を彷彿とさせたわけだし。あと、松波コールをしたのはかれこれもう、涙の引退セレモニー以来6年ぶりか。月日が経つのも早いものです。

あ、メインの試合の方ね。まあ、やっぱりサイドの守備のほころびがそのまま失点につながったのが痛いかな。スンヨンはやっぱりポジショニングが怪しいんで結構裏に長いフィード出されていたし。サポミでサイドバックも出来るなんて誰かさんが言っていたのはどうせ責任追及を逃れるべく方便だと思っていたから別にスンヨンに適性がないのは解っているけども。加地さんのバックアップなんてずーっと前から言われていたけどもなかなか連れてこれない。来てもバックアップでしかないというのが見えてしまっているからなんだけども。

この点については、かの銀河系軍団でさえも、カシージャスのバックアップを連れてこれないというのによく似ている。そこで、クネクネデュデクのようにキャリアの終わりが近づいて来た選手を隠居先として置く。現役最後をレアル・マドリーで終えて金銭的にも悪くないという条件を付けているんだけども。結局ウチだって、よそで戦力外になったけども、行くところがないサイドバックしか呼べない気はしますが、日本では全体的にサイドの人材不足なんでなかなか適任者が出てこないわけですな。となると、中でCBやっている選手のコンバートで凌ぐしかないのか、うーん。菅沼なんかそろそろサイドバックとして生きる道を模索したらどうかな、と思うんだけども・・・

その意味では、今年は両サイドバックの守備というのにかなり不安はあるけども、その分サイドハーフや大明神様の運動量でサイドをケアして貰うしかない。その意味では、ユースの時よりは守備意識の高くなった宇佐美が居ないというのはやっぱり大きいか。

逆に言えばそうした綻びというのは、人が戻って来れば解決出来る問題であって、前を向いた方がいいかもしれない。川西は裏抜けの意識もあり、アドとも連携が取れつつある。グノだって代表でもゴールを挙げて調子が戻ってきている。勇人は途中でガス欠する勇人ではなく90分走り抜いた。そういうところが次のチェジュとの試合でつながれば面白いとは思う。

亞冠小組第2輪 大阪鋼巴 1-2 天津泰達

2011-03-16 23:09:55 | ガンバ大阪
失点した場面を振り返る限りでは、元代表の陳涛(チェン・タオ、奇しくもかつてNHKの中国語会話に出演していた女の子と同じ名前なんで覚えていたんだが)のミドル一発と、バウンドが変わったアンラッキー故に取られたPKによるもので、それ以外は崩されてはいない。まあ、実力的に差がなければ、そうした微妙な部分で決まってしまうということではあるんだけども。ただ、ガンバは今の時点まだまだチームとして成りきれていないのは確かで、これから5月のホームでの再戦までにどれだけ積み上げていけるかなんだけども。そう考えると、前に当てるターゲットが居ないというのが(相手が確実にCFに当てては収めていたのと比べると余計に)やはり痛いとは思うんだろうけどもなあ。ボールが前へなかなか運べない、前へ収められにくい、というのが相手に奪われて逆襲を食らうきっかけにはなっていたわけだし。ならばもう少し縦に入れるようなカウンターで、アドやグノを走らせるようなことも考えないと行けないのかな・・・という風に思ったりもする。

守備で言えば下平が後半攻撃においてもミスをしていたように、自分で挽回しようとする気持ちは判るけども、それが空回りしているように伺えた。ただ、そうは言っても今左サイドバックは下平か藤春の2択しかないという現状を考えると、下平は我慢して使うしかない。守備の対応だけども、2列目のワイドの選手が戻って助けるということになる。その意味では、フタや宇佐美に対する運動量の負担はかなり大きいと思われる。だからこそ、それを助けるべく、もう少しスンヨンにも上下動の動きを求めたいところではあるんだけどもね・・・

審判については、普段のJリーグの流すレフェリングが却ってあだになってしまった。アジアでは、ウズベクの審判のように欧州的な流すレフェリングだけでなく、今回のカタールの審判(またカタールかよ)のようなレフェリングも存在する(個人的には中国側によって事前に「手心」は加えられていたような気がするが)。ただ、吹く審判だとすれば、その基準を生かすべくもっと積極的な仕掛けが宇佐美あたりには求められるのではないだろうか?

