大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

実はガンバこそオール日本人でやる方がいいと思う件(足りないのは、半分日本人のあの人だったんだがw)

2011-06-30 00:02:51 | ガンバ大阪
アドが抜けてからどうなるかと思ったけども、まさかの3連勝。アドが抜けたということで逆にサッカーになっているというのが皮肉なもんだけども、この点については、ショーキってよくやっているなと思う。というのも、彼の前線での動き出しが周りが得点するのを助けてるからで、マリノス戦での2点目の智のヘッドなんかは、相手DFとGKの前に飛び込んでブロックしていた。柏戦でのストマロよろしくピック&ロールもそうだし、広島戦でのヤットの2点目の場面にしても、左サイドに開いてディフェンス1枚を引き連れて、ヤットがミドルを打てるだけのスペースを創りだしていた。これがもしアドだったら真ん中に張っていて、裏を狙うとか自分に出せとかいう風に待っていたところだったかもしれない。その意味で、ショーキについては、得点だけでなくて、味方に点を取らせる為のフリーランニングの質をもう少し見てあげた方がいいんじゃないかという気がする。

だからまあ、特に誰かを入れて欲しいとかいう気持ちが今のところないんですね。それどころか、ガンバはオール日本人選手でやる方が長期的に見たら個々の選手が有機的に動けて、チームとして纏まるんじゃないかと思ったりもする。ガンバが近年一番成功を収めた2008年の後半なんかは、最終的には半分日本人?とカントクに言わしめたルーカスを除けば(ロニーは途中から使われなくなった)、ほぼ全員日本人だったわけだし。強いて外国人を使うとしたら、日本人だけでやるには足りない部分を補ってくれる存在かな、という気はする。その意味では、グノって必ずしもガンバに全ての面であっているわけではないけども、空中戦においては助けてはくれるんよね。まあ、それは彼が相手のサイドバックと競り合うからなんだけども・・・でも彼はやはりサイドハーフよりはトップで使えば持ち味は発揮出来るだろうね。

まあ、強いて気になると言えば、宇佐美が抜けた後の中盤の2列目かな・・・ハッシーが戻ってくるまでもう少し時間がかかるわけだけども、2列目に人材が比較的少ないのが気になるところではある。愛媛修行時代に2列目でプレーしていた横谷がどのくらい出来るかだろうけどもね。ブラジル人を見つけるとしたら、FWよりはむしろ中盤のアタッカーの方が日本国内で探しやすいとは思うんだけどもね。と、書くとやはりルーカスが一番適任だったけども、東京に復帰決まったら仕方がない。残念なのは、東京の情報番組ではまず、懺悔の部屋とかいうアホ企画は通らないということだけどもw

ただ、長期的に見ると、今選手を補充してしまうと、このオフにレンタルに出しているチンがますます帰りたくなくなってしまうかもしれないなw

武者修行に出した選手で、家長や倉田が結局帰って来なかった理由として考えられるのが、帰ってきても居場所がないというところだろう(そこを上手くセレッソに突かれてしまったわけだけども)。勿論どこのクラブでもポジションが用意されているわけでもなく、基本的には競争であるんだけども、ガンバだと同じ監督でやっているせいか、選手起用のパターンが決まってしまうわけですね。

だから、チンは横浜FCでまだやり残したことがあるので、とガンバからの復帰要請を断って、今年もYFCでやることに決めたと、FM千里の番組で竹島さんがチンのコメントを紹介していたが、内心はどうなんだろうね・・・この辺の経緯って、大阪では分かりにくいから、FCサポであるfutre氏の方が内情はよくご存知かもしれないけども・・・ガンバサポとしてはチンには戻ってきて欲しいという気持ちはあるけども、家長や倉田の例からすれば、このまま残り続けるか、或いはどこか他のJ1クラブが彼を獲得したいと名乗りでたらそっちへ行ってしまいそうな気がしてならないんだけども。

