この試合におけるウチの出来については、双方のブロガーさんがすでに指摘しておられるんで、あんまり繰り返すことはないw まあ、個人的には守備はOKで課題は攻撃という評価は別段間違いではないが多少の違和感は残る。というのも攻守が表裏一体になっているサッカーというゲームにおいては攻撃に繋がらない守備というのを果たしてどこまで評価出来るかなんだけども…まあ、試合後ゴル裏からはブーイングは無かったけども、その姿勢が今後も続くかは解らない。けども、ブーイングというのが、お前らの力はこんなもんちゃうやろ、もっと出来るやろ!という叱咤激励を含んだりする側面があるなら、今はそこまですら思われていないということでもあるのかな・・・
試合序盤はあまり前から行かずにリトリートしていたのは、浦和がワイドに構えたビルドアップでこちらを食いつかせて、更にはこちらの陣形を広げることを狙っていたのが分かっていたからで、その撒き餌に食いつくなということだったんでしょう。そうなると、カウンターを運用出来ない今のガンバって、得点パターンってセットプレーなんかでの少ないチャンスに限られて来るわけだが、大輝がオフサイド取られた場面に象徴されるように昨年セットプレーで失点を重ねた浦和がキッチリ弱点を修正していたんでそれも叶わず。逆にこっちのセットプレーのクリアミスのところをやられたのが、この試合の明暗を分けた(昨年の東京戦ではオフサイドに置く守備が全く出来ていなかったのに比べるとミシャはやはり修正を施していた)。
ただ、何れにしても健太監督が今のやり方を続けるにしても、変えるにしても、見る側には相応の覚悟が必要かもしれない。
今のやり方を続けるには、健太監督は二つの戦いを強いられる。一つはフロントとの戦い。今のガンバは、自宅でパーティー開く為に大きな家を建てて、そのローンの支払いに追われる立場にあるわけだから(我々もこの話に踊らされたからフロントだけを批判すべきではない)、補強資金限られてるのは解る。それでもその中でフロントを責めるとしたら、その予算の中で後ろの選手層を厚くしすぎて前線が少ないという編成上の問題だろう。しかも、エブソンって推定年俸4千万って…外国人獲得ルートの構築を狙っていた割にはずいぶん高くついたな・・・
何れにしても宇佐美が居るいないに関わらず本職のFWが居ないという事態において健太監督としては、移籍市場が閉まるまでになんとかしてよって思ってることだろう。恐らく水面下では開幕してから出番がなくてくすぶっている選手の代理人からは、クラブだけでなく、中にはクラブ強化部を飛び越えて直接監督本人の元に代理人が話を持ってきているんだろうけども(WOWOWで岡ちゃんのドキュメンタリー番組中でのインタビューの最中にもその手の売り込みの電話があったが、岡ちゃんは金がないと断った)。
ただ、健太監督の所にもその手の話は来ているんだろうとは思うが、条件が合うかどうかが問題であるのと、もう一つは監督に編成権が持たされていないことだろう。
西野朗・現名古屋グランパス監督の著書を読むと、西野政権下では、監督が編成に一定の権限を持っていたことが伺えるわけで、一度戦力外になった實好にしても西野氏が声を掛けてくれたお陰でガンバと再契約を結べた。これに対して、健太監督の場合、彼の考えがコメント通りならば、藤ヶ谷退団は全く知らなかったか、或いは知らされていても、編成には関われなかったことを意味している。
恐らく健太的には、補強資金が限られてるんならば、後ろよりも前の補強に金を掛けて欲しかった、というのが本音かもしれない。彼に言わせれば、守備は自分が落とし込めばある程度何とか出来るわけで問題は攻撃なわけですね。これは丁度モウリーニョやカペッロなどと同じで守備は仕込めるけど攻撃のアイデアが乏しいと言われる監督なんかは、決まって独力で突破出来るアタッカーの獲得を求めるのによく似ている。ま、これはあくまでも健太側に立った見解でしかないですけどもね。というのも 今のガンバというのは、サポだけでなく多くの識者や批評家、記者らが、こうした方がいいんじゃないか、と提言した通りの形を具現化したものではある(もっとも、梶居さんにしてみれば、前のめり気味のスタイルでいく分後ろで止められるGKとCBを獲得したんだということになるかもしれないが、それだと両者の溝はものすごく深い)
もう一つは、スタンドとの勝負だろう。すでに色々な所からチラホラ声は出ているんだけども、結果の良し悪しびも関わらず、今のスタイルは「ガンバ」ではない、という話。ただ、今の編成と実力において、元の形に戻すというのならば、結果についてはそれなりの覚悟が求められる。仮に下のカテゴリーに更に落ちたとしても、自分は「ガンバ」が見たいんだ、という人は一部には居るとは思う。つまり、強い弱いに関わらず、見ていて全くオモンない、という審判を大阪人に下されるとこの先どこまで政権維持出来るかは怪しくなるわけなんだけども。この点は06年のセレッソに何処か似ている。あの時も小林氏が必死で守備を整備していたのをオモンないと斬っていたセレサポを私は少なからず知っている。
まあ、こんな話が出てくること自体首都圏クラブでは考えられないかもしれないが、大阪だとこういう話しも出てくるんですな…
自分としては今の路線については、これまでの経緯と限られたコマの中で健太監督がやりくりして、かつ課題が見えている以上は、一応見守りましょうといったスタンスかな。今の状況でやれるこちは限られてるけども、その中で以下に自分なりに今のガンバをどれだけ楽しめるかが大事だと思っているわけです。その意味では、今はあんまり目先の勝敗だけで感情の起伏を激しくするのは精神上宜しくないとは思ってますけどもね。