相手の天津についてだが、4-1-4-1と、中盤にアンカーをおいてきたのはガンバ対策だっただろう。攻撃においてもサイドを広く使うのはオランダ流ではあるんだけども。ただ、あまり縦へ放りこんでくるというのが少ない。前半に1,2回ぐらいは裏への放りこみはあったけどそれを多様してこない分ガンバにとってのいやらしさがあまりないなと思っていたら、後半それやられてPKだもんね。緒戦のチェジュとの対戦でもそうだったけども、リードしてからリトリートして中を固めると簡単には崩せない。だからこそ、リードを追いかける展開が悔やまれるんだけども。

天津のスタジアムや入場ゲート、そして応援する場所は2年前の川崎と全く同じ(ただし川崎の時みたいにエレベーターで上がることはなかったが)。公安は一応安全に関しては仕事をしたと言っておこう。試合後にどうやって来たのかが判らないが、一人の中国人の男の子が片言の英語で僕はガンバが好きなんです、と言ってサポが着てるユニが欲しいとか言っていたが、流石にそれは無理だし、交換するのも何もないならさすがに渡せない。ただ、彼の気持ちを考えると何も与えずに追っ払うのも可哀想だと思ったから、自分が中国語で、君がガンバに関する何かを欲しいなら、僕の帽子をあげるわ、と被っていたガンバのキャップを彼にプレゼントした。そうすると彼は英語でサンキューサンキューと言うんだが、こっちは中国語で答えてやってるんだぞ?ちゃんとそれに対してメイシャール(没事、なんでもないよ)と答えてやったんだが、これは、相手が外国人という前提で英語を話す中国人とこっちが中国語で返すというチグハグなコミュニケーションの典型ではあったな。

結果は残念なものではあった。ただ、負けたんだけども、応援するチームの試合が見れないという状態の人たちに比べたら、こういうどアウェーで応援出来たという満足感というのが自分の中にある。普段当たり前のことなんだけども、こういう時にこそ、ガンバの試合をサポート出来るというのが如何に幸せなことだったかを再認識させられた。願わくば来月以降には全ての人たちに、愛するチームを応援出来る喜びを取り戻して欲しいし、その為に自分に出来ることを少しずつやっていこうと思っています。

決戦当日 天津にて

2011-03-15 09:44:31 | ガンバ大阪
東日本震災の影響で3月の日本国内では全試合リーグ・ナビスコともに中止といった事態に急転。被災された方たちのご無事と、一日も早く落ち着いた状況を取り戻せることをお祈りしたいと思います。

そんな中で中国へ遠征するということについて、後ろめたさが全くなかったかと言えば嘘になる。私自身本当にこんな状態で行っていいものなのか出発前夜自問自答した。その時には、AFCのハマム会長が、日本のクラブが関わる全ての試合の延期を発表すると言っていたので(後でそれは日本における試合、とニュアンスが変わっていた)、これはもしかしたらアウェーの試合の中止もありうるか、もしそうならいっそのこと早く中止をアナウンスして欲しいと思ったものだが、とりあえず最悪現地着いてから中止という状況も覚悟の上で、日曜日名古屋に移動して天津へ飛んだ。

今となっては、被災された方たちを励ますことの出来るように、しっかりとサポートしようとは思います。今回は応援する方としては、一番「日本」を背負った戦いであることを意識しています。

さて、現地天津の気候は、おとといは18度と暖かかったが、昨日は一転して10度にまで下がっていた。夜は結構冷える状態で、当日サポートしなければならないけども、来たからにはやったるぞ!

対戦相手についてだけども、4-2-3-1をベースとしてピッチを広く使うオランダ流というのは前回のチェジュ戦を見た限りでの感想。特に右サイドの於大宝(ユー・ダーバオ)は、フィジカルがあってゴリゴリ突破を得意とするポルトガルの名門ベンフィカ下部組織出身の選手。この男に対して下平がマッチアップするのだけども、宇佐美のサポートも重要になる。あと、タクシーの運ちゃんが言っていた、アルゼンチンの選手がヘディングが強いと言っていたけども・・・まあ、セットプレーでの守備というのは今年のガンバについてまわる課題ですけどもね。ピッチは正直期待できる状況ではないだろうけども、ボールさえ廻せれば、06年の大連は例外として中国でもガンバのサッカーが出来ると期待しよう。

浦和戦展望-オランダ流と如何に戦うか?

