大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

仕事&自治会で準決勝は参戦どころか見てもいないけど・・・

2009-12-30 18:57:37 | ガンバ大阪
準決勝は会社の仕事納めだった。といっても、ほとんどの会社がその前日に仕事納めだった故に外部からの電話もあまりなく、社内での仕事をを午前中処理し、昼休みには社内で打ち上げをやってから午後は時間を持て余していたため、会議室のテレビを使って試合を見ようと思えば見れたとは思うけども、3年前と昨年同様、仕事しながらネットで速報を追う方が言い結果はデルと思っていたからあえてテレビでは見なかった(まあ、最初の試合で名古屋がPKの末清水を下した場面だけはチラっと見たけども)。で、仕事から帰ったら、昨日今日と自治会の歳末夜警の責務が待っておりました。まさか自分が「火のよ~じんカチカチ」をやるようになるなんて思ってなかったわw

従って試合自体も見る時間がなかったんで、特に書くことはできないけども、敢えて一言木村よくやった、と書いておきます。いやね、CURVAの店長がブログで今年のガンバのニュースランキングで20位に木村が今年も試合に出られなかったことを書いてはったんで、最後の最後まで頑張ってきて良かったなと思ったわけ。試合見ていた人たちに言わせると、知ってん場面以外は守備陣が集中して、よく体を投げ出していた、ということやったらしいから、キーパー良すぎるのは却ってあまりよくないかw 確かに西川なんか来てくれたら、彼のおかげで勝つ、という試合が年に1,2回はあると思うけども、それにオンブにダッコじゃいかんということですな。

まあ、木村先発と聞いて仙台の中島が自分とタメだから勝つチャンスがあるとか抜かしとりましたが、控えだからって今まで下のカテゴリーだったクラブでやっとレギュラー取ってきた自分たちと一緒にしてもらったら困るわね。キムアツよりは序列的に下だった第4GKの木下が熊本で出場出来ていることを考えると、上手いのは決して歌だけではないということが判るでしょう。

だから、上手く行ったものを替える必要はないんで、決勝もなにわのブッフォン(まあ、なにわのモーツァルトを連想させるネーミングはなんとかならんの?)でいけばいいと多うんだけども、カントクってもし松代が回復しているとスタメン復帰させそうなのが怖いw 別にリーグ戦やらかしたからとかじゃないけどもね。ただ、松ちゃんにはいろいろ助けて貰った恩は忘れないけども、やはり足元には難があるな、とはACLのホームソウル戦ぐらいからサポ仲間の間では囁かれていたわけですよ。名古屋ってその辺が判っているから出したら絶対狙われるぞ、と思うんですがね。

いずれにしても、元日は参戦します。ここまで来たら勝って天皇杯を手にし、来年のぜロックスではもう一度鹿島とやろう。

家長移籍の件

2009-12-28 07:35:10 | ガンバ大阪
遅れ馳せながらこの件について押さえておきたいポイントは、

・家長は、ガンバには居場所はないと考え、代理人には動いて貰っている

・サポ的には出場機会を求めて出るのは理解できても、セレッソに行くのが我慢ならない(ちょうど2シーズン前に古橋がガンバに行くというような報道が奇しくも今回報道している日刊で出た時のセレサポの反応と同じ)

というところじゃないかとは思う。大分が降格すると家長の処遇を考えざるを得ないなと、大分の降格が決まった時点で思ったのは、海外へ挑戦したいのなら本人の希望を叶えてあげてもいいかな、ということだった。戻って来てもベンチ暮らしに甘んじるタイプではないわけですから。ただ、本人が出たい、けどガンバは若返りの一貫として戻ってきて欲しいという意向のズレがあるとなると、考えられるのはレンタル移籍ということで調整するのかもしれない。まあ、ここで○化部長サンの本領発揮で、借りる側のペースにハメられてレンタル元との試合に家長が出てきてやられるというパターンが目に見えてきそうですなあ・・・今年のアウェー大分戦みたいに。