続・宇佐美の海外移籍について語ろう 

2011-06-28 00:07:51 | ガンバ大阪
バイエルン移籍の宇佐美「自分が一番びっくり」(読売新聞) - goo ニュース

(引用開始)
2011年6月27日(月)18:09

(読売新聞)
 ドイツ1部リーグ、バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍が決まった日本代表FWの宇佐美貴史(19)(G大阪)が27日、大阪府吹田市内で記者会見し、「バイエルンというビッグクラブに行けるチャンスが来たことに、正直、自分が一番びっくりしている。世界トップクラスの選手にもまれ、自分自身を磨きたい」と活躍を誓った。

 G大阪によると、移籍期間は7月15日から2012年6月末までの約1年間で、完全移籍のオプション付き。バイエルンから別のクラブに期限付き移籍するにはG大阪の同意が必要で、山本浩靖強化本部長は「現時点で他クラブへの期限付き移籍はない」と話した。G大阪での最終戦は、7月13日の神戸戦(万博)となる。
(引用終わり)

気になるのは、他のバイエルンから他のクラブへの又貸しの条件が、ガンバがOKすれば認めるというところだろうなあ。最初は野心に燃えてビッグクラブへ移籍したはいいけども、出場機会に恵まれずに他のクラブで出たいって、そのうち本人が言い出しそうなのが目に見えとるけどもね・・・まあ、そうなったら甘ちゃんの山本は認めてしまうんだろうなあ。だって他のクラブへの期限付き移籍がないというのは「現時点」での話なんだし。

海外で厳しい環境に身を置くんならばそれ相応の覚悟をして行けとは前にも書いたんだが、バイエルンって又貸ししておいて契約切れるのを待ってたりしないだろうね?まあ、そうなりそうならガンバが毅然とした対応をすればいいだけなんだけども、稲本の例もあるからねえ・・・

海外で成長したいのならば、あくまでも試合に出ながらという形の方がいいと思っていたし、バイエルンというのは、本人の気持ちといかいうのをうまく利用して双方のクラブ(特にガンバは、バイエルンに移籍する選手をユースから輩出したという実績作り)の思惑が作用している気がしてならないのだが。

勿論個人的には宇佐美には頑張って欲しいとは思うけども、なんかこう、大人の思惑に振り回されてるかなというのが気になるわけです。1年目試合に出られることが出来れば、かつてビーレフェルトに行った尾崎加寿夫とか、最近の日本人選手らの働きぶりと同じく、宇佐美もそこそこやれる可能性はあるけども、それは研究されてないからでもあるわけ。2年目のジンクスというのをどう打ち破れるかですね。まあ、これは宇佐美に限ったことではないんだけども。

J聯賽第18輪 大阪鋼巴 5-3 廣島三箭 

2011-06-27 00:03:17 | ガンバ大阪
スタジアムに出発する前に自宅でFM千里における、竹島麻里子さんのガンバ情報の番組を聞いていたら、菅沼が周りが進めるサイドバックをやらずにセンターバックにこだわっていて、周りもそのこだわりを大切にしているという話を竹島さんがしていたんだけども、ちょっと勘違いも甚だしいかな、という気はしたけども。CBとして勝負したいという気持ちは判るけども、プロサッカー選手をやめて路頭に迷いたくなければ、自分がまず試合に出る為にサイドバックもやるという姿勢が大事なようには思うんだけどもね。野球で言えば中日と阪神で長年捕手だった矢野輝弘が、レギュラーに定着する前には、1試合でも多く出られるように外野の練習もしていたらしいから、彼もまず試合出る、というかベンチにまず入ることを考えないと行けないし、それでもCBにこだわるんなら、別のチームに居場所を求めるしかないだろう。今日の加地さんの怪我を見ると、こういうことも有りうるから菅沼も、何もアップダウンは求めないまでも守備専でもいいからライトバックとしてやれるようにしておいた方がいいとは思うんだけどもね。そういえばこの間のTMでは彼右サイドバックをやっていたんだっけ?

まあ、あの長友だって大学時代サイドバックは最初は全然やりたくなかったらしく、本人の自伝を読むと監督には例えトップチームから外れてもいいからサイドバックはやりたくないと話したけども、結局その後サイドバックをやらされたらしいから、菅沼の場合には半ば強制的にでも命じた方がいいんじゃないか?

