大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

上海サポがACLで受けるアウェーの洗礼

2007-01-27 23:13:14 | ACL/A3
ゼロックススーパー杯のチケット購入の為、プレリザーヴへの申し込みをしておいたが、電子ちけっとぴあでは、既にその前からACLの浦和のホームゲームのチケをプレリザーヴで受け付けていたのだった。そして本日からACL試合の一般発売が始まったようだが、一部エリアでは既に予定枚数を終了しているらしくて順調な売れ行きを見せている。

ところで、ACLホームでの浦和の試合の席割りを見ていると、アウェーチームの応援席は、私たちガンバサポが埼スタで陣取ったエリアと全く同じである。となると、上海申花を応援する為に埼玉へ駆けつける予定の在日中国人らを中心に構成された「ジアヨー応援団」にとって、そういったエリアに行くこと自体が既にカルチャーショックとなってしまうのではないだろうか。

何故なら、中国の試合では、ホームのコアサポはバクスタのホームに陣取って応援しているからであり、去年ガンバが万博で大連実徳と対戦した際も阪大の留学生中心の応援団もSBアウェー席で応援していたのだった。

となると、今回も上海サポ(まあ、ACL限定ですね。コアサポではないにしても中国を代表して来るという意味で中国人が応援に来る)はほぼ、ゴル裏で試合を見るのが初体験ということになるわけですな。

逆に言えば浦和のサポの皆さんが上海へ行く時には、バクスタへ行っちゃいかん、ということになるわけです。最も赤のユニを着た一団が入場する時には最初から地元のサポから隔離されそうな感じが致しますが・・・

ACL準備段階では浦和が1歩どころか2歩も3歩もリード

2007-01-25 07:51:53 | ACL/A3
まあ、ライバルチームのサポとしてはいささか悔しい気持ちもありながら、Jを代表して戦う浦和には頑張って欲しいとエールを送っている民国です(ごあいさつ)。

ここまで今季ACLを戦うチームの編成やスカウティングなどを見る限りにおいては、浦和は上海申花やシドニーを一歩どころか二歩も三歩もリードしている、という印象があるわけです。何しろインドネシアのクラブの情報がない、と言っているくらいですから、上海やシドニーの情報は既に分析済みなのだろう(悔しいけども)。リトバルスキーからシドニーの情報はもう仕入れているようですがそうですか。

しかしシドニーFCもとんだ罰ゲームに参加することになりそうですな。ワールドカップ予選を突破し易くする為に豪州協会がアジアに転向した為にその副産物としてのACLにシーズン終了後に参戦させられるとは・・・

上海に到っては、私の知る限りにおいては今季の外国人選手がまだ決まっていないとか。去年ACL用に獲得した電柱ヤンカーは既に帰してしまったようだし。あ、すると彼経由で情報を仕入れているってこと? それに中盤の主力孫祥(スン・シアン)もPSVに移籍したようで・・・補強が全く進んでおりません。あ、全北戦で戦犯扱いされた例の反則王DFは戻って来るって?これは失礼致しました。

という風に見てみると、準備段階においては浦和がリードしていることには間違いない。最も中国アウェーというのは、かの全北でさえ、1勝はおろか1点すら得ることが出来なかった鬼門なのだから、決して油断は出来ないのだけども、ACL単体で考えるとさほど浦和に不安要素はない。

むしろ、問題はその間並行して行われるリーグを如何にして乗り切るかであろう。去年ACLを経験した者から言わせて貰えれば、ホームでの試合はACLで対戦した大連実徳よりも直前の鹿島の方がまだ怖い感じがしたのである。従って前後のリーグ戦において、知らず知らずの内に体力を消耗していった為にその後のACLで本来の力を出し切れなかったと言える。大連アウェーの後新潟アウェーといったようなリーグの素晴らしい日程のお膳立てもそれをアシストしたのだし(どうせアウェーなら大連から直行便で戻ってこれる名古屋や広島辺りの方がよかったのだが)。

ちなみに、このエントリを書いている時点でまだ発表はないようだが、ACL期間中にウチは川崎・浦和との試合が組まれているという噂がある。こういう組み合わせでも十分に川崎も浦和もGLを突破できると考えていいんだろうね、日程クン?