ただ、交渉は順調という報道内容には引っ掛かりを覚えるのは、あそこは前回の降格前に年間予算20億円程度だったはずで、今回も昇格した分、J2よりは若干予算は増えているとはいえ、今年専用スタジアムを建設するのに3億円使ってしまっているわけです。しかも、J1でのレギュラークラスの、茂庭、上本、そしてフィギュアスケーターと同姓同名の選手らを獲得し、さらにバンにも声かけているわけでしょう。こうした選手の年俸って少なくとも一人当たり2千万は下らないだろうな・・・となると、家長には多分レンタルで、ダービーには出られない条件をつける、ということにする(それでもサポの心情的にはバンはともかく、家長があっち行くのは許せないということなんだろうが)ところで手を打つのか・・・まあ、行く先がセレッソではなくとも、どこかに再レンタルという可能性はあると思っておいた方がいいかもよ。

ついでに来季のセレッソについて言うと、盆と正月に稼働した時の強烈なイメージを持ってくれていれば、バンを引きとってくれれば有り難いと思っていたんだけどもね。ただ、クルピって今まで名前が挙がったタイプのFW見ているとどうも1トップのできる電柱タイプが欲しそうみたいですなあ・・・カイオや小松塁と競争できるか、あるいは彼らにとって替れるような。まあ、あっちのサポと時折話していると、彼らはもうブラジル人監督はええわ、と言うし、クラブもどこかで方針転換したがっているように思えるわけですが。今の戦術の潮流からすれば、ブラジル人で組織的にやれる人って織部やネルシーニョを除いては殆ど居ない状況ではあるから。

溝畑シャチョの観光庁長官就任の件-人事は悪くないが、タイミングが悪い

2009-12-26 09:12:22 | サッカー全般
いろいろとブログに書きたいことがあると思っても書きたいことが絞りきれていないのが悩みで、年末で仕事も忙しい状態故に整理仕切れない状態で飛び込んで来たのが、大分の溝畑「前」シャチョが観光庁長官の候補に名前が上がっているという話。

クラブをこういう状態に追い込んでしまった直後のタイミングでこの人事はないだろうと思うんだけども、考えてみれば、この人には経営とかいうのを考えずに、営業とかPRとかいうような仕事に回して、そこで持ち前のバイタリティを発揮して貰うのがいいのかな、と思ったりもする。民主党政権の事業仕分けにおいて来年度の予算の増額枠が要求したレベルよりはかなり減らされてしまい、その枠内でやりくりしないといけないわけだから、そこでこの人の出番なんでしょうけども、今度は税金の無駄遣いされそうな悪寒・・・

こういう話が出てくるのは、結局事業仕分けで予算を半減され、JALの再建問題で藤井のじっちゃんからは政府保証はつけへんで、と突き離されて逆風状態の前原国交相が打ち出した挽回策の一貫であるかもしれないんだけども。まあ、きちんと予算の枠内で仕事するという条件でならシャチョってまだ使い道があるかもしれない。

まあ、確かに「ヤメロ」というダンマクに応える形で彼は辞めることで責任取ったわけだから、今更逃亡というのもおかしいだろう、という声が聞こえて来るが、よく考えれば彼は彼である程度大分県に「協力」を仰ぐ形で介入させて自分だけ高跳びしようとしてたんだろうなあ、と勘ぐってしまうんですがね。それでも居座っていたら居座っていたで、今頃サッサとヤメロという批判は避けられなかったわけで、彼が辞めたことに対しては別に間違いではなかったとは思うんだけども・・・

思えば大分の姿ってここまでこのシャチョと共に浮き沈みを経験してきましたね。

今の大分には確かに拡大路線のツケというのが回って来ているのであるけども、今までいい夢見させて貰ったし、これだけの多くのサポーターが居てしかも熱心に募金活動している人たちを見ると、経営者としては確かに失格であっても、シャチョは確実に大分にサッカーの種を巻いたと言えるのではないだろうか。だからまあ、シャチョは退任でも、原さんが強化部に残るというのはクラブが生き残る上で必要な選択だというのは判る。

一応原さんが連れてきた監督や選手というのが結果を残したのは事実ではあるからなんだけども、この人を弱化部長と言うのなら(実はこのネタ大分から拝借した)、ウチの山本山なんかオイルマネー散々使って「補弱」した結果がアレですから(最も彼は使わないカントクが悪いと今でも思っているに違いないが)・・・原さんよりダメじゃないかと思うわけです。戦術への適性とか、その選手がパズルを完成させるためのピースかどうかというのを考えずに、足し算思考で選手を引っ張って来るのがウチのアホ弱化部・・・