でもまあ、この試合でカントクが加地さんの交代選手としてスンヨンを入れたというのは、彼にしてみれば守備だけならサイドバックなんて誰でも出来る(わけではないが)。問題は攻撃でトイメンをどれだけ押し込めるかだという風に考えているからだろうな。でも、スンヨン入ってから早々と加地さんの絞りがなくなったせいか早めに失点しているし。後半のプジョ道にして守備の対応は良かったと思うけども、カントクにしてみればそれはあくまでも応急措置に過ぎないのだろう。となると、次節は加地さんの状態次第でガクブルということも有りうるな・・・

だからまあ、スンヨンをあそこで入れるというのならば少々のことに目を瞑ってでもサイドバックとしてコイツを育てるというのならばもっと我慢して使うべきだと思うけども、どうもそうでなさそうならば、前目で使うしかないだろう。けど、確かにフィニッシュには絡めていたけども、前線の選手としての守備位置やグノがやっていた空中戦の競り合いというのは望めないだろうね。

試合としては、広島相手だとプレスを前からかけられず相手にはかなりボールを持たれてサイドチェンジも飛ばされていたけども、縦に抜ける怖さというのが逆に減ってしまう分だけ助かったかな。けど、これは寿人対策で、ラインを下げて守っていがたことが原因でもあるわけだけども。ガンバとしては開始早々セットプレーで先制すると、ショーキやグノまでもが下がって、相手のボランチのところをケアする形で守っていた為決定的な仕事はさせていなかった。そういう流れの中でカウンターからヤットのゴラッソ。なんかこのまま海外へ行ってしまいそうなくらいの最近の活躍ぶりだけども、カタールはまあないだろうね。

ところで、アドのツイートでリバプールへ行く選手がいるなんていうのはまさかヤットのことではないよね?w 多分あれはアドが宇佐美のことを勘違いしているんだろうと、脚中毒さんのブログにもコメントしたんだけども。だって、リバプールの移籍市場の流れでは、ホーム・グロウンルールに対応して英国内の若い才能を青田買いして、自軍で活躍した、トーレスやマスチェラーノといった非英国人選手を売っているわけです。まあ、ホーム・グロウンルールに引っかからない外国人選手というと・・・年齢的に宇佐美は引っかからないのかw だからこそ、結局のところヤットという話はないだろうな、と思っているんですがね。その流れで行くと、ジェラードはアンタッチャブルだとしても、ルーカスやレイナはいつまでリバプールに居るんだろうなと思うんだけどもね。

試合の話からはかなり脱線したけども、5点取れたのは、広島の方が、3人一気に交代という珍しい荒療治をミシャがやって来たせいで、その分攻守のバランスがより攻撃に傾いたこともあったかもしれないな(逆にこの人が交代に関して消極的に思えたことがあるのは、交代でバランスを崩すことを避けていたからであって、今回はリスクを承知でやった交代なんだろう)。まあ、これはビッグアーチでウチがやられた試合に似ているんだけども、その分3点取った攻撃力は大したものです。

最後に審判について。一体村上って何なん?試合に勝ったけども、この人に言いたいことはある、というくらいこの人はどうしようもないね。まあ、広島側から見て彼のレフェリングがどう映ったかは判らないけども、こっち側からはそう思ったね。

本日の広島戦

2011-06-26 09:10:43 | ガンバ大阪
私がブログを更新するのを首を長くして待っておられる人も居らっしゃるようなのでw 昨晩は中国愛好家の皆さん(得意分野が音楽からサッカーと多岐に分かれている)らと一緒に鴫野の内モンゴル料理屋で開かれた食事会に参加し、終わったらカラオケ行っていたので、今の時間帯に起きてブログを更新致しております。まあ、まさかその席上でカナックスの話題が出るとは思わんかったけど、それだけ皆さん弊ブログを読んでくれてはるんやなあ・・・改めて感謝申し上げます。

