大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第24輪 大阪鋼巴 3-1 磐田喜

2009-08-31 06:48:58 | ガンバ大阪
昨日中国から帰って来て家のことをやりながら(自治会長としての用事もやりながら)Jスポでの再放送を見ていたからあまり詳しいことは書けないので申し訳ないですが、思ったことを簡単に書きます。

とりあえず、レアンが退団しPJがまだチームに合流していないというエアポケット状態で勝てたのは大きい。それはひとえに脱レアンドロ効果といえるものだったのではないか?ジェジンだって久しぶりの先発出場でヘディングの強さを発揮し、ルーカスの運動量とチャンスメークは圧巻。後半雅人が途中出場で、ジェジンの代わりに前方からの献身的な守備とダメ押しゴール。これらは全てレアンという重しがとれたことによるのが大きい。前半ルーカスが茶野に倒された場面って絶対PKやったよなあ・・・皮肉なことに、レアンの移籍騒動が表面化してからルーカスが点に絡むようになったんだけども、それはやはり彼ら二人が左サイドを好んで使うという点においてプレーエリアが窮屈になるという側面があるのではなかったか?

そうなるとPJというのが合流するとどうなるかなんだけどもね?レアンの移籍が時点でフロントがすぐ動いて彼を獲りに行ったのは、ペナ子をはじめ(まあ、この人していないように見えて、きちんとやることはやっているんですがw)仕事が遅いことに定評のあるガンバフロントにしてはよくやったと思う。それにこの試合ではジェジンが仕事できたのは相対的に磐田のDFだったからということも差し引いておく必要はある(茶野と那須のサイズじゃあ、ジェジンには対抗できないわけだし・・・)。だからまあ、どこかでPJがアクセントをつける働きをしてくれればと期待はしたりするんだけども。

ただ、今回上手く行ったものをカントクがまたまたブラジル舶来路線に戻したりすると、脱レアンによって安定したチームの生態系にまた狂いが生じないとも限らないわけですがね。とりあえず今のメンツでスタートして途中出場でPJがアクセントをつけるというのでいいんじゃないかと思うけど、彼の取説によればスタメンじゃないと情緒不安定に陥るらしい・・・まあ、そこらへんチームになじめるかどうかはルーカスが鍵を握っているのかもしれない。

磐田について言えば去年3バックで残留を勝ち取ってから今季ヤンツーの体制で4バックという、3バックから4バックへ移行するタイミングとしては妥当だったとは思う(そこらへん去年の天皇杯での対戦を見て、今季のイメージするサッカーはある程度見えていたんだが)。ただ、4バックをやるにあたってはいかんせんセンターが弱い。那須はヴェルディでも4バックだったけど、ヴェルディで土屋と組んでいた時も浦和との試合で闘莉王にいいようにやられていたわけであって(あ、去年ミネイロに蹴られてたんだっけ、あの時はゴメンネw)。加賀が使われていないというのも彼は札幌時代からそうであったように3バックのストッパーが適任だというわけか?J2の札幌において天皇杯で戦ったから言うわけじゃないけども、選手が自分のやりたいサッカーにハマっている時にはヤンツーって結果が出せる監督ではあるとは思う。今ジウシーニョが居ないというのもあるんだけども、コマがやっぱり足りていないのかな・・・

個人的にポスト西野というのを考えていくにあたっては、海外から呼ぶのはリスクがあるとは思う。ならば、日本で今やっていて日本を良く知っている人(日本人外国人を問わずだが言葉の問題を考えると日本人がいい)の中で、戦力の整ったチームを任せれば結果を出せる人で、かつ今のパスサッカーを土台にして欧州流の戦術を交えてチームを昇華させることが出来る人を候補に考えたらいいと思うんですがね。だからといってヤンツーがいいと言っているわけじゃないよw 個人的には横浜FC率いている樋口さんなんかどうかと思ってるんですがね・・・FCが今年の成績を見てどう判断を下すかですね。カントクが代表監督を目指すとしたら今年がラストになるとは思うんだけども、実はこれが今後ガンバの運命を左右することだとは思う。今までどんだけ選手が入れ替わっても、カントクが君臨している限り、チーム自体にはブレがなかったわけなんだし。

あれ、簡単に書くつもりが少し長くなったかなw

09中超第19輪 河南建業 2-0 重慶力帆

2009-08-30 06:26:25 | 中国サッカー
木曜日に見た試合のエントリをやっと書きます。まあ、昨日ガンバが勝った後にこういうのを書くってすんごくKYなんやけども(今日帰ってから録画でガンバの試合は見ますけどもね)・・・