今季の中超の日程がキツキツではない件について

2007-01-20 22:39:08 | 中国サッカー
中超の今季日程が発表され、Jリーグと同じ時期に開幕する。だが、ざっと見た感じで言えば、今季の中超試合日程は、

1.基本的には週1回の日曜日開催(去年の週2試合という強行軍はない)
2.ACL直前の山東魯能と上海申花の試合は全てホーム
3.場合によっては、ACLを前にしての直前のリーグ戦日程変更は十分可能
3.長春亜泰のホーム開幕は4月から(逆に言えば3月は寒すぎてできない)
 ちなみに、もし来年このクラブがACLに出てくることがあれば(可能性なきにしもあらず)、3月の極寒のかの地で試合する究極の罰ゲームが待っています・・・

4.例年10月中旬閉幕が、11月中旬閉幕
(11月に極寒の長春、大連、北京でも試合がありまっせ)

といったところが特徴だろうか。今度中国へ行くときにはどの試合を見ようか?例えば4月29日なんて深センと山東魯能が激突するのだし、8月になれば山東最大の罰ゲームである青島遠征(飛行機が使えない為に片道5時間のバスツアー)なんていうのも見物だしな・・・

最近は中超もJも試合がなくて、張宇の名曲にあるように、「曲終人散」の寂寥感といったものを感じてしまうことが多い。シーズン開幕が待ち遠しい今日この頃である。

ガンバのアウェー戦を観戦できる「アズーリ」

2007-01-19 04:44:05 | ガンバ大阪
このエントリを「ガンバ大阪」に入れたのには理由がある。心斎橋にあるサッカーバー「アズーリ」はシーズン中にガンバのアウェー戦を中継してくれるからである。

URL:http://f59.aaa.livedoor.jp/~azzurri/

この店はエニスタやスタカフェと違うところは、あちらが大勢で盛り上がる場所であるならば、こちらはカウンター席で、向かいの大画面をじっくりと観戦するコンセプトであることだ。

私もシーズン中、アウェー参戦できない日にはこちらへ寄せてもらって見る予定である。特に平日の試合がある日には、大阪市内で仕事をしている人にとっては寄りやすい場所ではないだろうか?

セレッソが獲得した韓国人選手

2007-01-15 06:32:36 | サッカー全般
キム・シンヨン(金 信泳/Kim Sin-Young)という、Kリーグでもドラフト1位候補だった選手とか。

そう、韓国KリーグクラブはJクラブの様に下部組織というのを持たないわけで、人材の供給を高校・大学に頼っているという状態。そこで契約金の高騰を抑えるためにドラフトを導入しているということなのだが・・・

で、何が言いたいのかと言うと、ドラフトというのはもともと米国4大プロスポーツが起源となる制度なのだけども、米国の場合選手が米国以外の国でプレーするということが想定されていないから成立するものである。

今回セレッソの獲得は、下部組織を持たず、アマチュアからの供給に依存している韓国のKリーグにおいて、新人選手の海外(特に隣の国)へ流出という問題が顕在化してきたのではないだろうか?

最も、日本のプロ野球だって対岸の火事どころじゃないと思うんだけどね。4年後にハンカチ王子がメジャーにいきなり指名されたらどうなるの?最も日本のプロ野球の方が契約金や年棒の条件の方がいいからまだまだ安心かもしれないが・・・


千葉阿部の移籍で改めて確認したナビスコ杯の位置づけ

2007-01-13 21:06:56 | サッカー全般
皆さんご存知の通り千葉の阿部が浦和へ移籍を決意した。この件に関しては別に当該クラブのサポではないからこれといった感慨はないのだけども、一つ気になることと言えば、阿部が移籍の理由に挙げたことが、来季ACLで戦うことにあったことである。

逆に言えば、ACLのカップウィナー枠でナビスコ杯のウィナーが出るという風にJFAが規定していれば、どうだっただろう?それでも彼は移籍を決断しただろうか?もっともジェフというクラブはこれまでにも主力選手を多く手放して来たのだから、そのような状況下でも阿部を引き止められたという保証はない。ただ、選手には残留を説得する為の材料にはなったかもしれない。

だから、今回の移籍を傍から見ていると、ナビスコで優勝したにも千葉が、選手を流出させてしまう(坂本にも噂あり)となると、肝心のナビスコ杯の位置づけについて改めて考えさせられてしまう。この大会がアジアの道に繋がらないということであるならば、若手や控えを試す為だけの大会でいいということか(実際そう割り切っているクラブもあるのだが)、という風に。勝ってもあんまりいいことはなさそうだしね。

鬼武さん、川淵さん、それで本当にいいのですか?