勿論シャチョの強引とも言える営業手法というのは確かにあちこちで顰蹙を買っていたし、カンブリア宮殿でその様子を見た時には自分だってドン引きしてましたもんw だからまあ、トリサポの大半は彼のことが嫌いだというのは無理もない。そしてシーズン中にマルチ商法の企業が胸スポンサーになったということへの反発だってよく判る。アマラオの引退試合において同じ企業が試合をスポンサードした時の東京サポの反応だって同じだったから、大分だけ我慢しろとまでは言うつもりもない。というか、貧乏だからこれで我慢しろ、と押し付けられることに対して彼らの反発というのがあのダンマク騒動への根底にあったわけだから。

ただ、だからと言ってシャチョを否定するつもりもなく、彼は彼で拡大路線の無理に途中で気づきながらも途中で引くに引けなかっただろうし、Jリーグの指導責任を云々する声があるけども、それならブンデスリーガのようにリーグが各クラブの経営状態をチェックするやり方を取れば良かったのかという話になる。ただ、それはある意味各クラブの経営を守るやり方にはなるけども、それがすべてのクラブにとって適切であるとも思わないし、親会社に補填してもらっているクラブからすればそれはあまり意味はなさないかもしれないんだけども・・・

そういう中で一部のクラブの経営状態が悪いからといってそれを指摘するには、Jリーグにおける競争からの撤退を意味することになる。それで成績を挙げられなければ、サポはカネがないからというのを簡単に受け入れられる生き物ではないから、そこで批判を抑えられなくはなるだろう。

そういう複雑なサポとクラブとの構図があるから経営をJリーグが指導するということは良い面悪い面があるということを理解しなければいけないと思う。個人的には各クラブの条件や理念、目標というのが異なる以上、経営に関してはある程度の情報公開と適切な指導はあっていいけども、過度に口を出しすぎるのもどうかと思っているわけですがね・・・

仮に大分が最初から身の丈路線でやっていたら今の危機は訪れなかったという保証が出来るかといえばわからないでしょう。確かに出て行くものは抑えられても入ってくるものも限られてしまっていただろうし、その中でも確実に必要な経費と言うのは払わざるをえない。ならば出て行くものも増えるかもしれないが入ってくるものを増やせばいいという選択を大分がしただと言うのならばそれはそれで否定されるものではない。ただ、困ったときにJリーグさん助けてねで融資を受けるというのは、デタラメやっていても最後には助けて貰えるという前例を創る意味では賛成しないけどもね・・・

大分に必要なのは、同情ではなく共感の連帯である

2009-12-22 00:43:36 | サッカー全般
どうも大分の再建計画が難航している、というより当事者らは完全にサジを投げているかのように思える。JリーグだってJ1での残り試合開催の為に必要な資金は出せても追加支援はしようとしていない。そうした状況を踏まえてこれから話を進めて行きます。こういう時にサポーターがかわいそうだとか同情の言葉を掛けるにも掛けにくいし、当の酉サポだってそうした言葉すら求めていないだろうね。

そもそも同情という感情は決して相手と同じ立場に立っているわけではなく、相手の境遇に哀れに思うこと自体が、自分の方が相手よりも上の立場にい居ることを確認するようなものでしかない。従って、大分に最悪の事態が訪れた場合において、その手の言葉ってあちこちから出てくるかもしれないけども、それらはすべて、大分に比べて自分らの応援するのクラブは潰れてないという前提があるわけだし。

ではトリサポに対してどういう感情を抱くかと言えば、同情よりはむしろ共感という類のものかもしれない。今となっては風前の灯のような状態になりながらもなおかつクラブの存続を信じて募金したり、シーパスを買ってくださいと呼びかけたりする人たちが居ることを聞くと、自分だって愛するクラブを守る為だったらどんなことでもするだろうし、ひょっとしたら自分ならもっと早くから積極的に動いていたりするだろうな、と思ったりもする。

つまり、同情って結局あくまでも他者の立場で抱く感情であるのに対し、共感はその人たちの立場を自分自身に重ねあわせて考えるという風に理解するとすれば、今の大分に必要なのは同情ではなくてむしろ共感の連帯ではないだろうか?それは何も大分の為にカネを落とせとか言う意味ではなく、彼らが今後避けては通れないイバラの道を歩む時に必要としているのは他者からの同情ではなく、道中の精神的支えとなる為の共感を、クラブを超えて同じサッカーを愛する者として彼らと共有し合うことじゃないかと思ったりもする。