この試合全体を見た限りでは河南って実に手堅いサッカーで勝ち点を伸ばし、来年のACL圏内に入ってきているという印象を受けた。彼らのサッカーの基幹はフラットな4-4-2システム。とはいえ、プレミアのようにセントラルMFがどんどん飛び出してというスタイルでもない。まず縦に早く入れて外国人の2トップを走らせ(実際最初の得点もFWオリザデベへのスルーパス)、それがままならない時にSHがサイドに開くんだけども、ここでは一貫してSBが上がる気配がない。基本的にサイド攻撃はSH1枚の主戦場であって、そこからの個人能力で打開することを目指す。まあ、こういうやり方は基本的に中超の中で相手より個人能力で上回っているから成り立っているのだろう。もう少し厚みのある攻撃をと期待していた当方としては残念だけれども、確かにこういうやり方の方が、前線で奪われてもカウンターでやられる心配は殆どないのだが・・・

その対戦相手の重慶なんだけども、監督は往年のトータルフットボールの名手で下中国代表監督のアリー・ハーンが務めているのだが、彼のやりたいサッカーを消化するにはコマが不足している感じが否めない。前半は4-4-1-1が基本形で、攻撃時には、SBが片方上がり、守備時には中盤から一枚降りてきて5バックを形成する形で弱小チームながらの工夫をこらしていたけども、前半さらにCKから同じくオリザデベに頭で合わせられて2失点。こうなると前半からアイウトンを投入して挽回を図るんだけども、全く運動量がない。もっともやせてもかれても元ブンデスの得点王だけに、味方がゴール前に迫っている最中にスと引いてボールが来たらフリーになれるようなポジショニングはしていたんだけども・・・結局そういう形でも相手には読まれていたわけで、マッチアップしていた韓国人のCB宋泰林には完全に抑えられていた。

後半重慶は4-3-1-2にシフトして反撃を試みるものの、トップ下に居たヤツがこれまたトラップがヘッタクソなのよ、これが。いやあ、あんな大きなミスする選手って日本ではJFLでもあんまり居ないんでないかい?地域リーグにだってついこの間までJ1でプレーしていた柿本とか根本とか居るわけだけど、あの重慶のトップ下のヤツよりはうまいっしょw まあ、このシステムによって、河南はより右サイドバックの11番(元々FW登録)の選手がサイドチェンジによって、相手中盤の空いたスペースに攻めあがってはクロスを出せるようになったし、何よりも前がかりになった分だけカウンターのリスクは負っていたし、事実河南のブラジル人がネットとかいう選手(ちなみにこの人にもレアンドロという名前が入ってます)でなければ試合はもっと早くに決まっていたかもしれない。

結局試合は予定調和的に河南が2-0で危なげなく勝利。このチームがACLに出た時の予想だけども、彼らのアウェーで日本のクラブが対戦する場合にはシステム上ボックス型のガンバや鹿島に対してはサイドで数的有利を作り、2トップに対してはこの試合で見せていたように高いラインで裏のスペースを消すやり方を取ってくる。となると、4-2-3-1なんかで中盤を厚くするやり方の方が良かったりするかもしれない。

ただ、彼らがACLで戦うにあたって考えないといけないのは、国内とは違ったやり方。すなわち、リバプールみたいに国内で4-4-2の王様サッカーをやりながらCLでは堅守速攻のスタイルを見せるとか、相手の守備陣を破るためにどこかでリスクを冒してSBやセントラルMFが攻め上がる賭博性なんだろうとは思うんだけど、それをこのチームがどこまで意識しているかな・・・ここ数年中国勢がACLで勝ち抜けていないのは、アウェーでの戦い方というのがないまま内弁慶状態が続いているからなんだけども。

ちなみにスタジアムなんだけども、航海体育場は鄭州市内の中心部から少し離れた郊外の開発区に位置している。市内のホテルからならタクシーで大体20-30元。もっとも、夕方は仕事帰りのラッシュアワーだから、タクシーの運ちゃんってあまり行きたがらないわけよ。大体この時間帯だとふっかけてくるヤツも居るから注意は必要。帰りは、大通りのところまで出てそこでタクシーを拾うしかない。地元の人たちは車か、遠いところからは団体用のバスが出ていて、そうやって遠距離通勤しているサポもいる。ちなみにこの試合では入場者数が1万5千人。ACLになればもっと動員客が増えるだろう(そうやって観客数が多く見込めるからAFCって中国市場を重視して中国の4枠を維持しているのだろうか?)。

スタジアムは国立にスタンド全体を屋根で覆った感じだから雨の日でも屋根が覆っている中段あたりに居れば問題ない。スタグルメは正直期待はできないが、大通りからスタジアムに向かう途中で軽食が売っていたりするんで、今回はそれを適当につまんでいました。

あと、サッカーと関係はないですが、黄河遊覧区と少林寺にはそれぞれ半日かけて行ってきましたよ。少林寺は思ってるのと違って広い!そして禅のお寺であるということを改めて認識させられた。ただ、中国の禅宗って日本のそれとは全然違うし、日本みたいに一般人に開かれているわけではなさそうなんだな・・・だから中国語のチャンゾンよりは日本語のゼンの方が国際的には有名なのだろう、というか中国で伝統的な宗派って殆ど消滅しているという話やけどもねw

中国から日本で起こった激震ニュースを知った

2009-08-27 09:06:39 | サッカー全般
ただ今夏休みをとって中国の鄭州に来ているけど、こちらへ来てから急激な動きがあって、ガンバサポとしてもついて行けないw

