大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ACL準々決勝第2戦展望-1stレグが終わった時点から戦いは始まっていた

2009-09-30 06:00:54 | ACL/A3
さて、今日いよいよACLの日本勢対決で決着が付くのであるけども、その展望について書いておく。

先週国立での第1戦が終わってから、この第2戦に向けての戦いは始まっていた、とも言えるのは、週末のリーグ戦で互いにターンオーバーを敢行したということだ。あんまりおおっぴらに入れ替えるとお犬様がまたキャンコラ吼えてくるのは目に見えてくるものの、今回程度の入れ替えならOKという線引きができたのではないだろうか?

とはいえ、入れ替えに出てきた川崎の黒津とか山岸や井川がセッキーの期待に添えられるような働きをしたかと言えばそうとは言い切れないのだけども(ただ、フロサポのブログ読んでるとその前の試合でも田坂や養父が良かったというわけでもないという)・・・でもこれは入れ替えた代償と言えるものであって、前にも書いたように選手を入れ替えるということはそう簡単ではない。入れ替えに出てきた選手の試合カンだとか、ゲームを通して走りきる体力だとかは常時出ていなければ維持できるものではない。まして圧倒的な戦力差を前提にしている中で入れ替える欧州とは違って日本ではそんなに戦力格差があるというのでもない(というか後述するが、そうした格差も長年対戦してきて研究対策である程度カバーできるようになってきている)。

その意味で、今の日本で入れ替えというのは少々入れ替えで出てきた選手の不出来には目を瞑ってでも、長期的に主力の疲労を軽減し、控え選手をゲームで徐々に慣らしていくということしか意義を見出せない。ここが難しいところで去年からウチは殆ど入れ替えをしなかったのだけども、それを批判するのであれば入れ替えで出てきた選手たちの不出来に目を瞑ることができるかが、ターンオーバーを敢行する時の見る側に求められる態度だろう。

そうやってターンオーバーの意義を考えると、去年ウチらがACLでやっていた時と比べると、ACL自体が新たな段階に突入したとも言えるかもしれないが。

さて、2ndレグであるけども、恐らく次のステージへ勝ち上がる為のリアリズムが支配する試合かもしれない。この間の川崎との対戦では、川崎のラインの設定がリーグとACLとでは違う。ACLでは低い設定だったということは、負けない戦いを選択してくる可能性がある。とはいえ、名古屋だって先制してしまえば後はバランスを崩さない戦いで主導権を握り、最後は守りきってしまう可能性もないわけではない。まあ、川崎って1-0で逃げ切れる相手でもないんだけども・・・

名古屋が90分で2-1なら延長だけども、その時には延長でもアウェーゴールが適用、というのが今年から確かなくなったんだっけ?ただこのルールだと2試合目ホームでやる方が延長に入ると有利にならないだろうか・・・

試合内容よりも、お互い結果に拘るガチな展開で、どんな手を打ってくるかを見るのが第三者的な楽しみではある。

最後に審判はやはりこの試合も第3国なんだけども、前にも書いた中立国審判を選出する原則は対戦チームが同じ国である場合には必ずしも当てはめる必要はないんじゃないかと思うし、今後こういうケースが出てくる場合は審判も日本人でいいんじゃないかという思いが強くなっている(まして利害が絡まない国から選出する必要もないわけだし)。

こういうことを書くのは、一つには国際試合でよく起こりがちな言葉の壁という問題をなるべく減らすことができる特殊なケースだと思うからだ。サッカーに限らず、他競技においてもミュンヘン五輪での男子バスケット決勝では物議をかもしたのだが、その時には、

審判(ブラジル人とブルガリア人)
対戦チーム(アメリカvsソ連)
観客(ドイツ人)
FIBA事務局(フランス語でまくしたてるオサーンがいた)

という異なる母国語を持った人たちがあの場にいたことで意思疎通が取れなかったのが問題だった(以後、バスケットの国際試合では審判2人のうち1人は英語の出来る審判と決められるようになったが、これは米国がイニシアチブを取るバスケットだからこそ決められたものかもしれない)。

そう考えるとサッカーでもこのアイデアは一つ考える余地があるのかな、とは思う。日本人選手たちだって皆が皆、宮本みたいにPKのエンド変更を主審に認めさせる程の英語力があるわけではないのが現実みたいだし・・・まあ、本当はサッカー選手が世界に出ようと思えば日ごろから語学の勉強はしっかりやっておいた方がいいわけですよ。
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河南vs上海の試合ではラグビータックルOKだった?