残念ながら自分とて一介のガンバサポのブロガーでしかないからあんまり大分の力にはなれないかもしれない。というか、こうやってブログに書くことぐらいしか出来ない。けれどもブロガーである以上ブログに書くのもまた仕事であるから、こうやって書くことが、ガンバについで深く関わって来たチームに対しての、自分なりの責任の取り方だとは思っているわけです。

倒産から復活した例として挙げられるのはフィオレンティーナか。あの時はルイ・コスタをミランに売ったように、大分も精算する為に選手を切り売りせざるを得ない状況かもしれない。彼らのように同じステージに数年で戻れるという保証はない。トリニータという名前での存続が可能かは分からない。けれども、そこに情熱がある限りにおいては何度でもはい上がって来れるよ、きっと。

BJ季賽 滋賀湖星 76-57 京都創榮

2009-12-20 20:58:24 | Weblog
ハンナリーズって中国語でこう表記するってブログ書く段階になってやっと気づいたわw

本来なら相棒に天皇杯決勝チケを渡すつもりでいたけども、あいにく彼が所用で欠席のため、大津まで一人で見に行ったんだけども、一人で参戦できるとすれば大津ぐらいで野洲や守山やとキツイわな・・・

大阪に住んでいながら、機会あれば滋賀まで足を運ぶのは、今身近なところで、知的な興奮をもたらしてくれる存在がそこにあるからであり、滋賀の試合はゲームをコントロールして勝つというコンセプトを忠実に遂行しているからだ。

バスケットと言えばまだまだ日本では派手な速攻や豪快なダンクなどの印象が強く、大阪や沖縄なんかはそうした側面を強調したようなバスケットを展開しようとする。それはある意味今の日本においてバスケットをあまり見たことのない人にも楽しんでもらう為のファン層開拓が主眼に置かれているとおもう。

けれども、バスケットにはそうした一面だけでなく、もう一つの知的なゲームという側面も味わって貰いたいという欲求が私にはある。先程の華やかな一面というのは確かに触りとしては必要ではあるものの、そこから更にバスケットボールと長く付き合って貰うには、それだけでは飽きてしまう。だからこそ、当ブログで滋賀の試合を取り上げたりしているのは、相棒クンとの付き合いだけでなく、知的ゲームの顔を知って貰いたいからである。欧州でバスケットが根付いたのはゴールをめぐる攻防においてサッカーと共通するところが大きいからに他ならない。

その意味で、滋賀が目指しているものは、大阪や沖縄のそれとは違い、しっかりとゲームをコントロールして勝つというものだ。実際ここまでの戦績を振り返ると、よほど相手との力の差がでない限り、100点を取るような試合は少なく、勝敗は大体70-80点のラインで決まっている。それは、初年度において、外国人選手を含めた選手の能力差で力負けした反省から来ているように思える。こうしたスタイルというのはNBAのユタ・ジャズや、NCAAで言えばロティックを排出したスタンフォード大やモーションオフェンスの始祖であるプリンストン大に相通じるものがあると言える。

今日見に行った試合においても、滋賀は終始ゲームの主導権を握っていた。相手のドライブはベースラインに追い込み、3人でプレッシャーを掛けるといった約束事は徹底し、相手のタイムアウトすら逆手に取って再開後にいきなり2-3のゾーンにスイッチするといったあたりは、ピアースHCもなかなか手が込んどりますな。レフェリーにアメリカ人が一人居て彼が結構神経質にファウル取っていたからチームファウルがかさみ、それで城宝が終盤ファウルアウトしたものの、それで十分おつりが来る程のリードを奪う。3Qになるとフルコートのプレスも交えてきっちり突き放すのはゲームプラン通り。

京都はラウーフが居ないのが響いたかな・・・この人が居ないせいで滋賀のディフェンスを広げられないから、インサイドで効果的な仕掛けができないし、逆に滋賀にインサイドできっちり決められてしまう。澤岻直人については、この試合で観るのが初めてだけども、一度切れ込んでアクロバティックなレイアップを決めた以外は見せ場なし。逆に1Qで狭いところにパスを出したけどカットされて速攻でカウントワンスローを与えてからは、チームからPGとしての役割も剥奪されてしまっていた。

