Jユースカップの決勝を長居で観戦したけども、ユースまでもが見事に良くも悪くもガンバのサッカーではあった。真ん中の狭いところを愚直にまでこじ開けようとするのはやはりガンバらしいw まあ、両サイドが高く張る陣形なんでリスクを冒している分その裏を狙われやすかったけども、そうしたリスク冒してでも攻める心意気は良かった。ただ、彼らがこのままトップ上がっていくと最後の崩しやフィニッシュのところでいかにスパイスをつけるか、というのが足りない部分だったけども、そこはトップチームでは補強で賄っていくことになるのだろう。その意味でこれから育成にしても補強にしても適正なコストで廻して行けるかがカギになってくるだろう。
その意味では、ブルズ王朝はピッペンの年俸を長期間に渡って低く抑えていたことだったからこそ可能だった、ということからもっと学ばないといけないのだけどもw(もっとも最後はMJの年俸が高騰しすぎてさすがにチーム維持が困難になったけど)。まあ、ピッペン本人はブルズでのキャリア後半はその年俸水準には不満だったけども、こうして歴史に残るNBA選手として名を残すことが出来たし、何よりも何度も優勝して知名度も日本で上がったことで、デミオの売上にも貢献出来たわけですしねw
話をサッカーに戻すと、そこで気になるのがセカンドチーム運営を見据えた大量昇格をどう見るか。まあ、過去ジェフや徳島の例を見れば運営費がトップチームの経営を逼迫するということを顧みたら、仮に実現したところで気になるのが、
1.何人で廻していくのか
2.J3のカテゴリーで本当に育成ができるのか
というところか。
1に関してだが、ネクスファジ(ウチにいた三木良太も最終的にはここ送りになったけど)なんかを例に取ると19人で廻していて、しかもGKは一人しかいない!試合中にGKが怪我なんかしたらそれこそ、こないだの皇后杯の湯郷ベルみたいにフィールドプレーヤーの選手が代わりに急造GKをやらされるハメになるんだけども・・・まあ、さすがにウチのセカンドチームでそういう状況にはさせないんだろうから、控えのGKには大学生とかを登録させたりするのだろうか?全員プロ契約ってことにするとさすがにチームの維持は厳しいかな、という気はするけども。
まあ、セカンドチーム発足の目的がユース組の試合経験を積ませるためのものであるとしたら、要はそこで如何にチームを成立させるための人数を揃えるかということだろう。とするとGKに限らず足りない部分は大学生で賄って人件費を抑えるという形にするんかねえ・・・
結局、トップチームにしても戦術練習や紅白戦、それにSULなんかをやろうと思えばある程度人数は居るわけであって、チームヒエラルキーであれば、1)トップチームでベンチ入りできる選手 2)トップチームでベンチ外だけども練習や紅白戦で必要な人員をトップで確保しないといけなくなる。岡山でさえもトップには27人選手を保有しているわけやし。
あと、セカンドチームはセカンドチームで別々に練習ってことにはなるわけで(岡山の影山監督はネクスファジの練習まできちんと見ていた)、年2回の入れ替えに際してシビアな決断をしないと行けない分、当然トップ監督の負担は増える。
2についてだけども、J3が出来たばかりなんでまだ何ともいえないが、これまでの歴史を振り返って見ると、J3よりはむしろ若手をJ2でやらせる方が経験値を還元できるとも言える。J1でいきなり主力の座を掴んだ宇佐美は別格として、ウチで今主力でもある、大輝や秋なんかは修行を積んで帰ってきたし、大森や西野君も去年J2で試合経験を積んだ。チンの場合は今横浜FCでボランチでキャプテンやっているけど、彼の場合現在のポジションを考えると巡り合わせが悪かったかな、とは思う。