さて、今日の広島戦について。前節の柏というのは、あちらのシステムに多少マイナーチェンジがありながらも中盤の選手が真ん中に位置する陣形故に、ガンバが対戦する上では、システムの噛みあわせにおいては相性が悪くないと書いた。前節の試合を相撲に例えればこのガップリ四つに組合った状態から、一気に力で寄り切ってしまったという一番だったとも言えるわけですが。もっとも、柏がガンバという過去の名前でリスペクトしてくれたのでビハインドを背負うまで彼らがあまり前に出てこなかったというのもあるけど。昨日の甲府戦では前からキッチリプレスをかけていたし、田中順也のゴールはなんですかアレは?セレッソが喉から手が出る程欲しいゴールじゃないですかw

となると、今日の対戦となる舞の海、じゃなかった広島は、4-4-2と対戦するチームに大してはマッチアップ上で局面でのフリーな選手を作り出す戦術故にちょっと勝手が違ってくるわけではありますけどもね。下平にとっては天敵とも言えるミキッチが出場停止というのはあるにしても、下平が守るサイドにシャドーが流れてウイングバックが余る形でクロスやシュートを狙って来るようになるとかなり厄介ではある。そうなると宇佐美の上下動ってかなり鍵を握るし、武井のカバーリングだって必要不可欠なんだけども。柏戦と違って明神不在というのは痛いかな・・・あと、寿人とガンバ最終ラインとの駆け引きというのが中盤で使えるスペースを決定するけども、お互い中盤で持てるスペースがあれば、簡単にはボールを奪ったり奪われたりというのが少ないかもしれないけども・・・

まあ、なんにしろ、スカパーでの中継なんでピッチサイドシートが最大の難敵である可能性はありますけどもね、ってなんやソレw

中国敗退となった対オマーン第2戦を見て

2011-06-25 10:58:35 | 中国サッカー
http://v.youku.com/v_show/id_XMjc4ODc3MDQ4.html

後半終了間際のゴールをオフサイドで取り消されたのは不運だったけど、あれは審判を責めることは出来ないな、というのが筆者の感想。リプレイの場面で、当初解説者が、前の選手が触っていたように見えたせいか、これはオフサイドですね、とコメントした為に、アナウンサーが釣られて、もし前の選手が触っていなければゴールと認められていたのに、とフォローしたんだけども、2度目のリプレイで、やはり触っていませんでした、と確認した為に判定はおかしいじゃないかとキレてしまっていて、98年W杯3位のブラジェヴィッチ監督も延長に入る前に猛抗議していたわけなんですがね。

ただ、個人的には前に居た選手が足を出していた為、触っていなかったとしても手前の副審には触っているように見えたんだろうと思うから微妙な判定だったと思う。確かにサッカーでビデオ判定が導入されれば、判定の結果ゴールと認められていたかもしれないけども・・・
でも、中東の笛という程でもなかったし、中東の笛と言う表現は日本がPKを取られた判定にこそふさわしいものだろう。それよりも、動画の冒頭の場面にもあった決定機、1stレグでもあった再三の決定機を決めれないんだから全体的に見れば力不足どころか、こんなところに出てきては行けないレベルだろうけどもねえ・・・

J聯賽第17輪 大阪鋼巴 4-2 柏太陽神

2011-06-23 06:34:54 | ガンバ大阪
今季一番安心して見られた試合、というところかな。柏に先制された場面は田中のシュートを褒めるしかない。2失点目は茨田に気をとられてレアンドロ・ドミンゲスをフリーにしてしまったけども、ディフェンスに当たってコースが変わったので藤ヶ谷には気の毒な失点。それ以外は柏には決定機を与えずに、4点決めた。そのうち3点もゴラッソを見ることが出来たんだから(ヤットの同点ゴールなんてストマロのピック&ロールルを思わせるもので、ショーキが「スクリーン」かけた形になっていたんで相手の増嶋が何も出来なかった)、現地組は勝ち組です。アズーリなんかでなくて行きたかったけどなあ。でも来年は絶対日立台行きたいわ。やはり、柏が相手だと、4-2-2-2のシステム上、ガンバにしてみれば噛みあわせはは悪くない為に個の能力の差というので上回りやすいということだろうか?

