大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

民国96年1月1日 元日決戦を前に

2006-12-31 23:07:45 | Weblog
今年は例年と異なり、1年の最初の日を愛するチームの応援に費やす機会を得ました。まだ正直言ってこれがどういうものなのかは実感できませんが、恐らく国立競技場に足を踏み入れた途端に理解できるんじゃないかと思います。そんな喜びと期待を膨らませながら例によって日帰り遠征に元旦出発致します。

民国96年1月1日

管理人 民国96年(今年から)

旧ブログより蔵出し:済南での思い出(レッズが遠征するもう一つの場所)

2006-12-30 23:23:13 | 中国サッカー
えー、決勝を前に赤サポの皆さんがこちらの方へ偵察に来られたかと思われます。皆さんそろそろACLに向けての遠征の準備を始められたようですね。上海遠征なんかではANAのマイレージキャンペーンを利用して行かれる方も結構おられるとか。

で、実は皆さんが遠征されるのは上海やシドニーだけではありません。6月にA3とかいうリーグ主催のACLの焼き直しだか何だか判らないような大会が中国の山東魯能の本拠地・済南で行われます。実はワタクシ、ACLの偵察という名目で今年8月に山東の試合を見に行っているのですが、その時の模様を旧ブログに書き留めておいたので、蔵出しして参りました:

タイトル:ACLに赤信号!? チケット買ったのに入場できなかった人たち
2006年9月1日

先日まで夏休みを利用して中国へ行っていたのだが、一番主要の目的は何といっても来年ACLに出てくる山東魯能を偵察することだった。

先週の日曜日、青島から長距離バスで5時間かけて済南入り(中国国内の移動で大変なのは、実は飛行機が使えない、近くて遠い場所への移動)してからその日試合開始時刻の夜7時半に合わせてスタジアム入りした。スタジアムは山東省体育中心という所で市内の中心地にあるため、地元の地理に明るくなくてもタクシーを使えば10元(約160円)で市内の殆どの場所から移動できる(そのため近距離の移動を嫌がる運転手もいる)。

で、スタジアムに着いて50元でチケットを購入。入場する途中で双眼鏡が売られていたのでこれも130元で購入した。この試合だけでなく、帰ってからもガンバの試合観戦で時々何かを確認するのに便利だと思ったからだ。それにこの値段だと日本で買うより安いし。

入場は席のブロックによって入り口ごとに分かれて入る仕組みになっているのだが、その入り口に大量の人が押し寄せてスシ詰め状態。しかも全員きちんと並ばずにわれ先にと押し寄せてくるからこれだけでもエネルギーを消耗してしまう。入場後、公安警察が金属探知機を使ってボディーチェック&カバンを開けさせて手荷物検査。中にペットボトルを入れていたのだが、これを置いていけ、と言われた。スタジアムでの投げ込みを防ぐ為に持ち込みは一切禁止らしい(といっても中ではペットボトルを持っていたガキを見かけたぞ。子供ならOKなのか?どこか抜けているな)。

しかし、こんなのはまだ序の口。この日一番驚いたのは、座席指定付の入場券を買った一般入場客を締め出したことだろう。チケットに書かれたゲートのところまで行ったのだが、扉が封鎖されている。最初私はこれが試合開始前まで入れない措置なのか、と思って空くのをまっていたが、試合開始時刻が過ぎても入れない。おかしいぞ、と思っていると周りの客が公安警察官に、何とかしろ、と詰め寄っていた。警官はなにやら携帯で連絡を取っていたが、どうも彼の権限では開けさせられないようだ。すると、突然隣のゲートから一斉にダッシュ反対側に向かってダッシュして行く人々の姿が目に入ってきた。こうなったら、彼らについて入れるところから入って行こうと決めてついて行き、やっと開いているゲートから入ったが、ここでもギュウギュウ詰めの入場を体験した。

スタンドに入ってみるとそこはホームゴール裏で、私は前方の席の間の通路にスペースを見つけてそこを「死守」することにした。試合は既に始まっており、山東が既に2位の北京国安相手に先制ゴールを挙げていた。結局今回の騒動のせいでこの日唯一のゴールシーンを私は見逃したことになる。

試合は結局、この後、山東が審判の笛にも助けられて幾度とチャンスを作るものの決定力に欠け、そのまま試合終了。左サイドのセルビア人、リコフ(中国語では、日科夫という名で登録)はこの日幾度かクロスを上げていたが、家長程のインパクトがなかった。李金羽はポスト役は無難にこなしたがチャンスを決めきれない。フランスとの親善試合でシセを病院送りにした鄭智はチャンスをつくるものの全体的にフィニッシュが粗かった。はよ終わってくれと思いながら見ていた。やっとタイムアップ。1対0で山東魯能の勝利!