澤岻直人は、確かに琉球の木村GMが惚れ込んだ程のポテンシャルはあって、プレーにも華があって、沖縄に凱旋した時はエラい歓迎振りだったのがキングスTVの動画では判ったのだけども、同時にPGとして必要なアタマが彼には掛けているのが気になる。まあ、これは能力だけに頼っていた田伏とか、かつての白チョコにだって言えることなんだけども・・・その白チョコが一旦引退後今季マジックに復帰してプレイング・タイムを得ているというのを聞くと、やはりこのポジションは経験がものをいうのかな・・・先週もGAORAでの中継を見ていたけども、京都は今大阪や沖縄のようなスタイルで行くのか、或いは滋賀みたいなコントロールバスケットを目指すのか分岐点に立っているように思える。この試合ではゾーンオフェンスとか滋賀同様タイムアウト後のゾーンとかいう仕掛けをやっていたあたり、コントロール路線というのも悪くはないと思う。セットオフェンスで形を作ればラウーフはきっちり仕事ができるわけだし。

ただ、そうなると澤岻直人の扱いって言うのが微妙になってくるかな、と思うけどもね。

万博での開幕戦ダービー?

2009-12-20 09:20:59 | Weblog
今朝の報知で出ていたけどども、記事を読む限りにおいては、万博での開幕戦をダービーでやりたい意向をガンバは持っているということですな。逆にあっちの試合は専スタでって、自分はてっきりキャパを考えるとあちらとしては長居スタジアムにおいてダービーをやりたがっていたと思っていたら、あんなキャパの少ないところであちら主催のダービーをやるということなのか!?

ただ、開催時期ではあるけども、来季ACLがあるガンバにとって今季同様ACLの最中に近場のアウェーを持ってこられる可能性は非常に高い。そうなると、GWの期間中に神戸か長居で試合する可能性はあるかな、と思ったりもするのだけども、問題は対戦時期だ。絶対負けられない相手と戦うのであれば、ミッドウィークにACLを戦った後の週末ではなく、ACLの試合前の週末の試合とかに持ってこられる方がまだ戦い易い。まあ、その分ACLにおいてメンバー温存というのは難しくなるだろうけども。

そうであるなら、開幕戦のダービーというタイミングはその翌週の真ん中にホームで河南建業を迎えるとはいえ、いいタイミングだとは思う。どうせこの時期の河南なんてセレッソ以下のチーム状態なんだしw 

気になるのは、やっぱり観客動員を考えると長居スタジアムでやりたいという風にあちらの考えが変わって、ダービーやりたい意向を逆手に取られて長居スタジアムであちら主催の開幕とかになってしまうと、営業担当者の腕が問われて来るのだが、個人的にはそれはそれで、長居開幕でも悪くはないかと思うんだけども。

もっとも、長居スタジアムでやって来た時だってあちらがACLの中国のクラブみたいに恥も外聞もないくらいにタダ券配っていたわけなんだから、運営費だってバカにならなかったんだろうなあ。それを削減して、かつ本当に見に行きたい人たちだけので盛り上げて正規の値段でのチケット収入で運営するのなら専スタのこけら落としでやるという方向で正しいかな、と思うわけです。

移籍動向について

2009-12-16 07:01:31 | Weblog
酒代とサカマガで出ていた、エウトンという選手の名前が上がっているけども、もしこの選手を獲得するということであるならば、来年は実績のある選手を固定するよりは日本人を含めて競争させるという方向で行くのかと思ったりもした。

エウトンという選手はハイライト動画ですらまだ見ていないし、見たとしてもどれだけ参考になるかは?なんだけどw まあ、BJリーグの琉球ゴールデンキングスの木村GMが著書に書いていたことは、選手をチェックする際、DVDはいいところを集めたばかりのものであるので、その上でオフ・ザ・ボールにおける動きとかをチェックスしていくということだった。この原則を当てはめれば、このエウトンという選手がボールを貰うまでどういう動きをしているのか、とかDFの裏を抜けるのにどのような動きをしているのか、とか或いは守備の時にきちっと前から追いかけているのかとか、ポジショニングはどうかとか言うのを見ていけばある程度は判るんじゃないかと思うのだけども、ブラジルで2部だったらあんまりそれは出来ていないかな・・・

ただまあ、23歳と若いし、日本で成功する為に日本のサッカーで求められる守備などの戦術タスクを理解すれば可能性があるし、左利きの選手というのが面白いかなと思っている。前にも書いたけども、ルーカスを来季も残すのであれば、今季前半のようにレアンとプレーエリアを左サイドで分けあってルーカスが窮屈になってしまう事態を避けないといけない。その意味では、左サイドを主戦場にしないタイプという条件付きで、左利きのアタッカーを探せばいいと思っていたわけです。まあ、過去の例からするとアホ弱化部も少しは学習したか?

