大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

横浜戦

2013-08-28 07:49:41 | ガンバ大阪
段々涼しくなって来ましたな。それによって選手らの運動量がどう変化してくるかは見ものなんだけども。加地さんのミスが起点となって失点して追う立場になったとはいえ、ある程度前から追いかけられるようにはなった。

まあ、その分追いついてからは前プレを控えるようにはなったんだけども。前節指摘したラインの間延びの問題は、前から当たるんならラインは押し上げ、行かないんなら最終ラインはリトリートするという解答を健太監督は見いだしていた。まあ、そうなると後者の場合、後ろの高さが、っていう問題はあるわけで、そこを田原にはやられましたな。

健太監督としては、若干スタメンを入れ替えたのには、早い時間での失点を防ぎたい思惑が有ったからだろう。それをぶち壊したのが加地さん。いや、加地さんはあれ以外は攻撃参加もクロスも割と良かったし、サイドで大森や宇佐美との連携も深まってきているとは思うんだけども、だからあれがね…まあ、結局の所加地さん居たらそこで競争しようという選手は中々入って来ないことですわ。そこはGKと同じなんだけどもね。

まあ、あの失点場面だが、横浜の2トップの永井とカズがシュナ潤のロングキックの際に中央に固まるんではなく、サイドに張るようにした分面食らった所はあるんだけども、ミスを誘発させる素さんの狙いに嵌められたか。まあ、でも横浜FCって個人的には好きなサッカーなんですね。チンなんかはトップ下居ながら下がってビルドアップを助けてるし。あの内容で何で低迷してるか、って思うけども、パスサッカーだけ勝てないのがJ2という所なんだろうな…

自分たちのスタイルっていうのを貫こうとして、最後逃げ切り策を取らずに湘北に不覚をとった山王の教訓を学ばないと行けないのかもしれない。今何故ガンバが首位なのかというと、内容が良くないながらも勝ち点を積み上げているという現実主義的な手法も織り交ぜている(別に勝てば何でもいい、という訳でもないが)という事も忘れてはならないだろうな。

鳥取遠征を終えて

2013-08-24 10:54:34 | ガンバ大阪
試合時間よりも帰りのバスを待っている方の時間が長かったw

圧勝というスコアに、3位との勝ち点差が15と今季最大。試合数程の勝ち点差がおいつきにくいとするならば、昇格はほぼ見えてきた。あえて気になるとすれば、今後離脱組が復帰してから秋以降の布陣の組方が贅沢な悩みになるんだろうけど、一歩違えば、コンフェデ杯直後に代表組が戻って来た時のようにバランスを崩す事になるかもしれない、というリスクはある。ただ、多分そうなったとしても、健太監督なら2,3試合で調整出来るだろうと思います。

だからこそ、鳥取戦で気になったことを書いて見たいと思う。

開始早々の失点については、あまりにも力の差があるせいか、前線の選手らは高い位置でボールを奪おうとしたけども、バックラインの押し上げがままならなかったのが原因だろう。

失点場面の前にも久保にシュートを許した危ない場面があったが、あの時も、最初ロチャが前プレをかわされ、大森がサイドから前にスライドしため、加地さんが大森の持ち場まで上がってトイメンを監視する必要があった、その時に加地さんの背後の所で起点を作られ、そこへボランチがケアに行くとあら不思議。中央では、バイタルがぽっかり空いてしまい、センターバックが一対一に晒されて居た。

ウサロチャが前から当たりに行ったということは、彼ら自身の調子が上がって来ているということと、あと彼らのストライカーとしての本能というか、出来るだけボールに触りたいという気持ちもあったということかもしれない。

そうすると、今後はラインの微調整をどうするかが問題になって来る。前に書いたのは、対人能力とラインの調整を考えると、西野ー岩下が恐らくベストな並びだろうとは思う。まあ、今月はなんとかコンちゃんで耐え忍ぶしかないんだけども。

個々の選手にも触れておきたい。オさん(オッさんと言うと、誰がオッさんやねん、という見事な切り返しが返って来るw)とショーキについて。

オさんは、クロスの入れ方を観て、ロチャと一緒のところで見たかった。ショーキについてだが、確かに皆さんの彼に対する不満は解る。

ただ、ショーキが使われる状況考えると、あんまり前プレにで穴空けちゃいけない場面なわけですわ。ややリトリート気味に位置して、相手がボラに楔入れるコースを切りながらボールホルダーには寄せる事は一応やってはいるんだけども、こういうのって見た目には中々一生懸命さが掛けているように見えてしまうのが、彼の損している部分だとは思う。因みにショーキの場合、リードしている状況でも其れなりに使われるのは、やはり健太監督からはカウンターでの得点を期待されてるからなんだろうか?

