ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第712号 結びとなったカーネーション

2012年04月03日 | テレビ番組
NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」が、先月31日で、目出度く
卒業、結びとなった。



慌しい朝のこの時間(我が家はいつでも、のんびりタイムなのだが)、
番組が始まると、きっとみんながテレビ前に集合かな?

今回の番組で、感動するシーンは、あまりなく、そのままで終了かな?と、
思っていた。

ところが、病院での催事で、一気に大きな盛り上がりをみせてくれた。
病院でのファッションショーは、奇抜な企画で、それに全力を傾けた主人公の
動きに感動を覚えた。

末期ガン患者を、ショーの「とり」に抜擢したのは、心広く深き配慮だと思った。
いよよショーがスタート。
見事に変身した患者さん。
それを見つめる、ご主人と二人のお子さん。
三人の心に焼きついた美しい妻・お母さんの姿がそこにあった。

舞台に上がった二人の子供をしっかりと抱きしめたお母さん。
手を振る子供たち。嬉しさと感謝の気持ちをいっぱいに表現していた。
この番組のクライマックスシーン。
そして、心に焼きつく美しいシーン
初めての「涙」。しばらく止まらなかった。

感激で、声が出なくなった主人公に。
その窮地を素早くサポートしたのが、ショーに批判的だった総婦長。
マイクを取って代わってナレーション読み。
この咄嗟的動作には思わず拍手。

老齢期を演じた「夏木マリさん」。
一時、セクシーさを感じさせたアイドルで、好きだった。
(私だってセクシーな時代もあったのだが(・・・笑)
それが、見事な演技とメークに驚いた。
方言では、さぞかしご苦労されたことだったろうに。

番組の底辺に流れる「だんじり」精神。
この祭りを目標にして一年を頑張って乗り切る市民たち。
まるで、ブラジルの「リオのカーニバル」の日本版かと。

ここ函館にも、「熱狂的祭り」が欲しいものだ。

出演者の皆様、制作スタッフの皆様、本当にご苦労様でした。

 


ミカエル


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