東京五輪が開幕した。
石原慎太郎都知事が2011年6月に招致の意思表明したが根拠不明。スタンドプレイだったのでは?? 9月には招致委員会が発足し、招致活動が始まった。2016年開催の候補地へは最下位で落選。落選して私は当然と喜んだのだが、再び立候補し2020年の開催地に選ばれ、私は落胆した。
それ以降、ここに至るまで傷だらけの五輪であった。細々したのを挙げればキリがないが、最大の傷はCOVID-19感染蔓延下の強行開催であろう。
以下が代表的問題点。
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■昨年1月から国内でもCOVID-19感染者が増え、安倍・バッハ会談で3月に大会の1年延期を決定した。これも根拠不明。当時、感染者は国内総数で2015人、東京で202人であった。今思えば延期する必要はなかったけれど、悔やんでもダメである。
■COVID-19感染蔓延下の強行開催。開会日付近では感染者は国内で88万3000人、東京で17万3000人に達した。これは大きな誤算。
■安倍首相(当時)は、福島原発事故状況は「アンダーコントロール」 と発言し、物議を醸した。これも小さいが傷。
■組織委員会、森氏を会長にしたことも小さいが傷。東京五輪と震災復興(2) 森元首相をトップに据えたオールドジャパン体制が問題
■国立競技場建設案の白紙撤回 東京五輪と震災復興(1) 新国立競技場建設問題
■エンブレム盗作疑惑
■日本オリンピック委員会会長の贈賄疑惑
■森会長の女性蔑視発言 東京五輪・パラリン組織委員会森会長の発言(2) 老害そのもの
■容姿を侮辱する開会式の企画案
■開会式の楽曲担当「いじめ加害」告白の過去
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(1)国立競技場の建設計画の白紙撤回。
約3522億円程度の予算で建て替えられる予定だったが、コンペで選ばれたザハ・ハディド氏のデザイン案は 5222億円以上かかることが判明した。ハディド氏の案を白紙にした上で、3822億円規模のコンパクト案を練り直した。
だが、資材費や労務費の高騰などから、4742億円にまで膨れ上がった。
結果論であるが、国立競技場はCOVID-19で観客を迎え入れることができなくなった。
(2)大会エンブレムのデザイン盗作疑惑。
組織委が採用した佐野研二郎氏のデザインに対して、ベルギー・リエージュ劇場のロゴと似ていると制作者から指摘があった。 佐野氏は記者会見でも「全くの事実無根」と盗作疑惑を否定した。その後、佐野氏が応募時に提出した原案が「ヤン・チヒョルト展」のロゴと似ていると別の指摘が寄せられ、エンブレム展開案での画像の無断使用も明らかになった。佐野氏から取り下げの提案があり、新たに公募した。 組織委は記者会見で、盗用はなかったという見解を示したが根拠不明。
石原慎太郎都知事が2011年6月に招致の意思表明したが根拠不明。スタンドプレイだったのでは?? 9月には招致委員会が発足し、招致活動が始まった。2016年開催の候補地へは最下位で落選。落選して私は当然と喜んだのだが、再び立候補し2020年の開催地に選ばれ、私は落胆した。
それ以降、ここに至るまで傷だらけの五輪であった。細々したのを挙げればキリがないが、最大の傷はCOVID-19感染蔓延下の強行開催であろう。
以下が代表的問題点。
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■昨年1月から国内でもCOVID-19感染者が増え、安倍・バッハ会談で3月に大会の1年延期を決定した。これも根拠不明。当時、感染者は国内総数で2015人、東京で202人であった。今思えば延期する必要はなかったけれど、悔やんでもダメである。
■COVID-19感染蔓延下の強行開催。開会日付近では感染者は国内で88万3000人、東京で17万3000人に達した。これは大きな誤算。
■安倍首相(当時)は、福島原発事故状況は「アンダーコントロール」 と発言し、物議を醸した。これも小さいが傷。
■組織委員会、森氏を会長にしたことも小さいが傷。東京五輪と震災復興(2) 森元首相をトップに据えたオールドジャパン体制が問題
■国立競技場建設案の白紙撤回 東京五輪と震災復興(1) 新国立競技場建設問題
■エンブレム盗作疑惑
■日本オリンピック委員会会長の贈賄疑惑
■森会長の女性蔑視発言 東京五輪・パラリン組織委員会森会長の発言(2) 老害そのもの
■容姿を侮辱する開会式の企画案
■開会式の楽曲担当「いじめ加害」告白の過去
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(1)国立競技場の建設計画の白紙撤回。
約3522億円程度の予算で建て替えられる予定だったが、コンペで選ばれたザハ・ハディド氏のデザイン案は 5222億円以上かかることが判明した。ハディド氏の案を白紙にした上で、3822億円規模のコンパクト案を練り直した。
だが、資材費や労務費の高騰などから、4742億円にまで膨れ上がった。
結果論であるが、国立競技場はCOVID-19で観客を迎え入れることができなくなった。
(2)大会エンブレムのデザイン盗作疑惑。
組織委が採用した佐野研二郎氏のデザインに対して、ベルギー・リエージュ劇場のロゴと似ていると制作者から指摘があった。 佐野氏は記者会見でも「全くの事実無根」と盗作疑惑を否定した。その後、佐野氏が応募時に提出した原案が「ヤン・チヒョルト展」のロゴと似ていると別の指摘が寄せられ、エンブレム展開案での画像の無断使用も明らかになった。佐野氏から取り下げの提案があり、新たに公募した。 組織委は記者会見で、盗用はなかったという見解を示したが根拠不明。