レアンの中東移籍からPJ加入まであっという間だったけども、フロントとしては一応出来ることはやったということか。確かにシーズン中流出を阻止するために飼い殺しになってでも拒否という選択はあったけども、そういう状態を続けていくことがチームにとっても良かったかといえば?だっただろう。それなら、違約金を使って獲れる選手を獲るという選択肢もフロントは水面下で行ってきたことだから、穴開けたまま出て行かれたという最悪の選択は免れた。

ただ、トッテナムだってベルバを放出する前にパブリチェンコを獲得し、ベルバを出す変わりに漫遊から交換要員を一応貰っていた。そうすると、その後一時期の低迷はコマ不足というよりも選手が替わったことで新戦力の選手がフィットしていなかったということろにあったと言える(まあ、ロビー・キーンの放出はもっと痛かったんだけども)。

今回のガンバはレアンの変わりにPJが入るのでコマ的にはプラマイゼロではあっても、この二人はタイプが違う。少なくともここ一ヶ月で定番化していた、とりあえず前にいるレアンに預けるというやり方を変える必要があるか・・・ただ、ペドロだって身体能力の高さを生かした突破力が持ち味ということだから、今のガンバってかつてのバレーや最近のレアンがそうだったように、自陣から前へ一気にもっていける速い推進力を受け止める装置を前線に必要としているということなのだろう。

とはいえ、PJにしてもガンバにしても合わせるのには少し時間を要するかもしれない。ドリブラーというのは今のガンバに必要なアクセントでもあるけど、同時に持ちすぎという風にとられないかな・・・ま、ハサミとドリブラーは使いようです。

その他チュンソンが広島へ、菊地が大分へという話か。でもウチが欲しかったのはむしろチュンソンの方じゃないかな、と思ったりもするんだけどもね、カウンターのターゲットという意味においては。広島は実に的確な補強したな。

菊地の場合、ドイツへ行かざるを得なかったのは個人事業主として収入が絶たれるというのが一番怖かったというのがあるのかもしれない。社会的な制裁は受けたということで大分は獲得したのだろうけども。ホベルトが再登録できないということらしいから動いたんだろうけども、こうなる前に他のボランチの選手に声をかけておくべきだったかもしれない。

とはいえ、戦力的にはこのポジションを補強するのは理にかなっている。というのは3バックって最近は3人で横幅を守るがゆえにスペースを突かれやすいけども、それをボランチの運動量でカバーする(そのカバーのスペースを狭めるために前後をコンパクトに保つ)というのが前提だけども、ホベが抜けたことでそれがカバーしきれなくなり、おいさん一人に負担がのしかかるようになったわけで。ま、菊地というのがその意味では理にかなっているとは思うんだけども、サポが納得していない状況で、本人が生まれ変わったことをどうアピールすることができるかですけどもね。

J聯賽 第23輪 大阪鋼巴 2-3 名古屋鯨八

2009-08-25 07:28:29 | ガンバ大阪
最後の場面で松代が目測を見誤ることがなければ、前回の豊スタでの試合もそうだったと思うけども、内容的には引き分けが妥当な試合だったかもしれない。前半はケネディがいないせいか、ケネディ抜きの試合運びを意識して、3-4-1-2で臨んだ名古屋は4-4-2のガンバとの間でトップ下のブルザノビッチがフリーになりやすいことと、3-4-1-2の左サイドの申し子とも言うべき三都主の攻め上がりを生かそうとしていたけども、どうも普段とは違うやり方で臨んだ為にバランスを崩していたように思えていたんだけどもね。

後半は巻を投入してやっと本来の形に戻して、ガンバの選手たちの足が止まっていたこともあってか、同点に追いつくことができたんだけども、その間ガンバが攻撃において有効な手立てがあったわけではない。その意味で逃げ切る為の手が打てなかったのは失敗だったし、勝ちきれないならせめて引き分けに終わるという選択があったかもしれない。ただ、カントクが切った交代カードが適切であったかどうかという問題はあるにしても、基本的には勝ちを目指したわけであって、最後相手に与えたFKだって基本は勝ちに行ったところをカウンターでやられかけたのをファウルで止めたというものだから、悪い状態なら悪いなりのやり方ではなく、あくまでも勝ちを目指した結果というものだったとは思うし、我々もあそこで攻めないチームを応援しに行く為に金沢くんだりまで行ったわけではない。

選手たちの疲労なんだけども、これはここまでメンバー固定で勝ち抜いて来た弊害がここで出たという感じだが、それでもこのメンツだからこそ柏戦以降負けなしで来れたとも言えるわけだし・・・まあ、固定メンバーによる目先の勝利と選手を入れ替えによって目先の勝ちが失われるのとどっちがいいかと言われると何とも言えないわけですがね。まあ、だからサッカーにおけるありとあらゆる手法は毛布に例えられるわけで、毛布理論に基づけば、勝ちにいってリスク冒した上での失点というのと、コテメンで最後疲れが来たということと、今までずっと助けられていたことの多かった松代がこの日最後にミスしたことも、毛布を頭から被った結果だったと言えるかもしれない。だからまあ、最後の松代のミスは弁護する気はないけども、今まで彼に助けられていたということも忘れてはいないんだけどもね。しかし、ウチのキーパーが最後にPK止めたのっていつだろうか?相手の楢崎って年に1、2回はPK止めているイメージがあるんだけども・・・