ガン「バレー」誕生で更に進化するガンバ

2007-01-11 21:49:44 | ガンバ大阪
えー、オフに入っているのでブログの更新もサボりがちですが、ゆっくり過ごそうとしているのでついつい最新のエントリを書き込むのが遅くなってしまいますw

で、すでに皆さんご存知の通り、前から報道されていた補強大本命の選手の入団が決定致した。普段から硬派一辺倒(おい)の私にしては珍しく(どこが)ネタに走ってみましたが・・・どうやらこれだけで完全に来季の対戦相手はドン引きモードのようです。

で、バレーを獲得した目的はかねてから我らがカントクが理想としていたバルセロナ型のサッカーをする為と言われている。この間の天皇杯決勝でも、もし延長に入れば家長を右のトップに廻して3トップで攻めようとしていたようであるが、これを来季は頭っからやろうとしているのか!?

いやあ、どんな時でも我々観客を退屈させないネタでハラハラドキドキさせてくれるではないか。4バックで守り、ボランチが一枚になるという戦術もハラハラもんだし・・・

で、バレーのポジションであるが、今までFWの真ん中をやったことがない、と言われている。カントクはひょっとして、バルサのグジョンセンだってシャドーやウイングを前のチームでやっていたのにエトーがケガをすると急遽真ん中をやられたように、バレーだってやらせてみれば何とかなる・・・とでも思っているのだろうか?まあ信じるしかないな。それに、最近流行のポリバレントという言葉に倣えば、もともと左のウイングだったことを考えると、マグノがいない時にはそちらへ廻すことができるもんなあ(真ん中に播戸をその時にいれるか。でもポストプレーならバンの方が巧いけど)。

いずれにしても、Jではあまり馴染みのない欧州トレンドの戦術をガンバが体現しようとしているのだから、来季は更に進化した姿を見せてくれる・・・と信じておこう。

1月7日にテレビ観戦したスポーツ

2007-01-08 01:10:55 | Weblog
スポーツ観戦した時に自分が満足する時というのはどんな時か、と自問自答した際の答えは決まって、自分がそこに求めているものが目の前において体現された時だというものである。

例えば、ガンバのサッカーを見る場合、最高に面白いサッカーをして勝利を収めることに越したことがないが、ガンバとて完全無欠な強さや、掛け値なしの面白さを毎回見せられるわけではないし、むしろこのチームは強さとモロさが同時に顔を覗かせる事が多く、それが却って余計に彼らに愛着を抱いたりする要素だったりするw まあだからこそ、これだけ入れ込んで昨年はアウェー遠征を何度も繰り返していたものだった。最初から完全無欠なチームとか、最高レベルのサッカーとかいうものを見たければ欧州CLを見ればいいと考えている。勿論自分も時折欧州サッカーは見るし、バルセロナは好きなクラブであるが、ガンバほど入れ込んで見ている訳ではない。

前置きが長くなって申し訳なかった。昨日は朝から風が強くて外に出るのさえ億劫な天候であったため、自宅で高校ラグビー決勝戦と全日本女子バスケットの決勝をテレビ観戦した。

まず、ラグビーであるが、正月の大学ラグビーから昨日の試合にかけてFWの体格差がゲームのスコアに色濃く反映されてしまう傾向にはいささかウンザリさせられてしまう。むしろ昔の早稲田みたいにFWで劣る分バックスの展開力で明治に立ち向かう時の方が期待感を持って見る事ができたものだった。これは、自分が国内ラグビーを見る際に、体格の劣るチームが如何にして勝ちあがる方法論を見せられるか、ということをポイントにしていたからだろう。2日の大学ラグビーの試合といい、昨日の決勝といい、FWの差で試合の趨勢が決してしまう試合というのは、マッタリ観戦する分にはいいけども、悪天候の中でも現場へ見に行くぞ、という気合までは入らない(花園には割と近いところに住んでいるにもかかわらず)。だったら、TVで6カ国対抗やスーパー14、それにトライネーションズでも見て居ればいいと思ってしまう。

逆に高校ラグビーの裏でやっていたバスケットの全日本女子決勝はなかなか見ごたえがあったと思うのは、女子バスケットには、むしろ戦術の妙を見せて欲しいと思っていてそれが見事にツボにはまったからだろう。

バスケの試合で本当にスンゴいプレーを見たければTVでNBAを見ればいいし、そうでなくても、BJリーグなんかでも現場では見るものに堪えうる比較的良質な娯楽を提供してくれる。女子の試合はそういう点では男子の試合には叶わないのだし、外国人が居ないのなら、尚更両者が戦術を繰り出して見る目の肥えた観客を唸らせるものがないといけないと、女子バスケットの試合を見るときには考えている。