かくして残り6節を残して山東魯能が中超でリーグ優勝を決めたのだった。優勝の雰囲気はなかなかのもので、去年のガンバのリーグ優勝を思い出した。この日も山東の外国人監督が胴上げされている様子を見て、西野さんの胴上げを思い出した。是非ともこのような瞬間を日本でも目撃したいな。

しかし、相変わらず腑に落ちないのは、座席指定のチケットを買った客が締め出されたということである。恐らく次の理由が考えられるだろう。それは、

ダブルブッキング

優勝の可能性があると踏んだクラブがタダ券を大量にばら撒いたが、座席の管理ができていなかった、ということに尽きるかもしれない。ただ、もう一つの疑問が残る?

ゲートは試合中ずっと閉鎖されていたのか?

閉鎖されたゲートの様子をずっと見ていたわけではないが、多分ノーだろう。そんなことしていたらハーフタイムには誰もトイレには行かれへんやん。つーことは、試合開始当初は入れなかった人も時間が経てばどこからか入ることはできたんじゃなかろうか?実際ゴール裏でも試合途中から警備担当の公安警察官も通路に腰を下ろして試合を見ていたもんね。

試合が終わり、選手たちの場内ビクトリーランを見届けてから退散。大通りに出てタクシーを捕まえようとするがなかなか捕まらない。そこで客待ちをしている運ちゃんがいそうな近くのホテルまで500メートル程歩いてやっと見つけたが、最初の2台は乗車拒否。3台目でやっとホテルまで行ってくれるという運ちゃんに出くわした。やっぱり10元ぐらいじゃ彼らもあまり商売にならんのだろう。

それにしても、チケットと警備の杜撰さはマジで何とかして欲しい。



録画を見る前に札幌の皆さんに御礼

2006-12-29 23:17:55 | ガンバ大阪
ジョナサン政宗さん、トラックバックありがとうございます。シュナイダーの言葉を引用されておられましたが、勝った方が強いというなら今日は正にウチの方が強いということを実感されたんじゃないでしょうかね。

え、2点目のゴールはオフサイドだって?まあいろんな所で言われているから試合全体を見る前に、この場面だけ真っ先に録画で確認しましたとも。結果ですか?

逆サイドにDFが一枚残っていてガンバのラストパスの瞬間は、そのDFと宮本がほぼ一直線上でした。おしまい。第一ゴールの瞬間札幌の選手たちは執拗に抗議していなかったじゃないですか。アレが疑惑の判定なら誰かがイエロー覚悟で抗議しないとダメでしょう。

しかし札幌の皆さんもよくやりましたよ。残念なのはブログ初めて以来最高の1日アクセス数を記録した煽り合いが次回何時できるのかが判らないことです。近いうちにまたやりたいと思うので、是非とも来年は頑張って昇格して来て下さい。

あ、ウチにリベンジしようと思えば絶対に「弱い方の大阪」なんかに足元すくわれたらダメですよ。だってリーグでのダービーではここ2,3年でヤツらには散々な目に遭わせているんですからね。「勝った方が強い」という論理でいうなら、「弱い方」という冠は正に過去の結果に基づいて言っているわけですからw

「札幌の皆さん、罰ゲーム(ACL)は怖くないかーーー?」「・・・・・」 

2006-12-28 06:37:00 | ガンバ大阪
コンサドーレ札幌を中国語で何と表記するか調べてみたら、札幌孔塞多爾とか札幌岡薩多とかいう表記を見つけました(ごあいさつ)。

準々決勝で横浜を破った時点では、次の相手がまさか札幌になるとは思いもしなかった。準決勝はエコパか、国立か(清水が勝った場合にはその可能性もあった)のどちらかだろうな、と思っていて、場内アナウンスでエコパと聞いた時には、向こうの山が浦和対鹿島であることがわかった。だけど、札幌だったとは・・・それがその時の正直な感想であった。札幌の皆さんには失礼なのは承知であるけども。

けど、準決勝を前に札幌の皆さんに一言申し上げておくことがあるとすれば、もし「万が一」ガンバを破って決勝進出したりはたまた優勝なんてことになったら、あなたたちは今後かなり重大な責任を負わされる破目になる、ということである。ゼロックス杯やACLといった大会に天皇杯覇者として出なければいけないし、そこでその名に恥じない戦いをしなければならない。一時期の勢いだけでここまで駆け上がったチームにその体力があるのかね?

