福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

我が国の食糧事情(4)問題点 食料廃棄問題(3)

2024年05月12日 05時13分26秒 | 時事問題 社会問題
 廃棄物を抑制することは、回り回って暮らしを豊かにすることにもつながる。

 例えば、東京都世田谷区の場合、コンビニやスーパーの売れ残り食品である事業系一般廃棄物の1㎏のごみ処理には55円の費用がかかっている。勿論、事業者もコスト負担する一方、事業系一般ごみとして税金を使って処理されている。

 スーパーやコンビニなどでは、3分の1ルールという商習慣によって大量の食品ロスが出ている


 製造日から賞味期限までの期間全体の3分の2に『販売期限』を設け、そこに達すると、まだ3分の1の期間が残っているのに棚から撤去するという暗黙のルールがあるという。
 消費者は棚の奥から1日でも日付けの新しいものを買い求めがちだが、その結果、まだ賞味期限には余裕があるのに販売期限を過ぎたものが、税金を使って廃棄されることになる。

 1/3ルールによって食品が破棄される。これは食料自給率が低く大量の食料を輸入に頼っている我が国にとって悍ましいことでもある。消費者もなるべく食品ロスを出さないよう、買い物の際に気を付けたい。

 「家族構成や食習慣で消費のスピードはそれぞれ異なる。たくさん買っても使い切れずに捨ててしまっては意味がない。また、陳列棚の奥に置いてある賞味期限の長い商品からついつい取ってしまいがちだが、賞味期限が短い手前の商品は3分の1ルールによって廃棄されることが多い。

 買い物をするときは無理のない範囲で食べ切れる量を見極め、できるだけ棚の手前に置かれた商品から買うようにしたいもの。

 私は廃棄する商品を減らすために販売期限が近付いた商品は値引きしても売り切る方策を考えるべきだ、と思う

 スーパーなどでは日持ちのしない弁当類などは夕方になると大幅な値引きが行われて販売されているが、これは食糧廃棄を減らすだけでない価値がある、と思う。





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