息子夫婦が飛行機で旅行するとき、前日は我が家に泊る。
なにしろ、我が家から空港までは、車で5分の距離。
送迎に便利だからだ。
当日、朝食を済ませてからのお茶タイム。
「お土産、何がいいかな?」。
「だったら、空弁がいいなー。
段重ねでなく、ボリューム少な目のをリクエストするよ」。
帰函前日、函館は冬の台風。
空港カウンターへ発着状況を照会。
「飛行はしていますが、大幅遅れです」。
さて、明日は大丈夫だろうか?不安は広がった。
翌日は冬の台風一過。
青空が広がって飛行の不安は消え去った。
羽田からの最終便は定時に到着。
家で手荷物を解き、待ちに待った空弁が顔をだした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/64/a6cfac3957e0b0d16883d04db2308bea.jpg)
左が「彩り野菜とりごぼう煮弁当」、右が「季節の炊込御飯膳」。
お茶を飲んだら二人は帰宅の途へ。
「さようなら!」
「気をつけて帰るんだよ!」。
二人が乗った車が闇夜に消えて行った。
「さて、よばれましょうか」。
ミケともども「美味いね、美味いね」の連発。
「お土産は、やはり空便に限るね!」
「本当にそうですね!」
遅かった夕食は、豪華な宴になっていた。
「息子よ、お嫁さんよ、有難う。嬉しかったよ!」。
ミカエル
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