大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽 第10輪 大阪鋼巴 2-1 名古屋鯨魚  

2008-05-03 19:03:38 | ガンバ大阪
ガンバがこの間の大宮戦のクロージングの失敗の教訓を生かして逃げ切った。バレーが挙げた2得点を、二川=>水本の交代で、まず中央を3枚にして相手の攻撃をゴール前で遮断し、最後、安田=>倉田で、橋本を左SBにスライドさせてミチの守備の穴(まあ、彼は守備に目をつぶってサイド攻撃を仕掛けることを期待されているのだから)の穴を埋め、右サイドの攻撃を封じた。交代に関して迷いがなかったという点が勝因だと言える。最後押し込まれた相手の攻撃にしても、ウナギイヌ氏が言うところの「気持ちが入っていた」守備で防ぎきった。

この試合守備面で光ったのが中澤。今日のような守備がなぜ今まで出来なかったのか、というくらい今日の彼は体を張った守備を見せたのが大きい。

攻撃面では、播戸の復帰によって相手の裏へ裏へと飛び出す意識が増えた。今日のバンはポストに関しては物足りなかったけども、裏へ飛び出すだけでなく、前線からのプレスではよくやっていたと思うし、前半もそれでCKを誘い出したりもした。やはり居るといないとでは随分違う。

そしてバレーについて言及しておかないといけないかな。この日のバレーは良い意味でも悪い意味でもバレーだった。絶好のシュートチャンスと思いきや足元にボールが収まらずにバヤリツァに奪われるのもバレーなら、後半角度の無いところから、楢崎とポストの間を抜くシュートを見せたのもバレー。あのゴールの瞬間楢崎が倒れこんだまま動けなかったくらいショックを受けていた。

実は、あのゴールを決める前にチャンスをことごとく外しまくっていたので、隣にいたお父さん(先日の大宮戦の後一緒に飲んだ親子のうちのお父さんの方)は、しばし私に対して「バレーに切り返しの仕方を教えてやってよ、民国さん」と言っていたのである(ここでも、民国何とかせい、という人がいますよw)。その度に私は、「まあ、あれがフツーに決められるようになれば、バレーは日本にはいないでしょうね」とフォロー(になっていない)。バレーを使う時に理解しておかないといけないのは、この人は結構な頻度でシュートを外すということである。それに目をつぶって使い続けないといけない。たとえ決められなくても、この人はポストプレーも段々と上手くなっているし、守備面においてもセットプレーで相手のキーマンをマークする役割を担う。この日はヨンセンに仕事をさせなかっただけでも彼が90分ピッチにいた意味がある。もっとも、2点目を決めるまでは、私もルーカスと山崎の2トップを試した方がいいんじゃないかとは思ったけどねw 

この日は渦中の西村主審が笛を吹いていた。前半こそは、後方からの接触には厳しくとるような、まるで教師みたいな笛の吹き方をしていた。まあ、それはそれで一定の基準があると思いきや、前半終了間際から段々と怪しくなって来た。まあ、先の試合でもそうだが訳わからん基準で吹かれるから、それが伏線となって選手ともめるんじゃないだろうか。まあ、それは先の東京ー大分戦に限ったことではないのだけども・・・

名古屋は全く去年とは別のチームになっていた。中盤での寄せの速さを見れば判るが、なかなか運動量が上がらないガンバよりはセカンドボールをよく拾っていたように思う。この辺りを見ると今年は簡単に中位に沈んでしまわないとは思うのだけども、今ここが踏ん張りどころだろう。後半開始早々の名古屋を見るとこちらが失点してもおかしくはなかったのだけども、そこで決め切れなかった(松代の好守もあったが)のが響いたか。開始早々マギヌンが左サイドで仕掛けてきて、加地との因縁のマッチアップは結構厄介だとは思っていたが、加地がよく守っていたせいか、途中でマギヌンと小川が左右の位置を入れ替わって攻撃をしかけ、そこで小川にミドルを決められた。まあ、安田の守備の穴を狙いたかったのだけども、そこからマギヌンが消えてしまった感はある。本当は調子の良し悪しに関わらずマギヌンに最後までいられると非常に厄介であった。調子が悪いとは言え、マギヌンが下がったのには正直安堵したのだった。

前回のエントリで今日は思い切り楽しむと宣言したが、志半ばで挫折。というのも勝った後に行こうと思っていた居酒屋があったけども疲れていたので途中で諦め、今こうして名古屋駅の待合室で新幹線を待ちながらブログを更新しています。名古屋ということで名物喫茶店マウンテンは行って、「黒いチャーハン」は食べましたよw 感想ですか?まあ、黒くなければフツーのチャーハンでしたけど結構ボリュームはありましたね。サムライマウンテンというドリンクは正直微妙な味。アルコールなのかそれともただの炭酸飲料水なのか・・・

とはいえ、アウェー遠征の楽しみはこの後すぐ訪れるバンコクにとっておこう。そこで、アユタヤ観光だとかムエタイ観戦とかも予定してますんで。