ただ、柏の方を見ると、ネルシーニョが珍しくというか、ネルシーニョだからこそ策士策に溺れたとも言えなくもないんですがね。ガンバ相手に押し込まれるということを警戒してか、前半はリトリートして、少ない人数でロングボールによるカウンターで活路を見出したのは、彼の頭の中にあるガンバの強さとか、過去なかなかガンバに勝てなかったことを意識してのものだったとは思うけども、ガンバもカウンターをケアしてか、こちらもラインを押し上げない為に中盤にスペースが出来た。けれども柏はヤットに対してボールを入れるところはケアはしていたんだろうけども、ヤットには今までの対戦相手程のプレスが掛からず、またガンバの方もフタや宇佐美が下がってゲームメイクに参加し、そこでヤットが上がり、両サイドバックも攻撃参加するという形で相手の研究にも対応はして来た為に、柏が真ん中で捕まえきれずに前半は終始ガンバペース。柏の試合をずっと見ているわけではないんで、何ともいえないけども、むしろリードを許してから前に出てきた時の柏が本来の柏だったような気がするんだけどもね。去年の天皇杯でやられた茨田には2点目のお膳立てをされたし、レドミが後半2列目の位置に下がったことで脅威にはなったあたりは流石ではあるけども。

相手のことを意識し過ぎると、自分たちの持ち味が、というのはなかなか難しいところかもしれない。その意味はガンバって過去の残像という遺産を持っているということだろう。

もっとも、ガンバなんて今まで相手のことよりは自分たちのことを考えすぎていたんだけどもw、昨日の試合では守備時にはFWまでも含めて全員自陣に戻るなどして、中盤のコンパクトさを保とうとしたり、ウッチーや横谷を投入してバイタルをケアしたりと、やっと相手のことも考えるようになったかと思うんだが、これをもっとはよやらんかい、と言いたくなりますねw 

まあ、アドが居なくなったことによって、その分得点力が落ちるということを想定したカントクが守備にも重点を置くようになったとも言えるわけなんだけども、皮肉なことにそれが良い守備から良い攻撃というのを生み出しているように思える。だからこそこれをもっとはよやらんかい、と言いたくなるんですわw まあ、アドが居ると彼自身前へ前へという意識が強くて中盤が間延びしがちやったんやけども。あと、やっぱりグノは前で使いたい選手でしたね。裏に抜ける持ち味を思い出し、柏のワグネルが上がった裏のサイドのスペースに流れて起点を作るプレーもやっていたし。後半あんなゴラッソをニアに叩き込めるなんていうのはやはりストライカーなんだけども、欲を言えば前半のFKのサインプレーでゴル前フリーになった場面も決めて欲しかった。あ、これってMessageのこーさんが予言してはったように、2得点ということで良かったんでしょうかw 

浦和がやろうとした実験は終了するか?

2011-06-21 08:08:42 | サッカー全般
アジアカップを総括したサッカー批評の第50号にて、浦和の橋本社長と柱谷GMのインタビューが掲載されているけども、社長さんへのは後で広報から訂正要求が来たらしいけども、柱谷サンの部分については訂正はしていないということかなw 筆者は大阪に住んでいて、活字には出てこない、地元で語られている裏情報を精通しているわけではないから、あくまでもインタビューの記事からの推測しか出来ないんでそれを前提に話を進めて行きますけども。

インタビューの中で今季の新監督決定に至る経緯の中で10数人いた候補の中からペトロに最終決定したのは自分ではない、と柱谷サンが語っていたところから伺えるのは、ペトロに決定したのはGMではなく、クラブの上層部だったんじゃないかという風に邪推してしまうんですよね・・・まあ、一応柱谷さんも何かしら助言したかもしれないんだけども。というのも柱谷氏が連れてきた、原やマゾーラとかいう選手たちというのが、あまりペトロが目指す4-3-3タイプのFWではなかったところから、GMが描いていた青写真との間にズレがあったように思えていた。多分、1トップを張るには厳しいエジミウソンをサポート出来るような2トップの相方という視点で連れてきたんじゃないかという気はしたんですけどもね。本来はエジミウソンの相方には田中達也が適任(というか彼ら二人が組んでいる時が一番よかったりする)なんだけども、彼がフルシーズン稼動するのが厳しいのでバックアップに連れてきたというところかだったか。

