大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

今年一年を振り返って~昇格間違いない、なんていう確信は終盤まであまりなかった

2013-12-31 21:43:38 | ガンバ大阪
2013年もあと少しとなったんで、今年一年を振り返っておきます。今年はJ2でのシーズン中、中国行っていた時以外は全てホームとアウェーを参戦出来たことは自分にとって大きな財産となったとは思う。普段あまり行けなかった遠征地へ行けたのもJ2ならではだし、それはそれで貴重な経験ではあった。

ただ、その一方で、地方のアウェーでは確かにJ2クラブなりに集客をしていく為のおもてなし、という暖かさは感じたんだけども、なんていうか、同時にヌルさというのも感じて拍子抜けしてしまったのも事実。勿論それはJ2クラブならではの集客の努力の賜物であることは理解はするけども、そうした中での雰囲気は、ACLでの厳しいアウェーを経験してきた自分からすると、どこかアウェーとしての物足りなさ感じたわけです。そう考えると、やっぱり自分らは上で戦わないと行けないし、ここへ戻ってくることがあってはならないな、という気持ちを強くしたりもした。

世間ではガンバの昇格なんていうのは当たり前みたいに思われていたかもしれないけども、自分としてはそのような実感というのはあまりなかったくらい、J2では難しい戦いを一年間通じて強いられたように思える。ガンバサポの皆さんの中にも、秋ぐらいには、このまま失速して、京都に逆転されてプレーオフなんかに廻ったらどうしよう、と心配された方もおられるかもしれない。けど、その感覚は強ち間違っているわけではなく、同じ時期に健太監督は眠れない日々を過ごしていたかもしれないのだ。まあ、それがあったからこそ宇佐美システムにスイッチしたというわけでもあるけど。

勝負の世界で生きている人たちは、多かれ少なかれ臆病な一面を持っていたりもすることがあるらしい。例えば、野球なんかで言えば、今年日本一に輝いた楽天の星野監督なんかは、丁度10年前に阪神でぶっちぎりのリーグ優勝を果たしたわけなんだけど、かなり早い時期からマジック点灯していたにもかかわらず、ひっくり返されたらどうしよう、という不安を漏らしていたと虎の007氏が振り返っていたわけなんだけども。まあ、そうした不安があるからこそ常に努力し、研究を続けるということなんだろう。

そう考えると、春先低調だった時期でも、そんなに心配していなかったと選手や監督が口にしていたけども、それは不安の裏返しであったかもしれない、というのが伺えるわけです。

自分の中で、まあ昇格はほぼ間違いないな、と思えたのはアウェーの徳島で勝ったあたりで、後はどの時期で決めるかということぐらいが焦点となった。まあ、多少足踏みすることはあるかもしれないけども、最後には決まるやろうな、という風にあの時思ってたっけ。

改めて、一年でJ2から戻って来れた監督や選手たちには御礼を申し上げます。

オフにはバスケネタもやりますーFIBAのBJリーグへのルール改正勧告をどう読むか

2013-12-20 00:20:24 | Weblog
バスケ東京五輪 開催国枠消滅も(日刊スポーツ) - goo ニュース

ツイッターのバスケ関連のリストを見る限りでもこの話題に触れる人が多かったようですね。

ここでは、FIBAが何に拘っているのか、に焦点を当てて見よう。大きく分けると、

1.一つのトップリーグの下にピラミッド型のリーグ運営
2.トップリーグと下部リーグを同じルールで行うことによって、公平な競争、実力の差別化を図る(実力の優劣などを図る上ではルールが違っていれば客観的には不可能だから)

という点だということだろう。まあ、サッカーに慣れ親しんで来た人たちからすると実にまっとうすぎることなんですが、そう簡単に行かないのがバスケの複雑な部分なんですな・・・

1がなんで必要かと言えば、トップリーグが分裂してしまうとチーム数が増え、優秀な選手が分散してしまうという状態になればトップリーグでの競争力が下がると言われているような自体をFIBAは恐れているわけです。つまり、トップリーグを運営するための必要な競争力を維持する為には適切なチーム数のみトップリーグに存在するのが望ましいということ。その辺FIBAのお題目というのはJBAの公式に詳しくは出ているけどもね・・・