試合序盤はあまり前から行かずにリトリートしていたのは、浦和がワイドに構えたビルドアップでこちらを食いつかせて、更にはこちらの陣形を広げることを狙っていたのが分かっていたからで、その撒き餌に食いつくなということだったんでしょう。そうなると、カウンターを運用出来ない今のガンバって、得点パターンってセットプレーなんかでの少ないチャンスに限られて来るわけだが、大輝がオフサイド取られた場面に象徴されるように昨年セットプレーで失点を重ねた浦和がキッチリ弱点を修正していたんでそれも叶わず。逆にこっちのセットプレーのクリアミスのところをやられたのが、この試合の明暗を分けた(昨年の東京戦ではオフサイドに置く守備が全く出来ていなかったのに比べるとミシャはやはり修正を施していた)。
ただ、何れにしても健太監督が今のやり方を続けるにしても、変えるにしても、見る側には相応の覚悟が必要かもしれない。
今のやり方を続けるには、健太監督は二つの戦いを強いられる。一つはフロントとの戦い。今のガンバは、自宅でパーティー開く為に大きな家を建てて、そのローンの支払いに追われる立場にあるわけだから(我々もこの話に踊らされたからフロントだけを批判すべきではない)、補強資金限られてるのは解る。それでもその中でフロントを責めるとしたら、その予算の中で後ろの選手層を厚くしすぎて前線が少ないという編成上の問題だろう。しかも、エブソンって推定年俸4千万って…外国人獲得ルートの構築を狙っていた割にはずいぶん高くついたな・・・
何れにしても宇佐美が居るいないに関わらず本職のFWが居ないという事態において健太監督としては、移籍市場が閉まるまでになんとかしてよって思ってることだろう。恐らく水面下では開幕してから出番がなくてくすぶっている選手の代理人からは、クラブだけでなく、中にはクラブ強化部を飛び越えて直接監督本人の元に代理人が話を持ってきているんだろうけども(WOWOWで岡ちゃんのドキュメンタリー番組中でのインタビューの最中にもその手の売り込みの電話があったが、岡ちゃんは金がないと断った)。
ただ、健太監督の所にもその手の話は来ているんだろうとは思うが、条件が合うかどうかが問題であるのと、もう一つは監督に編成権が持たされていないことだろう。
西野朗・現名古屋グランパス監督の著書を読むと、西野政権下では、監督が編成に一定の権限を持っていたことが伺えるわけで、一度戦力外になった實好にしても西野氏が声を掛けてくれたお陰でガンバと再契約を結べた。これに対して、健太監督の場合、彼の考えがコメント通りならば、藤ヶ谷退団は全く知らなかったか、或いは知らされていても、編成には関われなかったことを意味している。
恐らく健太的には、補強資金が限られてるんならば、後ろよりも前の補強に金を掛けて欲しかった、というのが本音かもしれない。彼に言わせれば、守備は自分が落とし込めばある程度何とか出来るわけで問題は攻撃なわけですね。これは丁度モウリーニョやカペッロなどと同じで守備は仕込めるけど攻撃のアイデアが乏しいと言われる監督なんかは、決まって独力で突破出来るアタッカーの獲得を求めるのによく似ている。ま、これはあくまでも健太側に立った見解でしかないですけどもね。というのも 今のガンバというのは、サポだけでなく多くの識者や批評家、記者らが、こうした方がいいんじゃないか、と提言した通りの形を具現化したものではある(もっとも、梶居さんにしてみれば、前のめり気味のスタイルでいく分後ろで止められるGKとCBを獲得したんだということになるかもしれないが、それだと両者の溝はものすごく深い)
もう一つは、スタンドとの勝負だろう。すでに色々な所からチラホラ声は出ているんだけども、結果の良し悪しびも関わらず、今のスタイルは「ガンバ」ではない、という話。ただ、今の編成と実力において、元の形に戻すというのならば、結果についてはそれなりの覚悟が求められる。仮に下のカテゴリーに更に落ちたとしても、自分は「ガンバ」が見たいんだ、という人は一部には居るとは思う。つまり、強い弱いに関わらず、見ていて全くオモンない、という審判を大阪人に下されるとこの先どこまで政権維持出来るかは怪しくなるわけなんだけども。この点は06年のセレッソに何処か似ている。あの時も小林氏が必死で守備を整備していたのをオモンないと斬っていたセレサポを私は少なからず知っている。
まあ、こんな話が出てくること自体首都圏クラブでは考えられないかもしれないが、大阪だとこういう話しも出てくるんですな…
自分としては今の路線については、これまでの経緯と限られたコマの中で健太監督がやりくりして、かつ課題が見えている以上は、一応見守りましょうといったスタンスかな。今の状況でやれるこちは限られてるけども、その中で以下に自分なりに今のガンバをどれだけ楽しめるかが大事だと思っているわけです。その意味では、今はあんまり目先の勝敗だけで感情の起伏を激しくするのは精神上宜しくないとは思ってますけどもね。
どっかの記事でボランチとバックが欲しいとオーダーして出てきたのが、両方できるエブソンとジョンヤだと書いてました。
補強ポイントへの要請があったけどもエブソンって何を見て獲得を決定したかは気になりますね。CBとしてもTMではものすごく危なっかしかったらしいですが。ゾーンでぼ受け渡しが出来なくてもせめてマンマークでも出来れば、というところですがそれすら怪しいなら西野君の方がマシとなるんでしょうね...