福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

AppleのS.Jobs氏が死去された(1)ユーザーに喜びをもたらした偉大な方であった

2011年10月07日 10時25分19秒 | 時事問題 社会問題
 マッキントッシュコンピューターを出しているApple社の創始者の一人でつい8月まで最高責任者であったSteve.Jobs氏が死去された。55才、若すぎる死であった。

 彼はアイデアの人だったし、アイデアを実用化に結びつける、行動力、企画力、説得力、経営力を兼ね備えた希有の人だった,と思う。

 コンピューターの分野では、数10ヶもの難しいコマンドを打ち込むことなく、画面上に図柄化された小箱のアイコンをクリックするだけでコンピューターソフトを簡単に立ち上げ、使いこなせる様にしたGUI(Graphic User Interface)を実用化した。また、マウスを実用化した。
 これによってコンピューターは一部の精鋭の技術者しか使えなかったビジネスコンピューターを、誰でも、それほど苦労せずに使えるようにしコンピューターは一人一人が持てるパソコンとなり、一気に普及した。

 彼はその後も次々とアイデアを実用化した。彼のアイデアは単に機能面の改良、高度化ではなく、常に斬新かつ素晴らしいデザインの改良を伴っていたと言うことは特筆ものであった。彼はコンピューターの世界だけでなく、iPod、iPad、iPhoneなどを世に出した。彼はこれらの製品を世に出しただけでなく、ITを通じて全世界の文化に大きな影響を与え,その一部をすっかり変えてしまった。

 彼の考えのルーツは、ソフトや音楽ソース、映像、文学等のデータをインターネットを介して配信し、Mac、iPod、iPad、iPhoneなどのユーザーは24時間いつでも、何処でもそれらを手に入れ、機器に自分独自の環境を構築する喜びと、ユーザーに使う喜びを与えた事にあったと思う。この発想は実に素晴らしい,と思う。
 私は1993年以来、コンピューターは全てマックをつかい続けてきた。机上仕事,趣味の世界も殆ど電子化したので大部分の時間をマックと共に過ごしてきた。私の生活そのものと言っても良いほどである。

 改めてS.Jobs氏に感謝の意と哀悼の意を表したい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嘱託医生活(17)腰痛にて頓... | トップ | イソップ物語の「犬と肉」の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事問題 社会問題」カテゴリの最新記事