福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

こころと身体2022(25) 私は何者か?(4) 電子化データをこよなく愛する変人か??

2022年04月02日 05時42分25秒 | コラム、エッセイ
 私は自分に課した日課、作業を机に向かってコツコツ進めるのが好きである。

 早朝1:00-2:00から1日がスタート、19:00の夕食までの間、診療、読書、園芸とかの外の仕事以外はほとんどパソコンに向かってデータ入力と分類に割いている。そう言っても、体力不足で午後に1時間ほどの微睡を取り、さらに天候時間を見ては歩行訓練と称して散歩に出、外の作業をこなす。

 現在、収集しているデータ、作業は主に以下のごとく。
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(1)連日の作業 蓄積、処理
 ■ 新聞、学術、専門誌等などの有用記事の切り抜きと電子化。
 ■ 上記の分類作業。 
 ■ 日常生活の記録。
 ■ 運動量のチェックのために歩数確認。
 ■ 福田の雑記帳記述とブログにアップ。
 ■ NHKラジオ深夜便録音連日3時間分と聴取。
 ■ NHKラジオ聴き逃しサービスから「歌謡曲」、「宗教の時間」、「浪曲、落語、各種古典演芸その他」の聴取と録音。
 ■ 上記作業のデータ確認と分類。データはiPadで読み、ヘッドフォンで聴く。

(2)週数回程度
 ■ 雑誌、書籍の購入、裁断と電子化(自炊)作業
 ■ 音楽関係の放送を録画蓄積、その視聴と分類。
―――――――――――――――――――――――――――――――-

 私は幼少の頃からガラクタ収集癖をがあった。ガレージの2Fは所狭しとなっていたが、終活のために大量処分ガラガラ状態にまでなった。今は書籍、文章類、音楽関係の電子化データの蓄積と処理とその利用に集中している。

 電子化データは脳機能の低下のためである。私は記憶として残すのを諦めた。文章や画像、録画データ等の情報を電子化しハードディスクに収める。だから基本的に忘却はない。

 (1)はデータとして毎日50項目くらいずつ増えていく。新聞は3紙に目を通し、専門誌は今は3冊くらい。書籍購入は週5冊程度か。

 重要な記事、興味ある記事を裁断し、スキャナーで電子化する。処理後の新聞書籍はすべて資源ごみとして再利用のコースに乗せて廃棄する。
 情報収拾、それらの確認作業には時間がかかる。辛い作業であるが、私の知識欲も満足させてくれるから、大きな喜びにつながっている。

 私が生きている世界はとても狭い。世間知らずである。
 一方、興味を持っている世界は広い、だから、連日の新聞をチェックする作業は知らなかった世界を、知らなかった人物を知るのに有用で、とても楽しい時間である。

 時には「私の人生はなんなんだ!!! もっと有意義は時間の過ごし方があるのではないか・・?」と時に思う、が思い当たらない。

 何かを選択することは何かを失うことでもある。
 毎日を平穏に、時には疑問を抱きながらも、ほぼ満足しながら過ごしている私にとっては、今更何か新しいことに踏み出すというよりは、淡々と継続しながら過ごすこと、と納得するしかない。

 私が存在したことは、家族以外にとってはもう価値はなかろう。引きこもりの成果である。
 私が蓄積した情報やデータ、作ったデータは、私以外には不要だろう。その機会を迎えたら自分で消去し、スッキリ旅立ちたい。骨も残す必要も感じないが、家族たちはどう判断してくれるか。それが心残りになるのかも。
コメント
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