傷だらけの五輪が開幕した。
(3)JOC竹田恒和前会長が贈賄に関与??
東京大会の招致委員会がシンガポールのコンサル会社に振り込んだ約4億4222万円をめぐって、当時の竹田理事長が贈賄の疑いで捜査対象になった。フランス司法当局が捜査を始めたらしい。不正の疑惑はJOCが設置した外部調査チームは違法性はないと結論付けていた。これも根拠不明。
竹田氏は疑惑によって追い込まれる形で、任期満了時に退任した。部外者には何がなんだかよくわからない経過である。
(4)マラソンの札幌移転(2019年)
マラソンと競歩の会場が札幌に変更された。暑さを問題視したIOCが会場変更計画を発表、小池都知事は「突然の変更に驚きを感じる」と不満を露わにした。7月開催を決めたのはTV放映をめぐるIOCの都合だった。
その後の協議で、会場変更に伴う費用は東京都に負担させないことや、今後他の競技の会場変更はしないことなどを条件に、小池知事はIOCの決定を容認。「合意なき決定です」と述べた。これも不可解。
■新型コロナで1年延期(2019年5月)
COVID-19感染拡大の影響で、オリパラ史上初延期とされた。安倍・バッハ会談で決定したが決定の根拠不明。この時日本の感染者は二千人台。日本や世界規模の感染拡大から開催を望まない声が相次いだ。カナダのオリンピック・パラリンピック委員会は選手団を派遣しないと発表した。
その後もCOVID-19は終息せず、全国の感染者は88万人に。2021年5月海外観客の受け入れを断念、9月に首都圏や福島などでの無観客開催が決定。これまでに東京に4回の緊急事態宣言が発令されたが、五輪開催ありきの宣言ではないかと批判が集まっている。
■森前会長の女性蔑視発言で辞任(21年2月)
組織委の森喜朗前会長の女性蔑視発言は、記憶に新しい。
2021年4月のIOC評議員会で「女性がたくさんいる会議は長くなる」と発言し、批判や辞任を求める声が相次いだ。85人の評議員中女性が3人だけという格差も問題視された。
森氏は記者会見で発言を謝罪・撤回したが、進退や蔑視発言について追及する記者に対して声を荒げ、さらなる批判を浴び、森氏は会長を辞任した。
さらに、後任選びでは、引責辞任する森氏の一存で、選手村の川淵三郎村長に会長就任を打診した。氏が組織委を勝手に牛耳っていた体制が問題視された。 後任には橋本聖子氏が就任した。
■容姿を侮辱する企画提案で開会式の統括者佐々木宏氏が辞任(2021年3月)
開会式演出の総合統括だった佐々木宏氏が、お笑いタレント渡辺直美さんの容姿を侮辱するような演出を提案していたことが発覚。氏は組織委を通じて謝罪し、辞意を表明した。
■開会式の楽曲担当当小山田圭吾氏「いじめ加害」告白の過去で辞任(21年7月)
開会式の楽曲担当小山田圭吾氏が小中学校時代に「いじめの加害者だった」と告白する過去の雑誌インタビューが掘り返された。発言への批判が炎上し、氏は辞任を申し出た。問題のインタビューの聞き手だった「ロッキング・オン・ジャパン」編集長も声明で謝罪。自身の取材姿勢や掲載判断について「いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為」と振り返った。
また、同じく小山田氏がいじめに参加していたことを語っていた「クイック・ジャパ ン」を発行する太田出版も謝罪した。
まだまだあるがこの辺で。
(3)JOC竹田恒和前会長が贈賄に関与??
東京大会の招致委員会がシンガポールのコンサル会社に振り込んだ約4億4222万円をめぐって、当時の竹田理事長が贈賄の疑いで捜査対象になった。フランス司法当局が捜査を始めたらしい。不正の疑惑はJOCが設置した外部調査チームは違法性はないと結論付けていた。これも根拠不明。
竹田氏は疑惑によって追い込まれる形で、任期満了時に退任した。部外者には何がなんだかよくわからない経過である。
(4)マラソンの札幌移転(2019年)
マラソンと競歩の会場が札幌に変更された。暑さを問題視したIOCが会場変更計画を発表、小池都知事は「突然の変更に驚きを感じる」と不満を露わにした。7月開催を決めたのはTV放映をめぐるIOCの都合だった。
その後の協議で、会場変更に伴う費用は東京都に負担させないことや、今後他の競技の会場変更はしないことなどを条件に、小池知事はIOCの決定を容認。「合意なき決定です」と述べた。これも不可解。
■新型コロナで1年延期(2019年5月)
COVID-19感染拡大の影響で、オリパラ史上初延期とされた。安倍・バッハ会談で決定したが決定の根拠不明。この時日本の感染者は二千人台。日本や世界規模の感染拡大から開催を望まない声が相次いだ。カナダのオリンピック・パラリンピック委員会は選手団を派遣しないと発表した。
その後もCOVID-19は終息せず、全国の感染者は88万人に。2021年5月海外観客の受け入れを断念、9月に首都圏や福島などでの無観客開催が決定。これまでに東京に4回の緊急事態宣言が発令されたが、五輪開催ありきの宣言ではないかと批判が集まっている。
■森前会長の女性蔑視発言で辞任(21年2月)
組織委の森喜朗前会長の女性蔑視発言は、記憶に新しい。
2021年4月のIOC評議員会で「女性がたくさんいる会議は長くなる」と発言し、批判や辞任を求める声が相次いだ。85人の評議員中女性が3人だけという格差も問題視された。
森氏は記者会見で発言を謝罪・撤回したが、進退や蔑視発言について追及する記者に対して声を荒げ、さらなる批判を浴び、森氏は会長を辞任した。
さらに、後任選びでは、引責辞任する森氏の一存で、選手村の川淵三郎村長に会長就任を打診した。氏が組織委を勝手に牛耳っていた体制が問題視された。 後任には橋本聖子氏が就任した。
■容姿を侮辱する企画提案で開会式の統括者佐々木宏氏が辞任(2021年3月)
開会式演出の総合統括だった佐々木宏氏が、お笑いタレント渡辺直美さんの容姿を侮辱するような演出を提案していたことが発覚。氏は組織委を通じて謝罪し、辞意を表明した。
■開会式の楽曲担当当小山田圭吾氏「いじめ加害」告白の過去で辞任(21年7月)
開会式の楽曲担当小山田圭吾氏が小中学校時代に「いじめの加害者だった」と告白する過去の雑誌インタビューが掘り返された。発言への批判が炎上し、氏は辞任を申し出た。問題のインタビューの聞き手だった「ロッキング・オン・ジャパン」編集長も声明で謝罪。自身の取材姿勢や掲載判断について「いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為」と振り返った。
また、同じく小山田氏がいじめに参加していたことを語っていた「クイック・ジャパ ン」を発行する太田出版も謝罪した。
まだまだあるがこの辺で。