だからまあ、このコンテクストから考えられるのは、リーグの階層化という点においてJBAが努力していないことへの不満をFIBAの理事さんは表明しているともとれるわけで、ルールの違いなんていうのは瑣末なことだろうと考えられる。その辺記事を書いている人たちも充分に理事の発言を理解して書いたかどうか、?がつくんよね。インタビューの生音声も、一問一答の記録も残っていないので判断しにくいけども、本来FIBAが求めているのはルールの違いという枝ではなく、もっと大きな幹の部分であることを考えるとね。

もっとも、記事を読むと、BJのルールの何がアカンねん、と反発する人が出てくるのも解らないではない。BJがNBAルールに近い形でゲーム運営しているわけだけども、世界的なルール改正の歴史を見ても、FIBAがNBAルールに歩み寄っているのは明らかなわけで(3ポイントラインの後退、ショットクロックの短縮30=>24秒、ノーチャージエリアの創設等)、これは裏返すとNBAルールが持っている娯楽性というのをFIBAが認めているからに他ならない。だからまあ、バウマン理事もBJのルールには理解は示しつつも、FIBAの考え方に沿ってやって欲しい、ついては同じFIBAのルールでやって欲しいということなんだろう。

で、勧告を受けたJBAにしてみれば、多分本音は、「ウッサイなあ、このオヤジ。んなもん言われんでも解っとるわ」というところなんでしょうw 彼らには彼らなりの統合プランというのがあるわけで、段階を踏んでいるんだけども、そこへ来て、はよやらんかい!と外圧でせっつかれたというところなんだろう。もっともバウマン先生に言わせれば、解っとったらはよやらんかい、ということなんやけどもw

まあ、サッカーの世界にどっぷりつかっていればどうということない話題でも、やはりバスケになるとNBAというかアメリカの影響力を無視できなくはなっているわけで。まあ、FIBAがなかなかコントロール出来ない存在ということですね。その意味で、バスケの場合、サッカーをベースとしたバックグラウンドで育ってきているFIBAのお偉いさんたちとを中心とするヨーロッパ人と、バリバリ米国のスポーツの文化の中で育ってきたアメリカ人との間で生ずる一種の文化摩擦の一例とも言えるかもしれない。欧米、という一言では片付けられないくらいのカルチャー・ギャップはやはり存在します。この辺アメリカの実力というか国際的な地位がそんなに高くないサッカーでは考えにくい話ですがね。

ただ、そんなアメリカでもNBAをトップとし、そのマイナーリーグであるDリーグというのが存在している以上、一応FIBAが考えているピラミッド構造をちゃんと造っているわけで、そこら辺FIBAがアメリカに対してあまり言わないのは単に相手がアメリカだから、というのだけでもないかもしれないが。

報道というのをどう捉えるか~ピクシー批判記事についてのツイートに補足

2013-12-18 00:24:27 | サッカー全般
最近ブログ更新の頻度が下がっているけれども、決してブログそのもの手放す気はない。というのもツイッターだけではどうも一回のツイートだけでは舌足らずで充分に自分の言いたいことを充分伝えられないことを感じたりもするからだ。或いは他人のツイートを見ても、本当はこの人この他にの言いたいことがあるんとちゃうん?と思いながらも、その少ない文字数のツイートの部分だけが突出してしまって誤解を招くケースもあるように思える。

ということで、きちんと書きたい時はブログに書かないとと思うんですが、今回はリツイート数が自分の中では過去最多じゃないかという、ピクシー批判記事に対する感想のツイートについて補足しておきます。

基本的に取材は受ける方がする方よりも立場が強いというのは何処でも変わらない。中スポでピクシー批判の記事を書いた記者なんかにしても、取材対象に嫌われたら取材させてもらえないからこそ、本人が退任しれ帰国してから批判し始める。平時にあまり踏み込んだ批判はしないが、犬が水に落ちた時には、形勢逆転とばかりに落ちた犬を棒でぶっ叩く。こうした構図はサッカーに関わらず他のスポーツやスポーツ関わらず色んな分野よく見られたことだが、こういう場合叩く側の言い分としては普段から取材対象に嫌われる事は書けないからだ、というのが非常に多い。