2009-09-28 07:32:51 | 中国サッカー
昨晩河南と上海の試合をネット中継で見ていたけども、試合内容はさして見るべきものはなく、空中戦でゾーンで守っていた上海DFのギャップを河南のエースFWのオリザベルデが頭で決め、更に終了間際に得たPKとあわせて河南がホームで2-0で勝利。上海はACLがしんどくなってきたんだけども、順位に変動があって、河南が首位に立ち、3位には06年にガンバがACLで対戦した大連が上がって来た。こうなると来季のACLで北京・河南は可能性が高く、残り2つの椅子をめぐって大連・山東・天津・長春が争うという感じになってきた。

長春というのは一番気になりますね。来年のACLに出てくるとなれば最初の2試合は恐らくアウェーになるのだろうけども、3月下旬に長春での試合するとなればそこへやってくる対戦相手にとってはACL史上最大の罰ゲームになるだろう。まあ、そこに日本のクラブとの対戦となったら・・・お犬様は一度見に行ったら?中国では秋冬制がそもそも成り立たない理由が解るし、日本でやるならば周辺諸国との兼ね合いを無視してやることを意味することになることを理解してくれるでしょう。ついこの間サポ仲間で長春に出張行ってきた人によると、夏の服装で現地行ったら6度から8度ぐらいの気温やったと言うとったからね・・・

話しを冒頭の試合に戻すと・・・お互いにちょっと裏とられただけですぐ相手のユニを引っ張ったりするのはやめなさい!まあ、それに対してカードを対して出さないのがこの間ACLで笛吹いていたスンちゃんなんだけども・・・まあいちいちカード出していてはピッチの上から選手がいなくなって試合そのものが成り立たなくなるんでしょうねw 

けど、その判定基準を国際試合で持ち込まれる方はたまったもんじゃないでしょうよ。ACLでは中立国というか利害関係が絡まない国から審判が選出されることになるわけだけども、それでいくとGLでは東南アジアの小国から、そしてノックアウトステージに進むと既に敗退した中国から審判が召集されることがよくあるんだけども・・・日本勢が決勝まで行くとまたまたスンちゃんが近いからという理由だけで主審になる可能性は否定できない。

折角GLで中国のクラブを全てやっつけたと思ったら、皮肉なことにそこから先で中国人の審判に当たるとはな。

で、何とかせいという声が聞こえてきそうなんですがw、同じ国同士のクラブが対戦するんなら、解決策として同国人の審判に任せたとしても何の問題もないんじゃないですかね?今思いつく提案はそれぐらいだけども、国際試合における言葉の問題とかを考えたら一考の余地はあると思うのだが・・・
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J聯賽 第27輪 大阪鋼巴 2-1 川崎前鋒

2009-09-27 08:25:10 | ガンバ大阪
昨日の結果は勿論ACLで敗れた者にとってはリベンジともいうべきものだったが、果たして本当に川崎に対してリベンジできたのか、とふと自問自答してみたくなる。あの時と昨日とではお互い置かれた立場が違う。そして、6.24で逆の結果が出ていれば昨日の試合だって全く違ったものになっていたかもしれない。そういう要素が十二分にあり、その中の一つが昨日の川崎のスタメンで、来週水曜を見据えて菊地とテセをベンチに置き、スタメンで黒津と山岸を使ってきたことだ。

これについて対戦相手がどうこう言うことではない。連戦が続く中で長いスパンで見ればセッキーが多少の入れ替えを敢行したのは解るし、へナが出場停止だったことを考えると4-4-2というのは理にかなっている。それでも序盤は3トップ気味の位置取りに見えたのは気のせいか?黒津が右サイドに位置していたのは山岸とジュニーニョの3人でスペースを均等割りしていたように思えた。まあ、途中からさ4-4-2で山岸が左MFにスッキリ収まった感じだが。

ただそういう選手起用見ると、6.24でセッキーが見せたジュニとテセを外して勝負に出た采配と比べると鬼気迫るような気迫がなく、どこか淡白な感じ、今回川崎を倒すというウチの方の気迫が上回ったとも言えるだろう・・・まあ、選手起用についてだけど、ウチは去年からあまり殆ど入れ替えないまま今日まで来てしまったことを考えると、今回の入れ替えは決して間違ってはいないんだけども。

