福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

被爆79年目の夏(1)

2024年08月09日 18時11分35秒 | 時事問題 社会問題
 広島は6日、長崎は9日被爆79年目の夏を迎えた。

 昨年末までの推計死者は広島で約14万人、長崎で約7.4万人。今なお多くの被爆者が放射能の影響による病気に苦しんでいる。
 広島市で6日、長崎市で9日に平和式典が開かれた。

 世界一の核弾頭数保有国のロシア、さらに核兵器を拡充しようとしている中国、北朝鮮などのトップは、簡単に言えば押し並べてバカだ、としか言いようがない。他の表現法はない。これらのバカには、核を持たない平和主義者達が理想論をいくら述べてもなんの影響も与えないのだろう。
 少なくとも今までの核禁止に関する歴史がそれを物語っている。

 ならば、この問題を乗り越えるための方策を探っていくことが大切だ。そのためには何が必要か??私は核の抑止力の力を借りるしかないと思う。

 核抑止は、報復用核兵器の保有が、対立する二国間関係において互いに核兵器の使用が躊躇される状況を作り出すという危険極まりない考え方であるが、他に方法はあるのだろうか??

 昨年のG7広島サミットではロシアの核威嚇、使用は許されないと断じた一方、G7参加国が持つ核兵器は「防衛目的の役割を果たし、侵略を抑止する力がある」と核兵器をの保持を正当化した。

 この矛盾に満ちた考え方は各方面から厳しい評価を受けているが、私は話が通用しないような国、バカな指導者がいる核保有国があるかぎり、核抑止力に頼らざるを得ないと思う。

 広島・長崎の平和式典は従来は被爆者たちが中心であったが、近年は若者たちの未来に向けての確個たる意思を示す式典に変わっている。これで息の長い反核運動につながっていく。

 「現役核弾頭」が現時点で9583発ある??という。
 核弾頭の総数は過去10年以上、減り続けてきたが「現役弾」は2018年から300発以上増えたという。

 核戦力を増強している中国で近年500発に倍増させた。
 バイデン政権は2年前、「核の先制不使用」を核政策の指針に盛り込むことを見送った。

 相互不信や緊張が高まるほど、ミスや誤算のリスクは増す。はびこる偽情報、人間が制御しきれないAIの導入が、不確実性に拍車をかける。
 核不拡散条約(NPT)が米ロ英仏中5カ国のみに核保有を認めたのは、それ以上の拡散を防ぐとともに、核軍縮への取り組みを定めているためだ。しかし、それらの国々が核軍拡しているので眼も当てられない
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