ただ、セカンドチームという話が出てくるのは、裏返せば今までユース上がりの選手に十分チャンスを与えてあげられなかったからだ、とも言えるわけで、ここは試行錯誤していくしかないのかな、とは思いますけどもね。ただ、セカンドチームで運営費が嵩むようだと、いずれトップの運営費も縮小することになる。まあ、それこそスペインのフットサルのエルポソみたいなケースですね。岡山なんかを見ていると彼らがネクスファジを運営しているのも、人件費が外部の補強選手>内部昇格、という考えがあるからのようだが、それも目に見える効果が挙げられるかですね。エルポソみたいな形でやっていけるんならそれはそれで意味がある話なんだけども。
その意味では、ブルズ王朝はピッペンの年俸を長期間に渡って低く抑えていたことだったからこそ可能だった、ということからもっと学ばないといけないのだけどもw(もっとも最後はMJの年俸が高騰しすぎてさすがにチーム維持が困難になったけど)。まあ、ピッペン本人はブルズでのキャリア後半はその年俸水準には不満だったけども、こうして歴史に残るNBA選手として名を残すことが出来たし、何よりも何度も優勝して知名度も日本で上がったことで、デミオの売上にも貢献出来たわけですしねw
話をサッカーに戻すと、そこで気になるのがセカンドチーム運営を見据えた大量昇格をどう見るか。まあ、過去ジェフや徳島の例を見れば運営費がトップチームの経営を逼迫するということを顧みたら、仮に実現したところで気になるのが、
1.何人で廻していくのか
2.J3のカテゴリーで本当に育成ができるのか
というところか。
1に関してだが、ネクスファジ(ウチにいた三木良太も最終的にはここ送りになったけど)なんかを例に取ると19人で廻していて、しかもGKは一人しかいない!試合中にGKが怪我なんかしたらそれこそ、こないだの皇后杯の湯郷ベルみたいにフィールドプレーヤーの選手が代わりに急造GKをやらされるハメになるんだけども・・・まあ、さすがにウチのセカンドチームでそういう状況にはさせないんだろうから、控えのGKには大学生とかを登録させたりするのだろうか?全員プロ契約ってことにするとさすがにチームの維持は厳しいかな、という気はするけども。
まあ、セカンドチーム発足の目的がユース組の試合経験を積ませるためのものであるとしたら、要はそこで如何にチームを成立させるための人数を揃えるかということだろう。とするとGKに限らず足りない部分は大学生で賄って人件費を抑えるという形にするんかねえ・・・
結局、トップチームにしても戦術練習や紅白戦、それにSULなんかをやろうと思えばある程度人数は居るわけであって、チームヒエラルキーであれば、1)トップチームでベンチ入りできる選手 2)トップチームでベンチ外だけども練習や紅白戦で必要な人員をトップで確保しないといけなくなる。岡山でさえもトップには27人選手を保有しているわけやし。
あと、セカンドチームはセカンドチームで別々に練習ってことにはなるわけで(岡山の影山監督はネクスファジの練習まできちんと見ていた)、年2回の入れ替えに際してシビアな決断をしないと行けない分、当然トップ監督の負担は増える。
2についてだけども、J3が出来たばかりなんでまだ何ともいえないが、これまでの歴史を振り返って見ると、J3よりはむしろ若手をJ2でやらせる方が経験値を還元できるとも言える。J1でいきなり主力の座を掴んだ宇佐美は別格として、ウチで今主力でもある、大輝や秋なんかは修行を積んで帰ってきたし、大森や西野君も去年J2で試合経験を積んだ。チンの場合は今横浜FCでボランチでキャプテンやっているけど、彼の場合現在のポジションを考えると巡り合わせが悪かったかな、とは思う。
ただ、セカンドチームという話が出てくるのは、裏返せば今までユース上がりの選手に十分チャンスを与えてあげられなかったからだ、とも言えるわけで、ここは試行錯誤していくしかないのかな、とは思いますけどもね。ただ、セカンドチームで運営費が嵩むようだと、いずれトップの運営費も縮小することになる。まあ、それこそスペインのフットサルのエルポソみたいなケースですね。岡山なんかを見ていると彼らがネクスファジを運営しているのも、人件費が外部の補強選手>内部昇格、という考えがあるからのようだが、それも目に見える効果が挙げられるかですね。エルポソみたいな形でやっていけるんならそれはそれで意味がある話なんだけども。