大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

日本サッカーのプライドを背負ってバンコクに向かい、そして勝つ

2008-05-04 20:41:39 | ガンバ大阪
さて、明日の晩のフライトでタイに旅立つことになる。次の試合で引き分け以上の結果を残せばグループリーグを勝ち抜くことになる。ある意味前半戦の大一番とも言うべき試合。タイは既に昨日でリーグ戦が中断期間に入っているようなので、ここでチョンブリに息を吹き返させると、最終節彼らは休養十分でメルボルン戦で臨むことになるからここで一気に決めたいと思う。実際チームは昨日の名古屋戦において、疲労のたまった明神の休養志願を認めたのだから、今度のアウェーチョンブリ戦への意欲は並々ならぬものを感じる。

そこで、今回のチョンブリ戦であるが、今度の戦いがある意味今後ACLへの日本のクラブの取り組み方というものを左右してしまう、故に引き分けではなく勝って帰って来たいと思っている。

確かにACLとリーグとの掛け持ちで相当選手たちは疲弊している。どちらかと言ええばACLよりリーグ戦で体力の消耗が激しいように思える。ホームのメルボルン戦の勝利の後の、神戸・大宮・名古屋との3連戦はある意味ACL以上に厳しい戦いになると覚悟していたけども実際その通りだった。

けれども、この3試合を通して思ったことはJリーグのレベルがアジアで最も高い位置にあるリーグの一つであるということ。この3チームだけでなくFC東京だって良くなっている。私自身、そうしたリーグの中に身を置いて闘えることに誇りを感じている。

だからこそ、そのJリーグのレベルというのを相対化する為にも、アジアの戦いの舞台において、結果でそれを証明しなければならない、と考える。私が今回引き分けでもOKであるという状況(最悪の場合はそれで逃げるしかないけども)にも関わらず勝ちに拘るというのは、単に目先の戦いにおいて次のステージにコマを進める以上のものがあるからに他ならない。日本のクラブがタイのアウェーにおいてタイの前年優勝チームに勝てるということを証明したいのである。

確かにコンディションは苦しい。けども、それを言い訳にしない。結果が出なければ何を言われても言い返せない。けれども、その戦いを通じて、「俺らも来年はACLに出たいな」と他サポの皆さんに感じてもらえれば、国内リーグや天皇杯がACLへの登竜門に繋がるわけだから、国内の試合も活性化する。そしてそれが日本サッカーの底上げに繋がる(勿論、今回の経験を生かす為にも我々は来年もACLに出たいと思っているが)。

ちなみに筆者は、日本サッカーの底上げに必要な部分として、

・競争力のある国内リーグ
・クラブレベルでの国際経験値

を挙げている。後者についてはACLがそれに該当するのである。この二つがサイクルとして上手く廻れば(できればいろんなチームがACLで経験を積めば)日本サッカーは向上していくだろう。

だからこそ、今回は勝ちたい。ここで負けるなんてことになったら我々と激闘を繰り広げてくれた他のJクラブに対して申し訳ない気持ちになる。

明日の晩関空よりバンコク入りし、6日は終日フリーなので現地観光となります。現地の様子なども踏まえて、次回は試合前日の晩ごろにまたブログを更新致します。