まあ、オさんにしてもショーキにしても、もう少しいい場面で使ってあげたら、という気持ちはあるものの、彼らは常時チャンスが与えられてるわけではない。となると、こういう数少ない状況で、自分に何が求められているかを理解して、できることをやって行くのが大事なわけで、そこから徐々に監督の信頼を勝ち得るしかないんだろうが…特にショーキは7月の空白期間中でチャンスを与えられていただけにね…なぜこういう使われ方なのか、っていう事についてはこれ以上書かないけども。

札幌戦~流れを変えた前線3人の流動性

2013-08-20 07:57:32 | ガンバ大阪
明日はもうアウェーで鳥取行くのか・・・札幌戦をじっくり振り返っている暇もないんだけども、簡単にターニングポイントであった後半開始早々について書いておきます。

前半はコンササポのブロガーさんも書いておられたようにある程度札幌の思惑どおりに試合は進んだとも言える。前節の福岡との試合を見て分析していのかは解らないが、前線からは無理にチェイシングせず、2トップを中盤の位置に下げ、かつラインを上げてコンパクトな陣形を保って、こちらの方からは真ん中にクサビの形を簡単に入れさせないようにしていた。そして、札幌から来たせいか、大阪の酷暑を避けるように前半はスタミナを温存し(試合前のアップでもずっとピッチの日陰の側で調整していたくらいだし)、後半勝負を掛ける算段だったのだろう。

その流れが変わったのが後半開始早々こちらが先制してからなんだけども、その前に伏線がいくつかあり、後半開始早々からロチャが右サイドへ流れる形で、宇佐美も右へ動きながらヒールで落とし、右サイドから走りこんだ大森が真ん中に飛び出して来る。こうした流動性が札幌の守備陣を混乱させていた。

先制点の起点となったFKにしても、右に流れたロチャが上原に倒される形で得たものだが、前半あまりマッチアップのなかった上原に対してロチャをさらけ出してファウルを貰い。西野君の頭に合わせた先制ゴールにしてもファーに宇佐美とロチャが流れてディフェンスを引きつけたからこそ、西野君が上原を振りきってフリーになれたといえる。まあ、それに合わせるボールを蹴ったヤットもお見事なんだが、あの時ディフェンスにウサロチャを意識させるように前半からのセットプレーで持って行っていたのがヤットなわけでしょう?彼のキックだけでなく、セットプレーでの駆け引きの上手さにも感心するわけなんだけども。

結局のところ、後半開始早々がターニングポイントで、前線3人が見せた流動的な動き出しが
流れを変えた、というところだった。ちなみに、2点目の後にフィールドプレーヤー全員が宇佐美の方に駆け寄っていた時、一人コンちゃんだけがセンターサークルの中に入って、札幌のキックオフを遅らせようと粘っていたのも記しておきたい。

札幌について言えば戦術フェホというのがこちらからすれば的を絞りやすかったとも言える。レ・コン・ビンはどれだけ出来るか、個人的には見たかった気持ちはあった。今純粋に戦力として彼を使いこなすならば、相手に全く知られていないというところが彼の強みではなかったか?データがなかったら加地さんなんか大学生に抜かれたこともあったくらいだから、出て加地さんのトイメンにいたらえらいこっちゃ、と思っていましたがw

現状ではベンチ入りメンバー一人増員っていうのは要は彼をベンチ入りさせたいわけなんでしょう?まあ、札幌さんには札幌さんの事情があるし、レ・コン・ビン入れることで、東南アジアへの進出を目論むJリーグからは配分金の面で何かしら恩恵が期待出来るのであれば、部外者がとやかく言うことではないんだろうけども・・・

ただ、財前監督からしたら、一人増員になったんなら、実力上位の選手を使いたいっていう思いはあるんだけども、彼もまた一人増えた意味というのをよく解っているのかもしれない。

補強についての考察~なぜ補強しないのか、と苛立つ前に

2013-08-15 07:49:48 | ガンバ大阪
ここまでの今季のガンバを振り返ってみると、今のレアン家長離脱してから、登録の関係での空白期間は仕方ないとは言え、ウサロチャを連れて来たフロントには文句はない。ユース出身者で脇を固めて人件費を極力抑え、足りない部分、特に決定機に関してはお金を出して買う、というチームの編成がしっかりと出来ている。

その2トップを軸にして作る為に前に重心を置くか、歩いは失点しないことを第一に考えて後ろに重心を置くかは別にして、その二つのいずれかをやるにしても今の怪我人の状況考えると、人出不足なのは否めない。だからこそ、今月は何とか今のメンバーで持ちこたえて、天皇杯で離脱組を試運転出来るようになれば、という所ですかね。多分もう補強はないでしょうから。