まあ、ACLの出場資格に天皇杯優勝チームと協会が定めた以上は、極端な例を挙げればJ2に限らず、JFLや地域リーグ、はたまた大学のチームがそこで優勝してしまう確率が数字の上ではゼロとは言えないわけであるのだから、天皇杯優勝チームにACL出場資格を与えるというのにはそこに問題があるのだが。

もちろん、決まっている以上優勝すれば札幌にだってACL出場資格というのはある。しかし、ACLは周知のように、近場は中国・韓国から、最長で豪州なんていう過酷な遠征がつきまとう。だから、折角ACLの切符を手にしても、昔の某有名クイズ番組みたいに、飛行機のタラップから降りた途端に、ブーっという音をならされて一度も現地の地を踏むことなく強制送還されることだけはないようにしてもらいたい(つまり、J2のチームに出場資格がない、ということでリーグが剥奪しようと画策する可能性がある、ということ。だからその場合来年の昇格はマスト)。

まあ、一番スッキリするのはやっぱりウチが勝って決勝は某赤チーム(どっちの赤であるかはともかく)と対戦することじゃないでしょうか(笑)。だって、今回のエントリのタイトルに挙げた呼びかけは、ウチのサポだったら「オォーーーー!」っていう雄叫びが返って来ると思うんですが、札幌側のレスポンスはイマイチ良くないと思われますので・・・じゃあ、もう一度聞いてみようか?

「札幌の皆さん、罰ゲーム(ACL)は怖くないかーーーッ?」

「・・・・・」

あ、そーか。先日も仙台から帰る道中だって十分罰ゲームだったとか。これは失礼しました。

山東魯能が進める金満補強

2006-12-25 22:12:17 | 中国サッカー
ACLに来年参加する中国の2冠チーム、山東魯能が中国代表の肇俊哲(遼寧)張耀坤(大連)を引き抜いてACL対策を着々と進めているらしい(中超のオフィシャルにリンクされていた記事に基づく)。

張耀坤(チャン・ヤオクン)かあ・・・この人大連実徳の副将で、主将の季銘義(ジ・ミンイ)と組んだ壁はなかなか突き崩せなかったからなあ。W杯開幕前のフランスと仮想韓国という役回りで対戦させられた際には、この二人がコンビを組んでフランスの両サイドからのクロスをよく跳ね返していたっけ(ちなみにあの試合のネタぶりは一言では言い表せません)。

まあ、夏に北京の西単で親会社の広告を見たけれども、山東の地方企業がこんなところに広告を出せるというのはよっぽど力があり、かつサッカーで十二分にその知名度を得ているからなんだろうとその時思った。中国人の知人に聞いても、あそこは国営企業で金を持っているから代表クラスの選手を引っこ抜くことは訳ないらしい。

となると、来年の中超はもちろんこのチームを中心に廻っていくことだろう。張耀坤を引き抜かれてこれといった補強の目玉がない大連は更に弱体化していくのだろうか?

まあ、リーグはいいとしても問題は韓国の城南一和とあたるACLだ。ホームにおいては中国アウェーというのは対戦相手にとって大体が鬼門だからいいとしても、アウェーにおいては2点差以上付けられて負けては恥ずかしいし、今回の山東で勝てないと本当に中国サッカーはどうしようもないんじゃなかろうか、と思ってしまうのであります。

天皇杯 大阪鋼巴 3-1 横浜水手(本当は7-1?)

2006-12-24 01:33:27 | ガンバ大阪
この試合のターニングポイントを振り返れば、開始2分での失点だっただろうか。坂田に裏に飛び出されたあの場面を除けば、ガンバの守備陣が坂田の飛び出しをケアし、以後裏を取られることはなかった。サイドに展開されて放り込まれるような相手の攻撃ではさしてガンバにとっては脅威ではなかっただろうし、前半積極的に前線からプレスを掛けて来たものの後半はさすがにペースが落ち、高い位置でボールを奪うことができなかった。そして更に嬉しいことに3点目の追加点と共に坂田クンが引っ込んでくれたからますます失点のニオイを感じなくなった。