さて、試合の方であるが、川崎はACLの名古屋の時みたいに引き気味で来るかと思いきや、エッラク高いライン敷いてきたわけですね。そうなるとガンバの4-2-3-1の去年のACL仕様のシステムが効力を発揮するわけで、遠藤の先制ゴールはオフサイドかどうかは別にしてその高いラインの裏を突いたものだった。ただ、その後追加点が奪えないまま、流れが少しずつ川崎に傾きかけて、谷口に同点ミドル許したのだけども、あれは松代さん何とかならなかったですか?前半ケンゴと接触した際にジャンプもままならない藤ヶ谷をベンチ入りさせていたけども本当に大丈夫かと思ったけどもね。どうもガヤをベンチに入れたのは雰囲気に慣れさせるのと、あと控えGKとして戦況を見て欲しいということだったのだろうか?ただ、そうは言っても万が一ということを考えるとね・・・サイドからのクロスに反応できていない松代を見ると来季誰がスタメンであるかは別にしてGKと、そしてしっかりしたGKコーチの補強は必要不可欠ですな。

後半にハッシーを下げてヤットをボランチの位置に下げ、ルーカスが中盤に下がる形の玉突き人事の結果ジェジンが投入されたのだが、運動量はともかくとして下がってボールを受けては裏にスペースを造るという仕事はやってくれたお陰でペースを掴むことが出来、ヤットのFKゴールまでの流れに持っていけた。ヤットのFKゴールって2年前のフクアリ以来やな。ACL決勝でのゴールはオフサイドやったからなあ・・・ただ、ヤットが決めていたからいいものの、本来ならジェジンがその後1対1を決めて試合を終わらせて欲しかったけどもね。FKゴールというのも年に一度あるかないかの頻度だとしたらここらでジェジンにはしっかり仕事して欲しかった。運動量云々というのはしゃあないからそれよりしっかりとFWの本分を果たして欲しいとは思うわけですね。

その後はDF4枚+中盤4枚でしっかりブロックを造って川崎を抑えこみ、あとは恒例の大魔神投入(ラムダッシュの宣伝ではしっかりCMタレントになっていたw)だけというのだけども、今回カントクは忘れてたなw 9回表2アウトでランナーが一塁に出た時点でやっと投入したけどそのせいで審判はアディショナルタイムを長くとったんじゃないのかw 吉田ってこの試合本当に一貫性のない判定基準で一貫していたのがハンドに甘いということか。川崎の選手がエリア内でハンドしたのは決して故意ではないと判断したからなんでしょうね。川島相手にPKでリベンジするヤットを見てみたいとは・・・思ってないというか、まあ、川崎との勝負をPKで決するという展開を避けたがっていたのかは知らんけども。

冒頭に話しを戻すと、川崎へリベンジできたか、と言われれば、結果ではそうなんだけども、今回はいろんな要素が絡んでいるだけにリベンジ途上、というところか。やはりACLでのリベンジはACLでやりたいと思うし、誰かさんの言葉じゃないけどもACLはやはり見るものではなく出るものだと思う。その為に一歩一歩駆け上がって行こう。

それにしても川崎はやはり強かった、とケンゴの後半早々のミドルなんかを改めて見るとそう感じる。こう書くのもやはり、その強い川崎相手に負けたことすら誇りたいという気持ちが私の心の中にどこかあるからなのかもしれないが。
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川崎戦~攻守のバランスを如何に保てるか

2009-09-26 07:34:46 | ガンバ大阪
ネタで踊った翌日はマジメなプレビューを。別に当ブログはネタ系ではありませんよw 

昨晩この間の東京戦とACLの川崎vs名古屋の試合の録画を早送りしながらポイントを抑えつつ見直してみた(菊地のケネディに対するヒザ蹴りはファウルを取らなかった審判の問題で、その後スンちゃんがやたらバックチャージに厳しくなったから訳がわからない)。見る時には、ガンバが如何に攻守の切り替えを行っていたかなんだけども、東京戦の前半は後ろに人数かけていたし、攻撃時にはボールを奪ったら縦にまず出すという意識があった。これは7月以降から徹底していたチームの約束事ではあるんだけども、東京だってリトリートしていた分ガンバが前線にクサビを入れるパスを最終ライン付近でカットしていたわけだから、そこらへんが前半手詰まりになった原因かな。

で、川崎との試合であるが、今季(というか昨年のアウェーでもだが)の試合で敗れたのは何れも試合を押し気味に進めていながら、点を取るあまり前がかりすぎてカウンターを浴びていたわけで、その意味では今回は修正した攻守の切り替えで川崎が狙ってくるロングカウンターに如何に対処するかがカギになるかと思う。ただ、川崎だって、というか川崎の方がむしろACLから中2日ということもあってスタミナ温存で来るだろうな・・・となると、この間の東京戦の焼き直しというパターンはありうる。ただ、この間石川をフリーにしたようなミスをやってまうと、川崎には決められるFWがいるから(開始早々のピンチは多分ラインを上げるか、低く構えるかの間でズレがあったものと思われる)それは命とりになりかねない。