まあ、今回はまだ何も決まって居ないから何とも言えないけども、もしエウトンに決まったとしてもあまり多大な期待はする必要がないし、ブラジルから来る選手ならば活躍してくれれば儲け物ぐらいに思っていた方が無難かと。何しろここ数年ずっと日本で実績のある外国人選手ばかり獲得してきたわけですから、それをいきなりブラジルから連れてきた選手が成功するとは考えにくいし、もし活躍したら今までフロントは何しとったん、ということになるw

その意味では、カントクはポジションは競争でつかみとるものという考えを持っているんならば、変に突出した選手を連れてきて、その選手の出来に左右されるよりは、調子のいい選手をどんどん起用していくということもそろそろやって行く必要があるんじゃないかと思うわけです。固定メンバーはチームの熟成という狙いがあるのはわかるし、大型補強した後って新しい選手を馴染ませるには時間がかかるというのがあったかもしれない。ただ、逆に今の時点で目立った補強がないというのならば逆に言えばチーム内での底上げが必要かなとは思う。

そうなると、今度獲得する選手というのはチームでの競争を活性化させるような存在でいいかな・・・たとえその選手が使えなくても中の選手が競争の中から台頭してくるのであれば。

ただ、これはあくまでもエウトンのような日本で未知数の選手を補強すると仮定した場合の話だけどもね。

その他でいうと、バンの場合今聞こえて来るのはお隣さんだけだけですか。あくまでもこれは現時点での推測に過ぎないのだが、水面下では大体行くことはほぼ決まっているけども両クラブとも正式発表を避けているように思えるし、関西のメディアもそれを控えているような気がしないでもない。天皇杯を戦っている最中にバンがお隣に行くという発表が出たら、ガンバサポとしてはどんな気持ちになるだろう。まあ、ほぼ既定路線だということは判っていても、残りの試合、ああどうせアイツは来年お隣に行ってしまうんやな、という目で見る人もいるかと思う。それが既成事実化してしまえば余計にね。

幸いにもセレッソというクラブもガンバと同様に0円提示というのをなかなか発表しないクラブであることが救いになっている。確か柳本が引退した時も、最終節が終わってから発表されたんじゃなかったっけ?お互い大阪のクラブとして共通しているのは、次が決まってから移籍という形で発表することが多いということなんだけども。そう考えるとガンバでもバン以外にも出て行く選手はもしかしたらいるかもしれない。

余談ではあるけども、バンって実は敵に廻すと結構イヤなタイプかもしれないと思うことがある。ダービーであちらがガンバに勝つには、縦にボールを入れてウチの高いラインを下げさせることをやろうとするけど、そのターゲットにはうってつけやしなあ・・・もっとも、何度もオフサイドになるからそこらへんは相変わらずやな、と苦笑するかもしれんけど。

もっとも、セレッソはメルカートにおいても苦戦しているらしく、深谷にも都倉にも逃げられてしまった。クルピってああいう電柱タイプが好きみたいなんだけども、どっちかと言えばセレッソは中盤で点取るサッカーなら、都倉なんかは電柱を必要とする三浦の方に行って良かったかな。ただ、深谷ってゴリゴリ前田と同じように3バックのストッパータイプだから、4バックのゾーンが伝統の大宮に行って大丈夫かとも思ったし、むしろセレッソに必要なタイプだったと思うけどもね。

まあ、深谷の場合は、本人の適性というだけでなく、お金を必要としている大分の事情も絡んでいるかな、と思う(そう言えば大分の選手の移籍って移籍先の状況よりもむしろより多くお金を積んでくれるところに行くという感じになっているか。東京行く森重にしても、本当にブルーノや茂庭を切ってまで取る選手かという感じもするし)。個人的には彼がセレッソに行けばガンバと被っていない試合日には長居行って彼のネタぶりを楽しみたかったのに・・・と思えばスペ大海にもあちらは手を伸ばしていたか。リードしている時の大海クンって本当に相手を苛立たせるのが得意やからねw 