2011-03-11 06:46:47 | ガンバ大阪
さて、ACLへ行く前に埼スタで浦和戦が待っているわけですが、個人的には今回の対戦というのはオランダ流で来る相手に対する試金石であるとは思っています。それは、天津の監督が、まさにオランダ人で74年組のアリー・ハーンなわけで、彼らのスタイルもある意味オランダっぽいところがあるからなんだけども(話は脱線するが、中国語でアリー・ハーンは、阿里漢と表記するが、これって昔見たジェット・リーの映画「阿羅漢」を思い出してしまうんよねw)。

オランダ流と言えば、ポジションは4-3-3で、各選手のポジションがピッチに均等に配分されて、両サイドから1対1を仕掛けるといったもので、ペトロヴィッチ監督が浦和に来てから、やろうとしていることがまさにそれだったりもする。

ただ、それを理想とするのはいいんだけども、同時にこのオランダ流のシステムというのが成り立つ前提というのについての考察も必要だろう。宮市がオランダへ来てからその才能を発揮できているのは、ウイングでの1対1を仕掛ける前提があるオランダだからこそ可能なものだったりもする。その意味ではオランダであれだけ出来たんならJへ彼を連れ帰ったら・・・と考えると勝手が違うかもしれない。Jというのは1対1という場面で競り負けがちである日本人の身体能力を考慮して数的優位を作る戦術が発達しているからだ。選手間の距離が近かったり、フォメの陣形が中央よりだったりと、何かと杉山茂樹サンには叩かれがちだった戦術も(最近はいい悪いは別にして、彼はオランダ流を理想とする立ち位置から語っているんだと思うことにした)、根本的に日本人には、20メートル先にボールを蹴るという技術やフィジカルが不足しているという現実から始まっているものだったりもする。

神戸との開幕戦を録画で少し見たけれども、開始早々でこそ右サイドで田中達也が茂木をぶっこ抜いた場面があった。しかし、その後神戸が達也に対して2人で対応するようになるとサイドからの仕掛けが鳴りを潜めてしまったのは象徴的な場面だったと言える。ただまあ、高い位置で奪ってショートカウンターを繰り出したり、後半柏木がインサイドハーフの位置に上がって攻撃に絡みだすとリズムが出てきたのは流石浦和ではあるんだけども。ただ、そういった形で連携を深めるにしても、選手間の距離がまだまだ離れているようには思える(これは柏との開幕戦での清水にも言えることだが)。

だからまあ、今の浦和って、傍から見ていて、やりたいことは判るんだけども、選手の能力とか適性(特にエジミウソンの1トップを未だに続けていること)とかがまだまだペトロの理想とするレベルには追いついていないようには思える(もっともサイドのアタッカーにはロッベンやファン・ペルシーでなきゃ、そもそも国際的には難しいのだけども)。もっとも、そうやって戦術に当てはめるタイプの監督であるペトロは、最初から完璧に出来るとは思っていないわけで、自分の理想とするレベルにまで選手らには追いついて欲しいと考えているのだろうけども。

この辺は、ウチも人様のことを言える状態じゃないんだけども、編成と現場との間の意識の乖離が垣間見えるような気がしないでもない。原やマゾーラを獲得した柱谷GMの意図は、恐らくエジミウソンと組ませて、エジの周辺を動き回れる衛星タイプのストライカーだったと推察しているわけです。つまり、エジを中心としたチーム、すなわち4-4-2でやれよ、ということなんだけども、連れてきた監督というのは・・・多分それはGMだけというよりはOB中心の会社人事という気がしないでもない。まあ、柱谷さんはその中でもよく仕事しておられるとは思うんですがね。ちなみにエジって何かとよく叩かれているんだけども、ずっと怪我せずに出ているのは立派で、だからこそ彼を活かす戦術を模索したらいいとは思うんだけども・・・

そうするとガンバの側からすると、浦和が今のスタイルで発展途上であることと、今の相手のスタイルだと選手らの間に入っていけるスペースが使えるというところに攻略ポイントがあるようには思える。もっとも、相手がホーム開幕で、サポーターの圧倒的な応援をバックに立ち上がりから高い位置でプレスに来られるのは間違いないから、そこで試合を落ち着かせることと、カウンターには十分ケアする必要がある。そして浦和相手に戦えたならば、天津行っても十分勝ち点は持って帰れると私は信じている。

天津アウェーは基本放し飼いでOK、ということですね?

2011-03-09 23:21:10 | ACL/A3
ガンバの公式で天津アウェーについての通知が来る前から、ガンバはサポのことを放置プレーするんじゃないか、という気は薄々していたわけでw そうなると、2年前の川崎の試合同様に自力で現地スタジアムに行かないといけないんじゃないかということをぼんやりと考えていたら、やっぱり来ましたね。現地集合で恐らく帰りも現地解散っぽい。まあ、上手く行けば市内までに帰るオフィシャル組なんかと同じバスに乗せることは考えているかもしれないが。

結局のところ天津泰達の対応は2年前とそんなに大きく変わっていない。恐らくあてがわれる席も川崎と同じようなポジションだろうなあ・・・確かあそこまでエレベーターに乗って行ったっけ?