と書いていると向こうはヘナが今回有休でジュニーニョはケガ・・・といってもあちらお得意の情報操作ですかな。水曜ACLがあるんだったら無理はなさらずに。まあ、でもヘナが居ないおかげで養父とかを入れて中盤厚くされる方がやりにくいかな。セッキーは多分バランスを考えてきそうな気がする。

まあ、このまま膠着状態を続けて後半相手が疲れて来たところが勝負かと。ただ、先制されるとそのまま引き篭もられて鹿島みたいな省エネやられるから、最低でもイーブンの状態はなるべく続け、カウンター対策をしっかりしながら試合をコントロールしていくというのが理想かと。あ、そうそう。この間梶山に対してしっかりとプレッシャーかけてパスの出所を抑えていたことがケンゴ相手にもできるかな?まあ、そう簡単には行かない相手やけども・・・
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ACLで負けたから、今度はお前ら負けてくれw

2009-09-25 07:11:36 | ACL/A3
あらためて、自分が柏の試合を見たエントリに貼った動画を見直してみると、みゃ長って笑いのセンスがあるというか、ただのアフォにしか見えないというか・・・けど、数年前に暴力沙汰起したところのリーダーがこうまでイメチェンしたということは評価に値するし、アフォになるのも一つの才能だとは思う(別に氏が本当のアフォだと行っているわけではないので念のため。アフォになるのとホンマのアフォは違うから)。

で、今回言いたいのは、タイトルの通り。みゃ長のネタをちょっとだけイジらせて頂きましたのでそこんとこ川崎の皆さん宜しく。皆さんにはACLやナビスコでタイトルを獲るチャンスが残っているんですから。まあこういうこと言うと、「お前らもう一回だけ負けてくれ」とか言われるんだろうけどもw こっちはリーグでのACL出場権内に入って、正月はゆっくり休みたいというのがホンネですわ(あ、これもみゃ長のネタやったねw)。

で、今回のネタ路線に相応しく、明日の試合でもギネスに挑戦するとかなんかで皆で一斉にヒゲそる企画を川崎相手にぶつけるみたいなんで(川崎を意識しているかどうかは不明)、それに参加してきます。
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昨日はACLやっていたが・・・

2009-09-24 07:55:00 | ACL/A3
ACLは自分たちが出ている出ていないに関わらず、書こうと思っていた大会ではあったんだけども、昨日は休日出勤で試合は生で見て居ないので、リーグ戦での対戦偵察を兼ねて今日じっくり試合は見させて頂きます。まあ、ウチらがもし勝ちあがっていたら昨日は国立に・・・というよりはガンバってクジ運良くないからウズベクやサウジに飛ばされていたかもしれないし、そうなるとシルバーウィークに夏休み足して現地行っていたんだろうなあ、と勝手に想像してしまうんだけども。

記録だけを見て気になったのが、審判団が中国人で、主審が例によってスンちゃんこと、孫保潔(スン・バオジエ)だったということか。去年のアウェーカタール戦でやたらと流しまくっていたあの人ですわ。あの時もラフプレー流しすぎで酷かったけど(その代わり相手の演技には引っかからなかった)。中東の笛よりマシということなのか、それとも中東からレフェリー派遣するのが面倒だったのか・・・え、中東の笛の方がまだマシだって?そりゃ失礼しました。

それにしても、BS朝日でちゃんと中継やって欲しいわ。まあ、そのおかげで録画でしか見られないということが解っていたから休日出勤していたんだけども。こうやってACLについて人が喋ったり書いたりするということで興行としての盛り上がりを持たせることが大事だとは思う。自分たちには関係ないと思っている他サポの皆さんだって、将来どこで当事者になるや解らないし、それはそんなに遠くない将来であるかもしれない。そういう時に何でこんなに盛り上がらないんだと言ってもしょうがないわけだから。
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横浜FC vs 東京維爾迪 ~大黒がいつの間にかヒールになっていた件

2009-09-22 20:19:50 | 中国サッカー
横浜FC vs 東京ヴェルディ 大久保 択生と大黒将志の接触後、大黒の挑発


さて、前回の続きで、日立台での観戦を終えてから横浜へ移動し、三ツ沢に横浜FCとヴェルディの試合を見に行ったのだが、一番の見所は、髪の色といい、態度といいすっかりヒール役になってFCサポーターからブーイングを浴びていたということだった・・・すみません、ウチの教育が悪かったんですw

