所在地=函館市元町18番 現・元町壱番館、FMいるか放送局敷地
(旧局舎のイメージと跡地にある記念碑)
旧局舎は、こじんまりとしていて薄い茶色の二階建て。
高い二本の鉄塔アンテナが遠くからも良く見え、光り輝く銀色だった。
アンテナからの線が局舎に引き込まれ、強風のときには揺れていた。
ここからの放送開始は、昭和7年2月6日。
昭和42年、千歳町に新局舎ができるまで、業務にあたった。
南部坂に面した所に門があり、上部をチョコレート色、その他をクリーム色に塗った
三菱ジープが数台出入りし、ジープの屋根には取材用の台が設けられていた。
桜が咲き、見晴らしもよく、用事も無いのに立ち入っては市街地を眺めた。
現天皇の御成婚前まではラジオの全盛時代。
三つの歌、クイズ・二十の扉、のど自慢、尋ね人などの番組が今でも記憶に残っている。
訪れた日、局舎跡に植えられたナナカマドの実が赤く色づき青空に映え、JOVK、JOVKと、函館局のコールサインが聞こえそうだった。
昨日から雨が降っていたが午前に上がり、正午過ぎには青空が見えてきた。
明るい日ざしが居間の大窓から差し込み、ひんやりとしていた室内の温度が少し上昇した。
例年、今頃は自宅裏庭にキノコが顔を出す。
一回分の味噌汁の具によりならないが、「今年もありがとうね」と、声をかけるのが楽しみ。
ミカエル
「ピカソの絵」だなんておっしゃるから、どんな絵なんだろうと思っていたのですが・・・そんなことは全然無いじゃないですか!!
文章中の局舎の説明と合っていて、とてもイメージしやすいです。
私が描き始めたころなんて、本当にヒドイものでしたよ。今から見ると赤面します
(・・・と言っても、今も落書きレベルなのですが)
後押しの優しいお言葉を有難うございます。
振り返って見れば、冷や汗が出るくらい恥ずかしい絵ですが、チャレンジして行きます。
胸を張れる作品が出来ましたら、アップしますね。
guwaさんのをお手本にして。
きょうも函館は快晴です。