こう見てくると、ACLに中国のクラブの日本人サポに対する対応方法は、

1.現地集合型
2.ホテル等に事前集合型

との二つに大別されることになる。去年の河南などは後者ではあったし、北京なんかもそうだ。前者はと言えば、ガンバが今回遠征する天津がそうだし、もう一つ、セレッソが遠征する山東もそれに当たるんではないかという気がする。このエントリを書いている次点でセレッソの公式からはまだ発表はされていないけども、一昨年のガンバや去年の広島なんかは完全にスタに現地集合で、現地のチケット窓口で日本人専用のチケットを購入することになっていた(おっとマリノスの時はホテルからは一歩も外に出られなかったっけ?)。多分従来のやり方をそんなに変えて来ない気はするんだけども・・・

そうした対応が異なってくる要因は主に、

・受け入れクラブのセキュリティへの考え方
・スタジアムへのアクセス
・ACLへの経験値
・受け入れて貰う日本のクラブの考え方

といったものに左右されて来るような気がする。もっとも、スタジアムのアクセス一つとっても、天津は市内から遠い、山東は市内にあるということだから、近いというのは現地集合の理由にもならないだろう(逆に北京の工体は、市内にあるんだけども、ホテルに事前集合になっている)。

その意味では、山東の場合はどうなるかはおいといて、天津ではスタジアムまでは自分の足で来いというのならばそうした自由を楽しむ(そのかわり安全については自分で責任を負う)というのは一つのチャンスだと前向きに捉えようじゃありませんか。チケ代は完全にボラれたなとか思うけどもねw 

だって、川崎の時なんか、仮に50元か80元かの中国人席を事前購入しても、日本人であることを告げたら日本人ゲートから入れて貰えたんだからね。それ考えると、こういう時こそフロントはもっと仕事しろと言いたくはなるw まあ、あちらから一方的に価格を伝達されたんだろうな・・・

まあ、こういうボッタクリも含めて、ACLアウェーはやっぱりこうでないとオモンないわけよw・・・ってなんか思考法がどっかの誰かさんによく似てきたなw そうした数々の難関を乗り越えて中国アウェーでもぎ取る勝利がどれだけ快感であることか。最近の韓国アウェーでは、なかなかそうしたものを味わえなくなって来ているように思える。もちろん自分は韓国アウェーへ行く人達を蔑んではいないし、来月チェジュへ行く人たちも重要なミッションを携えて行って頂くのだから韓国アウェーの重要性だって十分認識しているわけ。

ただ、韓国よりも中国を選ぶというのは、単にACLアウェーの感覚が麻痺しているだけですんでw

中超に居場所を求める元Jリーガー

2011-03-09 06:39:13 | 中国サッカー
来週中国へ遠征する関係で、色々と情報をネットで調べて行くと、二人の元Jリーガーが中超のチームの練習に参加したというニュースが目を引いた。まあ、あちらはリーグ開幕が4月だから、それまでに国内リーグで戦う為の選手補強には動けるわけですがね。

まずは、元横浜FCの金裕晋。この人三ツ沢で見た甲府戦で確かホールディングPK取られたんじゃなかったっけ?あの出来事って、日高主審だけでなく、この人の人生も変えてしまったかもしれない・・・

一応ソースを貼っておきます:

http://news.7m.cn/news/20110306/239936.shtml

ただ、この人のポジションが中盤だと紹介されていたけども、本職はCBじゃなかったっけ?ただ、彼が練習に参加してから、守備が格段によくなった、というから持ち前の対人能力の強さを発揮したということだろう。となるとDFでの起用になるのではないだろうか。記事によると最近契約にサインしたと書いているけども・・・

遼寧って筆者が視察した試合では、山東にホームで大勝し、カウンターが見事のハマったんだけども、もしこのチームがACLに出てきたら結構手ごわいかもしれないな。それは去年の北京国安に似た、縦に早いチームと言えば分かりやすいかもしれない。


もう一人が、楽山孝志。この人はなんとトルシエ率いる深センに練習参加している。
ソースは↓

http://sports.sina.com.cn/j/2011-03-08/21455480692.shtml

この人の持っている経験と言えば、千葉でオシムサッカーを、広島でミシャのサッカーを経験したということか。トルシエのサッカーとは全然違うけども、トルシエがチームに規律を求めるのであれば彼のような選手というのを入れた方がいいとは思うけども。ちなみにトルシエは練習での出来を見て決めると言っているらしく、外国人枠を巡って他国の選手らとの競争が待っている。上手く決まればいいですけどもね・・・