この時期にあえてフロントに対してお願いするとしたら、これ以上誰も居入れる予定が今のところないのだとしたら、大塚の時のように移籍期間終了間際に誰もとらずに、中にいる別の誰かを出すといったことはやめて欲しいということぐらいか・・・まあ、登録期間ももう終了間際ということであればそれはないんだろうけども。

この間出た武井なんかでも、今この時期は貴重な戦力ではあるし、ベンチ入りすらしていない星原や沼田なんかでも、練習試合や、戦術確認の紅白戦を行うにはやはりポジション上は居ないといけない選手なわけで、試合に出ていなくてもチームに貢献しているのを忘れてはいけないだろう。

まあ、梶居さんって、自分の前の上司を反面教師にしているような人なんで、そこら辺解っているんだろうとは思うんで取り越し苦労かもしれないが。でも、入る予定が立ってないのに先に先週を出してしまったという事をやってるチームもあるわけで…それはズバリセレッソなんだけどもw

まあ、お隣さんの場合、今の状況を好意的に解釈すれば、ヒゲの名強化部長さんは、誰かを入れるつもりで先に出す選手を決めておいたのが、入れる話がポシャったのか、或いは話がなかなかまとまらないで、ここまで引っ張ってるかのどちらかでしょうね…もし後者だとしたら、それはそれで登録ウィンドウが空いてるにも関わらず、空白期間を作ってもうた、というのが批判対象になるのかもしれないが…

ただ、自分は別にここでお隣の強化部長さんを責めようという気はない。寧ろ、この人に対しては、仕事してないという目で身内から見られている分大変やね、という風に見ているわけです。

それ程までにシーズン途中での補強というのは難しいものだからだ。それを成り立たせるには、

1. 資金の問題
2. チームの編成状況
3. オファー出した選手から見て移籍先のチームがどう見られているか
 (出場機会を求めて出るという選手たちはどのチームなら出られそうかを見ている

と言った点をクリアしておかないと行けない。2,3については弊ブログの長年の読者の皆様なら私が何を言わんとしているかはお判りだとは思う。だからまあ、ウチで言えばなんで加地さんのバックアップ穫れないのか、なんてことに苛立つ人は弊ブログの読者であるガンバサポの皆さんの中にはいないんじゃないでしょうかw

例えば、資金の問題というのは、何も年間予算の多寡といったことだけではない。寧ろ、年間予算はシーズン開始から決まっているわけで、シーズン途中からの補強となると、誰かが売れるなり、スポンサー等の新たな財源確保ぢない限りできるものではない。この点についてはJ1、J2に関係なく、上位よりも寧ろお尻に火のついた下位チームなんかの方が、懸命にやりくりして補正予算を組んで補強には動いている。上位チームは今のところこのままでいい、と考えているところが多い(神戸なんかはレアン獲得資金用意していたものの、その話が流れると他に誰もとる動きは見せてはいない。まあ、今年は2位以内に入るればいいと考えるとそれでいいのかもしれないが)。

まあ、その意味じゃ、お隣の梶野さんも色々と言われて大変やね、と思ったりもするんだけどもね・・・


J聯賽第28輪 大阪鋼巴 1-0 福岡黄蜂

2013-08-13 14:43:22 | ガンバ大阪
前半からの福岡の前プレ開始位置がだいたいこちらがボラにボールを入れたあたりからであるのを見ると(明神のところが刈りどころになってた)、さすがにプレッシングのスタイルをこの猛暑で貫くのは福岡といえども厳しいのだろうとは思った。ということは彼らの狙いは後半から、こちらの足が止まりだした頃に走り勝つというゲームプランで来る。これは大体今季の対戦相手がもくろんでることだと言っていい。こちらとの戦力比較した場合、相手がこちらに対して上回れる部分というのはやはりそうした運動量ということになるからだろう。

となると、ウチの側からすると、前半はある程度主導権を持って戦えるということが言えるのではないか?あちらのやり方にハメられる前にこちらが先制して主導権を握れば苦しい時間帯になってもなんとか凌げるというめどは立つ。欲を言えば2点ぐらいのリードで折り返したいくらいのところではあったんだけども・・・まあ、あちらでは唯一ゴールのにおいのした石津が後半バー直撃のミドルを放ってから下がると、バイタルのところまできっちりスペース埋めているこちらに対してミドルが枠に飛ぶこともなかった。健太監督が前節までの失点の原因としてバイタルエリアのスペースを埋められていなかったという課題に対し、ややリトリート気味にして裏への飛び出しとミドルを埋めるブロック守備で回答を引き出した手腕はいかにもこの人らしい。ただ、その一方で、前線のウサロチャは守備に戻る分体力を使ってしまい、宇佐美はビルドアップで下がってくることもやってるんでその分後半決定機を外したというのが皮肉なところだったが、ロチャが決めるところを決めてくれたんでそこが勝敗を分けたというべきか。