その意味では、ペトロを監督に決定したのは柱谷氏ではなくて、もっと上の人たちという気がしていたんだけども、それ故に現場と編成との間の意識の乖離という、大阪のどこかのチームでもよくありがちなパターンが出来上がっているように思えたんだけども。ただ、大阪のどこかのチームみたいに、例え弱化部が少々オモロイことやらかしおったということでも、辛うじてなんとか持ちこたえている現場力というのが、浦和にはないというのが違いなのか(まあ、あんまり浦和のことを言ってられないんだけども)。

シーズン当初から、ペトロがやろうとするオランダ式のドリブルサッカーが厳しいと感じていたのは、一つにはJではサイドにて数的優位が保たれて1対1の仕掛けが難しいことと(逆に宮市や安田が数的優位の呪縛から解けてオランダでやれている。ミチは元々1対1で仕掛ける前提があるACLでも強かった)、実現する為に必要な、中長距離のパスの強度と正確性が上がっていないこと(この点は清水のゴトピ監督の方がまだ上手くやっているが)。ただ、そんなペトロでも一つだけ功績を挙げるならば、チームの低迷を引き換えにして原口を復活させたということで、原口がドリブラー枠で関塚ジャパンに呼ばれて、宇佐美を未だにガンバで見られることが出来るんだから、ガンバサポはペトロに感謝しないといけないかw でも、マリノス戦での左45度からのポスト直撃弾を目の当たりにすると、クウェート戦でも宇佐美が居ればなあ、と思ったんですけどもね・・・まあ、宇佐美のことはともかく、今のレッズでは原口が生きて、山田直輝が今度は使われなくなって来たというのが皮肉なもんだけども(サポの感情としては両方使ってくれというところかもしれないが)。

浦和の降格?いやいや、福岡や山形に比べたら選手は揃っているわけなんだから、きちんと戦術を修正出来れば、こんな順位にいるチームではないですよ。ただ、フィンケサッカーに感じていた閉塞感から抜けだそうと、ピッチを広く使うサッカーに転換しようとしたけども、それをやろうにもツメが甘かったということなんですけどもね。つか浦和が落ちたりしたら、J1の観客動員において大きく影響するんだから、本当に勘弁して下さい。冗談抜きでこれは真面目な話。

中国がオマーン相手にヤラカシた件ですが

2011-06-20 07:45:52 | 中国サッカー
U-22の五輪予選の試合がいろんなところで行われて、日本の結果は言うに及ばずなんだけども、中国がなんとホームでオマーン相手に0-1でやらかしちゃったんですねえ・・・多分中国人は結果にはもう驚かないだろうなあ。北京のラジオで実況放送を聞いていたけども、どフリーのヘディングを2回も外したりしたら、もう中国はサッカーを強化育成種目から外して、純粋に体格や個人の身体能力を生かせる競技に特化した方が、ってもうしているかw つまり、もうかの国においてサッカーの強化というのはアテにならず、巨人育成路線にしても結局アジアレベルでも中東のチーム相手にすら勝てないという現状であるのだから、一般の中国人って単にサッカーは海外の試合を観るもんだと割りきってしまっているわけで。だからまあ、W杯に出ていないけども、中国の記者や中国人観光客が結構大会を観に行ったりしているわけなんですけどもね。

で、世界中のサッカー関係者だって中国が国際的にもう強くなることはないことは内心解っていて、後は国際的にも大きな市場である中国のパイを如何に取り込むか、ということに腐心しているに違いない。それは欧州のクラブが每年中国に集金ツアーに行ったり、AFCは、レベル的にはどう考えても不相応にも関わらず中国の市場重視でその枠を変えようとはしないところから判るだろう。