2011 大阪得比 大阪鋼巴 2-1 大阪櫻花

2011-03-06 11:13:57 | ガンバ大阪
ザックが見ている試合でPKをヤットは決めていれば、その後の代表でも蹴るチャンスが出てくると思っていただけに、ジンヒョン君に止められたのは痛かったなあ・・・まあ、失敗するにしても他の選手が蹴って失敗するよりはヤットが蹴った結果なら納得は出来る。休み明けでなかなか本調子ではない状況で蹴って失敗したという例が過去にもあるけども、次は決めてくれるはず。

ただ、この試合に限っていうと、このPK失敗でヤットのギアが一段上がったようなようにも思える。急激にスイッチが入ったかのように動き出しがよくったのは、相手のボランチマルチネスにも果敢にプレスに行ったところからも伺えた。それが結局後半の決勝ゴールに結びついたとも言えるわけだし。まあ、本当ならもう少し点は取れたと思うし(スンヨン、あれは決めようぜ)、家本主審のアドバンテージの取り方にも首を傾げざるを得なかったというのもあるけども(多分プレーが彼の視野の中で続いていたかどうかが基準だったと思うが、同じように後ろから手をかけたプレーでも倉田がヤットに対してやったファウルよりも上本がアドリアーノにやったプレーの方が悪質なんだが)、ダービーで勝ち点3をゲットして幸先のいいスタートを切れたのは何より。攻撃の質を比べてもセレッソが後半倉田がボランチの位置に下がるまでは、こちらの方が上回っていた(倉田はもともとボランチの選手だから、あれがむしろ彼には合っているように思えるんだが、ただ彼はヤットではなかったということですw)。

まあ、あちらは連携の成熟に時間がかかるんだろうけども、今年はACLがあるからどこまでそれを連戦の間でも高められるかじゃないですかね。

ガンバの守備においては、下平のサイドのところを高橋が攻め上がって来ても宇佐美が下がってしっかりと下平をサポートしているのを見れば、弱点もカバーしつつあるように思えるし、それが次の浦和戦における鍵だとは思う。何しろサイドからのドリブルの仕掛けがメインらしいから、それには数的優位で対抗するしかないように思えるからだ。

そう考えると、あの年齢で、守備に奔走しつつも攻撃でフィニッシュに絡む宇佐美は相当なハードワーカーになりつつあるなとは思う。その分フィニッシュでの精度が落ちるのは致し方ないんかな・・・でも、それで決めることが出来たら、もう海外へ行けるようになるから嬉しいような悲しいようなw

終わってみれば、現時点でのチームの成熟度の差が出たというところだったか。次のダービーは8月に長居か。おっと、ACLでのラウンド16で対決する可能性があるんだって?まあ、それはそれで楽しみではあるんだけども、それにはまずは今月の最大の山場である天津アウェーを制覇しなくてはならない。

ダービー展望~直近の成績やチーム状態は関係なく、ダービーには独特の雰囲気が存在する

2011-03-04 07:18:36 | ガンバ大阪
私が言いたいのはそういうことです。って言うので終わると芸がないなw ACLの緒戦というのは内容や結果で明暗を分けたんだけども、それがダイレクトに週末の結果に跳ね返るとは限らないのがサッカーというものだ。ついでに言うと、ACLでの内容や結果の違いは相手の出来とか戦い方というものも影響したことを忘れてはならない。殆ど無策のまま真っ向勝負をメルボルンがガンバに挑んだのに対して、アレマ・マランはインドネシアの1枠を守る為にセレッソ相手には大量失点だけは避けた戦いをするというゲームプランを見事に遂行した。となると、週末はガンバ故にセレッソも返し技を使えるようになるかもしれないな。まあ、いい時のガンバなら相手を照らして、その照り返しを受けて更に相手以上に輝いてしまうわけなんだけども・・・

ACLの緒戦を見る限り、お互いにまだコンビネーションというのが熟成されているとは言いがたい中での対戦というのには変わりないようには思える。まあ、ガンバの方は加地さんの出場が厳しい。かといって武井を右に回すのも難しい。そうなるとどうするかですな・・・ただ、問題は右サイドよりは左サイドの方に思えるんだけどもw

ということで蒼黒の皆さん、ダービーに向けてテンション上げて行きましょう。