まあ、元を正せば前回の対戦で相手GKの大久保との接触の後に、FCサポーターのブーイングに対して、「聞こえへんのじゃ、ボケ」みたいな仕草で挑発したのがいけなかったんだろうね・・・ゴールを決めた後でも相手サポを挑発していたわけだから。まあ、プロレスでヒールがいると盛り上がるんだからそれを意識してやったってことは彼なりに客を意識した振る舞いだったかもしれない。それについて賛否両論があるかもしれないが、プロが常に客と勝負しなければいけない存在だとしたらそれも悪くないかな、とは思うし、ホームのサポの皆さんもそうしたヒールにブーイングすることを楽しんでいるんじゃないかという風に感じられた。実際、プロレスの悪役レスラーって、一度リングを降りると実に紳士的な人たちが殆どなわけであって、大黒だって根は悪くない人間ですから、と彼のかつて所属していたチームのサポとして言わせて頂きます。

この試合、後半途中から出場したのはひょっとして彼守備しないところから干されているんかなあ・・・と考えてもいたんだけども、ケガで別メニューだったところから安心した。とはいえ守備しないのは確かで、前に岡ちゃんから守備に戻らないところをダメ出しされていた。けど、決定力不足が言われているのに守備しないからってねえ・・・まあ、代表の場合格上の相手とやるわけだからFWにも守備や運動量を求められるので、そこらへんが彼にとっては苦しいか。

しかしながら、彼の良さは、ご一緒させて頂いた、FCサポのfutre氏も指摘されていたように、決して下がることがなく、常に前に位置取りしているから、DFにとってこれほどイヤなこともないわけで。この日も途中出場しながらも最後まで相手に脅威を与え続けていた。FCもCB二人がマークを受け渡しながらしっかりマークしていたんでフリーにはさせなかったが・・・それでもDFラインを意識して、裏に飛び出そうとしたり、スキあればかっさらって行こうとする辺りは常にゴールを狙う意識が感じられた。

ただ、彼のプレースタイルって下がったりすることはないのはいいとしても、前線にボールが入らなければ、やれ孤立しているだの、DFラインに埋没してしまっているだのと言われる恐れがあることだ。別に大黒なんてF東の石川なんかと違ってよく走ることを売りにするわけではないんだから。その意味では人それぞれ持ち味があるんだから、いいところを見て生かすようにすればいいんじゃないですかね。

気になるのはヴェルディの経営難と今季昇格が厳しい状況にある中で大黒が来季以降の身の振り方をどう考えるかですね。年俸4千万(推定)を保証できるクラブって昨今の経済状況を考えるとJ1でもそうはない。ウチだってその候補には入るかもしれない。けど、復帰にあたっては、

・ガンバは定位置を保証しない(Jで実績のある外国人との競争がある)
・J2の得点王は藤田や新井の例もあるように、J1での通用度を割り引いて考える必要あり(まあ、それでも大黒ならそこそこやれるとは思うが)
・大黒は自分の出番がありそうなチームを考える必要がある

というのがポイントだろうか。

そうそう、忘れていませんがw 横浜FCのことについても書いておくと、樋口さんが理想とするサッカーに対してまだまだ選手がついていけてないのかな、と。この試合FCのベンチ近くに座らせてもらっていると、縦へヴェルディDFの裏へ出そうとする選手たちに「繋げ!」とか、二人がかりで前線へ守備に行った時に、「二人で行くな」とか叫んでいた。

これは多分守備の時に選手がポジションと適当な距離を保ってスペースを埋めるようにというものだったと思うんだけども・・・これを見ていると欧州の主流みたいな戦術でのポジショニングを意識しているのかと思う。この試合ではリトリートしてからのショートカウンターが決まり、1点目は池元の当たり損ない?のボレー(その前のワンバウンドが幸いして抑えが利いたか?)が決まって先制。もし柏がACLに出ることになったら貸し出されていたそうです・・・2点目も高い位置から奪ってPKをゲットして、最後はキングを投入するというスポンサーや子供たち(ハーフタイムの練習でもキングを見て喜んでいた)を喜ばせる理想な勝ち方だった。

試合後のMVP表彰にはライブドアがスポンサーに名を連ねていて、社長自らがプレゼンテイターになっておられた。ヒルズにある会社が横浜のクラブのスポンサーか・・・まあ、ライブドアにとっては、胸スポになれなくても(カネが掛かりすぎる)、地域に貢献しているというイメージを上げるという意味で、MVP表彰とかスタジアムに看板出すという程度ならアリなんでしょう。今後Jリーグにカネ出してくれる企業ってそういうところになってくるんかな。