個人的には、中国が勝ち上がれば、最終予選の組み合わせ次第で中国と当たるかな、と期待していた。対戦相手が中東ばかりだと移動が大変になるばかりなんで、近場のアウェーがあれば楽になるし、今の実力差なら中国にアウェーでも何とか勝てる。それに中国アウェーに行きたいと思っていたんですがね。まあ、2NDレグがまだ残っているけども、中国の内弁慶ぶりを考えるとあまり期待出来ない。関塚ジャパンが順調に勝ち進んで行くと、最終予選がちょっと日程的に大変になるかな、という不安はありますね。

J聯賽第16輪 大阪鋼巴 2-1 横濱水手

2011-06-19 07:33:06 | ガンバ大阪
試合前に決めていたのは、今季のチーム作りがようやく始まるということだから、生温かい眼で、その過程を楽しんで行こうということだった。この気持でいれば少々何したって我慢は出来る。あ、グルメネタも一応仕入れていて、あまり並んでいなかったけども、牛すじの焼きそばは塩味が効いていて、あと宮崎産の肉巻きおにぎりとスパイシーポテトもビールのアテには良かったですね。まあ、スパイシーポテトといってもシナポテを辛くしただけですがw

アドが居なくなったことで少し布陣をいじったのが功を奏したかな。多分、相手のカズシさんは、セレッソ戦でマルチネス相手に谷口を当ててボールの出所を抑えたイメージでヤットにもぶつけてやろうとしていたかもしれない。まあ、もしアドが中東行くのを遅らせていたらその術中にハマったかもしれない。けど、結果的にはヤットが2列目に上がり、相手の選手の間に顔を出して宇佐美なんかと連携をとり、リターンで左サイドバックに下平に出す形が良かった。また、前半35分過ぎだったか、左サイドで受けてから真ん中へ出すパスが目の前で見ていて絶妙やったね。

そして忘れてはいけないのがセットプレー。2点目はバスケで言うところのスクリーンが掛かった状態なので飯倉にはノーチャンスだったけども(それでも、マリノスのゾーン守備の逆手をとって智がよくニアに入れた)。1点目に関しては飯倉はポジション的には間違っていなかったし、あの場面ニアに意識が行くもんだから、むしろヤットを褒めるべきかと。あ、個人的に飯倉って好きなGKなんですよ。松永コーチの本によると、彼はもともとボランチからの転向組で足元が上手いらしいく、この日もいいロングキックを蹴っていた。藤ヶ谷なんか前半ショーキ目がけてカウンターのつもりで蹴ったロングキックが大きく外れていたけども、飯倉は足元が上手く、ビルドアップにも参加出来るいいGKだということは認めるんですがね。

ショーキについては、サイドに流れながらスルーパスを受けたりして相手のCBを撹乱させるところが面白い。後半決定機を決めていれば言うことはなかったんやけどもね・・・まあ、アドでもなかなか決められなかったからなあ。前線のユニットとしては、宇佐美が下がってからのクロージングに課題を残したけども(特に後半終了間際のコーナーでのボールキープがまるで出来ていない)。

ただ、気になるのが明神の怪我で、接触が無い中で倒れたんで筋肉系かと思いきや、案の定肉離れでしたか。この人が肉離れというのは初めてらしいけども、それだけ今までよく走っていたんだろうなあ・・・それだけ両サイドのフォローに運動量を割いてくれていたんだから、彼の体が休めと命令しているのかもしれない。

そうすると気になるのが、次戦の布陣で、ボランチの構成でヤットはボランチのスタートですか。そこを対策上手な柏が狙ってくることは充分に考えられるな。もう少しカントクが相手のことを考えた布陣というのを練れないもんかな、とは思うんだけども。事実今回の結果もアドが抜けたことによって好転した怪我の功名といったもんだし。ただ、やっぱりアドが居なくなると縦への推進力が落ちるのも事実で、後半はマリノスに押し込まれるとカウンターで一気に前でフィニッシュまで持っていくという展開にはなかなか至らなかった(まあ、そんな時でもアドはやはり外してたんだけどもw)。

アド、短い間だったけどもありがとう

2011-06-18 08:01:54 | ガンバ大阪
自分がブログ更新しない間に色々とありましたねえ・・・スタンレーカップは結局ボストンが獲得。これでボストンのチームって最近数年の間に全て4大スポーツで優勝ってことになるんじゃないか? 仙台戦の敗戦・・・見ない方がいいと言われているんですが、その前に見る暇がないんですがw

