毎週日曜日の午後6時45分から、BSNHK3チャンネル
で十数回にわたって放映されていた”新選組血風録”が
19日で終幕となった。
白黒テレビ時代にも放映されていて、大の新撰組ファンである
私は欠かさず観ていた。
その当時の土方歳三役は、函館とご縁のある”栗塚旭さん”。
大きな目、厚い唇、堂々とした体格で役どころとして相応しい方だった。
近藤勇亡き後の新撰組を背負って闘いに挑んでいた姿は
最後の武士像として誉れ高き人生の終焉を迎えたのかも。
明治2年5月、土方歳三らの戦死によって戊辰戦争の終焉の戦・箱館
戦争は終わった。
土方歳三の遺体の埋葬地については、いろいろ推察されているが、
私としてはやはり”五稜郭説”を支持したい。
8年ほど前だったと思う。
五稜郭タワーが開業記念行事として、土方歳三の立像を造って
敷地内に展示してくれた。
像の制作者は、函館出身でローマ在住の”小寺真知子さん”。
その展示を記念して、”トークショー”が行われた。
出席者は、
①土方歳三を狙撃したといわれる松前藩士・八番小隊司令・
米田幸治の末裔の方。
②土方歳三資料館長・土方陽子さん。
③俳優の栗塚旭さん。
④彫刻家の小寺真知子さん。
これ以上のお名前を揃えることができないほどの超デラックス版。
土方歳三の秘話語りに耳を傾けた。
土方陽子さんは、「悲しい出来事ですね」と結ばれた。
土方歳三を撮影したスタジオは、焼失。
八幡坂に基礎の石垣だけが残っている。
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