ただ、ガンバは前後半とも立ち上がりが悪いという癖が出たからこれには気をつけよう。次に当たる札幌は甲府相手に開始早々先制し、その後防戦一方ながら後半貴重な追加点を挙げているそうであるから。

攻撃に関しては今日はサイドから崩すことは期待していなかった(笑)。まあ、リーグ戦と同様に、中央に中沢と那須が残っているような相手には通用しないだろうことは判っていたことだが、その分タテへの飛び出しで点が取れるんじゃないかとは思っていた。実際後半だけでマグノが3回も1対1になるチャンスがあったが2本は不発。そのうち1本は相手GK榎本哲也に防がれたものの、3本とも決めて欲しかった。これはやはり後半早々足を少し痛めた影響だろうか?気になる点は、マグノの足の状態と次節出場停止になる播戸の穴をどう埋めるかだろう。

しかしそれでも私は悲観はしていない。リーグ戦終盤に比べたら今の方が遥かにマシだと言えるからだ。

試合後には移籍が決まっている宮本がゴル裏まで来て、メガホンを使ってサポたちにお別れの挨拶をしてくれた。だけど、こういう時に限って反対側のゴル裏がうるさくて聞こえにくいこと。退団が決まっている選手たちへの惜別のコールはフクアリでもうやったんじゃないの?相変わらず自己陶酔に入っている連中だわな。あ、あちらにはあちらの事情があるってか?確かにそうだろうし、彼らにはそうする権利があるのだが、人の受け取り方は千差万別だということであるから敢えてこう書かせて貰った次第。別にこっちはペットボトルを投げ込んだ訳ではないのだしね。

ACL GL突破はマスト&リーグの日程の組み方はマヌケ

2006-12-23 07:56:17 | ACL/A3
ACLのグループリーグ抽選が昨日行われたが、今年のガンバの死のグループと比べると、随分と浦和も川崎も恵まれた組み合わせに入ったと思う。運が悪ければ日中韓一緒のグループということも考えられたからであるが、組み合わせを見ているとこの3カ国のクラブ6チームが綺麗に3つのグループに振り分けられたということが考えられる。

となれば、Jリーグを代表して行く2チームには、この組み合わせなら突破は(あるエライお方の言葉を借りると)「マスト」であると言っておこう。まあ、私なんかがこんなこと言わなくても、十分可能性がある組み合わせだと思うのだが。だからこそ、ウチもACL出たかったとこですね。

ただ、再考する余地があるとすれば、リーグが抽選前に組んだ来季の日程だろう。疲労が最もピークに達するGWにおいて、リーグ戦を1週間で3試合も組んでしまうのである。そして、両チームとも、それが終わった後に5月9日にACLを迎える破目になるし、なんとその同日にはナビスコの予選も行われることになっている。

こうした日程自体が営業面では大事だとはいえ、選手たちの疲労を蓄積させて行くことには違いないだろう。しかも、来季はACLとナビスコの試合が重なる日が6回中4回もある。これでは、メディアのACLに対する取り扱いがますます減ってしまう(特にフジのすぽるとなんかではね)。ACLと同日において国内の公式戦を組んでしまうことは中国や韓国ではありえないし、これでは、Jリーグの全サポの注目をACLに向けることはできないだろう。

ACLについてはよく、観客が少ない、テレビの生中継がCS・BSを含めてされない、メディアの取り扱いが少ない、はたまたクラブの取り組む姿勢がなっていない(と鬼武チェアマンは仰っておられました)と言われていた。だけど、それを言うならばメディアや観客が注目する度合いを低めているのは、他ならぬリーグにあるんじゃないですか、鬼武サン。2枠でリーグ2位のチームを出場させろと去年からずっと言って来られたわりには、ナビスコをACLとかち合うようにして日程を組むことはないだろうに。

ナビスコの予選組み合わせ決まる

2006-12-20 07:18:02 | サッカー全般
ガンバは、広島・神戸・千葉と同じグループに入った。組み合わせとしては悪くはないと思う。千葉へ1度アウェーに行く以外は近場の相手とできる。これで神戸とはリーグ戦を含めて年に4回対戦することになった。遠藤兄弟対決という前に、私は昨年のリーグ戦でウィングにてカンジョ相手に股抜きを見せたヤットを思い出すのですが。