そういう意味では名古屋が、頭から毛布を被ったことで見えたガンバの足の部分を上手く突いたということは認めざるを得ないかな、と思う。ついでに言っておくと名古屋と川崎に敗れた者から見ると、今年ACLを取れるポテンシャルがあるのは名古屋の方じゃないかと漠然と思ったりもする。理由はというと、川崎がリアクションにおいて強みを発揮するのに対し、名古屋は自分たちから仕掛けられる術を持っているということなんだけども・・・ただ、それを証明しようと思えばまず川崎を破らないといけないんだが、同じ日本勢というのが実はACLにおける最大の関門なのかもしれない。関係ないけど、グランパスの中国語名は未だに八がついているんですが、それは多分八という数字が中国人にとって縁起がいいからなんかな?

あと、ウチについて言えばレアンの去就がどうなるかだけども・・・これまでレアンが相手のDFのマークを引き付けて、他の選手が点を取れているわけであって、確かにモチベは下がっていても一応効いている。ただ、この試合最後レアンからバンという選択肢はあったけどそれをやらなかったのは、やはり移籍問題が絡んでいるからだろうな・・・その意味では出るにしても残るにしても早く決着はつけた方がいいんだろうけども、多分この1週間はゴタゴタするかもしれない。前にも書いたようにクラブが出さないと決めているのに、レアンが出たがっているのは別にガンバというクラブがどうこうというよりカネを必要としている個人的事情があるからこそ、本人は直談判しているんじゃないかと推測してみたんだけども・・・

例の移籍騒動についての別の視点

2009-08-22 16:15:07 | ガンバ大阪
レアンドロの移籍問題についてもう少し言及しておく。神戸時代の去年もどうやら中東から話があったようであるけども、その時は流れた。これは神戸が断ったのか、レアンはその時中東にさして興味はなかったのか?多分両方当てはまるのだろう。だから、彼は今年タイトル争いやACLでの活躍を夢見て、ゆくゆくは欧州移籍というステップアップを頭の中に描いていたかもしれない。ただ、それがここに来て中東移籍を直訴するというのは何故なのか?これは筆者の仮説なんだけども、「今年になって金を必要とする事情ができたから」ということが言えるのかな、とふと考えたりもした。

先週の浦和戦でスタジアム内で発売されていたGマガジンにおいて、二川、ルーカス、レアンの鼎談記事が載っていたけども、レアンがバツイチであることをフタがバラしやがった・・・実はこの離婚という家庭内事情が大きく影を落としているのかな、と思ったりもする。以下生臭い話になって申し訳ないけども・・・

フタが言っている、レアンが離婚したというのも、それは既に別居している状態なのか、それとも法的に離婚が成立した状態なのかは定かではない。ただ、ブラジルの場合、日本と違って協議離婚のような制度がなくて、米国と同様に裁判離婚という形をとるため、裁判を経て離婚が成立するまでに費用と時間がかかるということは何かで読んだ。離婚の裁判費用にプラス元奥さんへの慰謝料とか、一人娘が成人するまでの養育費・・・これらを支払っていこうと思えばお金が今よりも要るわけで、そういうところにカタールからオファーが来たら本人にとっては渡りに船だったのかもしれない。余談になるが、ルーカスが奥さんに頭が上がらない理由がよくわかります。

そして、ガンバはクラブの方針通り拒否の姿勢を貫いても、本人がクラブとの話し合いを続けているというのも、今ここで中東へ行くか行かないかで人生が大きく変わってくるとレアンが思いつめているからなのかもしれない。

けれども、だからといってガンバのチーム事情から言って個人的事情があるからハイそうですかと認めるわけにもいかない。レアンは何とかして突破口を見出そうとして個人的事情も含めてカントクや山本には話したんだろうけども、聞かされた方のコメントが何となく歯切れ悪いのも相手の立場というのを一応理解はしたということなのだろうか(だからといって放出拒否の方針は変わっていないのだけども・・・)?