となるとヴェルディの今後が気になるんだけども、個人的には前にも書いたように、日テレの名前を出させてくれればカネを出すと言っているのなら、そういう形もアリだと思っています。全てのクラブがプロ野球みたく企業名をつけるのを認めるのではなく、経営難にあえぐクラブに対して2年ぐらい期限を区切っていいから認める(その間に経営を立て直すという条件がつく)。メディア表記は東京Vという名前を続ける(報知や読売のような系列メディアは別にして)という柔軟性を考えてもいいかもしれない。欧州にだって企業名の出ているクラブはないわけではないのだから。
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柏太陽神vs広島三箭 試合前ゴール裏ネタ~柏バカ一代(ようつべより)

2009-09-21 08:50:16 | サッカー全般
柏vs広島 試合前ゴール裏ネタ~柏バカ一代


味スタ遠征の翌日に日立台と三ツ沢行ってきたけども三ツ沢の件は次回書くとして今回は日立台の方を書きます。午後1時キックオフだけに暑かった・・・けどそれ以上に注目を集めたのがこのパフォーマンス。まあ、広島のゴル裏は当然ブーイングだったけども、自分がいたアウェー指定席の広島サポさんらは大爆笑だったw

試合内容を忘れてしまいそうだけどもw まあ、寿人はあんなに決定的なチャンスをモノにできない選手じゃなかったのにな。けど、広島は攻守にバランスは取れていた。3バックがベースだけども必ず左右WBのどちらかが下がって変則4バックでバランスを保ち、相手に攻め込まれたら5バックでも守る。そして攻撃時にはWBが高い位置を保ち、3トップを形成してパスを廻してサイドを広く使ってゴール前に迫る。柏はセットプレーでの村上の泥臭い得点以外にはポポの無回転以外ゴールのにおいはしなかった。まあ、あれは中林の反応が良かったな。ウチに来るという話もあったんだけどもその時はメディカルチェックで引っかかったんだっけ?まあ、ウチで出番が得られたとは言えないわけだから、広島で良かったのでしょう。

柏はGK菅野のコーチングが何気に光っていた。自分が見ていたところから菅野を注視していたら、盛んにジェスチャーを交えながら指示出している・・・まあ、GKにとっては当たり前のことなんだけども、彼が正面でガッチリキャッチする場面って一見何でもないように見えて実はコーチングでDFとの位置関係を整備できている賜物なんだけどもね。あと、パクどんは空中戦では無敵。さすがにいい選手ですねw
ビルドアップにおいては栗沢が動いてパスコースやスペースを作り、杉山がフィードするというのが板についてきたか。前半実トップ下でポポが右サイドでスタートしたけども後半二人の位置を入れ替えたネルシーニョ采配もあれはあれでよかったかな・・・それでポポがスペースを使って生き生きするようになったから。繰り返すけどこの人の無回転はヤバイ。

柏にとって惜しまれるのは、1-0とリードした時点でキタジを下げてフランサを入れた采配かな、と。点を取りに行く状況でフランサを入れるのは判るんだけども、ゲームプランとしては1点を守りたかったんじゃないだろうか?じゃあ、代わりに誰を入れるのかというと言葉に詰まるんだけども、前線で運動量のあるタイプの方が同じ入れるなら良かったとは思う。まあ、それに一番適任だったのは居なくなったチュンソンじゃないかと思うんだけども・・・契約の関係でこの試合は出られなかったけど、来月ウチとやる時はちょっとイヤな気が。ただビスマルクはもう勘弁してくれw 結局フランサをあの場面で入れるというのは、多分年俸に出場給が含まれているからかな・・・と勘ぐったりするんだけど。

とはいえ、上位の広島相手に引き分けられたのだから、柏にとっては決して悪い結果ではなく、残留圏内には一歩前進だったかな、と思う。この日の観戦でやはり来年も日立台遠征行きたいとは思ったね。
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J聯賽第26輪 大阪鋼巴 0-0 FC東京

2009-09-20 06:56:48 | ガンバ大阪
試合が終わった後、東京サポのコール氏に連れられて三鷹のスポーツバーに行き、そこで東京サポさんらと歓談させて頂いたのは有意義な経験だった。サッカーに対する見方をより豊かなものにするために必要だと自分が思っているものに、

・他サポの知己を得る
・欧州サッカーのフィードバックを得る
・他競技を参考にする
・スポーツ以外の分野の知識も得る

といったものが挙げられる。他のものについては別途論じるとして、最初の他サポの知己を得るというのは、普段から違うチームを追いかけている他サポの人は当然自分たちの周りのサポらとは違うバックグラウンドを持っておられるわけで、そういう人たちと集い、お互いの考えを持ち寄ってああだこうだと話をするというのは自分自身参考になるし、他サポの皆さんにだって参考にはなると思う。特にコール氏は昨年ACL GLにおけるガンバの試合皆勤賞を果たしておられた方なのでw、他サポ目線からガンバを語って頂くのは非常にありがたいです。まあ、その分こちらもお返しに自分なりに感じた東京の良さというのを伝えたいと思っているんですが。自サポ中心となると結局他所のチームとの相対化する目が曇ってしまうし、それが過度のネガリを生んでしまうことにもなってしまう気がするけども。