ただ、準々決勝がまたもやアジアカップの期間中に行うという不可解な組み合わせになっているのが頂けない。6月以降に代表の日程が入っているからというのが判るのだが、代表組不在で行う大会というのが、大会の権威を下げているように思える。だから、今年決勝まで上がって来た鹿島や千葉のようにリーグ戦グダグダでもナビスコ1本に絞って上がって来たチーム同士の対戦、ということになってしまった。また、千葉は千葉でその4日後の天皇杯でJ2札幌相手に敗れてしまっている。

私はこのカップ戦の覇者こそが(決まる時期からして)ACLの出場権を得るのに相応しいと以前から主張してきた。ただ、今のナビスコのあり方からするとこれをあまり強く言えなくなって来ている。この大会の独自カラーを如何に打ち出して行くかが今後忘れ去られることなく存続していくカギだとは思う。今のままだとJ1のリーグ戦の焼き直しでしかないのだから。

今回ガンバが入ったグループのように近接チーム同士の対戦を増やすような組み合わせというのも良いと思うし、出来ることならなら近接地域のJ2チームとの交流戦というアイデアも考えていいのではないかと思う。J2チームにとってリーグ戦の試合数が減ってもナビスコでJ1と対戦できるとすれば収入面でのマイナスは防げるとは思うのだが・・・

宮本、向こうへ行ってもガンバレよ

2006-12-17 23:31:41 | ガンバ大阪
今朝、社員旅行で滞在していた沖縄の日刊スポーツにて、宮本のザルツブルグへの移籍が決定的であることを知った。そして、今日夕方に大阪までの帰りの飛行機で手にした関西版日刊の1面を見て、改めてこのニュースの大きさ、1面に取り扱われるようになった今のガンバの地位を再認識させられた。

宮本は、一方で「ツネ様」と呼ばれて来たような、代表厨メディアでの誇大な取り扱いと、他方で「1対1に弱い」だとか「所属クラブでも試合に出ていない」とかいったような酷評に取り巻かれていた。言い換えれば、過大評価と過小評価しか彼の周りにはなかったし、ここ数年間で等身大の彼を客観的に評して来たメディアは殆ど無かったのではないだろうか。

だが、ガンバサポだけは知っているだろう。彼が万博で見せていたように本当は高いラインをコントロールできるDFであること(代表でそれが出来ないのは、前線の問題もある)、局面を変えられるロングフィードを出せる正確なキックと優れた視野を持った選手であることを。そして、自分より背の高いFWに対するマークは人が思っている以上に強い、ということを。

こういった点に、もう一つの大阪のチームのサポはついぞ気づくことはなく降格してしまった。彼らは普段からガンバの試合を見ることがないから、と言ってしまえばそれまでだが、ダービーにおけるオウンゴールの時点で彼らの宮本に対する見方が止まってしまってはいないか?少なくとも、ダービー前後における弱い方系ブログを徘徊していると彼らの宮本観は進歩していないな、と私は独りでニヤリとするのである。

ともあれ、今回は長年彼が希望していた海外移籍が実現する可能性が出てきたのだから、もし実現すれば是非とも頑張って来て欲しいと思う。

昨日のバルサ

2006-12-15 06:23:21 | サッカー全般
えー、とある場所で食事しながらチラチラと見ていました、バルサの試合を。で、観戦記はツレさんのブログを御参照して下さいw え、もう少しマジメにやれって?感想も何もバルサがただただ強すぎた、ということでしかないですよ。

別にクラブ・アメリカが悪かったというわけではないんだけども、全北戦ではあまり掛からなかったオフサイドに引っかかったりする辺りはバルサのラインコントロールが一枚上手だったということか。でも、プジョルとかよりはカンナバーロの方がラインの上げ下げが巧いという印象が普段はあるのだけども。ロナウジーニョの3点目にしても、あれはアメリカのDFが普通にシュートコースに入ってブロックしていたんだけども、画面から見ると一呼吸おいてから打ったように見えた。そのままダイレクトで打っていれば間違いなくDFの身体に当たっていたようなシュートなんだけども。

そうなると、決勝戦でインテルナシオナウ相手にどんなスペクタクルを見せてくれるのかが楽しみになって来た。今のチームにはエトーもメッシもサビオラもいないのだから、彼らが戻ってくると本当に末恐ろしい。絶好調のバルサなら、CLでも相手が出来るのはチェルシーぐらいじゃないかと思ってしまう。レアルだってここ数年来で比較的マシかもしれないが、カンプノウでクラシコをやればまず勝ち目はないんじゃないだろうか?と思ってしまう。