以上、憶測の話で申し訳ありませんでした。こういうことを何故書くかというと、今までネットで流れている見方ってやはり一面的すぎると思っていたからだ(まあ、サポであれば今出て行って欲しくないという気持ちは誰だって持っているんだけども・・・)。

ただ、これだけははっきりしているのは、クラブと移籍の話し合いをし続けているレアンは今の時点ではまだガンバの選手であり、その為に昨日の練習にも出席し、明日の試合に出ようとしているということ。自分から見たら彼はプロフェッショナルとしてやるべきことをやった上で自分の意見を主張しているように思える。事実、本人はピッチの上ではベストを尽くすと約束している。いろんな雑音が入ってきているけども、ガンバのユニを来てプレーする選手にはピッチ外で何があろうとも、応援しようと思っている。その為に明日金沢へ行ってきます。

一連の移籍騒動の際、サポに問われているものって、正にガンバのユニを来ている選手をサポートする、という基本的な姿勢なのかもしれない。

まあ、大体想定内の展開だけども・・・

2009-08-21 07:09:19 | ガンバ大阪
今朝の報知に出ていたけども、レアンがカントクに移籍を直談判していたか・・・まあ、その前に報道陣に対して何も喋らない方がいいと本人が言っていたから、これは何かあるなと思っていたんだけども、こういう展開になってもあまり驚きはない。というのも去年バレーが出たのも千葉戦で終盤交代させられたのが伏線になっていたわけで、この話が振って沸いたのも浦和戦でレアンが播戸と交代させられた後というのも偶然にしては出来過ぎている。

これに対して本人が望んでも移籍証明書を出さないとカナモリが言い切ったのはチーム状態と移籍期間が締め切られる時期を考えれば当然でしょう。確かにモチベーションの下がったままで居させ続けるというのが周りにどう影響を与えるかはわからないけども、3年連続で中東強奪を認めさせてしまうのはクラブのメンツにも関わることだ。

それだけではなく、何よりも時期的に移籍マーケットが閉まる時期に差し掛かっているのが認められない理由でもある。既に海外からの追加登録のウインドーは閉まっているし、国内移籍による追加登録も来週で締め切られる。そうなると、移籍期間デッドラインギリギリでベルバトフを持っていかれて開幕直後低迷したトッテナムの二の舞になる可能性があるかもしれない。あの時ファンデ・ラモスにとっては気の毒だったと言える。

その後ラモスを解任したトッテナムは選手に対して求心力のあるレドナップを呼んで、直後にアーセナルとのノースロンドンダービーで2点差のビハインドを追いつき、冬にはデフォーやロビー・キーンを買い戻し、敗れはしたもののカーリングカップでも前年同様決勝まで行き、リーグ戦も最終的に8位にまで戻した。ただ途中から持ち直したとはいえ、昨年のトッテナムの例からすると、今補充する期間がなく穴があいたままでの放出は絶対避けるべきだと考える。


今のガンバは縦に速い攻撃スタイルに変換しているのだが、それはレアンが居るという前提でやっているわけで、居なくなられると去年のようにスタイルの変換には時間がかかる(長期的には必要なことではあるかもしれないが)。唯一今から声かけられるとしたら、大宮を退団したラフリッチか・・・新しい行き先はもう決まったのか?ああいうポストプレータイプって今のガンバに必要かもしれないけども。

唯一気になるのは、読売の記事にあったように、様子を見て判断するとコメントした某弱化部長なんだけども。こういうこと言うから交渉相手にナメられるわけよ。ガンバから選手を獲得するにしても、選手をガンバに売るにしても、相手からすれば実にくみし易い相手だろうね。交渉のイロハってまず最初に高いハードルを設定してから互いに歩み寄って行くんじゃないのかね?

レアンと直談判したカントクのコメントも載っているけども、裏返せば認められるものではないということやね?去年バレーが出て行く時も、相当怒っていたらしいから・・・ただ、問題はレアンが出て行く、出て行かないに関わらず週末の金沢と来週のエコパで彼をカントクが起用するか。個人的には使える時に使うべきだし、居る間に使って勝ち点は少しでも稼いでおいた方がいい。それが、レアンを思い留まらせる要因になるかもしれないし、仮に出て行かれた後もこの時の貯金が生きてくるからだ。

J聯賽第22輪 大阪鋼巴 2-1 新寫天鵝

2009-08-20 05:42:01 | Weblog
試合前の前回のエントリのタイトルを決めたのは、スワンで負け続けた試合は天気があまり良くなかったからで、そういう悪天候の中でだとホームの方に利があったんだろうと思っていたからだった。大雨の中でやった05年、大連の劣悪なピッチで試合した後に大阪へ戻ってから新潟に移動した06年、そして自分が遠征した過去2年間と、風や雨にさらされていたのと違って、この試合では晴れていた(天気予報では曇り後晴れだったが現地の皆さんどうでした?)。もし雨だったら松代の正面をついていたペドロのシュートだって入っていたかもしれない。そうした不確定要素がなければ地力の差が出てくる。

あと、ガンバはほぼベストメンバーなのに対し、新潟は貴章とジウトンが有休。本来いるべき二人のポジションのところで二人の穴埋めが十分ではなかった。こうした条件が重なったものだが、考えてみれば鬼門と呼ばれるアウェーだって勝てていなかった年はそのときの両者の状況や対戦時期というのが結果に左右されるもんだから、鬼門突破といっても本来これくらいはできるもんだろう。逆に今年万博でやった時はウチの方が主力を欠いていたわけなんだけども。