例えば互いにミスが多かったという指摘は確かにそうなんだけども、そこで覚えておくべきは、その中には積極的にリスクチャレンジした上でのミスというのもあるということだ。またサッカーは相手がいる競技だということを考えればパスミスというのは自分たちのミスであると同時に相手の読みが上回った場面でもあるということも覚えておく必要がある。

ただまあ、ハッシーはミスが多かったしそのうちの一つにサイドチェンジのミスがあったけども、だからサイドチェンジの功罪について考えさせられるわけですね。ヤットが雑誌でモトと対談した時に互いに一致した見解として、サイドチェンジを自分があまりやらないのは、取られた時に逆サイドに人が居ない分ピンチに陥りやすいということらしい。ガンバの攻撃でサイドチェンジが少ないと不満を漏らすなら、そうしたリスクと自軍の選手のサイドチェンジの精度を頭に入れた上で、あえてサイドチェンジのリスクを冒すのがいいかどうかを考える必要があるように思う。

試合の方を振り返ってみると、前半は東京のゲーム、後半はガンバのゲームだったということが言えると思う。そうさせたのは何といって副審の出来だっただろうか?開始早々石川がフリーの場面で外したが、現場で見ていた限り、ナオはクロスを上げてくれた鈴木の達っちゃんにスルーパスが出た時点でオフサイドと思っていたんじゃないか、と思うくらいのシュートだった。まあ、ボレーで合わせるのって思ったよりは簡単ではない高度な技術なんだけど力入り過ぎたかな。同じく前半終了間際でも東京が下平にプレスかけてボール奪取してチャンスを作ったんだけどナオがまたもや外した。どちらか決め手いれば代表選出が見えていたのだとは思うんだけどもね・・・

後半は一転してガンバがボールを支配したのだけども、ジェジンがスルーパスを受けた場面は東京の選手たちの感覚ではオフサイドだったのだろうか?まあ、走りながらラインを見るというのが副審泣かせではあったと思うんだけども、そうした判定によってラインを上げられなくなる=>前も下がり、ボール奪う位置が低くなるという悪循環に前半はガンバが、後半は東京が陥っていたという感じか。ただ、皮肉なことにそのことによって最終ラインが集中して守り、お互いボールを廻されても最後のところで防ぎとめていたという感じではあったんだけども。こちらの方の決定機についていえば、ルーカスは叩きつけすぎ、そして権田は神で、雅人のシュートを逆をつかれながら止めたのは、ただ彼を褒めるしかない。

決め切れなかったところでレアンの穴というのは感じるんだが、結局彼の持っていた決定力とチーム全体の連動性というのはトレードオフの関係にあると言えるから、難しいところ。去年の後半は一番サッカーになっていたけどもFWの決定力がアレだったのでそこを補強したら今年前半は去年と比べると連動性が乏しく結局レアン頼みになってしまったんだけども・・・

試合の流れを見て、改めてオフサイドというのはサッカーをサッカーたらしめるルールだということを再認識させられた。これがなかったら結局裏を意識して下がるために中盤が間延びしてしまう。近年のオフサイドのルール改正というのは欧州では低ライン化を招いているのだけども、漫遊なんか正に最初から低いラインで攻守の切り替えを早くして防ぐという感じになっているしなあ。

終わってみればお互いに決定機がありながらモノにできず、勝てなくて残念という気持ちと負けなくて良かったという安堵感とが交錯したような感じでしたね、と試合後コール氏に伝えたところ、氏は意外そうな反応をされていたんだけども・・・

東京について言えば、前半高い位置からプレスかけていたのは、カボレ不在による穴を埋める方法論だったとは思う。今までだと自陣からカボレに預けることによってとりあえずロングカウンターにおけるボールの収めどころがあったんだけども、それを今度は高い位置でボールを奪うというやり方を狙ってきていたし、事実前半最後の場面なんて正に願ったり叶ったりだったと思うんだけども。だからまあ、そうしたプレスが90分持たない分(実際後半は足が止まっていた)、あの場面でナオが決めて後半リトリートして逃げ切るというのが東京にとっての一番の勝ちパターンだったと思う。オイルマネーで選手持っていたかれた悲哀というのはこちらも十分承知しているから、今月に何とか勝利という結果をモノにしたいところだよなあ・・・あ、ナビスコ決勝では東京を応援していますから。
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ボランチが常におざなりにされてきた大分