その意味で決勝戦はシャンソン化粧品と富士通という去年と同じ顔合わせになったが、以前シャンソンを率いていた富士通の中川監督の戦略がズバリ的中した試合展開となった。守っては相手のエース永田にボールを入れさせず、攻めては矢野を中心として外のシュートを的確に決め、更に空いたスペースに走りこむような「オシム流」の戦術(バックドアなんかも試合中決まったりしたもんね)を体現してくれたのだった!シャンソンにいた時は個々の選手任せだった戦術を今度は格上の相手にはキチんとした戦術を見せてくれるとは!こういう中川さんを見たかったわけですよ。

そんな訳で私の感想というのは世間一般の人とはやっぱりズレてるなあ、と自分で書いていて思うわけであります、ハイ。

中国で轟かせろ、その名は「浦和ルビー」

2007-01-05 21:13:47 | ACL/A3
最近ACL関連の中国メディアの記事を追っていって、気になったことがある。来年よりACLに参戦する浦和レッズが、中国語で「浦和紅宝石」と訳されていることだが、「紅宝石」というのは、直訳すれば「ルビー」という意味なんやね、これが。

「レッズ」というのが、「レッドダイアモンズ」の略称なんだから、一部で使用されている「浦和紅鑽(原文は簡体字)」という表記の方がしっくり来るんだけどなあ。でも、ダイヤというのは、普通赤いわけがないんだから、それを赤く塗りつぶしてしまうと、見た目は「ルビー」の出来上がり~(笑)。なるほど、見事な訳語を考えますな、中国人は。

まあ、冗談はともかく、2つの訳語がある中で目下優勢なのが、「紅宝石」という方なんですが、これに関してはレッズには以下のような対処療法が考えられる:

1.中国語でどんな訳語をつけられようが、こっちの知ったこっちゃない。だから無視無視。

2.いや、これは明らかに誤訳なんだから、「紅鑽(ホンズアン)」という正しい意訳語を使うように中国メディアに通達しろ

3.いっそのこと、レッズの音訳語を使うように言えばどうか?ガンバは「鋼巴」、ジュビロは「朱比落」という当て字があるんだから、レッズにだって・・・

3番目の対処法を書いているうちに気づいたことがある。もし、仮にレッズの音訳語を当てるとしよう。「雷子(レーズ)」とか・・・でもこれって、「サツ、ポリ公」とかいう警察のくだけた言い方を意味してしまうから3が陽の目を見ることはまずないでしょう。

まあ、所詮これはあちらの問題なんだし、一他サポの私がとやかく言うことではないんだけども。ただ、このままいくと「浦和ルビー」が中国デビューしそうな気がするわけです。

コメント・トラックバックの件

2007-01-03 23:02:34 | Weblog
一昨日からコメントとトラックバックを承認制に切り替えました。これはあまりやりたくはなかったことであるが、余りにもマナーを度外視した連中がHNすら名乗らずに荒らしてきた為に、ブログをいつも読んでくださっておられる読者の皆様には今後とも気持ちよく読んで頂く為に、敢えて承認制に切り替えた次第である。

ただ、承認制に切り替えたからといって、私の意見に対する異論・反論を一切受け付けないということではない。その中で建設的な意見があれば、自分とことなる意見のコメントであっても公開していく方針でいるつもりである。最もその場合は自分でも再びコメントはさせて頂くつもりであるが、HNすら名乗らない人物のコメントは今後一切紹介はしないし、荒らしのコメントも同様に対処させて頂くので予め御了承願います(まあ、意図的に晒した上で反撃を加えることも考えますが)。

ちなみに、札幌戦を前に書いたエントリであるが、サッカーの応援にはよくある試合前の煽りを自分流に表現したに過ぎない。また、天皇杯の覇者がACLの出場権を得るということは、裏を返せばJ2のみならずJFLや地域リーグ、はたまた大学のチームにだって優勝してACLに出る確率が全くないわけではない、という問題を提起しているのである(これは、既に優勝したにも関わらず浦議でも議論されている事柄である)。ただ、だからといって札幌が優勝して出る資格がないと言っているのではなく、現行の制度上において、仮に札幌が天皇杯で優勝した場合にはその権利は尊重されてしかるべきであることは同じエントリでも書いていることを忘れないで欲しい。

そして、自分のブログにおけるポリシーは、試合前には煽りを入れるけども試合後には相手を煽ったりはしていない。にも関わらず「審判買収」云々だのと書き込むヤカラが居た為に今回の措置に到った次第である。大体オフサイドとか言っている連中に限って頭にボールがミートした瞬間に、宮本と相手DFが横一線上に並んでいたというのを静止画像で見ていないのではないだろうか?別に絶対オフサイドではないと言い切るつもりはないが、明らかなオフサイドとかいうのも言いではないかと思うし、まして買収云々というのは、真横から判定していた線審に対する重大な冒涜ではないだろうか?