そしてアドの中東移籍が決定。決まるんならズルズル引っ張るよりは早い方がいいとは思っていたし、スポニチの報道では移籍金が6億ですか。当初設定された金額よりも1億上乗せしたということなのだろうか?まあ、それならこちらとしても文句はない。カタールのクラブでは聞いたことがないけども、恐らく移籍金を上乗せして「落札」したんでしょうなあ・・・

移籍先が中東だから皆さん色々と騒ぎ立てるわけであって、これがもし同額で欧州のクラブへの移籍ということになれば、別の反応を示すかもしれない。個人的には、シーズン序盤チームづくりをじっくりする間もなく、ACLで結果が求められていた中で、ACLのグループリーグとリーグ戦序盤で結果を出してくれたアドには充分感謝しています。

あとは、手にした移籍金をどう使うかはガンバ次第。移籍市場がオープンになるまで猶予があるわけで、まずは現有戦力の中でやっていかざるを得ない。そこで、ショーキでもショータでもショーヘイでもほっしゃんでもいいから覚醒してくれればいいし、このチャンスをモノに出来なかったら、補強やむなしということになるだろう。

つまり、残った選手にしてみればアドが抜けたことは一つのチャンスではあるんだけども、これまでと違うのは、それと入れ替わる形で選手が入って来ると、中の選手にしてみれば何やソレ、という感じだったと思うんだけども、幸か不幸か夏の移籍市場まで約1ヶ月ある。その中で存在感を示すことが出来るかが大事で、それが出来なければフロントは補強に動かざるを得ないだろうし、そうなっても選手らは文句は言えないだろうね。その意味では、補強というのは難しいもので、誰かが入ってくると、試合に出れなくなる別の不満分子を生み出しそうなんだけども、今回のこのタイミングでの移籍なら、仮に補強に動くにしても割と納得出来るものになるんじゃないだろうか?

勿論、アドが抜けた後というのはアド抜きの戦い方を模索する上で苦しい戦いを強いられるとは思うけども、過去3年はシーズン当初の青写真が崩れたところから本当の理想的なチームづくりが始まったことを考えると、今回の移籍後の数試合は産みの苦しみとも言えるかもしれない。でも、誰かが出ていってもガンバはガンバなんだし、何時も通りに我々はスタジアムに足を運び、誰かさんのブログのタイトルじゃないけどいったれいったれーとやることは、いつもと変わらないわけだし。

今日の相手はマリノスですか。実は水曜日にキンチョウへ行ってきたけども、4-3-1-2で運動量のある谷口を攻守における中心に据えている印象が強い。すなわち、トップ下の彼が守備時にはマルチネスの番人を努め、そこを外されると4-4の守備ブロックに戻る。俊輔がトップ下だとこうは行かないけどもね。

俊輔の出場が危ぶまれているけども、水曜日みた限りでは俊輔の位置が下がり気味の状態で、彼がカウンターのケアで右サイドバックの位置に下がって守る場面もあったことを考えると、彼抜きでもマリノスの強さは変わりないかもしれない(まあ、左足からのFKの驚異は無くなるんだけどもね)。決勝ゴールを挙げたクナンはパワープレーのオプションだろうし、出てきたらウッチーの所を狙い撃ちするんだろうなあ・・・ただ、先発の2トップを見ると今回は高さはない。ないんだけども、流動的に動きまわるところを見るとスンヨンの左サイドバックはどうよ、という話なんだけどもね。ここ2試合先発ということはスンヨンを育てる、ということなのだろうか?彼のサイドバックは研究されていないACLでしかあり得ないと思っていたんだけども、もしその気があるんなら、少々守備に目を瞑ってでも、一貫して使い続けなければいけないだろう。というのもミチもそうだったけども、スンヨンを使うということは結局縦の推進力でトイメンを押しこみたいということであり、どこかでポスト宇佐美というのを考えているのかな、という気がするんだけどもね。

結論、今日の試合の最大の難関は、ピッチサイドシートなんじゃないかとw