ただ、一番大きかったのはこの時期における両者の戦い方。今年のアルビは4-3-3のスタイルを貫きいいサッカーだとは思うんだけども、この時期それを貫くにはコンディション的に苦しいか?まあ、こんなことになるとやはり秋冬制がいいなんていうことをつぶやき出す人が協会にいらっしゃるから本当に困ったちゃんなんだけどもね・・・これに対してガンバは今までとは打って変わってシンプルに縦にすばやくショートカウンターを繰り出す戦術。まあ、4-3-3と比べたら中盤で数的優位になるのは当たり前か。

今のガンバのサッカーがこの時期にしては理にかなっているんだし、これまで理想を貫こうとしても夏場で挫折していたことを考えると、夏にこういうサッカーをやって勝ち点稼ぐというのは決して悪くはないんだけども(去年からの疲労というのはかなり来ていてカウンターの時に前線で人が足りていない問題はある)、シーズン全体で見れば秋口以降にどこかでツケは廻って来ないかな・・・という気持ちはある。そして何よりも今のサッカーがガンバの理想形かと言えばそうではなく、現実に折り合いをつけてやっているものでしかないと認めざるを得ない。

今のサッカーになってしまっているのも皮肉にも前線でレアンが居るから可能なんだけども・・・だからオイルマネーによる触手を撥ね退けて流出を防いだとしても逆にそれはそれでレアン任せという状態は続くだろう。それは今年は昨年と違ってアジアの舞台に戻る為の国内仕様と割り切るしかない。

だからこそ、今はなかなか結果が出ていない新潟や浦和なんて、結果が出ていないだけでまだ理想路線を貫く気概があるだけでもいいんじゃないかと思ったりもするんだけども・・・当事者はそこまで考えきれていないかな?まあ、それはそれで今我慢できれば秋には果実を手にできるかもしれない。

今度の新潟は晴れているのか?

2009-08-19 06:35:16 | Weblog
過去4連敗した新潟ではいずれも天気は良くなかったけども、今朝の天気予報見ている限りでは雨の心配もなさそうですな・・・逆に言えば天気は言い訳にできなくなったということか。ただ、過去スワンで負けていた試合で内容が格別悪かったかと言えばそういう感じでもない。まあ、逆に言えばある程度ガンバに持たせて数少ないチャンスをモノにするというのが過去の新潟の勝ちパターンではあったんだけども。ガンバのポゼッションが上がるというのが逆に言えば新潟は自陣でスペースを埋める守備というのに切り替えて(先の万博での試合もそうだった)守り切ってしまう。そうなるとここ数試合カウンターがはまった相手とは勝手が違うのが今日の新潟戦ということになるし、ここで真価が問われるのかもしれない。

ただ、ここでヤットの出場が微妙と新聞報道には出ている。となるとカウンター狙いというのに替わるかもしれない。まあ、彼が居なくて勝って来た試合って皮肉にも攻撃のリズムが速くなるんですがね(逆に言えば落ち着かせるところがなく単調に攻めになることもあるのだが・・・)。

あと、日刊で出ていたオイルマネーの話だが、中東クラブが興味を示しているというだけの話をカナモリの談話にくっつけて記者がぶちあけた段階に過ぎない(付記:今朝の日刊によると、獲得準備を進めているのがかつてエメルソンを獲得したアル・サードらしい。ちなみにブラジルに帰っていたエメもまたUAE行くらしいけども)。事実レアンは昨日の練習にも普通に出ていたみたいだし。正直この手のオイルマネーって条件面で引き止めるのは難しいから、客ガラガラでレベルもそう高くないところよりは日本でやる方がプレーヤーとしても幸せだということを理解してもらうしかないだろうね。それでも中東へ行きたいと本人が言うのなら、移籍金貰って専スタ資金に充てますか。

勿論彼がこの時期抜けるのは短期的には痛いけども、長期的にはガンバ本来のサッカーを立て直すチャンスかもしれない。まあ、そう言いながら去年はもがき苦しんだのだから苦しくなるのは判っている。ただ、バレーが去年あのまま居たらACLも天皇杯も獲れなかったんじゃないかと思っていたからこのように書けるのだが。

というのも個人的には今年手に入れたFWの決定力というのが他のもの-前線での守備、運動量、そしてチーム全体の連動性-とのトレードオフによるものだという気がしてならないからだ。FWに決定力を求めるならば、FWが守備する際の運動量をどれだけ軽減できるかがカギだとは前に書いたことではあるんだけども、今年能力のあるFWを入れたことで、去年あったものが失われていると考えるのは筆者だけだろうか?だからこの問題については、得るものと失うものとのバランスを考えておく必要があると思う。

まあ、だからといって流出を歓迎しているわけじゃないんですがねw やはり日本の環境を捨てて中東まで行ってしまうのか、というのがガンバに限らずJリーグ全体にとって残念なことだとは思うからなんだけども。まあ、今の時点では代理人の元に売り込みがあるというものでしかないから、当分静観するしかない。今のうちにダヴィと同様レアンを使い倒しておこう・・・あれw?