だからまあ、今頃になってピクシーぶっ叩く中スポさんの姿勢を問題視するのは簡単だが、自分としては寧ろこの機会に皆さんに覚えて貰いたい事を述べたいと思う。

一つには、サッカークラブとうのは世間の会社や学校と同じく人間の集団であるということ。そこに身を置いている以上、良い話やら悪い知らせやらが数多くある。悪い知らせが表に出ていないからといって選手らに不平不満のなどの問題が全くないといえばそんな事はない。そしてチームの風向きが悪くなると、一旦悪い知らせが出たとしても、別段普段からチームの中で見ている取材者にとっては既にかなり前から知り得ている情報であったりするということだ。

そしてもう一つは、民主主義国家でさえも、100%報道の自由が認められているわけではないということだ。勿論日本のメディアが何処かの国のように権力側の見解を代弁するだけのプロパガンダ機関だというつもりはないし、そうした国よりも自由度は高い事は言うまでもないんだけども、それでも様々な圧力や制約があって報道出来ない、というか正確にはメディア側が自主規制している事柄はある。それは日本に限らず、欧米諸国にも多かれ少なかれ存在するものである。

そのように考えると、普段目にする記事というのは、時には報道する側によって意図を持って加工された情報であることを自覚して接した方がいいと分かるのではないか? また、時には発信者側が取材の現場で書きたいことと書けない事との狭間で悩みながらも発信する記事にそうした苦悩を滲ませている事もあったりもするということも解るだろう。

だからまあ、ピクシー批判記事書いている記者さんも、恐らく外野からは後出しジャンケン云々と言われるのは覚悟しているんだとは思う。だとしたら、こんなタイミングでしか書けない事情があるのを察して下さいよ、っていうメッセージを言外に残していることになるかもしれない。

シーズンを終えて~選手の入れ替わりについ思うこと

2013-12-03 00:10:49 | ガンバ大阪
ほぼ一ヶ月もの間ブログ更新せずにシーズンは終わってしまった。その間に色々と選手の入れ替わりに関して情報が飛び交っているけども、思うところがあるとすれば、一つには、OUTの情報が先に発表されているというところか。

従来のガンバって、これまで余り契約満了のニュースだけを先にリリースすることが少なく、どちらかと言えば選手の次の行先が決まってから発表になるという事が多かった。契約満了という話は当初選手会との取り決めで、全てシーズン終わってからの11月末なのか、それともそれより前に個別で本人に通知されていたのかは定かではない。

ただ、実は公式で発表になるよりも前に知らされていたんだとしたら、最後の試合前に退団が決まっている選手とのお別れの場が設けられてもいいんじゃないかと思うこともある。今までそうしたお別れの形というのは、10年のルーカスぐらいしかなかったけどもね。

そうした形が中々出来ないというのは、チーム成績によっては選手会との話し合いで最後まで出さない取り決めになったというのも関係してくるのかもしれない。チーム状態で言えば、今年の名古屋みたいに上位争いも降格もないという成績で来季の体制への移行を早く進めたい所ぐらいでないと中々早めに通知は出せないのかもしれない。

で、ここへ来てフロントが出る選手の情報を早めに出すということは、これから来る選手やオファーしている選手に対してポジション空いてるよというアピールなのだろうか?水面下でもし内定している選手がいるのなら何も心配はいらないが、問題は、狙った選手が取れないとどないするん?ってことやけどもね。

多分FWなんかに関しては今は交渉中なんやろうなあ…ま、今のところそこのポジションに具体的な名前は出ている訳ではないが、そのうち色々と名前は出てくるでしょう。

もう一つは、出て行く選手について。星原は、25という年齢考えるとそろそろ居場所を見つけないといけないわけで、そこが同じくらいの年齢である米倉なんかと比べると試合経験の差が出てくる。このまま年食って2年後27くらいで放り出されてしまうと本当につぶしが効かなくなるわけでしょう。まあ、星原以上に危機感持たないといけないのは武井だろうけどもな...

そう考えると、キムアツなんかは危機感を通り越したような年齢になってもうてるんよねw 出るんならもっと早く出ないといけなかっただろうし。そうなると、彼に残された道は、晩年の松代さんかバルサのピントみたいに控えのGKとしてキャリアを終えて指導者に転進という道になるんだろうけども。

因みにGKの来季の編成がどうなるかだけども、キムアツをもし残すのであれば、年齢層という点を考えてガヤとの契約を終わらせたという側面も考えられる。まあ、それはキムアツより若いGK取る前提ですけどもね。