大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

本日はサッカー観戦3本

2006-09-30 23:35:51 | Weblog
えー、本日はガンバの試合がありませんので、何試合か他のクラブの試合を見てみました。

1.BSで川崎・広島戦

マギヌンが出場停止、ジュニーニョが負傷離脱で攻撃力低下が懸念された川崎だがこの日は3点取った。3失点というのは攻撃力の低下を補おうとしてリスクを賭けて攻めた代償であったという側面があるものの、このチームを見ていると裏へボールを出されて失点というパターンが多いような気がする。ただ、私はこのチームのサッカーは好きだ。攻撃的で見ていて楽しいし、ガンバと対戦するのも楽しい。点を取られても取り返せる力があるのだから、まだまだやりそうな気がする。

2.KBSで京都・浦和戦

ここ2試合浦和の試合を見ているが、彼らがしっかりゲームを組み立ててパスをつなげて・・・なんていう形をあまり見ていない。今日は前半しか見ていないが、京都の守備が酷すぎる。闘莉王を空けてはならないということは判ってはいるんだろうけど空けてしまったが為に先制点を奪われ、平川のミドルや田中達也のヘディングなども全てマークしきれていないところで失点している。まあ、弱い方や福岡との対戦でも4失点なんだから、守備が酷いというのは語弊があるかもしれない。どちらかと言えば京都が1点しか取れなかったところが敗因かもな。

ただ、浦和を見ていると、確かに弱くはないし守備は安定しているが、この日の前半だけを見た限りは京都にボールを支配されて攻め込まれた場面もあったように何か圧倒的な強さは感じない。まあ、ワシントンがいようがいまいが、このチームにはFWの個人技か、闘莉王の頭か、三都主のFKかといった個人能力の高さしか武器がない。どこかで行き詰るとは思うんだが、残念ながら残りの日程を見ていくとこのチームを脅かせるチームというのがなかなか出てこない。個人的には浦和にとっての山場はホームでの川崎戦と、アウェイの磐田・名古屋戦ぐらいではないかと思うが、取りこぼしは少ないかもしれない。


3.弱い方・鹿島戦

2の試合をテレビで前半だけ見て長居まで見に出かけてバクスタでマッタリ観戦。ビンゴスタメンでどうなるかと思ったがこの日はさして悪くはないし、ゼ・カルロスも左サイドからの飛び出しで再三チャンスを作る。

しかし、前半は中盤の構成が悪く、先に2失点。共通しているのは、鹿島の2得点は全て柳沢が絡んでいなかったことだ。この日柳沢の印象はさしてなく、前半に左サイドからのシュートを外してしまったあたりは「さすが」と思ったりもしたw しかし、それでも使われるのは彼の前線での守備とか、DFを引き付ける動きとかを監督が評価しているのだろうか?最もシュートが入らなければ相手のDFも釣られることがないと思うのだが。

個人的に一番良かったと思うのが、後半反撃の狼煙を上げるきっかけとなった名波のボレーシュートで見事に美しかった。しかし、よう判らんのがその後の選手交代。なんとモリシ・名波を同時交代させるという愚挙に「情けない方」の塚田監督は出たのであった。モリシを大久保と替えるのはまあいいとしても、名波を換えるならビンゴを下げてワンボランチの方が良かったんじゃないですか?

そしてもっと不可解なのが、後半残り1分となったところで西澤を下げて柿本を入れた交代だっただろう。この日の西澤が格別良かったとは言うつもりがないが、柿本が西澤よりどういう面が良くて替えたのだろうか?替えるにしてもなぜこの遅い時間帯だったのか?酒本の同点ゴールで塚田監督はなんとか助けられたところだろう。鹿島も鹿島で弱い方との相性の悪さは判るにしても、2点をリードしたまま追いつかれるというのは相当悪いんじゃなかろうか?

これで11月の鹿島遠征は決定やな。


4.大連実徳・山東魯能
帰宅して中超の結果を確認。ナヌ、山東魯能が大連実徳に4-1で圧勝しただと。やはりこの山東はタダ者ではない。来年のACLはこのチームこそ本当に要注意だと再認識させられた。

中秋の名月前夜 中国の「クラシコ」

2006-09-30 09:14:26 | Weblog
甲府戦を明日に控えているのに誠に空気を読めないブログですみませんw ただ、本日は中超の大一番である大連実徳対山東魯能の試合が行われますので書いておきたいと思います。これは11月18日の足協杯決勝の前哨戦と言える対決なので大いに注目されるところである。

ところで、この両チームの対決は中国語で「国家徳比(ナショナルダービー)」と呼ばれている。判りやすく言えば、中国版のクラシコである。しかも今年は旧暦の中秋節が明日(しかも中国の建国記念日で、大型連休開始日)とあって中国全土の注目を集めるか・・・と思いきや多分そうはいかないだろうな。みんな1週間の大型連休で旅行することで頭が一杯だろうから。

注目はなんと言っても中国代表のDF(大連の季銘義と張耀坤)とMF・FW(山東の鄭智と李金羽)の対決といったところか。最も山東はここのところ大連との直接対決で勝っていないから下馬評では山東有利でも案外引き分けという芽があるかもしれない。大連はヤンコヴィッチが負傷から復帰が濃厚だから鄭智との中盤対決を制し(というか格が違うんだけどね)て前線のスペースへパスを供給できれば面白い展開になるかもしれない。