あ、今年は平日ゆえに新潟には行けません。毎年行っていた、中国のハルビン出身のおかみさんがやっている中華料理店へ行けないのは残念ですが、来年は行きたいですね。

改めて播戸の効用について考えてみる

2009-08-17 06:20:42 | Weblog
ガンバサポの皆さんはいい気分で週の始まりを迎えた・・・わけでもないか。月曜の朝はなかなかそうはなりにくいわなw 

で、ここで改めて考えておきたいのは、この間のヒーローさんの効用なんですね。確かにここまで評価は散々で、歌ばんでもバンに対してはケチョンケチョンに言っていた人はいた。それがゴールを決めた途端に、「やっぱり俺の目には狂いはなかった」なんて言うんやから、ホンマに人間って勝手な生き物ですわw でもまあ、裏を返せば皆から愛されているキャラなんだろうなあ・・・

ただ、一つ彼に同情するとしたら、ポジション争いして来た選手というのが外国人で、その国の代表まで経験した早々たる面々であり、彼らとの競争の中で、廻って来た数少ない出場機会の中でゴールという結果を求められていたということだろう。そうした中で常時出て居ない状況で試合勘もままならない中で、ゴールという客観的な数字を求められる難しさ。なかなか難しい立場に置かれていたに違いない。

個人的には、彼が出ている間ゴールは中々決まらなかったけども、その効用はあったと考えている。この間の決勝ゴールのようにDFラインの裏を取るのが上手いが故に彼がピッチに入るとDFラインを下げさせることができる。その分チームとしてはより攻撃的になれるということなんだけども・・・

そして何よりも、得点していなくても、もう一人の相方が点を取る為の汗かきが出来ること。06年にマグノが点取っていた時から感じていたんですがね。

もしかしたらカントクだってそうしたことは素人が言うまでもなく判っていることなのかもしれない。ただ、外国人FWと高額な契約を交わしている以上、使わないといけない(出場給も彼らの給与体系に含まれるから)というプレッシャーが関係しているようにも思えるのだけども・・・

天津でお会いした清水サポさんがこの間の試合をテレビ観戦されて居た時の感想は、播戸をもっと使えばガンバは外国人の引き抜きとかの必要がなくなるんじゃないか、というものなんだけども。勿論その試合を見ただけの感想ということもあるかもしれない。ただ、ガンバサポの自分から見ても、バンと外国人を組み合わせると、相方がもっと生きるんじゃないかと思ったりもする。

まあ、そうならないのはバン自身がそうしたチャンスを与えられた時にモノに出来なかったというのがあるんだけども、ここはやっぱりガマンして使い続けないといけないんじゃないでしょうかね。まあ、そうならないのは、ウチのFWの層が厚いからであって、それが強みであることも確かなんだけども、他方で日本サッカーの為に必要な国産FWが育つ機会も奪っている。

勿論プロって競争社会なんだし、競争を勝ち抜いた中で本当に実力のある国産FWが出るというのは判ってはいるんだけども・・・ただ外国人FWの能力は適性を考えると、舶来2トップというのが本当にベストな組み合わせかと言えば?ではある(05年のアラウージョにしても大黒が相方だったことを忘れてはならない)。筆者は最近それがカントクの判断もさることながら何か違う要因が働いているように思えてならない。それがさっき言った契約の問題というのも一つにはあるのかもしれないし。

J聯賽 第21輪 大阪鋼巴 1-0 浦和紅寶石

2009-08-16 06:54:52 | ガンバ大阪
昨夜の勝利から興奮冷めやらぬ状態に体がなっていたことに自分が気づいていなかった。就寝したのが深夜1時過ぎにもかかわらず、目覚めたのが朝5時。まあ、休日なんで眠くなったら午後に昼寝でもすればいいか。

結果には勿論大満足だったが、内容はと言うとシュート数で負けているのはやっぱり悔しいですねw 勝つにしても負けるにしてもポゼッションやチャンスの数では相手を上回るのがガンバというものだから・・・ただ、決定機の質においてはガンバが上回ったか。都築が2年前と同様に当たっていたから、イヤな感じはしていたけども、最後下平からの縦ポンを阿部がクリアせずに続きに任せようとしたところをバンが猛ダッシュして追いついたのが効いていた。まあ、クリアボールをバンが拾った時点で坪井が寄せていればあのゴールはなかったのかもしれないけども、今年からマンマークからゾーンに変わった時点で人に行くことがなくなったのかな・・・3バックの守備ならば坪井は必ず行っていたと思うんだけども、そこら辺が皮肉なところか。

結果的にはレアンを下げてバンを入れたカントクの英断が当たった。レアンがここのところ疲労のせいか相手の研究のせいか以前ほどゴール前で得点に絡めなくなっている分、どこかで替える踏ん切りが出来たら大したもんだけども、それは本人のプライドを傷つけてしまわないかな・・・もっと言えばバンがここで仕事していなければこの交代でカントクへの評価は完全に失墜していたに違いない。その賭けに見事勝った!いやあ、これでバンは盆と正月にしか稼動しないというのがよう判ったわw