福岡の決定力不足に助けられたところがあったということならば、次の札幌というのは、フェホとか謎のベトナム人といった、こちらがあまり情報のない選手と当たるという不気味さはある。知らない選手同士というのは、ある程度攻撃の選手が最初に仕掛けられる分有利というところもあるんで、そこをどう抑えるかですな・・・

実は20年以上前の日本サッカーも迷走していた、という話

2013-08-10 12:56:54 | サッカー全般
えっと、遅ればせながら前回のエントリについて取り上げて頂いた的場氏には感謝申し上げます。お互いやっぱり気になるのはバイタルのケアっていうことですね。CBの起用のベクトルがラインコントロールではなく、後ろでの跳ね返しっていうところに向いているっていうところがね・・・まあ、前線の運動量が上がっていないからということでの処方箋だとしたら、それはそれで厄介かもしれない。今度対戦する福岡は、前回の対戦同様、前節で石津が思い切りのいいミドルを決めているだけにね。そこら辺選手起用と戦い方に整合性が見られればいいとは思うんですがね・・・

ところで、どっかでまとまった文章を書こうと思っていたのが、中国国足のこと。「向日本学(日本に学べ)」というスローガン掲げている割には、日本のどこをどう学んだらいいのか、っていうケーススタディをあまり考えていないんじゃないかって思ったりもしたから、W杯予選に早期敗退した後のケーススタディーといっても日本の場合横山ジャパンにまで遡るんだがーとして日本に学んだらいいんじゃないかと思っていたわけ。あの時の横山監督は、思い切って若返りを断行して次世代の選手を積極的に登用していた。ハッキリ言って戦術は全くダメであったけども、そのこと自体は功績として認めているわけ。

とはいえ、このエントリ書くために色々と当時の日本代表のことを調べてみたけども、あんまり中国に偉そうなこと言える程でもないくらい、当時の日本って迷走していたな、とも思ったわけですねw 代表監督が強化委員長を兼任なんていう、チェックシステムが全く作用していない状態で、アジア大会惨敗で狂会の皆さんから辞めろコールが出始めた時期になってようやく強化委員長が川淵氏に変わったというわけで。その後A代表の活動なんて、キリンカップと日韓定期戦以外は全く休眠状態だったなんて、今じゃ考えられなかった。

ただ、その当時の日本にとって幸いだったのは、こうした閉塞状況を打破しようとした稀代のブルドーザーが存在したということだろう。それが川淵三郎氏だったというふうに書いただけでも、ブーイングが聞こえて来そうだけども(汗)ただ、アマチュアからプロの体制へ変換しようとした際に、幸いにも彼がJリーグチェアマンと強化委員長のポストを兼任していたということが大きな改革に繋がったとも言えるわけで、そこんところだけは認めている(後年の彼は晩節を汚したのは確かだけども)。

余談ではあるが、今のJリーグにおいては、逆にあの当時と違って分権化が進んでいる分、大きな改革が進まないとも言えるんだけども・・・いい方に進むんならともかく、改悪、とも言える改革案には一応歯止めはかけられているわけよね。

で、その川淵氏のインタビューがナンバーのweb版で読めるんだけども、最初に強化委員長として彼が考えたのは、「横山をどうするかだった」というところだったには間違いない。ただ、アジア大会で惨敗した後に続投を決めてしまっているというところでは(恐らくだが、メキシコ組の中では横山氏を切りたくなかったのだろう)、横山氏の進退を問うことは出来なかった。その状況の中で、横山氏をあえてバルセロナ五輪最終予選の「総監督」にした、というのは何を意味するのだろうか?この辺川淵氏は多くを語ってはいない。けど、当時監督だった山口氏では勝てない、という声が上がっていたけども、表に出てくる理由は本当の理由ではない、というどこかの国の報道を読む時の原則に立ち返ってみると、なんとなくこの人事の本当の意図が汲み取れるかもしれない。まあ、ハッキリとは申しませんので読者の皆さんお察し下さいw

ちなみに、あの時の最終予選をテレビで観ていたけども、横山氏でなくても突破は厳しかったかもしれないが、終始ドン引きのあの戦い方でずっと耐えぬくのはしんどかっただろうし、そうした戦い方を見るにつれて、もう少しやりようがあったんじゃないかって思ったりもした。

