大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

衛星賽比 大阪鋼巴 1-3 大阪櫻花

2008-08-31 22:25:21 | ガンバ大阪
試合の勝敗はともかく、ロニー、播戸、二川のコンビネーションは確認できた。ロニーの使いどころは、ポストのクサビ役。彼に当てて、そのリターンをフタが縦に出し、ロニーが造ったスペースにバンが走りこむ。先制点はその形が見れたが、ある意味これはガンバが得意としている形の一つだ。

ただまあ、そのためには結局中盤からのボールの供給が不可欠になるわけで、ロニーは前でボールをもらえないと下がって受けてしまうことになる。また、やはりケガ上がりとあって、動けることは動けてもマリノス時代に柏戦のゴールを決めた時のようなキレというのには程遠いか。ただ、時間を限定して交代枠の中で使うというのなら3人がナビで出てくる可能性というのはあるかもしれない。

注文をつけるとすれば若手選手たちであって、夕方4時で残暑きつい日であったとしても後半から運動量が落ちてセレッソに押し込まれてしまっている。ただ、これは運動量だけでなく、セレッソがサイドを使い、SBとSHの2枚で崩してくる攻撃をしてきている分、技術・戦術でも相手に上回られていた(まあ、ウチのサイドバックが弱すぎたのもあるんだが)。そうなってくると、今のガンバの不調って根本的には4-4-2でも2列目が中央に固まってサイドが1枚しかいない4-2-2-2の布陣に限界が来ているところなのかもしれない。確かに以前に比べると研究されてきて行き詰まり感がアリアリではあるんだけどもね。ただ、セレッソだってトップではガンバに類似したスタイルでやっているのに、この日は左サイドの外国人が積極的に攻めあがってサイド攻撃をカバーしているのには驚いた。横浜FCとの試合では尾亦なんか完全にお茶を引いていたし、熊本戦でもあまりサイドを有効に使っていたとは思えなかったからだ。

まあ、あちらの事情については何とも言えないけど、サテというか年代別を率いている指導者の中にこそ、ある意味戦術に長けた指導者がいるかもしれないし、この日のジウトンというSBこそ、アレーなんかを引っ込めてトップに抜擢してもいいのかもしれない。だからまあ、浮上するきっかけはちょっとしたところにあるのかもしれないな、と思ったりもする。

ガンバの場合はどうか?選手層や、適材適所の選手起用(これは選手に応じて戦術を構成するカントクの得意とするところで、SBやボランチに適任者を欠きながらも布陣を変えない神戸やFC東京とは根本的にやり方が異なる)は何とかなるとしても、そこから先に行き詰まりを打開する戦術的なモデルチェンジはあるのだろうか?フルモデルチェンジは今出来ないとしても、神戸戦で時折見せたサイドに中盤の選手が顔を出したりするような修正は必要だろう。ただ、それが続かないということは、神戸戦の先制点で遠藤がサイドに顔を出したりしたのは、彼自身の判断でああなっただけで、チームとして意識して行っていたパターンではなかったということなのか?

審判について言っておくとサテの試合であるからあまり文句言ってもしゃあないんかな、とは思ったよ、あのPKの場面はトップの試合ではあまりあの程度のオブストラクションでは反則は取らないし、第一取ったとしてもそれは間接FKの対象になる反則ではなかったか?

この日は昼間ドームで野球を見て、途中で切り上げてから南津守まで来た。野球を見た目的は1000マイルで、見事ゲトしましたね。ここのところ勝てない試合が続いているのでこの日の内容もイマイチで重苦しい空気に包まれたが、雨は降り続けても止まない雨はない。今の状態もいろんな意味でチャンスだとさえ考えている。