上海申花のリーグ戦日程変更についての考察

2006-09-28 21:32:23 | Weblog
既に敗退したが、準々決勝で全北現代と戦った上海申花は第2戦を前の週末対戦予定であった、既にリーグ優勝を決めた山東魯能とのリーグ戦を平日に10月4日に延期している。理由は勿論ACLに備えて、というものであった。

よく、日本勢がACLを勝ち抜けない理由として一知半解のメディアなどが取り上げるのが、リーグが日程調整をしないからというものである。しかし、今回上海申花が何故リーグ戦の日程変更が出来たのか、その背景を探って見れば、日本で同様に変更が出来るか否かが判ると思う。

では、以下の通り、日程変更が出来た背景を考えてみよう:

1.営業面

申花のホームは市の中心地であり、平日でもそれなりに観客が動員できる。第一中国人は基本的に残業しないため、5時半以降になれば、試合開始までに十分スタジアムにたどり着ける。

まあ、それでも週末と平日では観客動員に差が出るとは思うが、基本的に中国でのクラブ運営はどこも赤字であり、それを親会社の宣伝として処理している為に営業上のダメージは痛くも痒くもない。

2.メディアへの露出

通常のリーグ戦とは異なり、ACLは中国の代表として出場しており試合も全国中継される。また、普段は中超に見向きもしないライトなファン層(日本でいう代表厨のような存在)の注目を集めることができる。

3.組織の一本化

日程変更を決めたのは中国サッカー協会であるが、日本のようにリーグと協会が分かれているのではなく、一本化されているため、協会のトップダウンで物事が決められる

4.対戦相手の同意

相手の山東魯能は既にリーグ優勝を決めていることもあるが、上海申花が大連同様中国を代表してACLに出場している重要性を理解している為に今回延期に応じた。これは、国内ではライバルであっても、対外的には同じ国の人間同士ということで結束する中国人の特性を象徴している。また、山東も来年出場が決まっている為に、今回のような前例を作ることが彼らにとっても来年同じことが起こりうると考えて取引に応じたと思われる。つまり、山東は上海申花や、協会に対して「貸し」を作ったといえる。

こうして見てみると、何から何まで日本と事情が異なるということが判るだろう。日本においてACL直前のリーグ戦の日程変更ができなかった最大の理由はホームであれば当該クラブが営業の関係上外せなかったのだし、アウェイであればなおさら対戦相手の承諾が得られなかったからだと筆者は考えている。中国・韓国と異なり、親会社に依存しない経営を目指すJではやはり営業収入の見込める国内のリーグ戦はなかなか犠牲にしにくい。結局は、中国・韓国のチームも同様に過密日程なのだから同じ条件下でガンバレ、というのが従来の結論だった。

もっとも、日本勢はこれまでACLのGLを突破したことはないのだから、勝ち抜く為にも何としてもその方法を考えなければならない。だから、日程調整も視野に入れるべきだ、という意見もあるだろう。それは確かに一理ある。

ただ、日程の調整を考えるのであれば、クラブの興行収入を重視するか、それとも収入の見込めるリーグ戦を犠牲にしても、さしたる収入を見込めそうにもないACLを取るか、ということを一度徹底的に議論しなければならないと思うのである。

ACL準決勝第1戦結果 全北2-3蔚山

2006-09-28 00:19:09 | Weblog
この試合は帰宅が遅かったので見ていなかった。しかしこのスコア見ている限りにおいてはやっぱり蔚山の強さって際立っているな。ガンバ、大連、上海申花といったチームが勝てなかった全北のホームで勝ってしまうなんて。ということは、今年ACLに出場したチームの中では(悔しいけど)最強ということを認めざるを得ないなあ。

次は蔚山のホームで行われるし、アウェーゴールの関係上、全北は2点差以上で勝たないといけない。となると蔚山が決勝進出に王手を掛けたといっていいのだろうか?やっぱり見たかったなあ・・・KBS/SBS/MBCのどこかで放送してくれれば第2戦はネットで見られるのだが。

やっぱり臥薪嘗胆を目指すガンバとしては蔚山がACLを制覇してくれれば新たな目標が出来る訳だから、こうなったら彼らに優勝してもらおうか。でもその一方で、GLを勝ち抜いていれば今日もしかして蔚山にリベンジする機会が早々と廻って来たのに、と未だに独りネガっている私がいる。

27日(水)にACL準決勝第1戦 全北VS蔚山

2006-09-26 23:33:13 | Weblog
早いもので半年前にわがガンバがグループリーグ突破をかけて戦ったアジアチャンピョンズリーグも既に準決勝まで来ている。で、ホーム第1戦は全北のホームで行われるが、現在のリーグ戦の戦績を考えると全北は下から数えた方が早いし、蔚山は一応5位につけているがトップではない。とすると、このACL準決勝に賭ける意気込みは相当なもんではなかろうか?

地力は確かに蔚山が上であるが、全北だって死のグループを勝ち抜き、準々決勝で上海申花にホームで逆転勝ちしている。今年の大会が内弁慶の傾向が続いていることを考えると、第1戦のスコアで決勝進出の趨勢が決まりそうな感じがする。

ところで、今回は中国ネットでは観戦はムリポ。となると韓国のネットなんだが、こちらには余り詳しくはない。見たいとは思うのだが、恐らくは見れないかもしれない。

読者の皆様へお知らせ

2006-09-26 21:31:48 | Weblog
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