ただ、この交代が実ったのはひとえに浦和が高いラインを保っていたからであってシンプルに縦ポンカウンターを狙うことができたに過ぎない。となれば今回の成功から得られた教訓は、相手の戦術や状況次第によって交代カードが生きてくるというものだろう。前節の山形では引いた相手に対してバンはあまり効果がなかったし、本職のFWを3人並べるのが必ずしも効果的ではなかった。今回はその逆のシチュエーションでFWを2枚入れ替える決断をしたのが功を奏したと言える。そう考えたらサイドから抉りたいのならミチを入れ、前線からの守備を考えるなら雅人という選択だって状況に応じて使い分けて欲しいところだけども・・・

今のところ裏にスペースが出来る相手に対してのカウンターが効いているだけに過ぎないので、やっているサッカーの質から言えばあまり褒められたものではない。まあ、日本の夏においてはこの方が効率がいいのかもしれないが、今ここで楽したツケが秋以降になって出てこないかな・・・と逆に心配したりもするんだけども。ただ、去年は夏にあれだけしんどい思いをした結果ACLと天皇杯という果実を手にしたんだけども、去年は去年でFWの決定力に悩まされたりしていたから、決定力のあるFWが居る今年は去年と逆パターンというのは痛し痒しか。まあ、サッカーの戦術って毛布みたいなもんだからそれもしゃあいないか。どれもこれも完璧にできるわけではないし。

どちらかと言えば浦和の方がいいサッカーだったということは認めよう。まあ、それで結果が出せていないのは、かつてのウチの姿を見ているようなんだけども、それを貫く余地があるだけまだマシかもしれない。その点ウチの場合はちょっと目先を変えただけの対処療法に過ぎないわけで、根本的な治療が出来て居ないわけなんだし。

まあ、それでもレッズとの試合はやはり面白い。勝つにしても負けるにしても。なんかポテンシャルが2割ぐらい上がったように感じられた(これが鹿に負けたりするとちょっと違う感覚を味わうんだけども)。

その浦和なんだけども、エジタカが最初から前線でターゲットとして張れる状態なら違った結果になっていたかもしれない。この試合では、高原がセットプレーのキッカーを務めたけども、別に彼のキックが悪いわけではなく、彼はターゲットとしてゴール前で勝負しないといけない選手。歌ばんでは、高原がキレキレやな、という声まで出ていた。

またエジにしても去年見た時よりはハイボールで競り合って勝てるぐらいだからコンディションは段違いだし、守備時においても闘莉王が居ない分戻って高さを担保するなどしてよくやっていた。ケガ人が出ていたんでフィンケ監督もやりくりが大変だったんだろうけども・・・ただ、高原に替えて4番さんというのは結果的には失敗だっただろう。これは、4番どうこうじゃなくて、なんであそこで高原替えるの、ということなんですがね。ただ、阿部ちゃんでラインコントロール出来ていた分だけ、4番さんを使うにしても後ろでは使いにくかったんだろうな・・・

ただ、以前のガンバもそうだったんだけども、こういうサッカーってACLに出れば、オージー相手には有効かもしれない、と思ったりもする。まあ、その前に国内の登竜門としてのリーグ戦があるわけなんですがね。このチームはACLに出る出ないといったところでの収入が大きく違って来ると言えるかもしれない(他のチームは逆に経費の面で足が出るのとは違うが)。

今年はそれがない分、新たな収入源もままならないまま三都主に出ていかれたんだけども、結局それは浦和が名古屋と違って来季に契約も保証できていなかったからということなんでしょう。確かに試合に出るということイコール出場給を貰うということなんだから、選手って文字通り試合に出てナンボ、と言えることなんだけども・・・だから浦和を後悔させてやりたいなんていうことを三都主が言い出すからおかしくなるんじゃないか。

昨日の試合は、シーパス組の開門が3時半と早かったし、アウェー側も4時に開門したのはあの人数を考えると妥当な判断。今季初の2万人越えか・・・専スタ造る前にこの数字にやっぱり少しでも近づけないといけないな。美味Gでは、穴場のホルモン入り焼きうどんに加えて豚バラ串を追加してみた。で、試合終わった後に茨木の「ハルビン」で相棒クンと祝杯を挙げようと入ったら中に赤い人たちがもう来ていて。「やっぱり顔はほころんでますね」と声をかけられたけど、そう言われるこっちは粛々と祝杯を挙げるしかありません。皆さんのお気持ちはお察しします。

思えば豊スタでは試合後に正にこの試合後のレッズサポさんみたいな気持ちでスタジアムを後にしたっけ・・・おまけにあの日はBJのお父さんに捕まって煮込みうどんなんか夏なのに食べさせられたっけ・・・あ、松代さんは豊田でやらかした汚名を返上する活躍でしたよ、昨日は。

このように喜びや悲しみというのを味わわせてくれるのがサッカーであってだから病み付きになってサポになってしまうんですがね。