誰よりも早く、中国・韓国アウェー遠征を両方手配した件

2009-12-13 23:43:47 | ACL/A3
ということで、ACLでの対戦日時が決まってからまず手配したのがアウェーへ行く為の飛行機便の手配だった。

中国アウェーはANAマイルを使って27日当日に行って、29日祝日に北京から戻る予定でとりあえず足は確保。北京から河南省の鄭州までの国内便は自腹ではあるんだけども、マイルがこの時期に使えるのは大きかった。もう少し遅かったら満席で取れなかっただろうなあ・・・まあ、この時点でグループ順位がどうなっているのかは判らんけども、ACLアウェーの中で未知との遭遇ってやつを体験できるのは何といっても中国アウェーでありますからこれを逃す手はないと思う。試合の翌日はオプションとして、

・現地に留まって、洛陽、少林寺を丸一日回ってみる。

・北京へ移動して、工体(工人体育場の略で、現地の人はゴンティと呼ぶ)で北京と川崎の試合を観戦。あのスタジアムにはまだ中に入ったことはないんで今回がいい機会かとは思うけども・・・ということは瀋陽や天津と同様にあのフロサポと再会するのかな?

といったところが考えられるか。個人的にはね、中国の中で北京には愛着があるんですね。中国のいろんなところ行くにしてもここから入国することが多いし、帰国前にもここには寄って行くわけですが。何しろ1日では到底廻り切れない程の見どころが多い、奥深い町だから行く旅に新たな発見をするし、毎回別のところを開拓しようとするわけで、今回はゴンティの中に入るのもいいかな、と思ったわけですよ。まあ、まだはっきりと決めてはいないけども大筋はこんな感じで考えてますがね。

もう一つの韓国アウエーであるが、こちらはJALマイルで便を予約。ただ、往復共に東京経由であり、帰りが試合の翌朝8時にインチョン初成田行きって・・・ほとんど遠征の間の楽しみがないわけで、せっかく水原の美味しい焼肉屋教えて貰ったのに、試合終わったらセマウルかムグンファでソウルまで戻って翌朝早くに空港へ向かうって・・・何しに韓国に行くんでしょう、ワタクシはw

最後の東南アジアなんだけども、こちらの方は歌ばんが誇るACLアウェーマスターの方に任せるとしますかw 

天皇杯4分之1決賽 大阪鋼巴 2-1 鹿島鹿角

2009-12-12 22:48:14 | ガンバ大阪
ええっと、2年前にリーグ戦で鹿スタで勝った時も確か主審は西村さんだったっけ?試合をコントロールしようとするあまりカード乱発マシーンで神経質な笛だったかな・・・ただ、そうやって吹いてくれるのは鹿にとってはこの間の吉田以上にやりづらかったかもしれない。もっともウチもやたらカード貰っていたけども。

来年始動が早いことを考えると、リーグ3位に入ったわけであるから負けて休みに入ってもいいかという気持ちはどこか頭の片隅にあったことは否めないけども、現場はリーグのリベンジというのに燃えていたわけであるからそれを応援しないわけにはいかない。そして、この試合にはそうした気持ちがプレーに乗り移っていた!
ここで勝った意義はシーズン通して同じ相手に4戦4敗というのを避けただけでなく、まだまだタイトルと取るための旅は続くということだ。ならば元旦国立に行こう!

試合全体を通してみると、前半終了間際に高いラインの裏を取られて失点した場面は、危ない場面もあったけどもゴールを割らせることなく勝てた。ラインを高く押し上げるというのは前回からの反省なんだけども、鹿島にとっては裏にスペースができて、リーグでも彼らが得点を量産していたパターンを生み出してしまうリスクがあったとは思う。皮肉にも逆に後半ラインが下がって、中盤が間延びしてしまったのは鹿島の思うツボであったかもしれないが、最後のところで踏ん張れれば簡単にはゴールを割らせない形だったと思う。終盤にはミチを入れて左サイドを任せて、和通を3バックの中に入れていたが、これで中で一人余らせる守り方に徹したのは、ACLでFCソウルが取ったやり方と同じものだ。