一つだけ言えるのは、これを最後に横山氏はA代表監督のポストも退任して、その後川淵氏が描いていたシナリオ通りオフト監督が指揮を取って、アジアカップ優勝、ドーハの悲劇というところまで急成長を遂げているということだ。

そんなところで、中国が今日本から学ばないといけないのは、

1.積極的な若返り (東アジア大会では目先のメンツに拘ってベテラン復帰させたのがマイナス)

2.協会上層部のリーダーシップ(時代によって要求されるものも違うが、日本には川淵氏があの時代に居たということ)

3.旧来の体制の入れ替え

というところではあるんだけども・・・でもまあ、日本だってこういうふうに言えるのも、後になってから、ということではあるわけです。幸いにも日本はブルドーザーを持っていた。その時の川淵氏の実績、というのが後になって彼の権力を肥大化させてしまったというのは反省すべきところではあるけども

岡山遠征から戻って~まだまだガンバは面白くなる

2013-08-07 07:33:45 | ガンバ大阪
gooブログに読者登録なんてものがあったのか、ふーん、なんて他人事みたいに言うてる場合やないですねw 登録して頂いている人達のためにも更新しないといけないし(汗)更新サボっていた間もツイッターなんかではつぶやいていましたんで、フォローはご自由にお願いします。ただ、こちらが全てフォロー返し出来るかは解りませんが(おい)。

さて、岡山遠征から戻ってきたわけなんですが、過去知り合いの他サポさんの応援や、ラグビーの神戸三洋戦なんかでおじゃました時とは比べ物にならない盛況ぶりでしたな。試合もまたガンバサポには勝利を、敗れたファジサポには善戦を、そしてヤット目当てに来た人たちには、ホットライン開通弾と最後の最後まで手に汗握る試合内容という手土産をしっかり持たせて返したんだから、この試合に関しては言うことありませんw

気になるとしたら守備面かもしれないんだけども、2ヶ月前は守備はしっかりしていたんだけども、なんという変わりようかw まあ、でもガンバはこうでないと、と思っている自分も居るわけで、そこら辺消化の仕方が難しいw 

でも、今のところ秋も佐藤もいないという中でなら、オフ明けのウサロチャに頼るしかないのが現状なわけで。秋が抜けてから前線の運動量が足りないというところもあるかもしれないが、ロチャはポストプレーを、宇佐美は引いてビルドアップを助けたり(それでロチャが前に張ることが出来る)することが出来るんだから、今はこの二人から逆算してチームを造るのが現実的かと。

個人的には、秋もパウも佐藤も戻り、役者全員が揃ったところで、劇団ガンバ大阪ジャパン・ツアー2013は大団円、というシナリオを描いているわけよw

それまでウサロチャで引っ張るのであれば、守備面においてはバイタルのスペースを埋めることと、後ろでの対人守備の強化というのが必要になってくるだろう。前者だとヤットの守備というのが少し気になるんで、オプションとして一列上げることも最近になってやりだしている。

後者なんだが、対人守備を考えると、西野・岩下というのがベストなんだが、岩下が戻るのにはもう少し時間が掛かる。となると周りとの連携云々は別にすればコンちゃんと組ませるのが現実的なのだろう。実際、対人守備ということに関しては、この試合の河合主審が吹かないレフェリーだったせいもあるけど、ファウルしないでボールを奪う彼の守備の持ち味が出ていたとは思う。

コンちゃんについては色々と厳しいことは言ってきたけども、彼が良かった時には良かったとは言っている(それが周りの連携と合っているかは別だけども)。大輝に関しては、前からの連動した守備が出来ていれば6月の時のように彼のラインコントロールが生きてくるんだけども、それが破綻しだして対人守備の能力が問われるようになると厳しいのかもしれない。

で、西野君が最終ラインに入ると、当然彼に持たせようと相手は考えてくるかもしれないんだけども、そこは適当に蹴ってもロチャが収めてくれる、っていう腹づもりで健太監督は起用したのかもしれない。実は家長が対談してから一番出番が減ったのはこの西野君なんだけども、家長が同じサイドの前に居ればそこでキープしてくれていたから、というのがあった。ロチャのポストプレーはキープするというよりはシンプルにはたくという感じなので家長のそれとは若干違うかもしれないが、そこに宇佐美や大森が絡んでくれれば、というところなんだろう。

いずれにしても、この状況で、健太監督がどうマネージメントするか、っていうところが見どころではあるんだけども、その意味でもガンバからは目が離せないのではないだろうか?