2009-09-16 07:30:40 | サッカー全般
鹿島vs川崎の試合についての裁定は自分が推した一時停止後の再開という形で落ち着いた。興行的には問題はあるけども、双方落としどころを見つけたということになるかな。

で、先週末のJリーグで気になったもう一つの件は、大分vs磐田の話。試合前に大分のゴル裏で掲げられていたダンマクはダンマクとしては不適切とも言える内容ではあるから、クラブが出した処分は判る。ただ、あれを出した人たちの気持ちも判るっちゃあ判る。クラブの経営陣が自分たちだけの判断で暴走しないようなチェック機能を果たそうとする使命に燃えていたのだろうけども・・・

ただ、新しい胸スポンサーとの契約を結んだこと自体、確かにそのスポンサーは過去にいろいろとあったところではあるけども、マルハンが撤退を決めて不況下でなかなかスポンサーがつかない昨今の状況において、一概に溝畑社長ばかりを責めるという気にもなれないわけです(あまり好ましくないところかもしれないが)・・・まあ、これは一他サポの勝手な意見ですけども、大企業のスポンサードを受けない中において大分みたいなクラブがJ1でやっていくにはキレイ事だけではやっていけないんわけだし。と同時にマルハンがダメでフォーリーフがOKというところのJリーグの基準については説明を求めたくはなりますね。

そういうことでお叱りを受けるかもしれないですが、好ましくはないけどもダメともいいきれないという曖昧な態度になってしまうわけですね、この件は。もっと言えばああいうところというのは決してキレイではないが故に何かあったらその余波がクラブにだって及んでくるわけなんでそこらへんは過去の朝日ソーラーとか世界の小室と同様に、自己責任で広告料を賄っていくしかないんだと思う。

それともう一つ菊地の件。これに関して言えば本人は一生十字架を背負っていくことになるんだから、今後の彼の更生に期待しましょう。

ただ、気になっていたのはこの時期に菊地を補充したところから判るように、大分というのはボランチを随分軽視してきたな、ということである。大分がいい時というのはボランチが安定していたわけで、降格の危機に陥った一昨年も前年のおいさんことエジミウソンとトゥーリオのコンビを解体し、残留まで持ち直した後半はおいさんを戻してホベルトを獲得して凌いだ。そして去年はこの二人がシーズン通してプレーできたことでナビスコを獲った。しかし今年はホベルトが離脱後(その前から連敗は始まっていたが)に連敗をなかなか止められずにいた。

このことで判るように、ボランチというポジションは3バックで安定した守備が生命線となる大分を象徴している。それは何故かということを説明すると、昨今のJリーグでは欧州にならって3バックから4バックに移行しているトレンドからすれば3バックというのは不利になってしまう。ただ、サッカーの監督ってS級ライセンス持っている人たちはそうした理屈をわかっていても、現実にはそのチームの台所事情に合わせた戦術を構築しなければならない。

多分大佐はブラジル人故にホンネは4バックだったのだろうが、3バックというのはCBの特性(深谷なんかはマンマークで人に強いタイプ)とサイドバック(これはブラジル的な攻撃参加できるSB)が不在というチーム事情を見てのものだったと思う。

ただ、そこからどうするかがブラジル的だったと思うのは、欧州みたいに守備専の選手をSBに配するくらいなら最初からCBを3人並べる。どうせ4バックでもSBの一方が攻め上がってもう片方が残るんなら、サイドプレーヤーを前に最初から上げておいて後ろは屈強なCB3人で固めるという発想から来ているものではある(セレッソのクルピもそれに近い)。そして守備から入るチームだから相手の2トップのマークには3バックが適していると。その意味ではブラジル人にとっての4-4-2って4-2-2-2であってイングランドみたいなフラットな4-4-2という選択はなかったんだろう。

ただ、それで行く場合、横幅を3人で守ることによってスペースを突かれてしまいやすいという弱点をどうカバーするかがカギを握るわけで、その時こそ運動量と読みに長けたボランチのカバーが必要となる。守備が堅い時の大分ってこの間のおいさんみたいに、相手がサイドに人数かけて来るところをおいさんがカバーするというやり方が上手く行っていた。

多分それぐらいの理屈は原さんは判っていたんだけども、欲しい選手が取れなかったのはカネの問題かな・・・と思っていた。その意味では本来フェルって必ずしもチームにとって優先順位の高い補強ではなかったとは思うんだけども、来季ホベと並んで仮契約結んだか・・・そうなると仮にホベ戻った場合の相方ってどうなる?
あ、その為の菊地の補強だったのか。ただ、菊地獲得における混乱の遠因もフロントのボランチ軽視というのがあったことは忘れてはならない。
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