鹿島が内弁慶と言われる原因の一つには、Jでは割とラインを押し上げてコンパクトに保つチームが多い中でならカウンターで点が取れるものの、ACLではこうやってラインを下げて裏へのスペースを消し(実際後半のガンバはプレミア並に、PA手前でラインを設定していた)、サイドからのクロスにも真ん中で一人余らせるやり方を取られると手詰まりになるというところにあるのかな、と思ったりもしたんだけどもね。これは、リーグでは圧倒的な鹿島が何故ACLで勝てないのかというのを先のリーグ戦での大敗の後に色々思案したり、周りの意見を聞いたりして自分なりに仮説を立ててみたからなんだけども・・・欧州CLではリバプールやミランのように国内では強者のクラブがCLでは自らを弱者と位置づけて戦略を立てるやり方が功を奏することが多いけども、ACLでは弱者の戦術を徹底してくる相手とやらなければいけない。まあ、そうなるとウチって結構弱いものイジメが得意ですからw

まあ、それでも鹿島は浦和やガンバがアジアで頂点に立ったことによって示されたアジアにおけるJのプレゼンスやレベルの高さの恩恵を受けることが出来たんだからそれはそれでいいんじゃないでしょうかね。

だからこのように書くということは、この試合のガンバは後半本来のスタイルからかけ離れたけども、トーナメントにおける勝ち上がりを重視した戦いに徹したわけで、織部なんかもこの間のリーグ戦の方がガンバは良かったと言っていたみたいだから、そこら辺は、今季勝てていなかった相手に対して極めて現実的な方策を取ったかを認めざるをえない。つまり、そういうやり方を取らざるをえない程鹿島さんは強かったということなんですが。

あちらからすれば、丸木が帰国、退団が決まっていたダニーロもケガで大迫もU-20に招集されていたわけだから一番人が足りない時期だったというのが不運だったか。決勝点に関しては内田に避難の声が上がっているけども、自分は彼を責められないばかりか、クラブに代表という掛け持ちでここまでよく頑張ってきたと思うわけです。むしろ、あそこは曽ヶ端の飛び出しがどうだったかな、と思ったわけですが。リーグ戦では3失点目の藤ヶ谷の飛び出しが?だったけど、この試合での両GKの出来はこの間とは正反対だったと言えるかもしれない。

だからこそ、本当にお互いガチメンでの真っ向勝負では勝てていないという課題は来季以降に持ち越しで、出来ることなら来季のゼロックスでもう一度お相手を希望しています。前回はほとんどこっちは戦略について準備不足で話にならなかったわけですから。

河南の側から見た組み合わせの感想-ラッキーだと思われているのをどう受け止めるか?

2009-12-08 23:31:57 | 中国サッカー
ACLの組み合わせが決まった後の河南の側の反応を中国メディアから探るべく、ネットを徘徊していると、地元の鄭州晩報で出ていました。日本と韓国の対戦相手はそのリーグの中で「最弱」の相手だからラッキーだってさ。

記事の中ではガンバは確かに去年ACLを制覇したけども、今年は国内リーグで一時は10位にまで低迷し、一時はサポーターがカントク解任を叫んでいたという、誠に痛いところをついて来ている。また、韓国の水原三星にしてもFAカップでは優勝したけども、国内リーグでの出来は「一般(イーバン)」つまり、よくも悪くもない中位レベルだと。そういう相手だからやりようがあると思っているようです。

だが、この記事を書いた記者は日中韓の比較の中で中国のレベルというのをどれだけ理解しているだろうか?いや、おそらく解って居ても認めたくはないのかもしれない。まあ、これってW杯の組み合わせで日本の入ったグループを「ラッキー」と考えているお目出度い人によく似ているんだろうけども、我々もあんまり人のこと笑えないかな・・・

確かにこの記事を読んで、「ケッ」という気持ちになるのかもしれないけど、それって、「オランダはW杯ではいつもゴタゴタでチームがバラバラになるので、日本はW杯で勝てるチャンスがあると思っている」と聞かされて、オランダ人なんかが、「アホか」とつぶやく感覚にどこか似てないかな、という気がするわけですね。相手側からすれば、ガンバや水原の強さは確かに認めるんだけども、共に今季国内リーグでの成績を見ていれば、決して良くはなかったから付け入るスキはあるぞ、と思っているわけで、あちらの側からすれば一理ある。

でもまあ、こういう記事を読んでしまうと、やはり自分はオランダ人みたいな気分になりますねw かくいう河南だって最後は中超3位でフィニッシュしているわけだから、日本の3位と中国の3位というのは違うんだぞ、というのを見せつけてやりたい気持ちです。